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人間と深く繋がってみた(前)
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そこはラースにとって見覚えのある部屋だった。
それもそのはず、魔王に倒された後に目覚めた場所だ。しかも魔王の身体の上で。
黒くつるりとした石壁が覆う広い部屋には、背もたれの高いソファーセットと燭台が置かれ、その奥には天蓋付きの寝台が鎮座している。
家具はすべて巨躯の魔王用に誂えられており、そのどれもがヒトが使うには大きすぎるほどだ。
「我はしばらく横になろうと思うが、独り寝というのも味気ない。どうしたものか」
魔王は至極わざとらしく下段の腕を組み、上段の右手で顎に手をやって考える素振りを見せた。
いかにも悩んでいるという風にラースの前を通り過ぎ、寝台のへりに腰をかけた。
自分は今、試されているのだ。主が求めているものを即座に差し出さなければならない。
ラースが属してきた傭兵崩れの集団は男ばかりだった。
実体験はないが、男同士のまぐわいについて知らぬほど初心でもない。
まさか魔物の雄とこうなる日が来るとは夢にも思っていなかったが。
ラースは軽く息を吸うと、寝台に一歩近づいた。流れるように四つの眼がラースを捉える。
「……私に共寝のお相手を務めさせて頂けないでしょうか」
ラースは床の上に膝を付き、恭しい仕草で申し出る。
まるで本物の騎士にでもなったみたいだ。
そうするのが相応しいと思い魔王の前にかしずいたラースだったが、同時に気恥ずかしさも覚えた。
言っている内容に目を瞑れば、ラースはかつて描いた位の高い者の兵になるという夢に一番近づいていたと言えるかもしれない。
「そうだな。それもよいかもしれん。だが、此度は我の上で高いびきは許さんぞ」
「は、はい」
「では寝支度をするか。む。まさか、そのようなものを着たまま我の寝台に上がるわけではなかろうな?」
簡単な革製の胸当てと厚手のチュニック、長ズボン、擦り切れ気味の皮のブーツ、といかにも村にあった防具と普段着を組み合わせた野暮ったい恰好であったことに、ラースはやや赤面した。
ただの客としてこの城にいた時は、くたびれていたこともあってそのようなことを気にしたこともなかった。
魔王に結ばされた契約のお陰か、ラースの脳味噌を自らが魔王の兵であるという考えが浸食し始めていた。
「着替えさせていただきます」
ラースは胸当てと上下の衣服、ブーツを脱ぎ、近くのスツールにそれらをまとめ置いた。
下に着ていた薄手のシャツと下穿き一枚になったラースは、おずおずと魔王の前に薄着の身を晒す。
「まだ余計なものがあるな。我は粗末な布を抱えて眠る趣味はないぞ」
「……失礼いたしました」
一度目は温情だったのか、と思いつつも、ラースは素直にシャツと下穿きを脱いで、一糸まとわぬ姿になった。
筋肉の上に少し肉の乗った、男臭い戦士の身体が露わになる。
一度風呂で裸体は見せているが、このように全裸で眼前に晒されるとなると、さすがのラースでも羞恥を覚えた。
陰毛の下にぶら下がるものを手で隠そうかと考えたが、きっと主はそれを望んでいないだろう。
「ぬ、脱ぎました。お傍に寄っても、よろしいでしょうか」
照れを含みながらも真面目腐った顔つきで己を見上げるニンゲンの雄は、魔王の眼に滑稽ながらも愛いものとして映った。
愚直である点はニンゲンの良さでもあると、魔王は考えている。
ニンゲンが一人しか城を訪ねて来なかったのは残念だったが、その一人が予想以上の拾い物だったことの悦びに魔王は四つの眼を細めながら頷いた。
「我の支度も整えて貰おうか」
寝台に上がり、魔王の横に侍ったラースに次なる指令が飛ぶ。
つまりは着替えさせろということだ。
「はい、只今……失礼します」
ラースはシーツの上に膝立ちになり、魔王の左肩口あたりを摩り始める。
そのあたりにローブの留め具があると踏んだラースだったが、手には目ぼしい感触が無い。
ごそごそと布越しに主の身体をまさぐるだけになっている。
「何を遊んでいる」
「失礼いたしました、その」
「次はないぞ」
ラースが言い訳を口にする前に、魔王は自分の右肩にある留め具を外し、分厚く重いローブをソファーの背もたれへと投げた。
先に言ってくれれば、と思うラースだが、不意に魔王に顎先を掴まれ、上を向かされた。
「何だ? 何か言いたいようだな? 申してみよ」
「あっありません!」
「ほう……」
鋭い剣先の如く尖った牙を見せ、魔王が眼を窄めて笑っている。
どうやらラースの新しい主は、ラースがあたふたする姿を見るのが愉しいようだ。
下履きも脱ぎ去った魔王はラース違い堂々とその肢体を寝台の上に顕にした。
一度風呂で見て、密着までしたとはいえ、魔王の体躯の立派さは改めて目を見張るものであった。
暗い鉄紺色の肌をした筋骨隆々の雄が、ゆるく胡座をかいてラースを見下ろしている。
山のように隆起した胸板に、深い溝の走る割れた腹、棍棒のように筋肉で膨れた長い手足、しかも四つ腕の異形だ。
ラースは密かに村の中では自分が一番逞しいだろうと思っていたが、魔王の規格外に雄々しい身体を前にすると、まるで自分が子供のように思えて仕方なかった。
そしてラースは魔王の左胸にうっすらと斜めに走る刀傷があることに気がついた。
より近くで対面してやっとわかる程度だが、急所に一太刀浴びせられた証が確かにそこにあった。
「随分と不躾に見るではないか」
「失礼しましたっ」
「何故慌てる。我の身体を見て何を思った。正直に申してみよ」
「いえ……その……魔王様でも傷を負うことが、あるのかと」
「貴様らニンゲンとは比べるべくもないが、我も岩で出来ているわけでは無い」
魔王の腕がラースの手首を掴み、隆起した胸板へと誘う。ラースの掌は傷の上から弾力のある左胸に触れた。
ヒトよりも少し高い体温を持った肌は意外にも滑らかでしっとりと手触りが良い。
筋肉の奥から僅かに鼓動を感じ、目の前の大きなものも確かに血の通った生き物であることを感じさせてくれた。
無意識のうちにラースの手指は胸板を柔く掴み、ムチムチと膨れた筋肉の感触を求めてしまう。
「……従者のくせに図太く厭らしい奴だな」
「あっそのついっ!」
「まあ我の身体を前にして我慢をするなという方が酷か。いいだろう、許してやる」
「あ、ありがとうございます」
魔王様が前向きな自信家で助かった。ラースが安堵すると、魔王の指がラースの手首から離れる。
「そうだな……今日は貴様が我の下僕となった祝いに、特別に我の身体を好きに触らせてやろう」
魔王はその大きな身体を寝台の上に横たえた。
仰向けに寝そべり、上段の腕を頭の後ろに組んですっかり寛いだ様子だ。
ラースは特別魔王の身体に興味があった訳では無いが、かといって断れば魔王も面白くないだろうと思い、少しだけ逡巡した後に、のそのそと魔王の側まで膝を進めた。
「では、その、失礼します」
ここでまた胸板にでも触れてくるだろうと踏んでいた魔王の考えは大きく外れた。
なんとラースは大胆にも魔王を跨ぐようにして乗っかり、昨晩のようにうつ伏せになったのだ。
分厚い胸筋に顔を埋め、すっかり他人を下敷きにしたニンゲンに魔王は一瞬だけ呆気に取られた。
「……貴様は遠慮というものを知らんのか」
「あ、駄目でしたか」
非常に決まりの悪そうな顔になったラースは身を起こそうとしたが、それより早く魔王の腕がその身体を抱き留めた。
「命知らずめ。このような狼藉者は貴様の他に知らぬわ」
言葉とは裏腹に、魔王の腕はしっかりとラースを抱えて離さない。
上段の腕が頭の下から抜かれ、その右手がラースの頭に乗せられる。
太く長い指がラースの短い髪をかき分けるようにして潜り込み、大きな掌がわしわしと頭を撫でてゆく。
肉厚の身体から移る熱と、大きな手の感触が心地良い。
誰かに抱きしめられることも、ましてや頭を撫でられることも、ラースにとっては思い出せないほどの遠い過去のことだった。
ラースは目を細め、頬を柔らかくも弾む胸板に預ける。
「甘ったれめ。子供と変わらぬな」
「はい……」
昨日上に乗せてくれたので、今度もいいだろうという安易な考えで同じことをしたラースだが、諌めてくるのは口だけで、ゆるく髪を梳く手付きに自分の行動がそう悪い選択でも無かったことを知った。
だが、魔王も長く生きた雄であれば、ラースもまた子供ではなかった。
そもそも、また眠りにつくだけであれば衣服をすべて脱ぎ去る必要などない。
ラースの背中に回されていた腕の一本が、傷の走る背の上をするりと動き、ゆっくりと腰から尻を撫でてゆく。
引き締まった尻肉もまた、緩い手付きで擦られる。
そして節くれだった大きな指が、尻の谷間へと挿し入れられた。
まず他人に触れられないであろう場所に手が伸ばされたことに、ラースの身体がびくりと震える。
