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お前に奉仕する事こそ、私の喜び

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平野家の長男として誕生した藤真は、幼い頃から無欲だった。欲しい物もなかったし、地位や名誉にもさほど興味はなかった。跡取りが次男の聡真に決まった時も、特に何も感じなかった。周囲の取り巻きが聡真に憎しみを抱いていたようだが、藤真としてはどうでもいい事だった。藤真は、ただ当たり前に過ぎる日々を淡々と過ごした。
自分の時だけが止まったかのような虚無感に、藤真は飽き飽きしていた。誰でもいいから、自分の時を動かしてほしい。そう願う日々が続いたある日。藤真は、初めて心が動く体験をした。それは、平野家の一同が介するパーティーでの事だ。
注目されたのは、若くして平野家の当主となった弟の聡真とその美しき執事。藤真など、まるで透明人間のようだ。誰とも目が合わない。
(当然といえば当然か…)
藤真の覇気のなさは、一族の中でも有名だった。藤真は賑やかな集団に背中を向けると、あてもなく歩いた。驚く事に、生まれてからずっと側についている執事でさえ藤真が立ち去った事に気がつかなかった。つまり、それぐらいの存在なのだ。
不意に、藤真の足が止まる。目の前には、燕尾服姿の少年。亜麻色のやや長い前髪の隙間からは、涙で濡れた瞳が見えた。その少年の姿を見た瞬間。モノクロだった藤真の世界は、鮮やかな色に彩られたのだ。地面に落ちる雫さえ、藤真には美しい宝石に見えた。その瞬間。藤真は悟った。彼こそが、自分を変えてくれる存在だと。藤真は、25歳にして初めて欲しいものを見つけた。気がつくと、少年を胸にかき抱いていた。
「あ、あの…?」
戸惑ったような少年の唇に、藤真は迷わずキスをした。薔薇の花弁が風で舞い散るなか、藤真は「彼だ」と確信した。彼こそが、自分を変えてくれる存在だと。藤真は、そのまま茂みの中へと少年を押し倒し想いを遂げた。
それが、執事・小野和樹との出会いだった。

藤真の朝は早い。どれぐらい早いかというと、使用人達が起きる3時前には目を覚まし着替えを済ませている。そして、自分のベッドで小さく丸くなっている和樹を抱き上げる。
「ん…」
白く柔らかな裸体に視線を落とし、藤真は口許に笑みを浮かべた。首筋から脇腹、更には鼠径部とありとあらゆる場所に藤真の付けた印が見える。その印を数えるのは、藤真の楽しみの1つだ。
「おはよう。和樹」
声をかければ、和樹の目蓋が小さく震える。ゆっくりと目が開き、飴玉のような亜麻色の瞳が藤真を見た。
「とっ、藤真様っ?」
驚き顔を真っ赤にする和樹に、藤真は声を上げて笑った。そして、和樹の戸惑いをよそにそのまま浴室へと足を向けた。

「藤真様、おやめください…っ」
数分後。浴室からは和樹の甘い悲鳴が響いていた。そして、楽しそうな藤真の声も。
「こら。じっとしてなさい。綺麗に洗えない」
「あ…っ、やぁっ」
全身を真っ赤に染めながら、和樹が壁にすがりつく。
「いい子だ。そのまま足を広げて腰を突き出しなさい」
藤真の容赦ない命令に、白い身体がますます赤くなった。絹のように滑らかでしっとりとしている和樹の肌を、藤真は素手で丁寧に洗っていく。特に、小さな蕾は奥まで…。
「や…っ、あっ」
藤真が2本の指で蕾を押し広げれば、トロッと奥から蜜が溢れてくる。
「今日もお前はかわいいね」
成人を迎えている割には背も低く、筋肉も殆どない和樹。体毛は薄く、陽に当たると透けて見えるほどだ。毎日見ても見飽きないその美しさに、藤真はうっとりとした笑みを浮かべた。
背中から抱き締めるようにして、藤真は和樹の前に手を伸ばした。そして、草むらを掻き分けるようにして性器を泡だらけにする。
「ここもちゃんと洗わないと、ね」
「お、お許しください…っ。そこは…っ」
藤真の指が形をなぞれば、そこはしっかり反応してきた。その事に、藤真は内心ホッとした。つまり、この行為を和樹も嫌がってはいないという事だ。
「可愛い和樹。もっと声を聞かせて」
藤真が緩やかに指を上下させる。和樹の性器は熱を持ち、形も変わってきた。
「あっ、駄目ですっ。これ以上は…っ、あっ」
藤真の形のいい指が、和樹の性器を丹念に洗う。棹だけではないその両脇にある玉も、丁寧過ぎるぐらいに指で洗った。
「あっ、ん…っ」
ピクッピクッと和樹の爪先が震える。その初々しさは、藤真を更に夢中にさせた。
「毎日洗っているというのに、まだ慣れないんだね」
クスクス笑いながら、藤真が和樹の首筋にキスを埋める。
「昨夜の私の愛が、まだこんなに残ってる」
「あ…っ、あぁっ」
藤真は、和樹の奥から溢れる蜜に満足そうに目を細めた。
数多くの企業を束ねている藤真の朝の日課は、溺愛している執事を風呂に入れる事だ。仁王立ちになったままの和樹の濡れた身体を、藤真はタオルで拭っていく。その間、和樹は指一本たりとて動かしてはならない。
「あ、あのっ。そこは、自分で…」
藤真の指が和樹の性器を持ち上げる。小声の抗議を無視して、藤真はそこもタオルで拭いた。
「動くんじゃないよ」
藤真の指が、スルッと柔らかな和樹の尻の間をなぞった。
「と、藤真様っ?」
慌てる和樹を横目に、藤真は指で蕾を穿った。
「あっ、ぁぁっ」
「朝だからね。最後まではしないよ」
藤真は、和樹を抱き締めると指の動きを速めた。
「あっ、ん・・・っ」
「続きは、夜になったらしてあげるよ」
「んんっ、はぁっ、あっ」
身体の奥を藤真の指に貫かれながら、和樹は絶頂を迎えた。
結局。2人が浴室を出たのは、それから30分以上過ぎた後だった。

