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第二十七話 ラバーズティフ
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「なぜ怒っているのですか」
俺はスタイロベートからの質問を無視して寝床に寝転がっていた。
緩衝材を集めて作った簡易ベッドは、いつかのリゾートホテルで世話になったそれとは寝心地が違いすぎるけど、今や俺の安住の地はここしかない。
デカブツに覗き込まれていなければ安眠できたと思う。
「せめて怒りの理由を教えてくれませんか。気に障ったことがあれば謝ります」
気に障ったことがあれば?
その言葉に、落ち着き始めていた怒りが再点火した。
「無視は悲しいです。今、この海域に暮らす知的生命体は君と私だけなのです。このままでは、私は完全な孤独に陥ってしまいます」
なんで被害者面してんだよ。あと、この期に及んで自分の都合か。
決めた。
しばらくこいつとは喋らない。
テクノロジーを捨てれば衣食住も確保できそうだ。
変態触手野郎のことは忘れて野生に戻ってやる。
そもそも、俺の最終到達点はそこと言ってもいい。
「フタウラ君。お願いです。なにか喋ってください」
奴に背を向けて横向きで寝ていたのが仇となり、スタイロベートは俺の背中を触手でぐりぐりと詰ってきた。
あー鬱陶しい。
「……少し距離あるけど、北東に監視塔があるんだよな? 海上に出てる建物」
「ありますが、それが」
「勿論無人だよな?」
「誰も住み着いていなければ、恐らく」
俺は上体を起こしてベッドの上に胡坐を掻く。
床に脚部を触れさせて屈む鋼鉄の頭部をじっと見つめた。
ブルーブラックのバイザーの奥から、蜘蛛のような多機能カメラアイが俺を捉えている。
「俺、そこに住むわ」
「……」
時が止まったのかと思うくらい、スタイロベートは微動だにしない。
こいつには表情がない。
だから完全に沈黙されると、本当に機械のように見えてしまう。
「……何故ですか」
ようやくフリーズから復旧したスタイロベートが、更に頭部を近づけてきた。
「何故って、やることやっただろ? お前は俺を乗せて地球から離れる、その代わり俺はお前の繁殖を手伝う」
「確かに双務契約は履行されました。しかし」
「その後お前と一緒に暮らすとか、一切約束してないだろ? だから俺とお前が一緒にいる理由もない」
「理解できません。フタウラ君、今の君が心身ともに損傷なく過ごせているのは、この研究所に依るところが大きい。ニンゲンにとって快適とは言えないでしょうが、いくらなんでも水没しかけの廃墟よりは安全です」
その通り。
俺は衣食住の全てを海に捨てていくような道を行こうとしている。
でもそれでいいんだ。
それがあるべき姿であり、俺が求めていたものと限りなく近い。
なぜ俺が腹を立てているのか思いつかないポンコツとやっていけるか。
「使ってない潜水ポッドとか、無いか。まあいいや。廃材で船でも造らせてもらう。それまでは厄介になるだろうけど、飯くらいは自分で」
「どうしてそんな、きちんと言ってもらわないと分かりません。なぜそんなに怒っているのですか」
「怒ってないよ」
「いいえ、怒っています」
「怒ってないって」
「怒ってるじゃないですか」
「だから怒ってないって!」
俺は一体何をしてるんだ。
これじゃまるで痴話喧嘩だ。
別に俺達はそういうのじゃないのに。
「理由を話してくれるまで離しません」
そして俺が間抜けだったのは、こいつと物理的な距離を取らなかったことだ。
「下ろせバカ! 握り殺す気か!」
片手で俺の胴を掴んだスタイロベートは、そのまま直立不動になった。
そして俺の身体を頭部パーツの目の前まで持ち上げると、俺が納得する理由を話すまで解放しないと告げてきた。
中身は柔らかくてもこいつが鋼鉄の身体を持っていることに変わりはない。
耐久性において、俺は戦う前から負けていた。
「本当に心当たりがない?」
「はい」
俺はスタイロベートへ床に座るよう指示した。
殆ど失われた作法に則り、正座をしてもらっている。俺は仁王立ちになってスタイロベートを見上げていた。
脚が痺れてひっくり返ればいいのに、と思ってもマーキナーの身体はそのようにできていないのが悔しい。
ぬめぬめの本体だってノーダメージだろう。あー腹立つ。
「お前、俺に何した?」
「何とは。……あ、繫殖行為中に不手際がありましたか」
「不手際で済むか!」
「もしかして、体位が気に入らなかった、とか」
「はぁあ?」
俺の裏返った声が室内にこだまする。
「そんなんでキレるわけねーだろ! 俺の、頭に、何流したんだよ!」
俺は自分のこめかみへ人差し指を突き刺すように押し付けた。
確かに俺は電流のようなものを耳穴に入り込んできた触手から流されたことを覚えている。
その後妙に頭が冴えたり、こいつの言うことをすんなり信じてしまったり、滅茶苦茶恥ずかしいことを言った気がする。
「すみません。フタウラ君があまりにも事務的で冷たかったので、ちょっと」
「ちょっと、何」
「……脳……電波を……」
もじもじするな。可愛くない。そしてこいつは本当にヤバい。
「その、相談なくちょっとした認識の改ざんをしたことは謝ります」
「ちょっとで済む問題じゃないだろ」
「でも、フタウラ君にも問題があります」
「は? 俺?」
「ニンゲンにとっての生殖行為は、ただ子孫を残すためだけのものではないのでしょう。それは私も同じです。それなのに、さっさと終わらせろと言わんばかりの態度はどうかと」
「何で俺が悪いみたいに」
「パートナーへの愛が欠けていると思いました」
「愛ってお前……」
こいつは恥ずかしさとか無いタイプの生き物なのか?
