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ショッピングセンター
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21、ショッピングセンター
朝の10時過ぎスマホがLINEの着信を知らせてくれた。通知機能でメッセージが浮かび上がった。
「会おうか?」
電話の私はその時少し怖くなった。
あの夜、酔って狂気のセックスをして放置された事に怖さを感じているんじゃなく。
それさえも嫌にならない。自分が怖い。
あの夜、予感があって私は夫に抱いてもらった。最近寝る部屋は別になっているのだが、その夜夫珍しくはお酒を飲んでいた。私は悠太の匂いを消す為に風呂に入り身体を洗った。
風呂から上がり簡単につまみを作り夫に付き合い、夫が寝ようとするベットに潜り込み夫のシンボルを口にしてキッカケを作った。
夫からすれば私はもう女が終わりかけの年代だから、妊娠もしにくくなっただろうと思っている。夫は何も考えず気持ちよく私の中で果てた。
しばらく余韻を楽しんでいると隣からいびきが聞こえる。楽じゃない中間管理職、その世代の彼だ仕方ないのかも。優しく布団をかけ直してリビング戻った。
まだ私は収まらない。性欲を持て余してしまった。自分の部屋に戻り指で何度も何度も登り詰めたがダメだ。靴で歩く床を舐めながら女の割れ目を若い男に差し出すクソ女。それが自分だった事がわかってしまった。
私はもう一度服を脱ぎ、全裸で犬の様に床に伏せて、お腹の方から股関に手を伸ばした。鈴のように快感を鳴らしてくれる場所を探る様に、割れ目に差し込み指を当てた。冷たいフローリングに頬を当ててさっきまでの自分の起こした痴態を映画を見るように思い出していた。
そう私は犬だった。床を舐めて尻を振り男をもとめている。
性欲のためならなんでもやってしまう犬だった。
そうさせた男が会おうと言う。
怖い、でも小躍りしたくなるのを止める事が出来ない。
「いつですか?」
可愛いスタンプを選んで買った。
貼りつけてみたが相手はどう思うだろうか。
「今日代休で買い物に出るからショッピングセンターでどうですか?」
1時間後私はコーヒーショップの窓際の席に座っていた。
好きな男を待つ時間はときめきがあってすごくたのしい。
悠太はスエットにパーカーのラフなスタイルで店に現れた。爽やかな笑顔で軽く右手をあげて挨拶してくれた。スエット越しでも盛り上がる腰回りの肉、しまった胴回り。
悠太は座るなり優しい笑顔で話しかけてくれた。
「あの後大丈夫だった?会社の同僚が来てたからねごめんね」
「同僚?あの若くて素敵な人?」
「そうだよ、お前が興奮させるからあのまま家に連れて帰ってしまったよ」
私ははっきりと顔を引き攣らせた。
言わないで欲しかった。私の嫉妬心がうぐうぐと蠢き出す。
「でもなー、お前の変態さには敵わないな」
褒められているのかわからない。あの後、あの細い腰に抱きついて、腰を振る悠太の姿が思い思い浮かんでしまう。
そんな事も気にせず悠太は言った。
「お前は犬になるんだね」
私の頭は嫉妬に溢れてて素直に頷けない。
「なんだ嫌なのか?」
言葉が出ない
「つまんね~なぁ。じゃ帰るわ」
悠太は飲みかけてたアイスコーヒーを窓の外を見ながら飲み干そうとしてる。
なにこの展開、イヤなのになにも言えない。
私は収まらない。嫉妬と焦りと会えて嬉しい気持ちとで心が溢れる。
目が痛い。
私は泣かない女だ。
悲しいから涙に逃げる事はしない。
でも今は感情がどうして良いか答えを出してくれない。
「泣いてるのか?」悠太が驚いた言った。
「なにを言ってるの?私は泣かない。」
そう言いながら頬に手を当てると涙が両方の目から溢れ出して来た。
