71 / 79
第71話 宝物
しおりを挟む
辺りも暗くなってきた頃。
世界樹の頂上、中央の「展望台」にて。
「それじゃみんな!」
フェンリルとスライムを迎え入れて初めて『王種』野菜を収穫したことから、突発的にパーティーを始めることになった。
「かんぱーい!」
「「「かんぱ~い!」」」
「「「クゥ~ン!」」」
「「「ポヨオオオ!」」」
「「「ニャンパ~イ!」」」
俺が音頭を取ると、色々なところから乾杯が聞こえてくる。
最後のはうちのペット達……?
いや、さすがに違うよな。
「しっかし、やすひろよお」
「ん?」
「いきなりパーティーとはまた良い提案だねえ。あ、ビールおかわり!」
「早えよ!」
えりとがいつものペースでビールを流し込む。
まあ、こいつらしくていいか。
「私もおかわりで!」
「目銅佐オーナーも!?」
まったく、この二人は……。
オーナーもこういうところは本当に変わらない。
「それにしても綺麗ですね~」
「本当に! 頑張ったから褒められると嬉しいよ」
美月ちゃんに言われて、後ろを振り返る。
そこには「四季のお花見ゾーン」だ。
季節は春。
木々からは桜や梅が顔を出し、新しい季節を思わせる。
だが今は、空も暗くなった夜。
「これを付けて良かったなあ」
「はい。すごく幻想的です……」
そこで、夜でも明るくできるよう、木々には提灯を付けた。
夜のライトアップ用だ。
現在は花に合うよう、薄暗いピンクや紫の光が灯り、夜限定で幻想的な風景が浮かび上がる。
なんとも素晴らしい「夜桜」というやつだね。
「お~? めどさん、俺とやろってのかい」
「えりとさんこそ。わたひは負けまへんよ~」
「「いざっ!」」
そんな景色には目もくれず、オーナーとえりとは飲み勝負をしているけれど。
「美月ちゃんはあんな大人になっちゃダメだよ」
「あはは。気を付けます」
後ろは放っておいて、俺たちはそのまま景色を楽しむことにした。
また、向こうの方も騒がしくなっている。
魔物たちが集まってる場所だね。
「ムームニャニャ♪」
「ワフ!」
「キュル!」
「プックー!」
「ぽ~ぽよよっ!」
うちのペット四匹に、ぽよちゃんを加えて演奏会を開いてるみたい。
エアギターもしてるし、イメージはバンドかな?
それにしては随分と可愛いけど。
「クォン!」
「ポヨッ、ポヨッ!」
お客さんはフェンリルとスライム達。
頭を上下に振るフェンリルや、その場でぽよぽよ跳ねるスライムがいて、盛り上がってるみたい。
「仲良くなったよなあ」
「うふふっ。そうですね」
今の両種族に距離は全くない。
中には、フェンリルの上に乗るスライム、反対にバランスボールのようにスライムに乗るフェンリルなども見られる。
「ポヨ」
「ウォフ」
いつまで険悪な雰囲気が続くかと心配したが、思ってたよりずっと早く距離は縮まった。
「って、また例のやってるし」
「可愛いじゃないですか」
さらに、最近ではすごい遊びまで流行り始めた。
「ウォフ」
「ポ……ウォ、ウォフ!」
並んでいるのは二匹のフェンリル……に見えるが、一体はスライムだ。
これが最近流行りの「どっちでしょうゲーム」。
スライムがフェンリルやうちのペット達に変身して、本物を当てるというルールらしい。
「ウォフ!」
「クォ~ン」
「ポ、ポヨオ……」
「ふふっ。当てられたみたいですね」
「騙せたことあるのかなあ」
これが広まり、両種族はお互いやうちのペット達ともさらに仲良くなった気がする。
今ではこれが日常化して、なんとも微笑ましい。
「ははっ」
「やすひろさん?」
「ああ、ごめん。ちょっと最近の事を思い返して」
「やすひろさん、幸せそうですよ」
「そうかなあ……うん、そうかも」
美月ちゃんにそう言われ、ふと最近の俺の暮らしを思い浮かべる。
朝起きて、「畑」ゾーンに生える野菜を食べ歩き方式で口にしながら、「里」へ顔を出す。
「里」では、モフったりポヨったり、野菜の様子を眺めたりするわけだ。
