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【3】九十九(つくも)
39. (――あの娘は、惜しいことをしたな)
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しばらくして、華は目を開けると起き上がった。
体中が火照るように熱を帯びている。
顔を押さえると、きょろきょろとあたりを見回した。
(――夢?)
彰吾と会話をして、逃げるようにこの敷地外れに来たところまでは覚えているが、その後の記憶が抜けている。ただ悲しさや怒りの感情はすっかり消えていて、何故か気持ちが高揚するような感じがした。
(……?)
華は立ち上がると、歩き出した。頭の中がふつふつと熱くなって、「何でもできる」という全能感のようなものを感じた。
(私、私、何でもできる! 私は間違っていない!)
小躍りするような足取りで、歩き出した。
(お姉さまに、見せてやるんだから! 私が正しいって! 私のことを軽んじたやつらを見返してやるわ!)
華は立ち止まると、一転して表情を険しくした。
「まずは、修介さんね」
そして、ぎりっと唇を噛んだ。たらりと口の端に鮮血が滴った。
***
――そんな華を、先ほどの白髪の男は背後から見つめていた。
男の姿は風景に溶け込み、人間には見ることができない。
彼は妖だった。名前は、九十九。綾子の両親の仇である、通称「白髪鬼」とも呼ばれる妖だった。
九十九は満足そうに頷く。
危険を冒して天敵である防衛隊の詰め所に来てみた甲斐があった。
(――思わぬ拾い物があった)
最近何人かの人間の娘を鬼にしてみたが、どの娘も自我を失ってただの低俗な妖になってしまった。
妖にとって脅威となる家紋の力を持つ人間は、普通の人間よりも妖力に対する適合性が高い。そもそも、人間が家紋と呼ぶ力の根源は妖力と同じものだからだ。つまり、家紋の力を持つ人間というのは、妖に近い人間と言える。
――だから、家紋を持つ娘であれば、より強い妖になれる可能性がある。
強い妖というのは、すなわち、自我を維持できる高等な妖ということだ。
(――あの娘は、惜しいことをしたな)
九十九は自分の身体を眺めた。
まだ人に干渉することができる実体の身体を作り出すのに多大な疲労感を感じる。
これは過去に受けた致命傷による後遺症だ。
人間の時間で言えば、10年前。
九十九の身体は一度、消滅寸前まで痛めつけられた。
妖の身体を構成する妖力を全て消し去るほどの炎の家紋の力によって。
それは、綾子の父親の家紋【焔】の力だった。
九十九はその時鬼にしようとしていた娘を思い出した。
(あの娘の名前は、『綾子』と言ったか)
人間の名前を覚えることはほとんどないが、その時の娘の名は覚えていた。
(あの娘の父と母――家族の『愛』は)
「美しかったな」
九十九は思わず恍惚の表情で言葉を漏らした。
あの時の娘の両親が彼女の名前を悲痛に呼ぶ声。娘の無事を願う、親の『愛』が込められたその声は、背筋がぞくぞくするほど美しいものだった。
(再び動けるようになるまで、長い時間がかかってしまったものだ)
九十九は嘆息した。
大きな傷を負ったものの、九十九はなんとか逃げおおせた。
ただ、身体を構成するための妖力の大部分を失ってしまったため、再び目的を達するための活動を開始するまで時間がかかってしまった。
(あのような家族の愛を受けたあの娘は、きっと私の良い妻になってくれたかもしれないのに)
もう一度、九十九は「惜しいことをした」とぼやいた。
(今ではもう人の子の親になっている年頃だろう。人間というのは、すぐに変化してしまう生き物だからな)
九十九の目的、それは、人の娘を妖とし、妻とすることだった。
そして、家族を作り『愛』を得ること。
それが最終的な目的、目標であり夢だった。
九十九は、気づいた時にはこの世に存在していた。
そして気づいた時には、妖の本能に従い人の恐怖を喰らって生きていた。
妖が苦しみ泣き叫ぶ人間を喰らうのはその肉が美味いからではない。
「叫び声」が美味いのだ。正確には叫び声と共に生じる――人の言葉で言うならば「恐怖」の感情が妖にとっての食事だった。それが悲痛であればあるほど、喰らった時に「満足感」を感じた。
だから、この世に生まれ出でてからというもの、九十九は本能に従い、他の妖のように人を狩っては喰らった。
時には、人に取り憑き、鬼に変えることもあった。鬼にした人間は、親である妖の意のままに動かせる。
妖の本来の姿は無形で、何かに取り憑くことでしか実体を現わせない。自分の手足となる鬼を増やし、より多くの人間を喰うことが生存本能に従った行動だった。
相手を鬼にするために取り憑くと、その人間の「精神」――記憶や感情が流れ込み、妖は知識と力を得る。九十九も幾人かの人を喰らったのち、人の言葉や文字を理解するようになった。
多くの妖は言葉や文字を使えるようになると、より狡猾に人を狩るようになる。権力者を鬼に変え、裏社会とつながり不遇な人間を金で集めるような妖もいる。
しかし九十九は、知識が増えるたび、捕食対象である「人間」に対して「食糧」としてだけではない複雑な感情を持つようになった。
(能力的に妖より劣る人間が、どうしてこんなに増えて発展しているのだろうか)
純粋な疑問だった。
九十九から見ればたいていの人間は妖が少し妖力を使えばすぐに死んでしまう、弱い餌だった。しかし彼らは妖よりずっと数が多く、活気に満ちて暮らしている。下等な存在に負けたような、そんな気持ちになっていた。
体中が火照るように熱を帯びている。
顔を押さえると、きょろきょろとあたりを見回した。
(――夢?)
