大和妖〜ひとひら〜《短編連作》

奈良に住まうほっこり妖たちの珍騒動。

「あっ、あっ、あっ、あ〜っ!! いじわる〜。ぐすん。楽しみにしていたのに〜」
「さっき食べたばかりだろ」
「それはそれなの。これはこれなの〜」

太古から大いなる存在に守られ自然とともに過ごしてきた。
京の妖たちより優美ではないけれど、素朴で奥ゆかしい彼らが問題に顔を突っ込む時、有り難いのか有り難くないのか。
気まぐれな存在の介入は、本当に気まぐれ。
彼らは人に妖とも神とも呼ばれ、崇められ時には恐れられてきた。そんな彼らの現代の日常はなかなか賑やかなようだ。

第一話完結
第二話完結


一話完結連載ものです。
書きたいこと、奈良の推しなど、体感し学びながら楽しくゆったりと更新予定です。

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