ユキ・シオン

ネコヒメ

６Ｐ

　一気に動きが激しくなって、奥に叩きつけると同時に男がブルッと震えた。喉の奥に熱い、ドロッとしたものが流れ落ちていく。


　ドクッ、ドクドクッ。口の中の圧迫が和らぎながら、喉を通る熱もなくなって。男は竿を抜いた。


「ゲホッゲホッゲホッ！うっ、ゲホッゲホッ！はぁっはぁっはぁっはぁっ、はっ、うぅ…………この、やろ……窒息する、だろうがっ」


「いつもやってるから平気でしょ？それにネコヒメ様、飲みたそうな顔してたよ？」


　してねぇし。どんな顔だよ？あぁ、気持ち悪い。吐きそうだぜ。こいつが言うとおり、精液を飲まされることはよくある。


「無理矢理されるのが好きでしょ？その証拠にほら、君のココも弾けてこんなにドロドロだよ。さすが、淫乱のネコヒメ様だねぇ」


　口が疲れて閉じられない。男にしがみついたままうつむいていると口からよだれが垂れる。よだれと一緒に、口の中に残った白濁も、白い糸を引いてツウと落ちる。クソッ。


　呼吸を落ち着かせようとしていると男が俺の、もう果ててしまったドロドロまみれの竿を撫でた。


　男もしゃがんで自分の首に俺の腕を持っていってしがみつかせると、白濁で汚れたスカートはそのままにパンツを脱がせる。