5 / 48
天職アクセサリーショップ
帰宅
しおりを挟む
僕は、ふかふかのベッドの上で目を覚ました。
確かダンジョンで炎魔法を使ったはず。なぜ?
考えていると、自室のドアが開いた。
「おお!目を覚ましたかエルジュ!」
カイルが部屋に入ってきた。装備ははずされ、部屋着だ。
「うん。でもどうして家にいるの?」
「魔力枯渇のせいだろうな。炎魔法を使うには、魔力量が足りないせいで気絶したんだろう。」
カイルが気絶したカイルを背負い、家まで帰ってきたのだ。
あの威力の炎魔法を魔力12で使う事は、普通できない。なぜできたのかは、ゴブリンを素材と認識していたため使えるのだ。
「あれだけ強力ならレベルを上げれば魔法使いとしても、一流になれるだろう。」
カイルは嬉しそうに話す。
「ゴブリン3匹を一人で倒したから、レベルも上がるだろう。ほれ魔物石だ。」
濃い緑色の小さな石を渡される。
ゴブリンの魔物石
レベル1
効果 腕力強力Lv1
ゴブリンの魔物石
レベル1
効果 脚力強化Lv1
ゴブリンの魔物石
レベル1
効果 投擲Lv1
一つ一つ効果が違うな。でもどうすれば使えるか、分からないな。
ゴブリンの魔物石を見ていても分からない。
「魔物石ってスキルを使える天職ってあるの?」
父に聞いてみる。
「嫌聞いた事が無いな。いや【錬金術師】の天職ならできそうだな。」
【錬金術師】は、最上位の生産職で鉱石の合成を得意としている。魔法も使え、魔物の素材から強力な武器を作れる天職として有名だ。錬金術師は、いま一人しかいない希少な天職だ。
でも魔物石を使うのは聞いたことないな。
「そうですか。なら【アクセサリーショップ】なので、魔物石もアクセサリーにすれば、効果が出そうですね」
「そうだな!アクセサリーかぁ。父さんは、あんまり知らないからな。母さんと一緒にアクセサリーが売ってる店に行って見るのも面白いだろうな。」
アクセサリーを売ってる店は、そこらじゅうにある。雑貨屋でもキーホルダーがあり、宝石店なら、ネックレスや指輪など高級品があるだろう。見るだけで素材鑑定眼のレベルが上がるかもしれない。
話していると、母ローズがやってきて、心配したように話す。異常も無いため、夕飯の時間となり食事を済ませる。
家にある道具は、魔法道具でエネルギーとして魔物石が使われている。明かりの魔法道具や、料理で使う火の魔法道具などに、魔物石を入れると使える仕組みになっている。この魔法道具は、【発明家】の天職を持つ人が開発したと聞いたことがある。
家にもエネルギー用の魔物石があるため、気になる効果がないか探してみようかな。
明日はアクセサリーが売ってる店にでも行こうと今日は休むことにするか。
確かダンジョンで炎魔法を使ったはず。なぜ?
考えていると、自室のドアが開いた。
「おお!目を覚ましたかエルジュ!」
カイルが部屋に入ってきた。装備ははずされ、部屋着だ。
「うん。でもどうして家にいるの?」
「魔力枯渇のせいだろうな。炎魔法を使うには、魔力量が足りないせいで気絶したんだろう。」
カイルが気絶したカイルを背負い、家まで帰ってきたのだ。
あの威力の炎魔法を魔力12で使う事は、普通できない。なぜできたのかは、ゴブリンを素材と認識していたため使えるのだ。
「あれだけ強力ならレベルを上げれば魔法使いとしても、一流になれるだろう。」
カイルは嬉しそうに話す。
「ゴブリン3匹を一人で倒したから、レベルも上がるだろう。ほれ魔物石だ。」
濃い緑色の小さな石を渡される。
ゴブリンの魔物石
レベル1
効果 腕力強力Lv1
ゴブリンの魔物石
レベル1
効果 脚力強化Lv1
ゴブリンの魔物石
レベル1
効果 投擲Lv1
一つ一つ効果が違うな。でもどうすれば使えるか、分からないな。
ゴブリンの魔物石を見ていても分からない。
「魔物石ってスキルを使える天職ってあるの?」
父に聞いてみる。
「嫌聞いた事が無いな。いや【錬金術師】の天職ならできそうだな。」
【錬金術師】は、最上位の生産職で鉱石の合成を得意としている。魔法も使え、魔物の素材から強力な武器を作れる天職として有名だ。錬金術師は、いま一人しかいない希少な天職だ。
でも魔物石を使うのは聞いたことないな。
「そうですか。なら【アクセサリーショップ】なので、魔物石もアクセサリーにすれば、効果が出そうですね」
「そうだな!アクセサリーかぁ。父さんは、あんまり知らないからな。母さんと一緒にアクセサリーが売ってる店に行って見るのも面白いだろうな。」
アクセサリーを売ってる店は、そこらじゅうにある。雑貨屋でもキーホルダーがあり、宝石店なら、ネックレスや指輪など高級品があるだろう。見るだけで素材鑑定眼のレベルが上がるかもしれない。
話していると、母ローズがやってきて、心配したように話す。異常も無いため、夕飯の時間となり食事を済ませる。
家にある道具は、魔法道具でエネルギーとして魔物石が使われている。明かりの魔法道具や、料理で使う火の魔法道具などに、魔物石を入れると使える仕組みになっている。この魔法道具は、【発明家】の天職を持つ人が開発したと聞いたことがある。
家にもエネルギー用の魔物石があるため、気になる効果がないか探してみようかな。
明日はアクセサリーが売ってる店にでも行こうと今日は休むことにするか。
10
お気に入りに追加
69
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
転生した体のスペックがチート
モカ・ナト
ファンタジー
とある高校生が不注意でトラックに轢かれ死んでしまう。
目覚めたら自称神様がいてどうやら異世界に転生させてくれるらしい
このサイトでは10話まで投稿しています。
続きは小説投稿サイト「小説家になろう」で連載していますので、是非見に来てください!
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
なんで誰も使わないの!? 史上最強のアイテム『神の結石』を使って落ちこぼれ冒険者から脱却します!!
るっち
ファンタジー
土砂降りの雨のなか、万年Fランクの落ちこぼれ冒険者である俺は、冒険者達にコキ使われた挙句、魔物への囮にされて危うく死に掛けた……しかも、そのことを冒険者ギルドの職員に報告しても鼻で笑われただけだった。終いには恋人であるはずの幼馴染にまで捨てられる始末……悔しくて、悔しくて、悲しくて……そんな時、空から宝石のような何かが脳天を直撃! なんの石かは分からないけど綺麗だから御守りに。そしたら何故かなんでもできる気がしてきた! あとはその石のチカラを使い、今まで俺を見下し蔑んできた奴らをギャフンッと言わせて、落ちこぼれ冒険者から脱却してみせる!!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
幸福の魔法使い〜ただの転生者が史上最高の魔法使いになるまで〜
霊鬼
ファンタジー
生まれつき魔力が見えるという特異体質を持つ現代日本の会社員、草薙真はある日死んでしまう。しかし何故か目を覚ませば自分が幼い子供に戻っていて……?
生まれ直した彼の目的は、ずっと憧れていた魔法を極めること。様々な地へ訪れ、様々な人と会い、平凡な彼はやがて英雄へと成り上がっていく。
これは、ただの転生者が、やがて史上最高の魔法使いになるまでの物語である。
(小説家になろう様、カクヨム様にも掲載をしています。)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる