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序章 地上の人間界に魔王城建ててみた
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王都からずっとずっと東にある森林地帯には、神が拳で殴りつけたような、大きな湖が広がっている。
その周りにはいくつかの村があり、村人は漁、山仕事、畑仕事などで生計を立てていた。
たまに物好きが釣りや狩猟に来る程度の、何の変哲もない辺鄙な村だ。
早朝、いつものように船を出そうと湖畔へとやってきた村の漁師は、朝もや漂う湖の向こうにとてつもなく大きい影があることに気付いた。
自分が寝ぼけているのではないかと、漁師は必死に目を擦る。
だが、その幻は消えるどころか更に輪郭をはっきりとさせる。
白い靄の向こう、湖の中心には、一夜にして黒く荘厳な城が建っていた。
✜
「突然申し訳ない。どうしても地上にも城が欲しいと、我が主たっての希望で建てさせてもらった。これはほんのきもちだ」
「あ、へえ、どうも……」
完全に朝日が昇ると、村には首のない馬に跨った背の高い甲冑姿の男と、それすら凌ぐ一つ目巨人の男が訪ねてきた。
随分昔に封印されたという、おとぎ話でしか知らない魔物の来訪に、村人はそれはそれは恐れおののいた。
村人の大半はこじんまりとした教会に隠れ、年老いた神父と一緒に天にいる精霊神にひたすら祈りを捧げている。
村長と村の男達は、おっかなびっくりその魔物連れと村の入り口で対峙する羽目になった。
そうして膝小僧を震わせながら農具や銛を片手に見上げる人間の男達を眺めた甲冑男は、馬に括りつけていた荷物を解いて、一番年嵩そうな男、村長にその包みを差し出したのだった。
「我々はかつてのように地上支配等は考えていない。地下暮らしは飽きるという、わがま、主の憂いを慰めるためのものであり、ニンゲンや天精霊に刃を向けたりしないと約束する。安心してほしい。漁の邪魔もしない」
「はあ……」
何と言ったらいいのか、困惑しきりの男達へ巨人が声をかけた。
「なあ。それ、ウマいのか?」
「えっ?」
「それ。ちいせぇけど、サカナだろ? ウマいのか?」
漁師小屋の前にぶら下がっていた干物を指差して、巨人は一番端にいた中年男へ尋ねた。
「こっこの辺じゃあ結構食う、けど」
「くれ。くれたらコレとコウカンしてやる」
ごそごそとチュニックの襟首から懐に手を突っ込んだ巨人は、大きな革袋を取り出した。
「何をしている。問題を起こすな」
「うるさい。これはオレとニンゲンのトリヒキだ。からっぽはだまってろ」
「私にも一応中身はある。からっぽなのは貴様の頭で、おい!」
甲冑男の注意も聞かず、巨人は子羊ほどの大きさの革袋を村人に押し付けると、のしのしと歩いてその乾きものを軒先から全て毟り取ってしまった。
そしてそのまま豆でも食べるように、ひょいひょいと口の中に入れていく。
「あぁ何してる! すまない、我々はニンゲンから財を奪うつもりはなく」
「ウマい。ニンゲンもやるな」
「貴様……」
怒りに震えているのか、カタカタと金属板が擦れあう音が鳴る。
革袋を押し付けられた男は、ずっしりとしたその袋の重さに耐えられず、地面にそれを落としてしまった。
すると袋の口が僅かに緩み、中から黄金に輝く古代の金貨がいくつか転がり出る。
それを見た村人たちは、魔物が目の前に居ることも忘れ、おぉ、と感嘆の声を上げた。
「迷惑料に全てとっておいてくれ。今日は挨拶に来ただけなのだ。それと、城はいつでも開かれているので、見学に来たければ来るがよい、と魔王様から言付かっている」
「魔王?」
それまで金貨の輝きに浮かれていた一同の間に、再び重苦しい空気が流れ始める。
「ああ。魔族の祖にして地下世界の覇者、大魔王バエルダルの名を……知らぬのか?」
村の男達は互いに横目で合図しあうが、全員苦笑いで「ちょっと……」「すいません」とぼそぼそ言うことしか出来なかった。
「ニンゲンはわすれっぽいんだな」
バリバリと魚の骨を嚙み砕きながら巨人が笑う。
「貴様と一緒にするな。寿命のアレとか、伝承のソレとか、ニンゲンにも色々あるんだろう! き、聞かなかったことにするので、万一他の魔物が来た時に備えて覚えておいてくれたまえ」
