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スズの指輪編
第44話 ひとさがし
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「おお!あっちい!」
冬でも暑いパラダイス島は、南国のリゾート地だ。
あちこちに富裕層のプライベートビーチがあり、観光客も多い。
「ルート君、日焼けしない魔法をかけるわね~」
「ーーどうも」
おれは女子かよ!
ーー女子か………。
「南国なら、あれがないかなー」
琉生斗は辺りを見回した。
「何か探してるの~」
「おう!ーー……」
琉生斗は小声で町子に目当てのものを言うと、町子は頷いた。
「パウダーは見た事あるわね~」
「ものはないよな」
二人の様子に、兵馬は首を傾げた。
町は活気で満ち、人の顔も皆生気がみなぎっている。エネルギーのある島だ、琉生斗の神力が勝手に回復していく。
「パワースポットだな」
「わかるんだ~」
人のエネルギーも良い感情なら、元気になる。悪いと元気がなくなる。どこの国とは言わないがー。
「すみません、この人知りません?」
琉生斗は取り出した写真で、聞き込みをはじめた。
「知らないわ」
「ごめんねーー」
「わからないー。けど、美人だなー」
たいていの人が首を振る中、ひとりの男が写真をじっと見た。
「ああ、この人、先週までプライベートビーチにいた人だよ」
「え!本当!?」
「うーん。誰のビーチだったかなーー」
男が首を捻った。
「君が付き合ってくれたら思い出すかな?」
妙に粘っこい目で兵馬を見つめる男は、彼に触れようと手を伸ばした。町子が杖を取り出し突きつける。
「変なこと言うと撃ちますよ~」
「あぁ、ごめんごめん!見たことあるのは本当だよ」
うーん、と男はしばし悩み、手を叩いた。
「1週間前にプライベートビーチで劇団の公演があったんだ。自由に入ってよくてね。そこの支配人っポイ人がこの人だよ!」
「えーと」
「劇団はキャットラビット。拠点はわからないなー」
旅団だろうね、と男が言った。
「ありがとうございます」
丁寧に琉生斗は頭を下げた。
「ーーおまえ、もてるな」
「趣味がおかしい人なんだよ」
兵馬が琉生斗を睨んだ。
「んじゃ何か?ラルジュナさんは趣味がおかしい人なんだなー」
親友が黙るのを見て、琉生斗はニヤニヤがとまらない。
「おおっと、言い返さないのかい?兵馬君」
「ルート君、調子に乗らないの~」
町子に叱られて、琉生斗は舌をだした。
「さて、その劇団をどうやって探そうかなーー」
劇団の経営者なのかな、と琉生斗は写真を見た。ルッタマイヤより、キツめの美人だ。
「観光案内所で聞いてみようよ」
兵馬の結論は早かった。
「ああ、イザベルさんね。たまにパラダイス島に来てくれるよ。劇団の代表をやっててねー、拠点は隣の島、ヘッソ島だよ」
「ヘッソ島?もしかしてアルカトラズ地下ダンジョンがあるところですか?」
兵馬が眉をあげる。
「そうそう。あそこの劇団は、元傭兵なんかもいたりして、しょっちゅうダンジョンに潜るらしいよーー」
世界の中心と呼ばれるヘッソ島に、古代に生きた魔王の遺跡ともいわれるそのダンジョンはある。
まだまだ、作られている途中で、魔王の残りの魔力でそうなっているのかは解析できていない。
最下層まで到達した者がいないからだ。
「まさか、ここに来るとはなー」
ヘッソ島、唯一の町ハポヤ。多くの戦士や剣士で賑わう、アルカトラズ地下ダンジョンに潜るための準備をする町だ。
「さすがに前衛がいないと入れないわよ~」
「わかってるよ。キャットラビットを探すだけだ」
琉生斗は進む。
「うわあ。ごつい人ばっかり!」
兵馬はキョロキョロと、まわりを見回す。
「あんまりキョロキョロするなよ。ぶつかるぞ」
ばほんっ、兵馬はボインのお姉さんにぶつかった。
「あっ、すみません」
兵馬は眼鏡をかけ直した。
「いえ、あたしも前を見てなかったからー」