「籐真様。いい加減になさってくださいっ」
燕尾服を着た和樹が、プウッと頬を膨らませる。そんな和樹の小言には耳を貸さず、藤真は和樹を椅子へ座らせ、その襟に白いナプキンをかけた。そして、完璧な作法で熱い紅茶をゆっくりと注ぐ。焼きたてのパンと熱々のオムレツをテーブルに並べると満足そうに笑みを浮かべた。端から見ていると、かなり異様な光景である。だが、溺愛する和樹の世話をかいがいしく行う事こそが、藤真の喜びなのだ。その楽しみのためだけに、藤真は他の使用人を解雇した。
「お前は、私の唯一の楽しみを奪おうというのかい?」
いかにも不機嫌そうに文句を言った藤真は、片膝をつくと和樹の唇をハンカチで拭った。
和樹が執事になったその日から、藤真の毎日は薔薇のように鮮やかなものとなった。和樹に奉仕する事で、藤真は至福の時を手に入れた。
「お前の仕事は、私の命令に逆らわない事。そう言ったはずだ」
藤真の言葉に、和樹の表情が変わる。
「申し訳ありません。ご主人様」
藤真は、何もなかったかのように和樹の口許へスプーンを運んだ。
小野家の執事が重宝される理由。それは、主への絶対服従だ。主の命令ならば、理不尽な事であっても受け入れる。そう。藤真が和樹を好きに出来るのも、彼の主だからだ。
(もし、私が主ではなかったら?)
おそらく、身体を開いてはくれなかっただろう。
これまで、何に対しても興味を示さなかった藤真が心から欲しいと願ったのが和樹だった。
あの日。一族が集ったパーティーで、たまたま泣いている和樹を見つけた瞬間。藤真の心はその可憐さに魅入られてしまったのだ。亜麻色の髪と瞳はどこか現実離れした美しさを感じさせ、柔らかな声は聴いているだけで心がざわついた。
泣いている姿を見られたのがよほど恥ずかしかったのか、逃げようとする和樹を藤真は掴まえてそのまま口づけをした。そして、和樹の全てを奪ってしまったのだ。嫌われても仕方がなかったのに、和樹は藤真の想いを受け入れてくれた。

『あなたの執事となります』

それからというもの、藤真は和樹を側に置いて離さない。その関係は他の執事やメイド達にも知れ渡っていて、全員他言無用が義務付けられている。
「旦那様。明日のパーティーに着ていくタキシードはどうされますか?」
広い広いクローゼット。そこには、濃淡様々なタキシードがズラリと並んでいる。もちろん。どれもこれも一級品ばかりだ。
「行きたくない」
「は?」
和樹の質問に藤真が即答する。明日は、知人の娘の婚約パーティーに参加する事になっている。参加者名簿をサッと目を通した籐真は、ある人物が参加すると知り露骨に不機嫌になった。
(アイツが参加するパーティーに、和樹を連れてはいけない)
藤真には、幼い頃からなにかと突っかかってくる悪友がいる。加瀬博和といって、なぜか藤真にライバル心を抱いているのだ。もし、和樹の存在が知られたらなにかを仕掛けてくるかもしれない。和樹が危険な目に合う可能性が1%でもある所に、藤真は行く気にはなれなかった。だが、そうもいかないのが現実なのだ。藤真にだって、それぐらいはわかっている。
「パーティーには絶対に行かなくちゃダメですっ。藤真様っ」
和樹が広い背中にしがみつくように言えば、藤真が渋々頷く。
「わかったよ。和樹がそう言うなら行こう」
「藤真様」
パッと和樹の顔が輝く。
「その代わり、今夜は和樹からおねだりしなさい」
「え?えっ?ええっ」
和樹の絶叫が屋敷内に響き渡った。そして、その夜。藤真は和樹からの可愛いおねだりに満足した。

