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アムールトへ
パスタを食べるよ!
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「おこちゃまね」
ラミッタはそのまま紅茶を飲んでいた。
「お待たせ致しましたにゃー」
今度はマルクエンを外で掴まえた猫耳のウェイトレスが料理を持ってくる。
「カニのクリームパスタ大盛りとイカスミパスタですにゃ! 冷めない内にどうぞですにゃ!」
「あぁ、ありがとう」
目の前で美味しそうな湯気を放つ大盛りのパスタを見て、マルクエンは顔がほころぶ。
「では、イタダキマス!!」
「はいはい」
大きくカットされたワタリガニを避けて、マルクエンはパスタをフォークに巻き付け食べた。
「む、美味いな!」
ラミッタも同じ様にイカスミパスタを食べる。
「あら、なかなか美味しいじゃない」
美味しいパスタを自称するだけはあり、味は良かった。
夢中になり食べるマルクエン。ラミッタも口元を黒くしてパスタを食べていた。
「宿敵、これちょっと食べてみない?」
ふと思いつき、意地悪そうな笑みを浮かべてラミッタが言う。
「い、いや、イカのスミだろう?」
「好き嫌いするんじゃないって言ってるでしょ?」
ラミッタはフォークにぐるぐる巻き付けたパスタをマルクエンに差し出した。
「う、うむ、分かった」
思い切ってパクリと食べてみるマルクエン。
「どうかしら?」
「む、美味いな!!」
「そうでしょう?」
ラミッタはニコリと笑い、マルクエンは何故だか少しドキドキした。
「あー、お客様。食べさせ合いっこまでして本当に付き合っていないのかにゃ?」
偶然近くに居た猫耳ウェイトレスに言われてラミッタは赤面する。
「なっ、違う!! 宿敵がイカスミを怖がっているから面白くて!!」
「まぁ、ごゆっくりどうぞにゃー」
猫耳ウェイトレスはニヤニヤ笑いながら去っていった。
そして、ラミッタは思い出す。これ、いつかたこ焼きを食べさせた時と同じ展開だと。
またフォークで間接キスを決めてしまったなと。
「あ、あーもうド変態卑猥野郎!!!」
「へ、変態要素あったか!?」
ラミッタは意識しないように食事を続けた。
パスタを食べ終えると、デザートが運ばれてくる。
「お待たせ致しました。いちごパフェでございます」
運ばれた大きなパフェを見て、マルクエンはテンションが上がっていた。
「おぉ、美味しそうだ!!」
「まるで子供ね」
ラミッタも内心喜んでいたが、表には出さないようにしている。
「うむ、美味い!!!」
マルクエンは幸せそうな顔をしながらパフェをつついて食べていた。
戦争で戦っている時は、コイツのこんな顔見ることになるなんて、夢にも思わなかったなとラミッタは考えている。
「どうした、食べないのか?」
「食べるわよ、私はアンタと違って単純じゃないの!!」
ラミッタはそのまま紅茶を飲んでいた。
「お待たせ致しましたにゃー」
今度はマルクエンを外で掴まえた猫耳のウェイトレスが料理を持ってくる。
「カニのクリームパスタ大盛りとイカスミパスタですにゃ! 冷めない内にどうぞですにゃ!」
「あぁ、ありがとう」
目の前で美味しそうな湯気を放つ大盛りのパスタを見て、マルクエンは顔がほころぶ。
「では、イタダキマス!!」
「はいはい」
大きくカットされたワタリガニを避けて、マルクエンはパスタをフォークに巻き付け食べた。
「む、美味いな!」
ラミッタも同じ様にイカスミパスタを食べる。
「あら、なかなか美味しいじゃない」
美味しいパスタを自称するだけはあり、味は良かった。
夢中になり食べるマルクエン。ラミッタも口元を黒くしてパスタを食べていた。
「宿敵、これちょっと食べてみない?」
ふと思いつき、意地悪そうな笑みを浮かべてラミッタが言う。
「い、いや、イカのスミだろう?」
「好き嫌いするんじゃないって言ってるでしょ?」
ラミッタはフォークにぐるぐる巻き付けたパスタをマルクエンに差し出した。
「う、うむ、分かった」
思い切ってパクリと食べてみるマルクエン。
「どうかしら?」
「む、美味いな!!」
「そうでしょう?」
ラミッタはニコリと笑い、マルクエンは何故だか少しドキドキした。
「あー、お客様。食べさせ合いっこまでして本当に付き合っていないのかにゃ?」
偶然近くに居た猫耳ウェイトレスに言われてラミッタは赤面する。
「なっ、違う!! 宿敵がイカスミを怖がっているから面白くて!!」
「まぁ、ごゆっくりどうぞにゃー」
猫耳ウェイトレスはニヤニヤ笑いながら去っていった。
そして、ラミッタは思い出す。これ、いつかたこ焼きを食べさせた時と同じ展開だと。
またフォークで間接キスを決めてしまったなと。
「あ、あーもうド変態卑猥野郎!!!」
「へ、変態要素あったか!?」
ラミッタは意識しないように食事を続けた。
パスタを食べ終えると、デザートが運ばれてくる。
「お待たせ致しました。いちごパフェでございます」
運ばれた大きなパフェを見て、マルクエンはテンションが上がっていた。
「おぉ、美味しそうだ!!」
「まるで子供ね」
ラミッタも内心喜んでいたが、表には出さないようにしている。
「うむ、美味い!!!」
マルクエンは幸せそうな顔をしながらパフェをつついて食べていた。
戦争で戦っている時は、コイツのこんな顔見ることになるなんて、夢にも思わなかったなとラミッタは考えている。
「どうした、食べないのか?」
「食べるわよ、私はアンタと違って単純じゃないの!!」
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