「フタウラ君が天邪鬼と呼ばれる性格であることは把握しています。ただ、私にも心があります」
「いいか? ちょっと相手が冷たかったからって脳みそ弄っていいわけねーだろ!?」
脚部の関節部分を平手打ちしても、痛みを覚えるのは俺だけだ。
この宇宙にはニンゲンに理不尽なものしかないのか。
「分かりました。今後、無断で電波を流しません。なので、フタウラ君も私に優しくしてほしいです」
「分かったよ」
……ん?
なんか話の流れで承諾したけど、なにか間違ってる気がする。
「これでフタウラ君の怒りも解消できたでしょうか」
「ちょっと待て勝手に立つな。話はまだ終わってない」
「はい」
そうだ。
まだ俺には言いたいことがある。
そこに直れ変態野郎。
「お前、俺を実験動物みたいに液体にぶち込みやがって」
「……?」
正座したデカブツが無言で首を傾げる。
「起きたら漬物で、全裸でケツから触手出してるとこ見られた俺の気持ちが分かるか?」
「私しか見ていないので、何も恥ずかしがることはないと思いますが」
駄目だ。
会話は出来るけど話にならない。
こいつはきっと本当に悪いことをしたという認識がないんだろう。
愛があるので、問題ありませんとか平気で言いそうだ。
「フタウラ君。何か思い違いをしているようですが、私は君を粗雑に扱おうと思ったことは一度もありません」
「へえ」
「君は私の運命のヒトです。たとえ同族に見捨てられようとも、君さえ側に居てくれるのなら、何も辛くはありません」
「嘘つけへこんでたくせに」
「フタウラ君、君は照れ屋のわりに照れ隠しが下手ですね」
「いやそういうんじゃ、うわっ!?」
スタイロベートは許可なく正座を解いて立ち上がると、両手で俺を掬い上げるようにして持ち上げた。
「フタウラ君。お願いです。出ていかないでください」
無表情のくせに、やけに切なそうな顔に見えるのは気のせいか。気のせいだな。それなのにわずかに胸が痛む。
「あのさ、一つ聞いてもいい?」
「何なりと」
「お前の言うパートナーって、やっぱり、生涯の、って意味?」
「はい」
「へえ」
「なぜ目を逸らすのですか。フタウラ君はそのつもりではなかったのですか」
「微妙」
「微妙!?」
「まあ、お前とどうしてくかは、おいおい考えるよ。おいおい」
俺はスタイロベートがよく使う逃げ口上を口にした。
これが俺の正直な気持ちだ。
俺は一目惚れをしたこともなければ、運命というものも信じていない。
自分が一番大切で、誰かに寄り添ったりしてもらいたいとも、してあげたいとも思わない。
ただ、スタイロベートのことは嫌いではない。
それだけの話だ。
「分かりました。どうぞ熟考してください。フタウラ君が何を思おうと私の行動は変わりません」
「厄介だなあ」
「我々の運命はすでに、地球の港で定まったのです。観念しましょう」
スタイロベートがゆっくりと俺を床に下ろす。
「それに、永遠に二人きりというわけでもありませんしね」
「え?」
「お忘れですか。君が孵した幼体のことを」
あ、そうだった、と言いかけたその時だった。
ガシャン、と派手に硝子が砕け散る音が扉の向こうから聞こえてきた。
つづく
俺はスタイロベートからの質問を無視して寝床に寝転がっていた。
緩衝材を集めて作った簡易ベッドは、いつかのリゾートホテルで世話になったそれとは寝心地が違いすぎるけど、今や俺の安住の地はここしかない。
デカブツに覗き込まれていなければ安眠できたと思う。
「せめて怒りの理由を教えてくれませんか。気に障ったことがあれば謝ります」
気に障ったことがあれば?