昼はえりとやオーナーと昼ごはんを食べながら、ペット達とのんびり過ごす。
夕方に配信で働いた後は安らぎの時間。
咲き乱れる四季折々の花を見上げながら、極楽の「温泉」を楽しむ。
たまに日本酒も混じえながらね。
もちろん、うちのモフモフや里のモフぷにと一緒に入ることも多々ある。
「恵まれてるなあ」
こんなのブラック社畜時代じゃ考えられなかった生活だろう。
それでお金にも余裕がある。
“『王種』野菜”に“配信”という、2大コンテンツを持っているわけだからな。
「でも、どちらもやすひろさんが頑張った甲斐あってですよ」
「そうかな」
フクマロ、モンブラン、ココア、タンポポ、ぽよちゃん。
えりと、美月ちゃん、目銅佐オーナー。
フェンリル、インフィニティスライム。
俺の周りにはたくさん仲間がいる。
美月ちゃんはこう言うけれど、俺がもらったものだってたくさんあるんだ。
「みんな、お互いに支え合ってるんだよ」
「……! うん。そうかもしれないです」
最強種族である四匹にしたってそう。
俺はフクマロを拾い、フクマロは俺を助けてくれた。
モンブランに懐かれて二匹目のペットに。
ココアを託されて迎え入れる決意を。
タンポポとは一緒に危険を超えて家族に。
みんなみんな、お互いに支え合っているんだ。
「わしらの戦いも止めてくれたしのう」
「本当だよね」
「里長さん、スライムさん!」
それは、最近一緒に暮らし始めた両種族にも言えるだろう。
「ここにいるみんな、俺の宝物だよ」
「やすひろさん……」
もちろん、美月ちゃんもね。
「さ、あっちに行こうか。俺もあいつらのライブを近くで見なきゃ!」
「はい!」
そうして、パーティーの熱気はさらに増していったとさ。
世界樹の頂上、中央の「展望台」にて。
「それじゃみんな!」
フェンリルとスライムを迎え入れて初めて『王種』野菜を収穫したことから、突発的にパーティーを始めることになった。
「かんぱーい!」
「「「かんぱ~い!」」」
「「「クゥ~ン!」」」
「「「ポヨオオオ!」」」
「「「ニャンパ~イ!」」」
俺が音頭を取ると、色々なところから乾杯が聞こえてくる。
最後のはうちのペット達……?
いや、さすがに違うよな。
「しっかし、やすひろよお」
「ん?」
「いきなりパーティーとはまた良い提案だねえ。あ、ビールおかわり!」
「早えよ!」
えりとがいつものペースでビールを流し込む。
まあ、こいつらしくていいか。
「私もおかわりで!」
「目銅佐オーナーも!?」
まったく、この二人は……。
オーナーもこういうところは本当に変わらない。
「それにしても綺麗ですね~」
「本当に! 頑張ったから褒められると嬉しいよ」
美月ちゃんに言われて、後ろを振り返る。
そこには「四季のお花見ゾーン」だ。
季節は春。
木々からは桜や梅が顔を出し、新しい季節を思わせる。
だが今は、空も暗くなった夜。
「これを付けて良かったなあ」
「はい。すごく幻想的です……」
そこで、夜でも明るくできるよう、木々には提灯を付けた。
夜のライトアップ用だ。
現在は花に合うよう、薄暗いピンクや紫の光が灯り、夜限定で幻想的な風景が浮かび上がる。
なんとも素晴らしい「夜桜」というやつだね。
「お~? めどさん、俺とやろってのかい」
「えりとさんこそ。わたひは負けまへんよ~」
「「いざっ!」」
そんな景色には目もくれず、オーナーとえりとは飲み勝負をしているけれど。
「美月ちゃんはあんな大人になっちゃダメだよ」
「あはは。気を付けます」
後ろは放っておいて、俺たちはそのまま景色を楽しむことにした。
また、向こうの方も騒がしくなっている。
魔物たちが集まってる場所だね。
「ムームニャニャ♪」
「ワフ!」
「キュル!」
「プックー!」
「ぽ~ぽよよっ!」
うちのペット四匹に、ぽよちゃんを加えて演奏会を開いてるみたい。
エアギターもしてるし、イメージはバンドかな?