夢見心地だった時間は、呆気なく終わりを告げた。
つづく
それもそのはず、魔王に倒された後に目覚めた場所だ。しかも魔王の身体の上で。
黒くつるりとした石壁が覆う広い部屋には、背もたれの高いソファーセットと燭台が置かれ、その奥には天蓋付きの寝台が鎮座している。
家具はすべて巨躯の魔王用に誂えられており、そのどれもがヒトが使うには大きすぎるほどだ。
「我はしばらく横になろうと思うが、独り寝というのも味気ない。どうしたものか」
魔王は至極わざとらしく下段の腕を組み、上段の右手で顎に手をやって考える素振りを見せた。
いかにも悩んでいるという風にラースの前を通り過ぎ、寝台のへりに腰をかけた。
自分は今、試されているのだ。主が求めているものを即座に差し出さなければならない。
ラースが属してきた傭兵崩れの集団は男ばかりだった。
実体験はないが、男同士のまぐわいについて知らぬほど初心でもない。
まさか魔物の雄とこうなる日が来るとは夢にも思っていなかったが。
ラースは軽く息を吸うと、寝台に一歩近づいた。流れるように四つの眼がラースを捉える。
「……私に共寝のお相手を務めさせて頂けないでしょうか」
ラースは床の上に膝を付き、恭しい仕草で申し出る。
まるで本物の騎士にでもなったみたいだ。
そうするのが相応しいと思い魔王の前にかしずいたラースだったが、同時に気恥ずかしさも覚えた。
言っている内容に目を瞑れば、ラースはかつて描いた位の高い者の兵になるという夢に一番近づいていたと言えるかもしれない。
「そうだな。それもよいかもしれん。だが、此度は我の上で高いびきは許さんぞ」
「は、はい」
「では寝支度をするか。む。まさか、そのようなものを着たまま我の寝台に上がるわけではなかろうな?」
簡単な革製の胸当てと厚手のチュニック、長ズボン、擦り切れ気味の皮のブーツ、といかにも村にあった防具と普段着を組み合わせた野暮ったい恰好であったことに、ラースはやや赤面した。
ただの客としてこの城にいた時は、くたびれていたこともあってそのようなことを気にしたこともなかった。
魔王に結ばされた契約のお陰か、ラースの脳味噌を自らが魔王の兵であるという考えが浸食し始めていた。
「着替えさせていただきます」
ラースは胸当てと上下の衣服、ブーツを脱ぎ、近くのスツールにそれらをまとめ置いた。
下に着ていた薄手のシャツと下穿き一枚になったラースは、おずおずと魔王の前に薄着の身を晒す。
「まだ余計なものがあるな。我は粗末な布を抱えて眠る趣味はないぞ」
「……失礼いたしました」
一度目は温情だったのか、と思いつつも、ラースは素直にシャツと下穿きを脱いで、一糸まとわぬ姿になった。
筋肉の上に少し肉の乗った、男臭い戦士の身体が露わになる。
一度風呂で裸体は見せているが、このように全裸で眼前に晒されるとなると、さすがのラースでも羞恥を覚えた。
陰毛の下にぶら下がるものを手で隠そうかと考えたが、きっと主はそれを望んでいないだろう。
「ぬ、脱ぎました。お傍に寄っても、よろしいでしょうか」
照れを含みながらも真面目腐った顔つきで己を見上げるニンゲンの雄は、魔王の眼に滑稽ながらも愛いものとして映った。
愚直である点はニンゲンの良さでもあると、魔王は考えている。
ニンゲンが一人しか城を訪ねて来なかったのは残念だったが、その一人が予想以上の拾い物だったことの悦びに魔王は四つの眼を細めながら頷いた。
「我の支度も整えて貰おうか」
寝台に上がり、魔王の横に侍ったラースに次なる指令が飛ぶ。
つまりは着替えさせろということだ。
「はい、只今……失礼します」
ラースはシーツの上に膝立ちになり、魔王の左肩口あたりを摩り始める。
そのあたりにローブの留め具があると踏んだラースだったが、手には目ぼしい感触が無い。
ごそごそと布越しに主の身体をまさぐるだけになっている。
「何を遊んでいる」
「失礼いたしました、その」
「次はないぞ」
ラースが言い訳を口にする前に、魔王は自分の右肩にある留め具を外し、分厚く重いローブをソファーの背もたれへと投げた。
先に言ってくれれば、と思うラースだが、不意に魔王に顎先を掴まれ、上を向かされた。
「何だ? 何か言いたいようだな? 申してみよ」
「あっありません!」
「ほう……」
鋭い剣先の如く尖った牙を見せ、魔王が眼を窄めて笑っている。
どうやらラースの新しい主は、ラースがあたふたする姿を見るのが愉しいようだ。
