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魔法騎士大演習とそれぞれの思惑編(長編)
第103話 やっぱりするよね ☆
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演習を抜け、アジャハンの屋敷に戻った兵馬は、ラルジュナの下で喘ぎ声をこらえていた。
いつものように、噛んでいる手をはずされる。
「ーー我慢しないの」
「ーーっうーー、あんっ!あっ!あっーー!」
執拗に乳首を舐められ、かじられ、身体の快感がとまらない。
「ーー気持ちぃーー……」
涙目でラルジュナを見つめる。
「素直でよろしい」
にっこりと笑うとラルジュナは兵馬の後孔の入り口を指で触れ、ゆっくりとまぜるように動かす。
「ああ!いやぁ!」
「早く欲しいよねー♡もうちょっと我慢してねー♡」
指が増え、与えられる刺激に腰は浮き、優しく濃密な愛撫に兵馬の目が蕩けていく。
「そんなに欲しいんだー、うれしいな」
欲しかったモノがナカに突き刺される。
「ーーっあうん!!!」
「あー、よく我慢したよね、ボクー」
イッちゃいそう。
「いっぱい気持ちよくしてあげるからね♡」
ゆるゆると腰を動かしながら、ラルジュナが耳元で囁く。熱い息にゾクリとし、快楽の期待に身体の芯がうずうずしてくる。
「うん……。ーージュナが、いっぱいほしい……」
目を見開いたまま、ラルジュナが固まってしまった。
「?」
兵馬は不思議そうに彼の顔をじっと見る。
「ーージュナ?」
「ーーごめん……、イキかけた」
「えっ?」
「もう、カワイイんだからー♡」
抱きしめながらラルジュナが激しく腰を動かした。
「ーーっう!ーーあっ!あん!あっ!」
「愛してるよ。ヒョウマ」
今度は兵馬が固まる番だ。真っ赤になって固まったまま、身体を動かされる。
「あっ!あんっ!あんっ!ああっ~~~~!」
兵馬の腰が勝手に動き、ナカが気持ちいいと啼いている。
最奥が早く早くと快楽を急かす。
まだもらえないのはわかっている。だけど、あの奥をえぐるような鋭い突きが、早く欲しい。
「ボクのヒョウマー、大事にするからねー」
頬を撫でられ背中がゾクリとした。唇は甘く噛まれ、舐められる。
「愛してる。愛してるよ。ヒョウマのすべてが愛しいーー」
恥ずかしくなるぐらい耳元で愛を囁かれ、気が遠くなりそうだ。
照れがないのはお国柄だろか。
体勢を変えようとラルジュナは身を離そうとしたが、兵馬がしがみついていて離れそうもない。
「ジュナ、離れたくない……」
「身体を起こすだけだよ」
座位になるように、兵馬を起こす。
「あっ!」
深く、奥に衝撃が走る。
締め付けるようにナカがうごき、ラルジュナのモノが刺激を受けて質量を増す。
「あー、だしたい!」
「う、うんっ!」
兵馬の唇を塞ぎ、ラルジュナは下から突きあげるように、激しくナカを攻めた。
「~~~ふっ、~~~~っん~~~~~~~~っあぅん!!!」
ひときわ高い嬌声に満足して、ラルジュナは自身の熱を放った。
「さて、戻らないとねー」
もっとしたいけど、仕方がない。
キスを繰り返し名残を惜しむがーー。
「……姉さん、変な事してないかな……」
頭が冷静になった兵馬は姉を案じた。
「ーーホントすぐに切り替えるよね。もっとボクのことだけ考えなよ」
「えっ?か、考えてるよ!」
「どうかなー。余韻に浸るとかないのー」
「ーーだって、」
「だって?」
「冷静にならなきゃ、直視できないーー」
真っ赤になった兵馬を抱きたかったラルジュナだが、持ち前の我慢強さで耐えたというーー。
いつものように、噛んでいる手をはずされる。
「ーー我慢しないの」
「ーーっうーー、あんっ!あっ!あっーー!」
執拗に乳首を舐められ、かじられ、身体の快感がとまらない。
「ーー気持ちぃーー……」
涙目でラルジュナを見つめる。
「素直でよろしい」
にっこりと笑うとラルジュナは兵馬の後孔の入り口を指で触れ、ゆっくりとまぜるように動かす。
「ああ!いやぁ!」
「早く欲しいよねー♡もうちょっと我慢してねー♡」
指が増え、与えられる刺激に腰は浮き、優しく濃密な愛撫に兵馬の目が蕩けていく。
「そんなに欲しいんだー、うれしいな」
欲しかったモノがナカに突き刺される。
「ーーっあうん!!!」
「あー、よく我慢したよね、ボクー」
イッちゃいそう。
「いっぱい気持ちよくしてあげるからね♡」
ゆるゆると腰を動かしながら、ラルジュナが耳元で囁く。熱い息にゾクリとし、快楽の期待に身体の芯がうずうずしてくる。
「うん……。ーージュナが、いっぱいほしい……」
目を見開いたまま、ラルジュナが固まってしまった。
「?」
兵馬は不思議そうに彼の顔をじっと見る。
「ーージュナ?」
「ーーごめん……、イキかけた」
「えっ?」
「もう、カワイイんだからー♡」
抱きしめながらラルジュナが激しく腰を動かした。
「ーーっう!ーーあっ!あん!あっ!」
「愛してるよ。ヒョウマ」
今度は兵馬が固まる番だ。真っ赤になって固まったまま、身体を動かされる。
「あっ!あんっ!あんっ!ああっ~~~~!」
兵馬の腰が勝手に動き、ナカが気持ちいいと啼いている。
最奥が早く早くと快楽を急かす。
まだもらえないのはわかっている。だけど、あの奥をえぐるような鋭い突きが、早く欲しい。
「ボクのヒョウマー、大事にするからねー」
頬を撫でられ背中がゾクリとした。唇は甘く噛まれ、舐められる。
「愛してる。愛してるよ。ヒョウマのすべてが愛しいーー」
恥ずかしくなるぐらい耳元で愛を囁かれ、気が遠くなりそうだ。
照れがないのはお国柄だろか。
体勢を変えようとラルジュナは身を離そうとしたが、兵馬がしがみついていて離れそうもない。
「ジュナ、離れたくない……」
「身体を起こすだけだよ」
座位になるように、兵馬を起こす。
「あっ!」
深く、奥に衝撃が走る。
締め付けるようにナカがうごき、ラルジュナのモノが刺激を受けて質量を増す。
「あー、だしたい!」
「う、うんっ!」
兵馬の唇を塞ぎ、ラルジュナは下から突きあげるように、激しくナカを攻めた。
「~~~ふっ、~~~~っん~~~~~~~~っあぅん!!!」
ひときわ高い嬌声に満足して、ラルジュナは自身の熱を放った。
「さて、戻らないとねー」
もっとしたいけど、仕方がない。
キスを繰り返し名残を惜しむがーー。
「……姉さん、変な事してないかな……」
頭が冷静になった兵馬は姉を案じた。
「ーーホントすぐに切り替えるよね。もっとボクのことだけ考えなよ」
「えっ?か、考えてるよ!」
「どうかなー。余韻に浸るとかないのー」
「ーーだって、」
「だって?」
「冷静にならなきゃ、直視できないーー」
真っ赤になった兵馬を抱きたかったラルジュナだが、持ち前の我慢強さで耐えたというーー。
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