綺麗な女性は、すっと通り過ぎた。戦士達が目で追うほどの、プロポーション抜群の美人だ。
「ひ、兵馬……」
「なに、ルート?」
「お、お、おまえ、いまあの人の、む、胸にあたっただろ!」
「落ちついてよ、ルート。脂肪にぶつかっただけだよ」
冷静な兵馬に琉生斗はキレた。
「なんでそんな、平常心なんだよ!ラッキースケベだぞ!」
琉生斗の熱弁に、町子は溜め息をついた。
「もうルート君、関係ないじゃない~」
「なくはないんだい、ちきしょう!」
このままだと本当に、一生触れることがないーー……、ーーいや、まさかとは思うが、神竜が生まれた場合、何で育てるんだろう。そのときだけ自分がボインになって母乳が出たりするんだろうかーー。
怖いーー。
さすがに無理だ、と琉生斗は首を振った。
「劇団キャットラビット?ああ、傭兵が大勢いるとこだね」
露店の店主に尋ねると、親切に場所を教えてくれた。
「なあ、町子」
「なあに~?」
「こんな簡単に見つかるなら、ティンさんならチョチョイのちょいだろ」
「会いたくないらしいわ~」
まあ、別れるとそうなるのか。参考になるなぁ。
「結婚てさ、するときより別れるほうが大変みたいだよ」
暑さに疲れながら兵馬が言う。
「だから僕の両親も仮面夫婦でいたんだろうね」
「いろいろ揉めるからな」
財産、親権、保険、役所の手続き、免許証の変更ーー、書く書類が多そうだ。
こっちではどうなんだろ?
婚姻届は出しているが、どうせ財産はもらえないんだし、そんなに書類もない気がする。
神竜に親権なんかあるはずないしなーー、そう思うと案外別れるのは楽かもなーー。
「君の場合はまあ無理だね。国家の存亡に関わる」
大袈裟だが、あながち間違いではない。
「おれとアレクが別れた場合、まわりがすごいだろうなー。あんなにいちゃいちゃしてたのに、ばかみたいって」
悪口すごそう、と琉生斗は笑った。
「いやいや、国中が必死になって君をとめるよ」
なんで、おれなんだ?
琉生斗は親友の見えているものが何なのか、たまにわからないときがある。
冬でも暑いパラダイス島は、南国のリゾート地だ。
あちこちに富裕層のプライベートビーチがあり、観光客も多い。
「ルート君、日焼けしない魔法をかけるわね~」
「ーーどうも」
おれは女子かよ!
ーー女子か………。
「南国なら、あれがないかなー」
琉生斗は辺りを見回した。
「何か探してるの~」
「おう!ーー……」
琉生斗は小声で町子に目当てのものを言うと、町子は頷いた。
「パウダーは見た事あるわね~」
「ものはないよな」
二人の様子に、兵馬は首を傾げた。
町は活気で満ち、人の顔も皆生気がみなぎっている。エネルギーのある島だ、琉生斗の神力が勝手に回復していく。
「パワースポットだな」
「わかるんだ~」
人のエネルギーも良い感情なら、元気になる。悪いと元気がなくなる。どこの国とは言わないがー。
「すみません、この人知りません?」
琉生斗は取り出した写真で、聞き込みをはじめた。
「知らないわ」
「ごめんねーー」
「わからないー。けど、美人だなー」
たいていの人が首を振る中、ひとりの男が写真をじっと見た。
「ああ、この人、先週までプライベートビーチにいた人だよ」
「え!本当!?」
「うーん。誰のビーチだったかなーー」
男が首を捻った。
「君が付き合ってくれたら思い出すかな?」
妙に粘っこい目で兵馬を見つめる男は、彼に触れようと手を伸ばした。町子が杖を取り出し突きつける。
「変なこと言うと撃ちますよ~」
「あぁ、ごめんごめん!見たことあるのは本当だよ」
うーん、と男はしばし悩み、手を叩いた。
「1週間前にプライベートビーチで劇団の公演があったんだ。自由に入ってよくてね。そこの支配人っポイ人がこの人だよ!」
「えーと」
「劇団はキャットラビット。拠点はわからないなー」
旅団だろうね、と男が言った。
「ありがとうございます」
丁寧に琉生斗は頭を下げた。
「ーーおまえ、もてるな」
「趣味がおかしい人なんだよ」
