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花火 淡い抵抗と花火
しおりを挟む5、花火 儚い抵抗と花火
「シャワーを借りるぞ」
何度も来た事があるように佐田は文子に声をかけた。
間取りが一緒なので違和感がない、シャワーを借りて汗を流した。文子にかけられた尿は上着で止まったので、腕にかけて帰る事にした。
文子は目が覚めた。意識は今はすっきりしていて、気分が爽やかなのが不思議だった。自分が裸なのと股間が愛液でドロドロなのに気がついた。栗の香りがする男の精液が大量に出てきて、佐田に染められた気持ちになった。妊娠の心配の低い時期だったので、文子の中から出てきた液を見て、凄く愛された気持ち良さが文子の身体を包む。
そのままソファで、文子は裸のままぐったりとしている。佐田はその姿を鼻で笑いながら文子に伝える事を考えていた。
佐田が声をかけた。
「名前なんていうの」ぶっきらぼうな言い方だ。
下の名前も知らない関係だった
「ふ 文子です。」
「そうか、ふみちゃん」
その後佐田が言った。
「俺はあんたの身体が心配だから手で触れた。わかったな、無理矢理でも何でもない」
「あんたはちょうど男が欲しかった。
あの反応がそうだろ。」目を丸くして聞いている。文子からすればレイプ以外に何でも無い。
「わかったらうなずいてみろ」
文子は小さく頷いた。欲求不満が溜まりすぎていたのは確かだ、それは夫が相手にしてくれないからだ。
「今日のところはこれでお仕舞いだ」
文子は裸のまま佐田を見送ろうとした。恋心のような物が湧いている。
佐田の男としての技量の凄さに圧倒されたからだろう。
佐田は何気ない感じでスマホを取り出しスマホのカメラを使って文子をを撮った。
「何をするの!」文子は慌てて佐田を抑える。
文子の股間から流れる精液。丁寧に並べたバイブや下着。
何気なく佐田は写真を撮った文子は気持ちいい身体を持っている。写真をネタに関係をキープするのもいいだろう。
家が隣だし家政婦代わりもいいかもしれない。
文子をおしかえし、佐田は振り返った。
「今、写真を撮った、俺が預る」文子に嫌悪感が襲って来た。
「今すぐに消して下さい。こんな事今日だけにして下さい。」
このままでは佐田のテクニックに溺れて、
画像で脅されて身も心も佐田に奪われてしまう。
「何を言うんだおまえは俺の物だって言ったら、さっき喜んでいただろう」
佐田は呆れた顔でそう返した。
「お願いします。だけど写真はやめて」
文子は何もできない自分が悔しかった。文子自身は男に力ずくで押し付けられて黙ってる女じゃない。
大学時代に合気道を習った。今まで、男に負けたりしないし。飲み屋で絡んだ男の手を
絞めあげたことだって何度もある。
じゃあなとでも言うように佐田が手を上げた。
佐田が文子に背中を見せた瞬間に文子の頭の中で想いが渦を巻いて竜巻を起こした。
このまま佐田に画像を持たれて良いようにされては、どうして暮らして行けばいいのか?
「駄目だ、今止めないと!」
「お願い写真は止めて」
文子を無視する佐田の背を見た時、背中の
産毛が総立ちになった。文子は恐怖との闘いをした。
「写真は消して!」文子は走り寄る。
後ろからの声に佐田が立ち止まり、リビングの方を見た。文子は襲いかかった。
佐田はこちら側に反身になっている、佐田の手を取り“小手返し”
手の甲に親指を当て、手の甲に痛が走る間に、肘を決め腰を背中側に落とす。
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