鎧の隙間から深い溜め息が聞こえる。
甲冑男はいそいそと馬に跨ると、歯の隙間に挟まった骨を取り出すためにひたすら口を動かしている同輩に向かって叫んだ。
「ナイアトラス! いつまでそうしている、とっとと帰るぞ!」
すると巨人と首無し馬の足元におどろおどろしい血文字のような文様が円形になって広がった。
眼を焼くような赤く強い光が迸り、村人たちはとっさに目を瞑る。
「では失礼」
「こんどはもっとでけぇサカナとれ」
低い声が風に消え、しんと静まった湖畔で恐る恐る村人たちが眼を開けると、魔物達の姿はもうどこにも無かった。
✜
それから数日後。
最初のうちは金貨に目の色を変えていた村の男達だったが、心の内に段々と不安が積もり始めていた。
呪いがかけられているのではないか。
王都に行っても換金してもらえるのか。
魔物から譲り受けたものと鑑定されたら、磔にでもされるのではないか。
そもそもこれは本物の金なのか……。
そうしてずっしりと金貨の入った革袋は、今は村長が持つ穀物倉庫の地下に仕舞われている。
あの巨人が取り返しにこないか、恐ろしい魔物の軍勢が村を囲わないか、しばらく村人達は生きた心地がしなかった。
だが、日が経つにつれて何の音沙汰もなく、人々はしだいに落ち着きを取り戻し始めている。
しかし、夕暮れ時になると湖上に浮かぶ厳しい巨城が黒々とした影となり、一つの化け物のように見え、村人の心に陰鬱なしこりを残していった。
漁師達も浅瀬で魚を獲るようになり、水揚げ量も奮わない。そんな中、時折異常に成長した魚が網にかかることがあり、よく見ると鱗には目玉のような紋様がついていたり、猪のように歯が飛び出していたりと、恐ろしい見た目に変化していることもざらだった。
「早く帰ってくれんかのう」
「まさか、ずっとあの城で暮らすつもりじゃねぇだろうな」
魔王城とその住人をどうすべきか、普段は結婚や豊饒祭の時に使う集会所に集まり、村長と村の男達は頭を悩ませていた。
そんな中、村人達の輪から少し外れ、答えの出ない会議を見守る男が居た。
背丈の高い色白の男で、淡い小麦色の髪にオリーブ色の瞳をした気難しそうな顔つきをしている。
手入れがされているが太く長い眉の下にある目は、何もしていなくても誰かをじっと睨めつけているような印象を受けるものだ。
肩幅も広く、がっしりとした筋肉質の身体は農民とも漁師とも違う威圧感がある。
彼は使い古した革鎧を身に纏い、腰にはよく手入れされた鉈を履いており、片手には簡素な造りの投擲槍を持って、入口付近の壁に背を預けていた。
彼の武器は専ら狩猟と草刈り用と化していたのだが、ここに来て本来の使い方をしなければならないかもしれないことに、男は心底嫌気が差していた。
「まあでも、こっちに何もしないって言ってるし、本当に悪いやつらなら、今頃天精霊様に雷を──」
最初に金貨を受け取った中年男がやけに明るい声を出したその瞬間、窓辺にサッと黒い影が差した。
うんざりとした様子で自分の足元を見つめていた革鎧の男も、跳ね起きるようにしてジャベリンの柄を握る。
その影が開け放っていた窓に降り立つ。
それは真っ黒な双頭の鷹であった。
「うわぁ!?」
一番窓辺に近いところに座っていた村の若い男が声を裏返しながら飛び退く。
「オソイ。ケンガクコイ。メシアル。トマレル。ハヤクコイ。オロカナニンゲン。ヨメ」
ガァガァと耳障りな声で二つの頭が鳴く。そして鉤爪のような趾で掴んでいた筒状の書簡をポイと室内に投げ捨てると、そのままバサバサと羽根を広げて飛び去っていった。
飾り紐の付いた羊皮紙がころりと床の上に転がる。
勿論、皆へっぴり腰で触ろうともしなかった。
そのうち誰か一人が、革鎧の男へ向かって口を開く。
「おい、ラース! よっ読んでくれ!」
「……はい」
ラースと呼ばれた男は、とても渋い顔をしながら男たちの輪の中へ入ってゆく。
よそから来た身の上が、今はとても恨めしい。
書簡を摘み上げたラースは、村長に向かって「開けますよ」と呟くと、飾り紐を解いて書簡を広げた。
ラースな背中越しに恐怖と好奇に満ちた視線を感じながら、書かれた文字を目で追った。
「何と書いてあるんじゃ?」
村長が長く伸びた白い顎髭を忙しなく撫でながら尋ねてくる。