それにしては随分と可愛いけど。
「クォン!」
「ポヨッ、ポヨッ!」
お客さんはフェンリルとスライム達。
頭を上下に振るフェンリルや、その場でぽよぽよ跳ねるスライムがいて、盛り上がってるみたい。
「仲良くなったよなあ」
「うふふっ。そうですね」
今の両種族に距離は全くない。
中には、フェンリルの上に乗るスライム、反対にバランスボールのようにスライムに乗るフェンリルなども見られる。
「ポヨ」
「ウォフ」
いつまで険悪な雰囲気が続くかと心配したが、思ってたよりずっと早く距離は縮まった。
「って、また例のやってるし」
「可愛いじゃないですか」
さらに、最近ではすごい遊びまで流行り始めた。
「ウォフ」
「ポ……ウォ、ウォフ!」
並んでいるのは二匹のフェンリル……に見えるが、一体はスライムだ。
これが最近流行りの「どっちでしょうゲーム」。
スライムがフェンリルやうちのペット達に変身して、本物を当てるというルールらしい。
「ウォフ!」
「クォ~ン」
「ポ、ポヨオ……」
「ふふっ。当てられたみたいですね」
「騙せたことあるのかなあ」
これが広まり、両種族はお互いやうちのペット達ともさらに仲良くなった気がする。
今ではこれが日常化して、なんとも微笑ましい。
「ははっ」
「やすひろさん?」
「ああ、ごめん。ちょっと最近の事を思い返して」
「やすひろさん、幸せそうですよ」
「そうかなあ……うん、そうかも」
美月ちゃんにそう言われ、ふと最近の俺の暮らしを思い浮かべる。
朝起きて、「畑」ゾーンに生える野菜を食べ歩き方式で口にしながら、「里」へ顔を出す。
「里」では、モフったりポヨったり、野菜の様子を眺めたりするわけだ。
昼はえりとやオーナーと昼ごはんを食べながら、ペット達とのんびり過ごす。
夕方に配信で働いた後は安らぎの時間。
咲き乱れる四季折々の花を見上げながら、極楽の「温泉」を楽しむ。
たまに日本酒も混じえながらね。
もちろん、うちのモフモフや里のモフぷにと一緒に入ることも多々ある。
「恵まれてるなあ」
こんなのブラック社畜時代じゃ考えられなかった生活だろう。
それでお金にも余裕がある。
“『王種』野菜”に“配信”という、2大コンテンツを持っているわけだからな。
「でも、どちらもやすひろさんが頑張った甲斐あってですよ」
「そうかな」
フクマロ、モンブラン、ココア、タンポポ、ぽよちゃん。
えりと、美月ちゃん、目銅佐オーナー。
フェンリル、インフィニティスライム。
俺の周りにはたくさん仲間がいる。
美月ちゃんはこう言うけれど、俺がもらったものだってたくさんあるんだ。
「みんな、お互いに支え合ってるんだよ」
「……! うん。そうかもしれないです」
最強種族である四匹にしたってそう。
俺はフクマロを拾い、フクマロは俺を助けてくれた。
モンブランに懐かれて二匹目のペットに。
ココアを託されて迎え入れる決意を。
タンポポとは一緒に危険を超えて家族に。
みんなみんな、お互いに支え合っているんだ。
「わしらの戦いも止めてくれたしのう」
「本当だよね」
「里長さん、スライムさん!」
それは、最近一緒に暮らし始めた両種族にも言えるだろう。
「ここにいるみんな、俺の宝物だよ」
「やすひろさん……」
もちろん、美月ちゃんもね。
「さ、あっちに行こうか。俺もあいつらのライブを近くで見なきゃ!」
「はい!」
そうして、パーティーの熱気はさらに増していったとさ。
18
お気に入りに追加
1,927
あなたにおすすめの小説
ド田舎からやってきた少年、初めての大都会で無双する~今まで遊び場にしていたダンジョンは、攻略不可能の規格外ダンジョンだったみたい〜
むらくも航
ファンタジー
ド田舎の村で育った『エアル』は、この日旅立つ。
幼少の頃、おじいちゃんから聞いた話に憧れ、大都会で立派な『探索者』になりたいと思ったからだ。
そんなエアルがこれまでにしてきたことは、たった一つ。
故郷にあるダンジョンで体を動かしてきたことだ。
自然と共に生き、魔物たちとも触れ合ってきた。
だが、エアルは知らない。
ただの“遊び場”と化していたダンジョンは、攻略不可能のSSSランクであることを。
遊び相手たちは、全て最低でもAランクオーバーの凶暴な魔物たちであることを。
これは、故郷のダンジョンで力をつけすぎた少年エアルが、大都会で無自覚に無双し、羽ばたいていく物語──。
ただのFランク探索者さん、うっかりSランク魔物をぶっとばして大バズりしてしまう~今まで住んでいた自宅は、最強種が住む規格外ダンジョンでした~
むらくも航
ファンタジー
Fランク探索者の『彦根ホシ』は、幼馴染のダンジョン配信に助っ人として参加する。
配信は順調に進むが、二人はトラップによって誰も討伐したことのないSランク魔物がいる階層へ飛ばされてしまう。
誰もが生還を諦めたその時、Fランク探索者のはずのホシが立ち上がり、撮れ高を気にしながら余裕でSランク魔物をボコボコにしてしまう。
そんなホシは、ぼそっと一言。
「うちのペット達の方が手応えあるかな」
それからホシが配信を始めると、彼の自宅に映る最強の魔物たち・超希少アイテムに世間はひっくり返り、バズりにバズっていく──。
☆10/25からは、毎日18時に更新予定!
ダンジョンで有名モデルを助けたら公式配信に映っていたようでバズってしまいました。
夜兎ましろ
ファンタジー
高校を卒業したばかりの少年――夜見ユウは今まで鍛えてきた自分がダンジョンでも通用するのかを知るために、はじめてのダンジョンへと向かう。もし、上手くいけば冒険者にもなれるかもしれないと考えたからだ。
ダンジョンに足を踏み入れたユウはとある女性が魔物に襲われそうになっているところに遭遇し、魔法などを使って女性を助けたのだが、偶然にもその瞬間がダンジョンの公式配信に映ってしまっており、ユウはバズってしまうことになる。
バズってしまったならしょうがないと思い、ユウは配信活動をはじめることにするのだが、何故か助けた女性と共に配信を始めることになるのだった。
羨んでいたダンジョンはおれが勇者として救った異世界に酷似している~帰還した現代では無職業(ノージョブ)でも異世界で培った力で成り上がる~
むらくも航
ファンタジー
☆カクヨムにてでローファンタジー部門最高日間3位、週間4位を獲得!