その言葉に、落ち着き始めていた怒りが再点火した。
「無視は悲しいです。今、この海域に暮らす知的生命体は君と私だけなのです。このままでは、私は完全な孤独に陥ってしまいます」
なんで被害者面してんだよ。あと、この期に及んで自分の都合か。
決めた。
しばらくこいつとは喋らない。
テクノロジーを捨てれば衣食住も確保できそうだ。
変態触手野郎のことは忘れて野生に戻ってやる。
そもそも、俺の最終到達点はそこと言ってもいい。
「フタウラ君。お願いです。なにか喋ってください」
奴に背を向けて横向きで寝ていたのが仇となり、スタイロベートは俺の背中を触手でぐりぐりと詰ってきた。
あー鬱陶しい。
「……少し距離あるけど、北東に監視塔があるんだよな? 海上に出てる建物」
「ありますが、それが」
「勿論無人だよな?」
「誰も住み着いていなければ、恐らく」
俺は上体を起こしてベッドの上に胡坐を掻く。
床に脚部を触れさせて屈む鋼鉄の頭部をじっと見つめた。
ブルーブラックのバイザーの奥から、蜘蛛のような多機能カメラアイが俺を捉えている。
「俺、そこに住むわ」
「……」
時が止まったのかと思うくらい、スタイロベートは微動だにしない。
こいつには表情がない。
だから完全に沈黙されると、本当に機械のように見えてしまう。
「……何故ですか」
ようやくフリーズから復旧したスタイロベートが、更に頭部を近づけてきた。
「何故って、やることやっただろ? お前は俺を乗せて地球から離れる、その代わり俺はお前の繁殖を手伝う」
「確かに双務契約は履行されました。しかし」
「その後お前と一緒に暮らすとか、一切約束してないだろ? だから俺とお前が一緒にいる理由もない」
「理解できません。フタウラ君、今の君が心身ともに損傷なく過ごせているのは、この研究所に依るところが大きい。ニンゲンにとって快適とは言えないでしょうが、いくらなんでも水没しかけの廃墟よりは安全です」
その通り。
俺は衣食住の全てを海に捨てていくような道を行こうとしている。
でもそれでいいんだ。
それがあるべき姿であり、俺が求めていたものと限りなく近い。
なぜ俺が腹を立てているのか思いつかないポンコツとやっていけるか。
「使ってない潜水ポッドとか、無いか。まあいいや。廃材で船でも造らせてもらう。それまでは厄介になるだろうけど、飯くらいは自分で」
「どうしてそんな、きちんと言ってもらわないと分かりません。なぜそんなに怒っているのですか」
「怒ってないよ」
「いいえ、怒っています」
「怒ってないって」
「怒ってるじゃないですか」
「だから怒ってないって!」
俺は一体何をしてるんだ。
これじゃまるで痴話喧嘩だ。
別に俺達はそういうのじゃないのに。
「理由を話してくれるまで離しません」
そして俺が間抜けだったのは、こいつと物理的な距離を取らなかったことだ。
「下ろせバカ! 握り殺す気か!」
片手で俺の胴を掴んだスタイロベートは、そのまま直立不動になった。
そして俺の身体を頭部パーツの目の前まで持ち上げると、俺が納得する理由を話すまで解放しないと告げてきた。
中身は柔らかくてもこいつが鋼鉄の身体を持っていることに変わりはない。
耐久性において、俺は戦う前から負けていた。
「本当に心当たりがない?」
「はい」
俺はスタイロベートへ床に座るよう指示した。
殆ど失われた作法に則り、正座をしてもらっている。俺は仁王立ちになってスタイロベートを見上げていた。
脚が痺れてひっくり返ればいいのに、と思ってもマーキナーの身体はそのようにできていないのが悔しい。
ぬめぬめの本体だってノーダメージだろう。あー腹立つ。
「お前、俺に何した?」
「何とは。……あ、繫殖行為中に不手際がありましたか」
「不手際で済むか!」
「もしかして、体位が気に入らなかった、とか」
「はぁあ?」
俺の裏返った声が室内にこだまする。
「そんなんでキレるわけねーだろ! 俺の、頭に、何流したんだよ!」
俺は自分のこめかみへ人差し指を突き刺すように押し付けた。
確かに俺は電流のようなものを耳穴に入り込んできた触手から流されたことを覚えている。
その後妙に頭が冴えたり、こいつの言うことをすんなり信じてしまったり、滅茶苦茶恥ずかしいことを言った気がする。
「すみません。フタウラ君があまりにも事務的で冷たかったので、ちょっと」
「ちょっと、何」
「……脳……電波を……」
もじもじするな。可愛くない。そしてこいつは本当にヤバい。
「その、相談なくちょっとした認識の改ざんをしたことは謝ります」
「ちょっとで済む問題じゃないだろ」
「でも、フタウラ君にも問題があります」
「は? 俺?」
「ニンゲンにとっての生殖行為は、ただ子孫を残すためだけのものではないのでしょう。それは私も同じです。それなのに、さっさと終わらせろと言わんばかりの態度はどうかと」
「何で俺が悪いみたいに」
「パートナーへの愛が欠けていると思いました」
「愛ってお前……」
こいつは恥ずかしさとか無いタイプの生き物なのか?