彰吾と会話をして、逃げるようにこの敷地外れに来たところまでは覚えているが、その後の記憶が抜けている。ただ悲しさや怒りの感情はすっかり消えていて、何故か気持ちが高揚するような感じがした。
(……?)
華は立ち上がると、歩き出した。頭の中がふつふつと熱くなって、「何でもできる」という全能感のようなものを感じた。
(私、私、何でもできる! 私は間違っていない!)
小躍りするような足取りで、歩き出した。
(お姉さまに、見せてやるんだから! 私が正しいって! 私のことを軽んじたやつらを見返してやるわ!)
華は立ち止まると、一転して表情を険しくした。
「まずは、修介さんね」
そして、ぎりっと唇を噛んだ。たらりと口の端に鮮血が滴った。
***
――そんな華を、先ほどの白髪の男は背後から見つめていた。
男の姿は風景に溶け込み、人間には見ることができない。
彼は妖だった。名前は、九十九。綾子の両親の仇である、通称「白髪鬼」とも呼ばれる妖だった。
九十九は満足そうに頷く。
危険を冒して天敵である防衛隊の詰め所に来てみた甲斐があった。
(――思わぬ拾い物があった)
最近何人かの人間の娘を鬼にしてみたが、どの娘も自我を失ってただの低俗な妖になってしまった。
妖にとって脅威となる家紋の力を持つ人間は、普通の人間よりも妖力に対する適合性が高い。そもそも、人間が家紋と呼ぶ力の根源は妖力と同じものだからだ。つまり、家紋の力を持つ人間というのは、妖に近い人間と言える。
――だから、家紋を持つ娘であれば、より強い妖になれる可能性がある。
強い妖というのは、すなわち、自我を維持できる高等な妖ということだ。
(――あの娘は、惜しいことをしたな)
九十九は自分の身体を眺めた。
まだ人に干渉することができる実体の身体を作り出すのに多大な疲労感を感じる。
これは過去に受けた致命傷による後遺症だ。
人間の時間で言えば、10年前。
九十九の身体は一度、消滅寸前まで痛めつけられた。
妖の身体を構成する妖力を全て消し去るほどの炎の家紋の力によって。
それは、綾子の父親の家紋【焔】の力だった。
九十九はその時鬼にしようとしていた娘を思い出した。
(あの娘の名前は、『綾子』と言ったか)
人間の名前を覚えることはほとんどないが、その時の娘の名は覚えていた。
(あの娘の父と母――家族の『愛』は)
「美しかったな」
九十九は思わず恍惚の表情で言葉を漏らした。
あの時の娘の両親が彼女の名前を悲痛に呼ぶ声。娘の無事を願う、親の『愛』が込められたその声は、背筋がぞくぞくするほど美しいものだった。
(再び動けるようになるまで、長い時間がかかってしまったものだ)
九十九は嘆息した。
大きな傷を負ったものの、九十九はなんとか逃げおおせた。
ただ、身体を構成するための妖力の大部分を失ってしまったため、再び目的を達するための活動を開始するまで時間がかかってしまった。
(あのような家族の愛を受けたあの娘は、きっと私の良い妻になってくれたかもしれないのに)
もう一度、九十九は「惜しいことをした」とぼやいた。
(今ではもう人の子の親になっている年頃だろう。人間というのは、すぐに変化してしまう生き物だからな)
九十九の目的、それは、人の娘を妖とし、妻とすることだった。
そして、家族を作り『愛』を得ること。
それが最終的な目的、目標であり夢だった。
九十九は、気づいた時にはこの世に存在していた。
そして気づいた時には、妖の本能に従い人の恐怖を喰らって生きていた。
妖が苦しみ泣き叫ぶ人間を喰らうのはその肉が美味いからではない。
「叫び声」が美味いのだ。正確には叫び声と共に生じる――人の言葉で言うならば「恐怖」の感情が妖にとっての食事だった。それが悲痛であればあるほど、喰らった時に「満足感」を感じた。
だから、この世に生まれ出でてからというもの、九十九は本能に従い、他の妖のように人を狩っては喰らった。
時には、人に取り憑き、鬼に変えることもあった。鬼にした人間は、親である妖の意のままに動かせる。
妖の本来の姿は無形で、何かに取り憑くことでしか実体を現わせない。自分の手足となる鬼を増やし、より多くの人間を喰うことが生存本能に従った行動だった。
相手を鬼にするために取り憑くと、その人間の「精神」――記憶や感情が流れ込み、妖は知識と力を得る。九十九も幾人かの人を喰らったのち、人の言葉や文字を理解するようになった。
多くの妖は言葉や文字を使えるようになると、より狡猾に人を狩るようになる。権力者を鬼に変え、裏社会とつながり不遇な人間を金で集めるような妖もいる。
しかし九十九は、知識が増えるたび、捕食対象である「人間」に対して「食糧」としてだけではない複雑な感情を持つようになった。
(能力的に妖より劣る人間が、どうしてこんなに増えて発展しているのだろうか)
純粋な疑問だった。
九十九から見ればたいていの人間は妖が少し妖力を使えばすぐに死んでしまう、弱い餌だった。しかし彼らは妖よりずっと数が多く、活気に満ちて暮らしている。下等な存在に負けたような、そんな気持ちになっていた。
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