(ま、まさかあんな事を言わされるなんてっ)
いつものように、藤真に抱き締められる格好で朝を迎えた和樹は、昨夜の自分の言動を思い返しては溜め息を吐いた。あまりの恥ずかしさに逃げ出したくなる。
だが、許してしまうのは藤真が自分を大切にしてくれるからだ。自分を必要としているからだ。
(僕を執事にしてくれたのは、藤真様だけ)
和樹が生まれた小野家は、代々優秀な執事を輩出している名家だ。和樹の兄である智樹は、10歳にして平野家当主の執事に選ばれたという強者だ。何事にも冷静に対処ができる智樹。それに比べて、喜怒哀楽が隠せずミスばかりする和樹。よく比較されては父親から罵倒された。

『お前みたいな者が私の息子だなんて、恥でしかない』

あの日。和樹はパーティーで大失態をした。執事として雇ってくれる者もいなく、父親からは匙を投げられた。
華やかなパーティー会場にいるのが嫌で、和樹は気がついたら逃げ出していた。繁みに隠れて泣いていたら、藤真に見つかってしまったのだ。バランスのとれた細身の身体と、目鼻立ちがとてもくっきりしている藤真に思わず見惚れてしまった。タキシードを着ていても、胸筋や背筋がある事は一目でわかったし、佇まいにも貫禄があった。その場から逃げようとしたところ、藤真に捕まりキスされた。そして、そのまま繁みの中に押し倒され全てを奪われた。和樹にとっては、初めての体験だった。
もし、藤真が単なる乱暴者だったら、和樹だって彼のした行為を受け入れなかっただろう。だが、触れられる度にその寂しさや孤独が伝わってきた。藤真が何かに怯えているように感じて、逃げられなかったのだ。すがるように抱き締められ、必要とされていると言われ歓喜に心が騒いだ。
行為の後。藤真が和樹の左手の薬指に口づけた。

『今日から君は、私の執事だよ』

それは、和樹にとって永遠に聞く事はないと思っていた言葉だった。和樹が藤真の執事に選ばれて一番驚いたのが、和樹の父親である。
(今日のパーティー。智樹兄さんも来ているのかな)
そう思うと、少しばかり憂鬱になる。年が近いせいもあり、よく2人は比べられた。おそらく、今日のパーティーでもそうだろう。智樹の事は嫌いじゃないが、美しく完璧な兄の横にいると惨めな気持ちになるのだ。
(籐真様のためにも、ミスだけはしないようにしないと)
自分のせいで籐真に恥をかかせるわけにいかない。和樹は、藤真の腕の中で小さく拳を握った。

婚約パーティーはかなり盛大に催された。華やかな衣装に身を包んだ男女が談笑するなか、藤真と和樹は一際目立っていた。なぜなら、藤真が執事である和樹をまるで配偶者のようにエスコートしているのだ。その様子はかなり異様に映るようで、あちこちからざわめきが聞こえてくる。
「と、藤真様。おやめください」
和樹のために果物が入った小皿を持ってきた藤真に文句を言っても、本人は気にも留めないらしい。果物をフォークで刺すと和樹の口許へと運ぶ。
「藤真様っ」
「誰になんと言われようと構わないよ。ほろ、口を開けて」
そう言われては、和樹だって逆らえない。渋々口を開けて差し出された桃を口に入れる。不意に、足音が近づいてきた。
「久しぶりだね。藤真」
どこか粘着質を感じさせる声に振り向けば、やたらと細いウェストをした綺麗な男性が立っていた。藤真の友人である加瀬博和だ。その後ろには、肩幅がガッシリとした執事の工藤が立っている。
「博和。いつフランスから?」
差し出された手を笑顔で藤真が握り返す。端から見ていたら和やかなムードに見えるかもしれない。だが、和樹には藤真の不機嫌さがわかってしまった。
(優しそうな人なのにな)
そう思って見ていれば、不意に加瀬と視線が合う。
「初めまして。可愛い執事さん」
にっこり笑われて和樹が戸惑っていれば、スッと藤真が前に立ちはだかる。
「和樹。私はしばらく彼と話があるからここにいなさい」
「かしこまりました」
和樹は、藤真が親しげに博和の肩を抱いて去っていく姿を見て心がズキッとした。当たり前のようにいつも側にいる藤真がいない。それは、思ったより和樹を孤独にした。
「和樹さんは、もしかしたら小野家の?」
工藤が和樹に紅茶を差し出しながら尋ねる。物静かだが、どこか威圧感を感じさせる男だった。
「あ、ありがとうございます。なぜ、小野家だと…」
「先程、小野智樹さんとお会いしました。顔立ちがよく似ていらっしゃったので」
和樹の心に緊張が走る。だが、工藤はそれ以上は何も言わなかった。しばらくすると、加瀬が青ざめた表情で走ってくるのが見えた。
「小野君。藤真が呼んでるよっ」
「えっ。藤真様が?」
「こっちだ」
腕を引かれ、和樹は引っ張られるまま長い廊下を走った。そして、奥の部屋へと促される。
「藤真様?」
声をかければ、ガチャッと鍵をかける音がした。振り向けば、ドアを背中にニヤニヤと笑みを浮かべる加瀬がいた。瞬間。和樹は、自分が罠にはまった事を知った。
「藤真は、君のどこを気に入ったんだろうね」
加瀬がゆっくりとネクタイを外す。和樹は、無意識に後ずさりながら脱出経路を探した。
「無駄だよ。窓は開かない設計になっているし、ドアの外には工藤が控えている」
「私を、どうするのですか?」
「君と藤真の関係は知っている。昨夜も、たっぷりしたんだろう?」
加瀬が舌なめずりをする。
「君を抱いて、僕は間接的に籐真とセックスをする」
「…は?」
加瀬は、うっとりとした表情で自身の身体を抱き締めた。
「僕はね、昔から藤真に抱かれたかったんだ。何度アピールしても、僕には指一本触れてくれなかった。なのに、君の事は抱いている」
「やっ、やめくださいっ」
「身体の奥に残ってるんだろう?藤真の精液が」
加瀬にベッドに押し倒され、服を脱がされそうになっていれば、バタンッとものすごい勢いでドアが開いた。その直後。大柄な工藤の身体が吹っ飛んできた。そして、額に汗をびっしょりかいた藤真が入ってくる。
「藤真様っ」
「藤真っ。なぜここにっ?部屋に閉じ込めたはず・・・っ」
うろたえる加瀬に、藤真がニヤリと笑った。次の瞬間、一陣の風が部屋の中に吹き荒れた。加瀬の首筋に、誰かが手刀を当てている。和樹の瞳が大きく見開かれた。
「兄さん…っ」
「弟を離してください。加瀬博和様」
額に一滴も汗をかいていない燕尾服の男が、無表情で加瀬に告げる。和樹の兄であり、平野家当主に仕える小野智樹だ。亜麻色の瞳には、怒りの光が宿っている。加瀬がゆっくりと和樹から離れた。
「君が相手では、勝ち目は0のようだね」
「ご理解していただけたら結構」
まるで彫刻のような美しい顔立ちをした智樹が、教科書のような一礼をする。
加瀬は、無表情のまま部屋を出ていった。去り際、名残惜しそうに籐真を一瞬だけ見つめて…。
「大丈夫ですか?藤真様っ」
ぐったりとベッドに突っ伏す藤真に、和樹が青ざめる。どうやら、加瀬によって腕を拘束されていたらしい。手首には痛々しい跡がついている。
「…ひどい」
「お前が無事なら、それでいいんだ」
藤真は安心させるように和樹を抱き締めた。そして、傍らに立ったままの智樹へと視線を移す。
「すまないな。お前の手を煩わせて」
「いえ。平野家に仕える執事として当然の事をしたまでです。それに、弟の事ですので」
優雅にお辞儀をした智樹は、チラッと横目で和樹を見た。主の側を離れた事を咎められると身構えていれば、優しく頭を撫でられた。
「これからも、藤真様の執事としてしっかり仕えるように」
それだけだが、和樹は兄が普段と違うような気がした。とても、優しくなったようで嬉しくなった。

翌朝。浴室ではやはり和樹の身体は入念に藤真によって洗われていた。
「あっ。藤真様っ、朝は最後までしないって…っ、あっ」
浴槽の中で、和樹は藤真の太い男根を受け入れた。藤真は、そんな和樹を楽しそうに見つめながら腰をリズミカルに揺すった。和樹の甘い悲鳴が響く。
「昨夜はお前を抱けなかったからね。ほら、もっとここに力を入れて」
小さな尻を左右から揉まれ、和樹の声が一際大きくなった。中に挿入された籐真自身を締め付ける形となり、和樹は耳まで赤くなった。
藤真にとって、加瀬に閉じ込められた事などなんとも思っていないようだ。
どんなに邪魔が入ろうと、藤真にとって一番大切なのは和樹1人なのだ。
和樹は、その後も喘がされ快楽を与えられた。











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