「フタウラ君が天邪鬼と呼ばれる性格であることは把握しています。ただ、私にも心があります」
「いいか? ちょっと相手が冷たかったからって脳みそ弄っていいわけねーだろ!?」
脚部の関節部分を平手打ちしても、痛みを覚えるのは俺だけだ。
この宇宙にはニンゲンに理不尽なものしかないのか。
「分かりました。今後、無断で電波を流しません。なので、フタウラ君も私に優しくしてほしいです」
「分かったよ」
……ん?
なんか話の流れで承諾したけど、なにか間違ってる気がする。
「これでフタウラ君の怒りも解消できたでしょうか」
「ちょっと待て勝手に立つな。話はまだ終わってない」
「はい」
そうだ。
まだ俺には言いたいことがある。
そこに直れ変態野郎。
「お前、俺を実験動物みたいに液体にぶち込みやがって」
「……?」
正座したデカブツが無言で首を傾げる。
「起きたら漬物で、全裸でケツから触手出してるとこ見られた俺の気持ちが分かるか?」
「私しか見ていないので、何も恥ずかしがることはないと思いますが」
駄目だ。
会話は出来るけど話にならない。
こいつはきっと本当に悪いことをしたという認識がないんだろう。
愛があるので、問題ありませんとか平気で言いそうだ。
「フタウラ君。何か思い違いをしているようですが、私は君を粗雑に扱おうと思ったことは一度もありません」
「へえ」
「君は私の運命のヒトです。たとえ同族に見捨てられようとも、君さえ側に居てくれるのなら、何も辛くはありません」
「嘘つけへこんでたくせに」
「フタウラ君、君は照れ屋のわりに照れ隠しが下手ですね」
「いやそういうんじゃ、うわっ!?」
スタイロベートは許可なく正座を解いて立ち上がると、両手で俺を掬い上げるようにして持ち上げた。
「フタウラ君。お願いです。出ていかないでください」
無表情のくせに、やけに切なそうな顔に見えるのは気のせいか。気のせいだな。それなのにわずかに胸が痛む。
「あのさ、一つ聞いてもいい?」
「何なりと」
「お前の言うパートナーって、やっぱり、生涯の、って意味?」
「はい」
「へえ」
「なぜ目を逸らすのですか。フタウラ君はそのつもりではなかったのですか」
「微妙」
「微妙!?」
「まあ、お前とどうしてくかは、おいおい考えるよ。おいおい」
俺はスタイロベートがよく使う逃げ口上を口にした。
これが俺の正直な気持ちだ。
俺は一目惚れをしたこともなければ、運命というものも信じていない。
自分が一番大切で、誰かに寄り添ったりしてもらいたいとも、してあげたいとも思わない。
ただ、スタイロベートのことは嫌いではない。
それだけの話だ。
「分かりました。どうぞ熟考してください。フタウラ君が何を思おうと私の行動は変わりません」
「厄介だなあ」
「我々の運命はすでに、地球の港で定まったのです。観念しましょう」
スタイロベートがゆっくりと俺を床に下ろす。
「それに、永遠に二人きりというわけでもありませんしね」
「え?」
「お忘れですか。君が孵した幼体のことを」
あ、そうだった、と言いかけたその時だった。
ガシャン、と派手に硝子が砕け散る音が扉の向こうから聞こえてきた。
つづく
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