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【2】婚約披露宴と余波
26. (そうだった。綾子さんはこういう人だ)
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主役である華が会場を去ってしまったことで、宴の席は困惑した空気に包まれたまま幕を閉じた。困り果てたような表情の修介の父親が「華さんのご気分が悪くなってしまったので、皆さんお食事をお楽しみください」と挨拶をし、用意された料理一式を出し終えたところで会は終いとなった。
出された料理は、さすが東都を代表するホテルのもので、とても美味しかった。
だが、綾子はどこかうわの空のような表情で、華が駆け出して行った先を時折見ていた。
そんな様子を見て彰吾は思う。
(婚約者を奪ったような女の心配をするなんて、綾子さんはなんて優しいんだ……)
「間宮さんのことが気になりますか?」
聞くと綾子は俯いて答えた、
「そうですね……。恩人の、妹さんなので」
「恩人……?」
「華さんのお姉さんの早矢さんは私の先輩だったんです。――3年前に殉職されてしまいましたけれど」
「――間宮 早矢さんですね」
彰吾は3年前、退団者である義父が葬儀に呼ばれていたことを思い出した。
対妖防衛隊での殉職は名誉とされ、帝から勲章を授与される。
現役を引退した義父はその勲章授与の手続きなどの業務をしていた。食事の席で今回亡くなったのが若い女性隊員だったと聞き、
(命を懸けて戦って、死んでしまうなんてもったいない)
と思ったことを覚えている。
――当時の彰吾は、何に対しても無気力で、目標も人生の指針もなかった。
だから『命を懸けてまで戦う』ということが理解できなかった。
大学の先輩に誘われるまま盛り場に出入りしていた彰吾は、年上の女性に誘われることも多く、これも誘われるまま相手をしていた。
流されるままに惰性で生きている自分には、殉職するほどの熱意をもって防衛隊員を務めるということが、信じられなかった。
祖父が勲章授与のために持っていた資料の写真に写っていたのは、なかなかに可愛らしい女性だったので、正直に言えば「もったいない」と思ってしまった。
家紋を継ぐ華族に生まれた綺麗な女性なら、いくらでも嫁ぎ先があるだろうに、と。
あえて防衛隊の前線で妖と対峙し、命を削る意味がわからなかった。
「今の私があるのは、早矢さんのおかげなので……」
伏し目がちに呟く綾子の言葉を聞いて、彰吾は過去の自分を恥じた。
(綾子さんの恩人の方なら、綾子さんのように『人を助けたい』という強い信念を持って隊員をされていた方なんだろうな)
彰吾は気落ちしている様子の綾子に聞いてみた。
「神宮寺さんと間宮さんの披露宴がうまくいった方が良かったですか?」
「それは……そうですね」
綾子は頷いた。
「修介さんと華さんにどうにかなってほしいわけではないですし……。華さんは早矢さんの妹さんですから。幸せになってくれれば良いなと思っています」
「お二人に対して、怒っていたりは、ないんですか?」
「私は彰吾くんのおかげで、自信を持ってこの場に来れたのだから、それで十分です」
微笑む綾子に彰吾は自分の質問を恥ずかしく思った。
(そうだった。綾子さんはこういう人だ)
自分が綾子なら。
婚約中に浮気をした挙句、浮気相手と婚約した相手の披露宴が破談になれば、『当然の報いだ』と溜飲が下るだろう。でも綾子は、誰かに理不尽なことをされても、決して相手の不幸を願ったりはしない。
(そんな人だから俺は惹かれたんだ……)
綾子の祖母の幸のことだってそうだ。
幸が綾子に対して嫌味を言ってきたことは確かだし、年配者としてそれは許されないことだと彰吾は思う。しかし、綾子はそれを許すことで、和解をした。
恨まずに、許すこと。
それができる綾子を、彰吾は尊いと思う。
「養父は間宮さんや神宮司さんの家の方と懇意にしていると思いますので、どうされたのか聞いてみましょうか」
そう提案すると、綾子は顔を上げた。
「本当ですか! お願いします」
「はい。――なので、綾子さんは、もうこのことは気にしないでくださいね。家まで送りますよ」
そう言って立ち上がると、綾子に手を差し出す。
(綾子さんは、やっぱり素敵な人だ)
そう噛みしめるように思って。
帰りの車内で彰吾は綾子に養父からの言葉を伝えた。
「養父が、綾子さんを自宅に招待したいと言っていたのですが、あの、家に来て頂けますか?」
綾子は顔を輝かせた。
「ぜひ。とても嬉しいです!……私の家にも今度食事に来てくださいね」
そんな言葉に思わず彰吾は言葉を詰まらせた。
(……幸せだな……)
あの日自分を救ってくれた憧れの女性が隣にいて微笑んでくれている。
その幸せを噛みしめながら、彰吾は車を発車させた。
綾子を家に送り届けてから、自宅へ戻る車内で、自分を育てることを放棄した母と、自分の家紋を継がなかったからと存在を無視した父のことを考えた。
今までは父母のことを考えると、胃がムカムカするような感覚を感じていた。
それは怒りや憎しみや空しさが腹の内でごちゃごちゃになったような気持だった。
でも今は、二人のことを考えても『どうでも良い』と平穏な気持ちでいることができた。
(綾子さんはすごいな……)
そういうふうに落ち着いた気持ちになれるのは、確実に、綾子と一緒に過ごすことができるようになってからのことだと思う。
彼女のおかげで、人生の目的とやる気が生まれて、前向きな気持ちになれたから、悪い感情の渦に飲み込まれずに済むのだと思う。
(まだ『あの人』たちのことは嫌いだけど)
彰吾は苦笑する。綾子のように、自分を捨てた母親と父親を『許す』までに至るのはまだ彰吾には無理だった。
(だけど、俺も)
いつか、そうできる人間にいつかなりたいと思う。
「綾子さんに、いつ、家に来てもらおうかな……」
声に出して呟く。先のことを考えると、とても楽しみな気持ちになった。
出された料理は、さすが東都を代表するホテルのもので、とても美味しかった。
だが、綾子はどこかうわの空のような表情で、華が駆け出して行った先を時折見ていた。
そんな様子を見て彰吾は思う。
(婚約者を奪ったような女の心配をするなんて、綾子さんはなんて優しいんだ……)
「間宮さんのことが気になりますか?」
聞くと綾子は俯いて答えた、
「そうですね……。恩人の、妹さんなので」
「恩人……?」
「華さんのお姉さんの早矢さんは私の先輩だったんです。――3年前に殉職されてしまいましたけれど」
「――間宮 早矢さんですね」
彰吾は3年前、退団者である義父が葬儀に呼ばれていたことを思い出した。
対妖防衛隊での殉職は名誉とされ、帝から勲章を授与される。
現役を引退した義父はその勲章授与の手続きなどの業務をしていた。食事の席で今回亡くなったのが若い女性隊員だったと聞き、
(命を懸けて戦って、死んでしまうなんてもったいない)
と思ったことを覚えている。
――当時の彰吾は、何に対しても無気力で、目標も人生の指針もなかった。
だから『命を懸けてまで戦う』ということが理解できなかった。
大学の先輩に誘われるまま盛り場に出入りしていた彰吾は、年上の女性に誘われることも多く、これも誘われるまま相手をしていた。
流されるままに惰性で生きている自分には、殉職するほどの熱意をもって防衛隊員を務めるということが、信じられなかった。
祖父が勲章授与のために持っていた資料の写真に写っていたのは、なかなかに可愛らしい女性だったので、正直に言えば「もったいない」と思ってしまった。
家紋を継ぐ華族に生まれた綺麗な女性なら、いくらでも嫁ぎ先があるだろうに、と。
あえて防衛隊の前線で妖と対峙し、命を削る意味がわからなかった。
「今の私があるのは、早矢さんのおかげなので……」
伏し目がちに呟く綾子の言葉を聞いて、彰吾は過去の自分を恥じた。
(綾子さんの恩人の方なら、綾子さんのように『人を助けたい』という強い信念を持って隊員をされていた方なんだろうな)
彰吾は気落ちしている様子の綾子に聞いてみた。
「神宮寺さんと間宮さんの披露宴がうまくいった方が良かったですか?」
「それは……そうですね」
綾子は頷いた。
「修介さんと華さんにどうにかなってほしいわけではないですし……。華さんは早矢さんの妹さんですから。幸せになってくれれば良いなと思っています」
「お二人に対して、怒っていたりは、ないんですか?」
「私は彰吾くんのおかげで、自信を持ってこの場に来れたのだから、それで十分です」
微笑む綾子に彰吾は自分の質問を恥ずかしく思った。
(そうだった。綾子さんはこういう人だ)
自分が綾子なら。
婚約中に浮気をした挙句、浮気相手と婚約した相手の披露宴が破談になれば、『当然の報いだ』と溜飲が下るだろう。でも綾子は、誰かに理不尽なことをされても、決して相手の不幸を願ったりはしない。
(そんな人だから俺は惹かれたんだ……)
綾子の祖母の幸のことだってそうだ。
幸が綾子に対して嫌味を言ってきたことは確かだし、年配者としてそれは許されないことだと彰吾は思う。しかし、綾子はそれを許すことで、和解をした。
恨まずに、許すこと。
それができる綾子を、彰吾は尊いと思う。
「養父は間宮さんや神宮司さんの家の方と懇意にしていると思いますので、どうされたのか聞いてみましょうか」
そう提案すると、綾子は顔を上げた。
「本当ですか! お願いします」
「はい。――なので、綾子さんは、もうこのことは気にしないでくださいね。家まで送りますよ」
そう言って立ち上がると、綾子に手を差し出す。
(綾子さんは、やっぱり素敵な人だ)
そう噛みしめるように思って。
帰りの車内で彰吾は綾子に養父からの言葉を伝えた。
「養父が、綾子さんを自宅に招待したいと言っていたのですが、あの、家に来て頂けますか?」
綾子は顔を輝かせた。
「ぜひ。とても嬉しいです!……私の家にも今度食事に来てくださいね」
そんな言葉に思わず彰吾は言葉を詰まらせた。
(……幸せだな……)
あの日自分を救ってくれた憧れの女性が隣にいて微笑んでくれている。
その幸せを噛みしめながら、彰吾は車を発車させた。
綾子を家に送り届けてから、自宅へ戻る車内で、自分を育てることを放棄した母と、自分の家紋を継がなかったからと存在を無視した父のことを考えた。
今までは父母のことを考えると、胃がムカムカするような感覚を感じていた。
それは怒りや憎しみや空しさが腹の内でごちゃごちゃになったような気持だった。
でも今は、二人のことを考えても『どうでも良い』と平穏な気持ちでいることができた。
(綾子さんはすごいな……)
そういうふうに落ち着いた気持ちになれるのは、確実に、綾子と一緒に過ごすことができるようになってからのことだと思う。
彼女のおかげで、人生の目的とやる気が生まれて、前向きな気持ちになれたから、悪い感情の渦に飲み込まれずに済むのだと思う。
(まだ『あの人』たちのことは嫌いだけど)
彰吾は苦笑する。綾子のように、自分を捨てた母親と父親を『許す』までに至るのはまだ彰吾には無理だった。
(だけど、俺も)
いつか、そうできる人間にいつかなりたいと思う。
「綾子さんに、いつ、家に来てもらおうかな……」
声に出して呟く。先のことを考えると、とても楽しみな気持ちになった。
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