47 / 48
全盲のお嬢様 フォルブルク家の災難
テルスリー伯爵家①
しおりを挟む
宿から、テルスリー伯爵家へ歩いて向かう。
「このキーホルダーさえあれば、大人数いらないだろ!」
とグロースさんが、調子に乗っているが、大丈夫だろうか?
パリスさんも、早くキーホルダーを使って、戦ってみたそうに、そわそわしている。
二人に渡したキーホルダーは、2種類だ。
剛力Lv4
力を120%上げる
効果時間 30分
状態異常無効Lv4
状態異常を無効にする。
効果時間 20分
このキーホルダーがあれば問題ないだろう。
テルスリー伯爵家に騎士団員10人と、グロースさんとパリスさんと一緒に歩いていく。
10分ほど歩くとテルスリー伯爵家についた。3階建の立派な屋敷だ。門に2人門番がおり、私兵の護衛隊もいるだろう。
「はじめまして、私はシルバニアン王国騎士団長グロースだ。」
門番にグロースさんが挨拶している。
「ロゴダイン帝国よりバンク・テルスリー伯爵への謁見を依頼された。」
グロースさんがロゴダイン帝国の紋の入った手紙を渡す。
「確かに帝国からの物のようだ。しかし当主様は、体調が優れないそうで、面会できないのだ」
門番の男が答える。
「そうか。では今の責任者は、誰なんだ?」
「現在は、伯爵家の護衛隊長のジルグ隊長と統治担当のダービル様です。」
その二人が担当らしい。門番は二人を屋敷から呼んでくれるみたいだ。気配察知のキーホルダーを使い屋敷を見てみる。屋敷の中に2つ力強く光った気配が近づいてくる。他にも10人ほどの光も近づいてきている。地下には、固まって10人と離れて2人いる。
「お待たせしました。私がダービルと申します。テルスリー様が体調不良のため、臨時で担当しています。」
眼鏡をかけた色白で細身の男性だ。
「俺はジルグでテルスリー家の護衛隊長だ。」
鎧をきた男性が話す。周りに同じデザインの鎧をきた護衛隊が並んでいる。
「シルバニアン王国騎士隊長グロースだ。さっそくで悪いが、テルスリー伯爵に合わせてもらおうか。」
「テルスリー伯爵は、呪いを受けている。話す事を封じられ、身体の四肢が麻痺しているのだ。」
ジルグが教えてくれた。
呪いか。僕なら治せそうだな。
「それでも構いません。ぜひ一度合わせてください。ロゴダイン帝国へ調査結果を報告しないといけないので。」
グロースさんがお願いしている。
ジルグさんは、わかったと言い案内しようとするが、ダービルさんは、嫌そうにしているな。
「分かりました。大勢では容態に関わりますので、4人まででお願いします。」
ダービルさんが言う。
4人か。
グロースさんとパリスさん、ココミさんと僕にグロースさんが決定した。
「それでは案内します。」
ダービルさんの案内の元屋敷に入っていく。
「このキーホルダーさえあれば、大人数いらないだろ!」
とグロースさんが、調子に乗っているが、大丈夫だろうか?
パリスさんも、早くキーホルダーを使って、戦ってみたそうに、そわそわしている。
二人に渡したキーホルダーは、2種類だ。
剛力Lv4
力を120%上げる
効果時間 30分
状態異常無効Lv4
状態異常を無効にする。
効果時間 20分
このキーホルダーがあれば問題ないだろう。
テルスリー伯爵家に騎士団員10人と、グロースさんとパリスさんと一緒に歩いていく。
10分ほど歩くとテルスリー伯爵家についた。3階建の立派な屋敷だ。門に2人門番がおり、私兵の護衛隊もいるだろう。
「はじめまして、私はシルバニアン王国騎士団長グロースだ。」
門番にグロースさんが挨拶している。
「ロゴダイン帝国よりバンク・テルスリー伯爵への謁見を依頼された。」
グロースさんがロゴダイン帝国の紋の入った手紙を渡す。
「確かに帝国からの物のようだ。しかし当主様は、体調が優れないそうで、面会できないのだ」
門番の男が答える。
「そうか。では今の責任者は、誰なんだ?」
「現在は、伯爵家の護衛隊長のジルグ隊長と統治担当のダービル様です。」
その二人が担当らしい。門番は二人を屋敷から呼んでくれるみたいだ。気配察知のキーホルダーを使い屋敷を見てみる。屋敷の中に2つ力強く光った気配が近づいてくる。他にも10人ほどの光も近づいてきている。地下には、固まって10人と離れて2人いる。
「お待たせしました。私がダービルと申します。テルスリー様が体調不良のため、臨時で担当しています。」
眼鏡をかけた色白で細身の男性だ。
「俺はジルグでテルスリー家の護衛隊長だ。」
鎧をきた男性が話す。周りに同じデザインの鎧をきた護衛隊が並んでいる。
「シルバニアン王国騎士隊長グロースだ。さっそくで悪いが、テルスリー伯爵に合わせてもらおうか。」
「テルスリー伯爵は、呪いを受けている。話す事を封じられ、身体の四肢が麻痺しているのだ。」
ジルグが教えてくれた。
呪いか。僕なら治せそうだな。
「それでも構いません。ぜひ一度合わせてください。ロゴダイン帝国へ調査結果を報告しないといけないので。」
グロースさんがお願いしている。
ジルグさんは、わかったと言い案内しようとするが、ダービルさんは、嫌そうにしているな。
「分かりました。大勢では容態に関わりますので、4人まででお願いします。」
ダービルさんが言う。
4人か。
グロースさんとパリスさん、ココミさんと僕にグロースさんが決定した。
「それでは案内します。」
ダービルさんの案内の元屋敷に入っていく。
10
お気に入りに追加
69
あなたにおすすめの小説
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
2回目チート人生、まじですか
ゆめ
ファンタジー
☆☆☆☆☆
ある普通の田舎に住んでいる一之瀬 蒼涼はある日異世界に勇者として召喚された!!!しかもクラスで!
わっは!!!テンプレ!!!!
じゃない!!!!なんで〝また!?〟
実は蒼涼は前世にも1回勇者として全く同じ世界へと召喚されていたのだ。
その時はしっかり魔王退治?
しましたよ!!
でもね
辛かった!!チートあったけどいろんな意味で辛かった!大変だったんだぞ!!
ということで2回目のチート人生。
勇者じゃなく自由に生きます?
お花畑な母親が正当な跡取りである兄を差し置いて俺を跡取りにしようとしている。誰か助けて……
karon
ファンタジー
我が家にはおまけがいる。それは俺の兄、しかし兄はすべてに置いて俺に勝っており、俺は凡人以下。兄を差し置いて俺が跡取りになったら俺は詰む。何とかこの状況から逃げ出したい。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ハズレスキル【分解】が超絶当たりだった件~仲間たちから捨てられたけど、拾ったゴミスキルを優良スキルに作り変えて何でも解決する~
名無し
ファンタジー
お前の代わりなんざいくらでもいる。パーティーリーダーからそう宣告され、あっさり捨てられた主人公フォード。彼のスキル【分解】は、所有物を瞬時にバラバラにして持ち運びやすくする程度の効果だと思われていたが、なんとスキルにも適用されるもので、【分解】したスキルなら幾らでも所有できるというチートスキルであった。捨てられているゴミスキルを【分解】することで有用なスキルに作り変えていくうち、彼はなんでも解決屋を開くことを思いつき、底辺冒険者から成り上がっていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる