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天笠との生活
仕組まれた再会
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「またお会いするとは」
「いや本当に」
「こちらにお勤めだったんですね」
「はい、というか、こっちは社宅みたいなもんで」
「そうでしたか」
元々はオフィス用として作られ、四階とそっくりそのまま同じ構造のガラス戸を前に、健人は自分を助けてくれたらしい警官と顔を合わせていた。
古ぼけたインターフォンのカメラが映す荒い映像に、官帽に防刃ベストの警官が映ったのを確認した健人が、玄関代わりの分厚い扉を開けてみると、そこにいたのはやはり黄と黒の尾を持った男の蛇人警官であった。
「朝のこともありますし、巡回を強化しておりまして。普段はあまり行わないのですが、これを機に社屋の方にも積極的に巡回連絡をと……」
申し訳無さそうな顔をする警官に、健人も苦笑いで応える。
「そうだったんですね。その、色々動いて貰えてるようで、嬉しいです」
「とんでもありません。本来なら、その、何か変わったことはありませんか、と聞くべきなのですが」
「ハハハ、お巡りさんの方が詳しいですよね。早く捕まるといいなぁ」
健人の口からは、乾いた笑いしか出ない。
「目下捜索中でして、一日も早く犯人逮捕のお知らせを」
「あ、いや、警察に不満があるって訳じゃなくて」
やけに意気込んだ様子を見せる警官を見て、健人は自分が遠回しに嫌味を言っているように思えてきた。それも命の恩人に対して。健人は精一杯否定した。
すると、警官は何か言いたげな、もどかしそうな表情を浮かべ、おずおずと尋ねてきた。
「踏み込んだ質問とは分かっているのですが、その、今までお一人で外出されたご経験は」
「……ないですね。この島に来てから、大体同僚に付き添ってもらってる感じで」
健人は独りでいるより、少人数でもいいから誰かと一緒にいる方が好きだった。
だからちょっとした買い物や散策なんかも、赤星と連れ立っていくのは苦ではない。
「そうですか。やはりご不便なのでは」
「まあ、そうと言えばそうなんですが。どっちかっていうと、同僚に申し訳ないなって。他に頼れる人もいないし」
自由奔放な白間の言動にも、赤星が目くじらを立てるところを見た事がないが、腹の内までは分からない。いつもにこやかに対応してくれるが、内心溜め息をついているとも限らないのだ。
健人の言葉に警官は神妙な顔つきで顎に手をやると、ベストのポケットから小型のボールペンを取り出した。そして持ってきた巡回連絡カードへ何やら書きつけると、それを大真面目な顔で健人へ差し出してきた。
「職務を超えた行為であることは、重々承知しております。ご迷惑でしたら、署の方へ申し出て頂いても構いません。甘んじて処罰を受けます」
「え?」
「その……個人的に、貴方をお護りしたいといいますか、力になれれば、と、思いまして」
警官は大きな背を丸めるようにして、伏し目がちになった。口を引き結び、照れくさそうな、居心地が悪そうな顔をしている。
「私が貴方を発見したのは偶然ですが、こうしてまたお会いできたのも、何かの縁だと思っています。ニンゲンお一人で生活するには、ここは厳しすぎます。もし、嫌でなければ、ご連絡ください」
そして呆気にとられた健人を残して、警官は緊張した面持ちのまま去ってゆく。
健人の右手には、通信アプリのIDが書き記された巡回連絡カードだけが残された。
ʘ
天笠は揺れの酷いエレベーター内で、自身の逞しい腕をがりがりと掻いていた。
ニンゲンを誘い出す文句を自分で言っておきながら、蕁麻疹が出そうだったのだ。
あんなことを言ったのは蛇生で初めてかもしれない。初めて告白する中学生のようだ。
普段上のモノと接するときの三割増しで好青年さを出したつもりだった。
精神的にも肉体的にも参っているはずの脆弱なニンゲン相手なら賭けてみるのもいい、と天笠は思った。
最悪、ニンゲンがこちらをストーカー扱いしてきても、毒による錯乱状態とか自作自演とか、難癖をつけてもみ消せるツテはある。
そんなことを思っているうちに、ごとん、という音を立ててエレベーターが止まった。
一階に着いたことを行先階ボタンの上の電工パネルが教えてくれる。
扉が開くと、そこには携帯の画面を覗き込んだまま乗り込もうとしてくる男蛇人の姿があった。
ぴったりとしたスポーツウェアに身を包んだ若い蛇人だ。
こちらに歩を進める男に対して、天笠は動かない。
「ながら歩きは危険ですよ」
「あ?」
鬱陶しそうに顔を上げた男の表情が固まる。
さすがに自分より大きな身体の制服警官に睥睨され、男はドア脇にその身をずらした。
──なんだ。かかってこないのか。
らしくないことをした後だったので、軽く運動と点数稼ぎでもしたかった天笠は、内心落胆する。
毒々しいツートンカラーの太い尾を籠の外に出し、こちらを訝しげに仰ぎ見る男を眼の端に捉えながら、天笠は悠々とエレベーターホールを後にした。
天笠が勤務を終え、風呂上りに自室で異種族格闘技雑誌をめくっていると、ローテーブルの上に置いた携帯のランプが点滅しているのが見えた。
ソファーに寝そべったまま尾の先でそれをつかみ取り、自分の顔の前に持ってくる。
画面には、見覚えのないユーザーIDと、メッセージの冒頭文が映し出されている。
ikusima.k
──イクシマ? 生島。
あ、と声を上げそうになった天笠は雑誌を横に置いて携帯を手にする。
メッセージをタップすると、送られてきた全文が表示された。
”昼間連絡先貰った生島です。
まさか警察の人にこういう感じで声かけられたの初めてなんで、びっくりしてます!