【第1章完結】ダンジョン出現後、職業(ジョブ)持ちが名乗りを上げる中、無職業(ノージョブ)のおれはダンジョンを疎んでいた。しかし異世界転生を経て、帰還してみればダンジョンのあらゆるものが見たことのあるものだった。
現代では、まだそこまでダンジョン探索は進んでいないようだ。その中でおれは、異世界で誰も知らない事まで知っている。これなら無職業(ノージョブ)のおれもダンジョンに挑める。おれはダンジョンで成り上がる。
これは勇者として異世界を救った、元負け組天野 翔(あまの かける)が異世界で得た力で現代ダンジョンに挑む物語である。
家の猫がポーションとってきた。
熊ごろう
ファンタジー
テーブルに置かれた小さな瓶、それにソファーでくつろぐ飼い猫のクロ。それらを前にして俺は頭を抱えていた。
ある日どこからかクロが咥えて持ってきた瓶……その正体がポーションだったのだ。
瓶の処理はさておいて、俺は瓶の出所を探るため出掛けたクロの跡を追うが……ついた先は自宅の庭にある納屋だった。 やったね、自宅のお庭にダンジョン出来たよ!? どういうことなの。
始めはクロと一緒にダラダラとダンジョンに潜っていた俺だが、ある事を切っ掛けに本気でダンジョンの攻略を決意することに……。
無能扱いされ会社を辞めさせられ、モフモフがさみしさで命の危機に陥るが懸命なナデナデ配信によりバズる~色々あって心と音速の壁を突破するまで~
ぐうのすけ
ファンタジー
大岩翔(オオイワ カケル・20才)は部長の悪知恵により会社を辞めて家に帰った。
玄関を開けるとモフモフ用座布団の上にペットが座って待っているのだが様子がおかしい。
「きゅう、痩せたか?それに元気もない」
ペットをさみしくさせていたと反省したカケルはペットを頭に乗せて大穴(ダンジョン)へと走った。
だが、大穴に向かう途中で小麦粉の大袋を担いだJKとぶつかりそうになる。
「パンを咥えて遅刻遅刻~ではなく原材料を担ぐJKだと!」
この奇妙な出会いによりカケルはヒロイン達と心を通わせ、心に抱えた闇を超え、心と音速の壁を突破する。
パーティ追放が進化の条件?! チートジョブ『道化師』からの成り上がり。
荒井竜馬
ファンタジー
『第16回ファンタジー小説大賞』奨励賞受賞作品
あらすじ
勢いが凄いと話題のS級パーティ『黒龍の牙』。そのパーティに所属していた『道化師見習い』のアイクは突然パーティを追放されてしまう。
しかし、『道化師見習い』の進化条件がパーティから独立をすることだったアイクは、『道化師見習い』から『道化師』に進化する。
道化師としてのジョブを手に入れたアイクは、高いステータスと新たなスキルも手に入れた。
そして、見習いから独立したアイクの元には助手という女の子が現れたり、使い魔と契約をしたりして多くのクエストをこなしていくことに。
追放されて良かった。思わずそう思ってしまうような世界がアイクを待っていた。
成り上がりとざまぁ、後は異世界で少しゆっくりと。そんなファンタジー小説。
ヒロインは6話から登場します。
システムバグで輪廻の輪から外れましたが、便利グッズ詰め合わせ付きで他の星に転生しました。
大国 鹿児
ファンタジー
輪廻転生のシステムのバグで輪廻の輪から外れちゃった!
でも神様から便利なチートグッズ(笑)の詰め合わせをもらって、
他の星に転生しました!特に使命も無いなら自由気ままに生きてみよう!
主人公はチート無双するのか!? それともハーレムか!?
はたまた、壮大なファンタジーが始まるのか!?
いえ、実は単なる趣味全開の主人公です。
色々な秘密がだんだん明らかになりますので、ゆっくりとお楽しみください。
*** 作品について ***
この作品は、真面目なチート物ではありません。
コメディーやギャグ要素やネタの多い作品となっております
重厚な世界観や派手な戦闘描写、ざまあ展開などをお求めの方は、
この作品をスルーして下さい。
*カクヨム様,小説家になろう様でも、別PNで先行して投稿しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる