ユキ・シオン

初夜

７Ｐ

　――なんっつー醜い嫉妬。いや、嫉妬というかムキになっている？こいつがこんなにも俺を想ってくれているのに、他のやつに足を開くことなんかないはずなのに。


　なんでこう、感情的になってしまうかなぁ。シオンの全ては俺のものだ。俺の全てはシオンのものだ。わかっているさ。


「いっ！あぁ、かはっ！あっ……ん、はっんぅっ……ゆ、いちっ……んあ、やぁっ」


「く、うっ……ごめん、わかってんのに……俺、自分の独占欲の強さに引くわ。はっ、あ……あぁ、ヤバ。気持ち良すぎて……っ」


「ふぇ？あっ！？な、ナカ……悠一、こ、これ……ひっ、んあぁっ」


　抑えがきかない。ガンガン腰を振って、奥を叩きつけるたびに卑猥な水音が響く。引き出せばさっき俺が出した白い液が泡立ってお目見え。


　うつぶせで腰を上げられ、枕にしがみつきながら甘い声を上げるシオンがエロくて。つい、噛みついた。


　甘噛みよりは強め。肩に噛みついて、舌を這わせて、うなじをベロベロ。首筋に強く吸いついて赤い痕を残す。背中にも、俺のものだという証をいくつも残す。


　右手は、すでにもうイってしまったらしいがまた硬くなっている竿を握り。左手は尖って赤く熟れた乳首をつまんでこねくり回す。


　我ながら、やりたい放題だな。あとで土下座は必須。あと１回じゃあ治まりそうにないんだけど。


　まさかここまでとは。自分の体の変化くらい気付いているよ。俺の力のこともあるし、これだけはと思って必死に我慢していたんだけど。


　シオンのナカを蹂躙している俺の竿が、ライガーのそれに変わっているんだよなぁ。