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本編
続・女子会
しおりを挟む「えー!馴れ初めが楽しいんじゃない!教えてよレミ!」
「無理です。いくら、恵美の頼みでもそれだけは無理」
「けち!」
「まぁまぁお二人共そこまでにして。恵美、レミもどうやら馴れ初めだけは教えて下さらないみたいですから諦めましょう。
それよりレミ神月さんとは何処まで進んでるんですか?」
「へ!えっと、その、まだカフェで一緒にランチしただけです。後、2日前に私の手作りのお弁当を一緒に食べて二人でのんびり話して過ごすたかな?」
「「え、それだけ/ですか」」
…あのキスは流石に言えない。自分から言うなんて無理。
じー
…恵美の視線が痛い。
「レミ本当は?他にもあるでしょう?」
うっ
「キスとプロポーズされました。後はよく夜に電話してる!」
「「きゃーーー!!」」
恵美と雛が手を取り合って喜声を上げる。
「ちゃんとあるじゃない!レミ!」
「もうプロポーズまで?」
「それで馴れ初めは?」
「そこは秘密。あ、でも私が告白されたよ!」
「まぁレミからわざわざあんな有名人に告白しないわよね。じゃあ、どうして告白されたの?」
「さぁ?」
「「え?」」
ヒソヒソ コソコソ
「レミの事は遊びなのかしらね。でも神月が誰かと付き合ってるなんて噂1回も聞いた事ないわよね?」
「はい。でも彼ならより取り見取りのはず。わざわざレミさんを選ぶメッリトがありません。確かにレミさんも可愛いですが他にもたくさんいますからね」
「レミも付き合うの初めてだしね。いや、でもその事は向こうは知らない可能性もあるのよね。レミはなんだかんだ言って遊んでいるとかそう言った類いには鋭いから大丈夫だと思うけど」
「そうですね」
ヒソヒソコソコソ
何か2人だけで話してて話しの主役の私だけ取り残されているですけど。え、これって声掛けて大丈夫なやつですか?
いいですよね?私ぼっちなんて嫌ですよ?
「恵美、雛2人で何話してるのよ?」
2人ともぴたっと止まりまた、こちらを向き恵美が口を開く。
「レミ、貴方神月に遊ばれてないわよね?」
「え?」
いきなり、言われて頭の中が真っ白になる。「遊ぶ?」蓮が私で?
無いな。うん、それは無い。
「その事なら大丈夫だと思うよ。『付き合って』って言って来たのも蓮からだし、自分からプロポーズまで言う必要がないでしょ?いじめの可能性もまず無いだろうし」
「はっきり言うわね」
「それでも、何か酷い事神月さんから言われたら私達に相談して下さいね?何時でも協力しますから」
「そうね。私もレミにはよく相談にのってもらってたし協力するから、1人で溜め込まないようにしなさいよ?」
そう、2人は笑顔で言ってきた。涙が出そうです。私良い友達持ったなぁ。
「まぁ、それはともかく。今日はレミの初彼氏のお祝いという事で楽しみましょう!」
「そうですね!」
「2人とも本当にありがとうねぇ」
「さぁさぁ今日は食べて飲むわよ!って言ってもお菓子とジュースだけどね!」
そう恵美が言って3人で乾杯をした。
「そう言えばさ、レミ達付き合ってるのに、神月が誰かと付き合ってるなんて噂1回も聞いた事ないのよね?」
「そう言えばそうですね。彼の交友関係の話しなら直ぐに広まりそうなんですがね?」
「あぁ、それは私が蓮に頼んだの」
「へぇ、蓮ねぇ?」
「う、だって蓮がそう呼んでって頼んできたから…」
「仲が良さそで一安心ですね」
「それで、それで?頼んだってどうして?」
「だって、私が蓮の彼女なんてファンクラブにバレたら…」
「あぁ、それはまぁね。仕方無いわよなんて言ったってあんなにイケメンで、頭も良くて運動も出来るんだから。」
「確かにバレたらいじめられるでしょね。人気凄いですからね彼」
「でしょ?」
「だから、秘密にしてって頼んでおいたの」
「それが懸命でしょね」
それから、3人で最近好きな物の話しや、講義で分からない所の話をしてきが付けば6時になっていた。雛の門限が近いという事で急いで片付けをしてまた今度ゆっくり3人で遊ぼうと約束をして2人は帰って行った。
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