ここでは普通なんですか?
蛇人のこと、まだよく分かってないんですけど、友達になれたら嬉しいです”
「駄目だろ、知らない奴に連絡しちゃあ」
天笠は愉快で愉快でたまらなかった。思わず笑みと独り言が漏れてしまう。
画面の向こうにいる、まだ危機感のないニンゲンに説教をしながら、天笠は返信フォームを開いた。
ʘ
事件から数日後、仕事終わりにそれぞれ自室に帰るのも面倒になった三人は、赤星が昼間拵えていたカレーの残りを自席で頬張っていた。
「蛇人の服屋って結構高い? あんま本島と変んないのかな。あ、下は売ってないのか」
あらかたカレーを平らげた健人は、携帯で何かをしきりに調べているようだ。
「うーん、そんなに変わらないと思うよ。僕らも上半身はヒト型だし」
「背ビレとか毛皮とかある奴の服ってバカみてーに高いっすよね。穴開けて生地薄くすれば儲かるんだからいいよなぁ」
「他種族にだって色々あるんだし、そういうのはナシだよ」
赤星が白間をたしなめている間も、健人は携帯画面に視線を落としたままだ。
「生島くん、もしかして服買いに行きたい?」
「まあその、行きたいっていうか、行く予定になってて」
「予定? どこに? っていうか一人で?」
出かける際は必ず声をかけてくるはずの健人から、知らない予定が出てきたことに赤星は驚き目を丸くする。
「いや、一人じゃないよ。一緒に行ってくれる人が見つかって」
「えっ!?」
「いつも赤星ばっかりに迷惑かけてたしさ、俺も新しい友達っていうか」
「ちょ、ちょっと待って、それ大丈夫な蛇? マッチングアプリみたいなのはここだと」
慌てふためく赤星とは反対に、白間は呆れ顔だ。
「大丈夫だよ、こないだのお巡りさんだし」
これ以上ない安全だ。健人は自信を持って発表した、はずだった。
「えぇっ!?」
「は?」
カラン、と皿の上にスプーンが落ちる硬い音がする。
赤星が手から滑らせたようだ。
「え……俺、何か変なこと言った?」
赤星と白間はまずいと評判の菓子でも口に突っ込まれたような顔で目配せしあっている。
「オマワリになるようなヤツはヤバイって、知らないんすか?」
「え……? でも、こう、きちんとしてたっていうか、真面目そうっていうか、俺のこと助けてくれたのはその人だし」
「本当に大丈夫? 断ったら逮捕するぞとか、脅されてない?」
「ないない! 尻尾はヤバそうな柄してるけど、そういう心配なさそうだよ」
「へぇ。ついでに聞いときますけど、どんな模様の蛇なんすか?」
「黒と黄色のシマシマでさ、工事中、立入禁止、みたいな柄だった」
健人の言葉に白間が小さく猛毒じゃねぇか、と零す。
「たまたま巡回連絡でまた会ってさ、仲良くなったっていうか」
「……そうなんだ」
何故か肩を落とす赤星と苦み走った顔の白間に、流石の健人もただならぬ雰囲気を感じ取り始めていた。
「まあ、反社よりはマシだけど。男の趣味わりーな、先輩は」
「そんなんじゃないって! 友達!」
「友達……そうなんだ……」
「赤星?」
「デート中に手錠プレイとかされないといいっすね」
「だから違うって!」
こうしてとっくに夕餉が終わっても、しばらくの間三人はデスクへ座りっぱなしだった。
つづく
「いや本当に」
「こちらにお勤めだったんですね」
「はい、というか、こっちは社宅みたいなもんで」
「そうでしたか」
元々はオフィス用として作られ、四階とそっくりそのまま同じ構造のガラス戸を前に、健人は自分を助けてくれたらしい警官と顔を合わせていた。
古ぼけたインターフォンのカメラが映す荒い映像に、官帽に防刃ベストの警官が映ったのを確認した健人が、玄関代わりの分厚い扉を開けてみると、そこにいたのはやはり黄と黒の尾を持った男の蛇人警官であった。
「朝のこともありますし、巡回を強化しておりまして。普段はあまり行わないのですが、これを機に社屋の方にも積極的に巡回連絡をと……」
申し訳無さそうな顔をする警官に、健人も苦笑いで応える。
「そうだったんですね。その、色々動いて貰えてるようで、嬉しいです」
「とんでもありません。本来なら、その、何か変わったことはありませんか、と聞くべきなのですが」
「ハハハ、お巡りさんの方が詳しいですよね。早く捕まるといいなぁ」
健人の口からは、乾いた笑いしか出ない。
「目下捜索中でして、一日も早く犯人逮捕のお知らせを」