兵馬が琉生斗を睨んだ。
「んじゃ何か?ラルジュナさんは趣味がおかしい人なんだなー」
親友が黙るのを見て、琉生斗はニヤニヤがとまらない。
「おおっと、言い返さないのかい?兵馬君」
「ルート君、調子に乗らないの~」
町子に叱られて、琉生斗は舌をだした。
「さて、その劇団をどうやって探そうかなーー」
劇団の経営者なのかな、と琉生斗は写真を見た。ルッタマイヤより、キツめの美人だ。
「観光案内所で聞いてみようよ」
兵馬の結論は早かった。
「ああ、イザベルさんね。たまにパラダイス島に来てくれるよ。劇団の代表をやっててねー、拠点は隣の島、ヘッソ島だよ」
「ヘッソ島?もしかしてアルカトラズ地下ダンジョンがあるところですか?」
兵馬が眉をあげる。
「そうそう。あそこの劇団は、元傭兵なんかもいたりして、しょっちゅうダンジョンに潜るらしいよーー」
世界の中心と呼ばれるヘッソ島に、古代に生きた魔王の遺跡ともいわれるそのダンジョンはある。
まだまだ、作られている途中で、魔王の残りの魔力でそうなっているのかは解析できていない。
最下層まで到達した者がいないからだ。
「まさか、ここに来るとはなー」
ヘッソ島、唯一の町ハポヤ。多くの戦士や剣士で賑わう、アルカトラズ地下ダンジョンに潜るための準備をする町だ。
「さすがに前衛がいないと入れないわよ~」
「わかってるよ。キャットラビットを探すだけだ」
琉生斗は進む。
「うわあ。ごつい人ばっかり!」
兵馬はキョロキョロと、まわりを見回す。
「あんまりキョロキョロするなよ。ぶつかるぞ」
ばほんっ、兵馬はボインのお姉さんにぶつかった。
「あっ、すみません」
兵馬は眼鏡をかけ直した。
「いえ、あたしも前を見てなかったからー」
綺麗な女性は、すっと通り過ぎた。戦士達が目で追うほどの、プロポーション抜群の美人だ。
「ひ、兵馬……」
「なに、ルート?」
「お、お、おまえ、いまあの人の、む、胸にあたっただろ!」
「落ちついてよ、ルート。脂肪にぶつかっただけだよ」
冷静な兵馬に琉生斗はキレた。
「なんでそんな、平常心なんだよ!ラッキースケベだぞ!」
琉生斗の熱弁に、町子は溜め息をついた。
「もうルート君、関係ないじゃない~」
「なくはないんだい、ちきしょう!」
このままだと本当に、一生触れることがないーー……、ーーいや、まさかとは思うが、神竜が生まれた場合、何で育てるんだろう。そのときだけ自分がボインになって母乳が出たりするんだろうかーー。
怖いーー。
さすがに無理だ、と琉生斗は首を振った。
「劇団キャットラビット?ああ、傭兵が大勢いるとこだね」
露店の店主に尋ねると、親切に場所を教えてくれた。
「なあ、町子」
「なあに~?」
「こんな簡単に見つかるなら、ティンさんならチョチョイのちょいだろ」
「会いたくないらしいわ~」
まあ、別れるとそうなるのか。参考になるなぁ。
「結婚てさ、するときより別れるほうが大変みたいだよ」
暑さに疲れながら兵馬が言う。
「だから僕の両親も仮面夫婦でいたんだろうね」
「いろいろ揉めるからな」
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こっちではどうなんだろ?
婚姻届は出しているが、どうせ財産はもらえないんだし、そんなに書類もない気がする。
神竜に親権なんかあるはずないしなーー、そう思うと案外別れるのは楽かもなーー。
「君の場合はまあ無理だね。国家の存亡に関わる」
大袈裟だが、あながち間違いではない。
「おれとアレクが別れた場合、まわりがすごいだろうなー。あんなにいちゃいちゃしてたのに、ばかみたいって」
悪口すごそう、と琉生斗は笑った。
「いやいや、国中が必死になって君をとめるよ」
なんで、おれなんだ?
琉生斗は親友の見えているものが何なのか、たまにわからないときがある。
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