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本当の姿
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しおりを挟む守る気があるのかないのか、ニコニコを消し真剣な顔で「僕が用があるのはシャオだけだから。他には絶対に手を出さないって約束する、だから僕も連れて行って」と約束させた。
「本当に、何を考えているのかわからない人ね。ただ、シャオリン一直線だなぁって……」
「あぁ、俺もそう思った。あれは立派なストーカーだ。だがシャオリンには今セイフォンがいるだろ?どうなるのか、気になるな」
あの2人プラスセイフォンは俺達が移動するよりも速く、瞬間移動のごとく姿を消していた。今頃、離れたところで火花を散らしていることだろう。
俺達はそれぞれ2人の無事を願いながら、怒号や叫び声が飛び交う喧噪の中へとゆっくり飛び込んだ。
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