「あ、いや、警察に不満があるって訳じゃなくて」
やけに意気込んだ様子を見せる警官を見て、健人は自分が遠回しに嫌味を言っているように思えてきた。それも命の恩人に対して。健人は精一杯否定した。
すると、警官は何か言いたげな、もどかしそうな表情を浮かべ、おずおずと尋ねてきた。
「踏み込んだ質問とは分かっているのですが、その、今までお一人で外出されたご経験は」
「……ないですね。この島に来てから、大体同僚に付き添ってもらってる感じで」
健人は独りでいるより、少人数でもいいから誰かと一緒にいる方が好きだった。
だからちょっとした買い物や散策なんかも、赤星と連れ立っていくのは苦ではない。
「そうですか。やはりご不便なのでは」
「まあ、そうと言えばそうなんですが。どっちかっていうと、同僚に申し訳ないなって。他に頼れる人もいないし」
自由奔放な白間の言動にも、赤星が目くじらを立てるところを見た事がないが、腹の内までは分からない。いつもにこやかに対応してくれるが、内心溜め息をついているとも限らないのだ。
健人の言葉に警官は神妙な顔つきで顎に手をやると、ベストのポケットから小型のボールペンを取り出した。そして持ってきた巡回連絡カードへ何やら書きつけると、それを大真面目な顔で健人へ差し出してきた。
「職務を超えた行為であることは、重々承知しております。ご迷惑でしたら、署の方へ申し出て頂いても構いません。甘んじて処罰を受けます」
「え?」
「その……個人的に、貴方をお護りしたいといいますか、力になれれば、と、思いまして」
警官は大きな背を丸めるようにして、伏し目がちになった。口を引き結び、照れくさそうな、居心地が悪そうな顔をしている。
「私が貴方を発見したのは偶然ですが、こうしてまたお会いできたのも、何かの縁だと思っています。ニンゲンお一人で生活するには、ここは厳しすぎます。もし、嫌でなければ、ご連絡ください」
そして呆気にとられた健人を残して、警官は緊張した面持ちのまま去ってゆく。
健人の右手には、通信アプリのIDが書き記された巡回連絡カードだけが残された。
ʘ
天笠は揺れの酷いエレベーター内で、自身の逞しい腕をがりがりと掻いていた。
ニンゲンを誘い出す文句を自分で言っておきながら、蕁麻疹が出そうだったのだ。
あんなことを言ったのは蛇生で初めてかもしれない。初めて告白する中学生のようだ。
普段上のモノと接するときの三割増しで好青年さを出したつもりだった。
精神的にも肉体的にも参っているはずの脆弱なニンゲン相手なら賭けてみるのもいい、と天笠は思った。
最悪、ニンゲンがこちらをストーカー扱いしてきても、毒による錯乱状態とか自作自演とか、難癖をつけてもみ消せるツテはある。
そんなことを思っているうちに、ごとん、という音を立ててエレベーターが止まった。
一階に着いたことを行先階ボタンの上の電工パネルが教えてくれる。
扉が開くと、そこには携帯の画面を覗き込んだまま乗り込もうとしてくる男蛇人の姿があった。
ぴったりとしたスポーツウェアに身を包んだ若い蛇人だ。
こちらに歩を進める男に対して、天笠は動かない。
「ながら歩きは危険ですよ」
「あ?」
鬱陶しそうに顔を上げた男の表情が固まる。
さすがに自分より大きな身体の制服警官に睥睨され、男はドア脇にその身をずらした。
──なんだ。かかってこないのか。
らしくないことをした後だったので、軽く運動と点数稼ぎでもしたかった天笠は、内心落胆する。
毒々しいツートンカラーの太い尾を籠の外に出し、こちらを訝しげに仰ぎ見る男を眼の端に捉えながら、天笠は悠々とエレベーターホールを後にした。
天笠が勤務を終え、風呂上りに自室で異種族格闘技雑誌をめくっていると、ローテーブルの上に置いた携帯のランプが点滅しているのが見えた。
ソファーに寝そべったまま尾の先でそれをつかみ取り、自分の顔の前に持ってくる。
画面には、見覚えのないユーザーIDと、メッセージの冒頭文が映し出されている。
ikusima.k
──イクシマ? 生島。
あ、と声を上げそうになった天笠は雑誌を横に置いて携帯を手にする。
メッセージをタップすると、送られてきた全文が表示された。
”昼間連絡先貰った生島です。
まさか警察の人にこういう感じで声かけられたの初めてなんで、びっくりしてます!