下履きも脱ぎ去った魔王はラース違い堂々とその肢体を寝台の上に顕にした。
一度風呂で見て、密着までしたとはいえ、魔王の体躯の立派さは改めて目を見張るものであった。
暗い鉄紺色の肌をした筋骨隆々の雄が、ゆるく胡座をかいてラースを見下ろしている。
山のように隆起した胸板に、深い溝の走る割れた腹、棍棒のように筋肉で膨れた長い手足、しかも四つ腕の異形だ。
ラースは密かに村の中では自分が一番逞しいだろうと思っていたが、魔王の規格外に雄々しい身体を前にすると、まるで自分が子供のように思えて仕方なかった。
そしてラースは魔王の左胸にうっすらと斜めに走る刀傷があることに気がついた。
より近くで対面してやっとわかる程度だが、急所に一太刀浴びせられた証が確かにそこにあった。
「随分と不躾に見るではないか」
「失礼しましたっ」
「何故慌てる。我の身体を見て何を思った。正直に申してみよ」
「いえ……その……魔王様でも傷を負うことが、あるのかと」
「貴様らニンゲンとは比べるべくもないが、我も岩で出来ているわけでは無い」
魔王の腕がラースの手首を掴み、隆起した胸板へと誘う。ラースの掌は傷の上から弾力のある左胸に触れた。
ヒトよりも少し高い体温を持った肌は意外にも滑らかでしっとりと手触りが良い。
筋肉の奥から僅かに鼓動を感じ、目の前の大きなものも確かに血の通った生き物であることを感じさせてくれた。
無意識のうちにラースの手指は胸板を柔く掴み、ムチムチと膨れた筋肉の感触を求めてしまう。
「……従者のくせに図太く厭らしい奴だな」
「あっそのついっ!」
「まあ我の身体を前にして我慢をするなという方が酷か。いいだろう、許してやる」
「あ、ありがとうございます」
魔王様が前向きな自信家で助かった。ラースが安堵すると、魔王の指がラースの手首から離れる。
「そうだな……今日は貴様が我の下僕となった祝いに、特別に我の身体を好きに触らせてやろう」
魔王はその大きな身体を寝台の上に横たえた。
仰向けに寝そべり、上段の腕を頭の後ろに組んですっかり寛いだ様子だ。
ラースは特別魔王の身体に興味があった訳では無いが、かといって断れば魔王も面白くないだろうと思い、少しだけ逡巡した後に、のそのそと魔王の側まで膝を進めた。
「では、その、失礼します」
ここでまた胸板にでも触れてくるだろうと踏んでいた魔王の考えは大きく外れた。
なんとラースは大胆にも魔王を跨ぐようにして乗っかり、昨晩のようにうつ伏せになったのだ。
分厚い胸筋に顔を埋め、すっかり他人を下敷きにしたニンゲンに魔王は一瞬だけ呆気に取られた。
「……貴様は遠慮というものを知らんのか」
「あ、駄目でしたか」
非常に決まりの悪そうな顔になったラースは身を起こそうとしたが、それより早く魔王の腕がその身体を抱き留めた。
「命知らずめ。このような狼藉者は貴様の他に知らぬわ」
言葉とは裏腹に、魔王の腕はしっかりとラースを抱えて離さない。
上段の腕が頭の下から抜かれ、その右手がラースの頭に乗せられる。
太く長い指がラースの短い髪をかき分けるようにして潜り込み、大きな掌がわしわしと頭を撫でてゆく。
肉厚の身体から移る熱と、大きな手の感触が心地良い。
誰かに抱きしめられることも、ましてや頭を撫でられることも、ラースにとっては思い出せないほどの遠い過去のことだった。
ラースは目を細め、頬を柔らかくも弾む胸板に預ける。
「甘ったれめ。子供と変わらぬな」
「はい……」
昨日上に乗せてくれたので、今度もいいだろうという安易な考えで同じことをしたラースだが、諌めてくるのは口だけで、ゆるく髪を梳く手付きに自分の行動がそう悪い選択でも無かったことを知った。
だが、魔王も長く生きた雄であれば、ラースもまた子供ではなかった。
そもそも、また眠りにつくだけであれば衣服をすべて脱ぎ去る必要などない。
ラースの背中に回されていた腕の一本が、傷の走る背の上をするりと動き、ゆっくりと腰から尻を撫でてゆく。
引き締まった尻肉もまた、緩い手付きで擦られる。
そして節くれだった大きな指が、尻の谷間へと挿し入れられた。
まず他人に触れられないであろう場所に手が伸ばされたことに、ラースの身体がびくりと震える。
夢見心地だった時間は、呆気なく終わりを告げた。
つづく
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