PROOF-繋いだ手を離したくない-
心から欲しいと思うからこそ、近づけない。離れられない。
やっと伝えた思いは絶えず変化し、時の中に取り残される。
伸ばし合った手がやっと繋がったのに、解けていきそうなほど風に吹かれる。
この手を離したくない。
過ごした時間の『証』を刻みつけたい。
「一年前の桜の木の下で」
そこから動き出した二人の関係は、いつしか「会いたい」という言葉に涙する。
タグにもありますが切ない物語。
彼らのピュアで尊い物語を最後まで見守っていただけたら嬉しいです。
表紙は友人の kouma.作です。
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表紙は友人の kouma.作です。
プロローグ
第1章 桜の木の下で
第2章 愛おしい日々
第3章 彼女と出会った俺の時間
第4章 繋がる温もり
第5章 繋いだ手を離したくない
エピローグ
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