ここでは普通なんですか?
蛇人のこと、まだよく分かってないんですけど、友達になれたら嬉しいです”
「駄目だろ、知らない奴に連絡しちゃあ」
天笠は愉快で愉快でたまらなかった。思わず笑みと独り言が漏れてしまう。
画面の向こうにいる、まだ危機感のないニンゲンに説教をしながら、天笠は返信フォームを開いた。
ʘ
事件から数日後、仕事終わりにそれぞれ自室に帰るのも面倒になった三人は、赤星が昼間拵えていたカレーの残りを自席で頬張っていた。
「蛇人の服屋って結構高い? あんま本島と変んないのかな。あ、下は売ってないのか」
あらかたカレーを平らげた健人は、携帯で何かをしきりに調べているようだ。
「うーん、そんなに変わらないと思うよ。僕らも上半身はヒト型だし」
「背ビレとか毛皮とかある奴の服ってバカみてーに高いっすよね。穴開けて生地薄くすれば儲かるんだからいいよなぁ」
「他種族にだって色々あるんだし、そういうのはナシだよ」
赤星が白間をたしなめている間も、健人は携帯画面に視線を落としたままだ。
「生島くん、もしかして服買いに行きたい?」
「まあその、行きたいっていうか、行く予定になってて」
「予定? どこに? っていうか一人で?」
出かける際は必ず声をかけてくるはずの健人から、知らない予定が出てきたことに赤星は驚き目を丸くする。
「いや、一人じゃないよ。一緒に行ってくれる人が見つかって」
「えっ!?」
「いつも赤星ばっかりに迷惑かけてたしさ、俺も新しい友達っていうか」
「ちょ、ちょっと待って、それ大丈夫な蛇? マッチングアプリみたいなのはここだと」
慌てふためく赤星とは反対に、白間は呆れ顔だ。
「大丈夫だよ、こないだのお巡りさんだし」
これ以上ない安全だ。健人は自信を持って発表した、はずだった。
「えぇっ!?」
「は?」
カラン、と皿の上にスプーンが落ちる硬い音がする。
赤星が手から滑らせたようだ。
「え……俺、何か変なこと言った?」
赤星と白間はまずいと評判の菓子でも口に突っ込まれたような顔で目配せしあっている。
「オマワリになるようなヤツはヤバイって、知らないんすか?」
「え……? でも、こう、きちんとしてたっていうか、真面目そうっていうか、俺のこと助けてくれたのはその人だし」
「本当に大丈夫? 断ったら逮捕するぞとか、脅されてない?」
「ないない! 尻尾はヤバそうな柄してるけど、そういう心配なさそうだよ」
「へぇ。ついでに聞いときますけど、どんな模様の蛇なんすか?」
「黒と黄色のシマシマでさ、工事中、立入禁止、みたいな柄だった」
健人の言葉に白間が小さく猛毒じゃねぇか、と零す。
「たまたま巡回連絡でまた会ってさ、仲良くなったっていうか」
「……そうなんだ」
何故か肩を落とす赤星と苦み走った顔の白間に、流石の健人もただならぬ雰囲気を感じ取り始めていた。
「まあ、反社よりはマシだけど。男の趣味わりーな、先輩は」
「そんなんじゃないって! 友達!」
「友達……そうなんだ……」
「赤星?」
「デート中に手錠プレイとかされないといいっすね」
「だから違うって!」
こうしてとっくに夕餉が終わっても、しばらくの間三人はデスクへ座りっぱなしだった。
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