ユキ・シオン

ネコヒメ

３Ｐ

　ビクッと肩が跳ね、男に「可愛いよ」と耳たぶを甘噛みされれば熱い吐息が俺の口から漏れる。もしかして、立ったままするのか？


　そのまま男は耳を舐め、手は服の裾から中に侵入、手の平全体で胸や腹を撫でる。さらに器用なことに、膝で俺の下半身をグリグリ刺激している。


　あっちもこっちも、同時に責められたら刺激が強すぎてヤバい。色々とヤバい。


　まず、初めて着る女子の制服を着てのプレイに興奮もプラスされて俺の竿が急成長。快楽に身をゆだねるとあっという間に果てる。


　そして、これだけは何としても我慢しなければならない。これ以上ないほどに気持ち良すぎると、耳と尻尾が出てしまうんだ。


　まぁ、今までのところ奇跡的にか俺のネコが出てしまったことはないけどな。


「お、いっ……もう、耳ばっかり、やめろよ……っ」


「んー、辛い？直接触ってほしそうだねぇ？いいよ、じゃあ今度はこっちしてあげる。これ咥えてて。いい子。ん……もう硬くなってるねぇ」


　こういうことは何度もしてきた。１回果てるごとに１万円、オプションは別料金。俺は男相手に、女役で売春をしている。


　自分で言うのもなんだけどな、俺は見た目も感度も良いから始めてすぐに噂は広まった。今ではこの男以外にも客があと１０人はいる。


　きっかけは、ただのヤりたがりの変態に誘われて相手をした初めての体験。当然かなり痛かったし苦しかったがそいつは俺に「素質がある」と言って金をくれた。


　まぁ、その男っていうのがこいつなんだけどな。まいどご利用ありがとうございまーす。