「そんなのやめてくれよ。人目があるじゃないか」悠太は怒ったように店から出て行った。
朝の10時過ぎスマホがLINEの着信を知らせてくれた。通知機能でメッセージが浮かび上がった。
「会おうか?」
電話の私はその時少し怖くなった。
あの夜、酔って狂気のセックスをして放置された事に怖さを感じているんじゃなく。
それさえも嫌にならない。自分が怖い。
あの夜、予感があって私は夫に抱いてもらった。最近寝る部屋は別になっているのだが、その夜夫珍しくはお酒を飲んでいた。私は悠太の匂いを消す為に風呂に入り身体を洗った。
風呂から上がり簡単につまみを作り夫に付き合い、夫が寝ようとするベットに潜り込み夫のシンボルを口にしてキッカケを作った。
夫からすれば私はもう女が終わりかけの年代だから、妊娠もしにくくなっただろうと思っている。夫は何も考えず気持ちよく私の中で果てた。
しばらく余韻を楽しんでいると隣からいびきが聞こえる。楽じゃない中間管理職、その世代の彼だ仕方ないのかも。優しく布団をかけ直してリビング戻った。
まだ私は収まらない。性欲を持て余してしまった。自分の部屋に戻り指で何度も何度も登り詰めたがダメだ。靴で歩く床を舐めながら女の割れ目を若い男に差し出すクソ女。それが自分だった事がわかってしまった。
私はもう一度服を脱ぎ、全裸で犬の様に床に伏せて、お腹の方から股関に手を伸ばした。鈴のように快感を鳴らしてくれる場所を探る様に、割れ目に差し込み指を当てた。冷たいフローリングに頬を当ててさっきまでの自分の起こした痴態を映画を見るように思い出していた。
そう私は犬だった。床を舐めて尻を振り男をもとめている。
性欲のためならなんでもやってしまう犬だった。
そうさせた男が会おうと言う。
怖い、でも小躍りしたくなるのを止める事が出来ない。
「いつですか?」
可愛いスタンプを選んで買った。
貼りつけてみたが相手はどう思うだろうか。
「今日代休で買い物に出るからショッピングセンターでどうですか?」
1時間後私はコーヒーショップの窓際の席に座っていた。
好きな男を待つ時間はときめきがあってすごくたのしい。
悠太はスエットにパーカーのラフなスタイルで店に現れた。爽やかな笑顔で軽く右手をあげて挨拶してくれた。スエット越しでも盛り上がる腰回りの肉、しまった胴回り。
悠太は座るなり優しい笑顔で話しかけてくれた。
「あの後大丈夫だった?会社の同僚が来てたからねごめんね」
「同僚?あの若くて素敵な人?」
「そうだよ、お前が興奮させるからあのまま家に連れて帰ってしまったよ」
私ははっきりと顔を引き攣らせた。
言わないで欲しかった。私の嫉妬心がうぐうぐと蠢き出す。
「でもなー、お前の変態さには敵わないな」
褒められているのかわからない。あの後、あの細い腰に抱きついて、腰を振る悠太の姿が思い思い浮かんでしまう。
そんな事も気にせず悠太は言った。
「お前は犬になるんだね」
私の頭は嫉妬に溢れてて素直に頷けない。
「なんだ嫌なのか?」
言葉が出ない
「つまんね~なぁ。じゃ帰るわ」
悠太は飲みかけてたアイスコーヒーを窓の外を見ながら飲み干そうとしてる。
なにこの展開、イヤなのになにも言えない。
私は収まらない。嫉妬と焦りと会えて嬉しい気持ちとで心が溢れる。
目が痛い。
私は泣かない女だ。
悲しいから涙に逃げる事はしない。
でも今は感情がどうして良いか答えを出してくれない。
「泣いてるのか?」悠太が驚いた言った。
「なにを言ってるの?私は泣かない。」
そう言いながら頬に手を当てると涙が両方の目から溢れ出して来た。
「そんなのやめてくれよ。人目があるじゃないか」悠太は怒ったように店から出て行った。
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