「その、魔王城に遊びに来てほしい、らしいです」
「えぇ……」
ラースを含め、その場にいた全員が眉根を寄せ、困惑の息を吐いた。
つづく
その周りにはいくつかの村があり、村人は漁、山仕事、畑仕事などで生計を立てていた。
たまに物好きが釣りや狩猟に来る程度の、何の変哲もない辺鄙な村だ。
早朝、いつものように船を出そうと湖畔へとやってきた村の漁師は、朝もや漂う湖の向こうにとてつもなく大きい影があることに気付いた。
自分が寝ぼけているのではないかと、漁師は必死に目を擦る。
だが、その幻は消えるどころか更に輪郭をはっきりとさせる。
白い靄の向こう、湖の中心には、一夜にして黒く荘厳な城が建っていた。
✜
「突然申し訳ない。どうしても地上にも城が欲しいと、我が主たっての希望で建てさせてもらった。これはほんのきもちだ」
「あ、へえ、どうも……」
完全に朝日が昇ると、村には首のない馬に跨った背の高い甲冑姿の男と、それすら凌ぐ一つ目巨人の男が訪ねてきた。
随分昔に封印されたという、おとぎ話でしか知らない魔物の来訪に、村人はそれはそれは恐れおののいた。
村人の大半はこじんまりとした教会に隠れ、年老いた神父と一緒に天にいる精霊神にひたすら祈りを捧げている。
村長と村の男達は、おっかなびっくりその魔物連れと村の入り口で対峙する羽目になった。
そうして膝小僧を震わせながら農具や銛を片手に見上げる人間の男達を眺めた甲冑男は、馬に括りつけていた荷物を解いて、一番年嵩そうな男、村長にその包みを差し出したのだった。
「我々はかつてのように地上支配等は考えていない。地下暮らしは飽きるという、わがま、主の憂いを慰めるためのものであり、ニンゲンや天精霊に刃を向けたりしないと約束する。安心してほしい。漁の邪魔もしない」
「はあ……」
何と言ったらいいのか、困惑しきりの男達へ巨人が声をかけた。
「なあ。それ、ウマいのか?」
「えっ?」
「それ。ちいせぇけど、サカナだろ? ウマいのか?」
漁師小屋の前にぶら下がっていた干物を指差して、巨人は一番端にいた中年男へ尋ねた。
「こっこの辺じゃあ結構食う、けど」
「くれ。くれたらコレとコウカンしてやる」
ごそごそとチュニックの襟首から懐に手を突っ込んだ巨人は、大きな革袋を取り出した。
「何をしている。問題を起こすな」
「うるさい。これはオレとニンゲンのトリヒキだ。からっぽはだまってろ」
「私にも一応中身はある。からっぽなのは貴様の頭で、おい!」
甲冑男の注意も聞かず、巨人は子羊ほどの大きさの革袋を村人に押し付けると、のしのしと歩いてその乾きものを軒先から全て毟り取ってしまった。
そしてそのまま豆でも食べるように、ひょいひょいと口の中に入れていく。
「あぁ何してる! すまない、我々はニンゲンから財を奪うつもりはなく」
「ウマい。ニンゲンもやるな」
「貴様……」
怒りに震えているのか、カタカタと金属板が擦れあう音が鳴る。
革袋を押し付けられた男は、ずっしりとしたその袋の重さに耐えられず、地面にそれを落としてしまった。
すると袋の口が僅かに緩み、中から黄金に輝く古代の金貨がいくつか転がり出る。
それを見た村人たちは、魔物が目の前に居ることも忘れ、おぉ、と感嘆の声を上げた。
「迷惑料に全てとっておいてくれ。今日は挨拶に来ただけなのだ。それと、城はいつでも開かれているので、見学に来たければ来るがよい、と魔王様から言付かっている」
「魔王?」
それまで金貨の輝きに浮かれていた一同の間に、再び重苦しい空気が流れ始める。
「ああ。魔族の祖にして地下世界の覇者、大魔王バエルダルの名を……知らぬのか?」
村の男達は互いに横目で合図しあうが、全員苦笑いで「ちょっと……」「すいません」とぼそぼそ言うことしか出来なかった。
「ニンゲンはわすれっぽいんだな」
バリバリと魚の骨を嚙み砕きながら巨人が笑う。
「貴様と一緒にするな。寿命のアレとか、伝承のソレとか、ニンゲンにも色々あるんだろう! き、聞かなかったことにするので、万一他の魔物が来た時に備えて覚えておいてくれたまえ」
鎧の隙間から深い溜め息が聞こえる。
甲冑男はいそいそと馬に跨ると、歯の隙間に挟まった骨を取り出すためにひたすら口を動かしている同輩に向かって叫んだ。
「ナイアトラス! いつまでそうしている、とっとと帰るぞ!」
