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ハッピーバースデー
9P
しおりを挟む耳やら首やら乳首やら、次第に手が下に行ってパンツの中に侵入してきた時。僕、よく火を止めたなって褒めてやりたいよ。
そのままキッチンでエプロンを着たまま1発ヤって、抜かずにお風呂場に移動してもう2回。カレーを食べる頃には柚樹さんはツヤツヤ、逆に僕はゲッソリ。
「あ、ストップ!ちょっと待って。このゴムベラで少し、こっちのボウルにわけて。うん、それくらい。残りはまたしっかり固くなるまで泡立てて。僕もあと少しだから、頑張れー」
良い思い出?悪い思い出?思い出していたら柚樹さんの腕の中で膨れてきた白いドロドロの様子が目に入って、ボウルをもう1つ用意して分ける。
片方はラップをかけて冷蔵庫に入れ、残りは引き続き泡立てる。分けた意味、柚樹さんは「なんでだ?」って言うけど、あとでわかるから。
今度はオムハヤシが食べたいだとか。卵はフワトロで、ハヤシの方は牛肉多めがいいだとか話をしながらひたすら泡立てる。
う、腕がつる。明日は筋肉痛でお箸も持てないかもとか思い始めた頃、やっと泡立て作業が完了。
柚樹さんの方はまたラップをかけて冷蔵庫。僕のは柚樹さんに渡して、最初に分けておいた卵黄と溶かしたバター、ふるいにかけた薄力粉を混ぜる。
ゴムベラを渡してやらせたけど、泡立て作業の後だから同じようにやろうとして。慌てて腕に飛びつく勢いで止めた。
粉が入ってるから!ゴムベラで切るように、ゆっくり!柚樹さんの手をつかんで何度か動かしたら、目が合った。
静かだと思ったらポカーンとしているし。「やって!」って、手を離して促せば火が出そうな顔をパタパタ手で扇いで、混ぜるのは任せて次を用意する。
背中で「クックックッ」と我慢せず笑う柚樹さんの楽しそうな笑い声を聞きながら。
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