すると巨人と首無し馬の足元におどろおどろしい血文字のような文様が円形になって広がった。
眼を焼くような赤く強い光が迸り、村人たちはとっさに目を瞑る。
「では失礼」
「こんどはもっとでけぇサカナとれ」
低い声が風に消え、しんと静まった湖畔で恐る恐る村人たちが眼を開けると、魔物達の姿はもうどこにも無かった。
✜
それから数日後。
最初のうちは金貨に目の色を変えていた村の男達だったが、心の内に段々と不安が積もり始めていた。
呪いがかけられているのではないか。
王都に行っても換金してもらえるのか。
魔物から譲り受けたものと鑑定されたら、磔にでもされるのではないか。
そもそもこれは本物の金なのか……。
そうしてずっしりと金貨の入った革袋は、今は村長が持つ穀物倉庫の地下に仕舞われている。
あの巨人が取り返しにこないか、恐ろしい魔物の軍勢が村を囲わないか、しばらく村人達は生きた心地がしなかった。
だが、日が経つにつれて何の音沙汰もなく、人々はしだいに落ち着きを取り戻し始めている。
しかし、夕暮れ時になると湖上に浮かぶ厳しい巨城が黒々とした影となり、一つの化け物のように見え、村人の心に陰鬱なしこりを残していった。
漁師達も浅瀬で魚を獲るようになり、水揚げ量も奮わない。そんな中、時折異常に成長した魚が網にかかることがあり、よく見ると鱗には目玉のような紋様がついていたり、猪のように歯が飛び出していたりと、恐ろしい見た目に変化していることもざらだった。
「早く帰ってくれんかのう」
「まさか、ずっとあの城で暮らすつもりじゃねぇだろうな」
魔王城とその住人をどうすべきか、普段は結婚や豊饒祭の時に使う集会所に集まり、村長と村の男達は頭を悩ませていた。
そんな中、村人達の輪から少し外れ、答えの出ない会議を見守る男が居た。
背丈の高い色白の男で、淡い小麦色の髪にオリーブ色の瞳をした気難しそうな顔つきをしている。
手入れがされているが太く長い眉の下にある目は、何もしていなくても誰かをじっと睨めつけているような印象を受けるものだ。
肩幅も広く、がっしりとした筋肉質の身体は農民とも漁師とも違う威圧感がある。
彼は使い古した革鎧を身に纏い、腰にはよく手入れされた鉈を履いており、片手には簡素な造りの投擲槍を持って、入口付近の壁に背を預けていた。
彼の武器は専ら狩猟と草刈り用と化していたのだが、ここに来て本来の使い方をしなければならないかもしれないことに、男は心底嫌気が差していた。
「まあでも、こっちに何もしないって言ってるし、本当に悪いやつらなら、今頃天精霊様に雷を──」
最初に金貨を受け取った中年男がやけに明るい声を出したその瞬間、窓辺にサッと黒い影が差した。
うんざりとした様子で自分の足元を見つめていた革鎧の男も、跳ね起きるようにしてジャベリンの柄を握る。
その影が開け放っていた窓に降り立つ。
それは真っ黒な双頭の鷹であった。
「うわぁ!?」
一番窓辺に近いところに座っていた村の若い男が声を裏返しながら飛び退く。
「オソイ。ケンガクコイ。メシアル。トマレル。ハヤクコイ。オロカナニンゲン。ヨメ」
ガァガァと耳障りな声で二つの頭が鳴く。そして鉤爪のような趾で掴んでいた筒状の書簡をポイと室内に投げ捨てると、そのままバサバサと羽根を広げて飛び去っていった。
飾り紐の付いた羊皮紙がころりと床の上に転がる。
勿論、皆へっぴり腰で触ろうともしなかった。
そのうち誰か一人が、革鎧の男へ向かって口を開く。
「おい、ラース! よっ読んでくれ!」
「……はい」
ラースと呼ばれた男は、とても渋い顔をしながら男たちの輪の中へ入ってゆく。
よそから来た身の上が、今はとても恨めしい。
書簡を摘み上げたラースは、村長に向かって「開けますよ」と呟くと、飾り紐を解いて書簡を広げた。
ラースな背中越しに恐怖と好奇に満ちた視線を感じながら、書かれた文字を目で追った。
「何と書いてあるんじゃ?」
村長が長く伸びた白い顎髭を忙しなく撫でながら尋ねてくる。
「その、魔王城に遊びに来てほしい、らしいです」
「えぇ……」
ラースを含め、その場にいた全員が眉根を寄せ、困惑の息を吐いた。
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