6 / 38
第6話 『助けてください』
しおりを挟む
キョウドウ
24歳
父は刑事をしていたが、物心つく前に殉職したため、父のことを知らない、だがキョウドウは父を尊敬していた
どんな人物だったかはわからないが『正義』これだけは間違いないと信じ、それを受け継ぎ『正義』の信念の元、行動をしていた
失敗することは考えない、俺は俺らしく!
サンゲンに言われた言葉を、キョウドウなりに解釈して、ずっと繰り返し唱えていた
「キョウドウはとりあえずで行動しすぎるところがあるんだよ、それがいいところなんだけど、まあ次は頑張れよ」
ボソボソ小さい声でトドロキに慰められた
「ああ、ありがとな!」
ニカっと笑顔を見せて返事をしたつもりだったが、トドロキは顔を合わせようとはしなかった
サンゲンとセタは2人でどこかに行ったみたいだ
カミウマは椅子に深くもたれて腕を組み、目を閉じていてる
嫌な空気だ…しょうがないやれることをやっておくか
「フッ…フッ…」
筋トレだ、今やれるのはそれしか無い!
腕立て
腹筋
スクワット
「フンっ! フンっ!」
筋トレに熱が入るに連れ声が大きくなってきた
「なぁ、目障りだし耳障りだ、外でやってくれよ」
トドロキはあいかわらず目を合わせようとしなかったが、顔はひきつっていた
汗だくになったキョウドウは着ていたTシャツを脱いでその場で絞り肩に掛けた
絞った汗で床に水溜りができた
「こんなところで絞るなよ……汚ねぇだろ」
トドロキの声色が変わった
汚いと言われ少し苛立ったがキョウドウは飲み込んだ
「悪い悪い、そうだな!」
静かな部屋とは場違いなデカイ声で返事をして、部屋を出た
辛気臭いのは苦手だ……
部屋の外なら大丈夫だろ!
部屋の中に残ったトドロキは苛立ちを抑えられずにいた
そこにバタンバタンと外から音が聞こえ、トドロキが舌打ちをした
怒りで震えだしていた
キョウドウはマイペースに筋トレから柔軟を含めてトレーニングを始めていた
よし、体も乗ってきた!
「うおおおおおお」
馬鹿でかい掛け声だった
「うるせえ!」
トドロキが部屋のドアを蹴り飛ばして出てきた
トドロキは目を見開いて、キョウドウを睨む
「さっきからうるせえって言ってるだろ!ちょっとは静かにしてろ!」
目が血走るほど怒っていた
「なんだよ、だから部屋から外に出ただろ」
「丸聞こえなんだよ! みんなお前に迷惑してるんだよ! 少しは周りのことを考えろ!」
キョウドウもカチンときた
「俺はまちがったことしているつもりはない!」
トレーニングを続けた
トドロキは蔑んだ目でキョウドウ見下した
「せいぜい無駄なトレーニングを続けてろ……俺らは幹部なんだぞ、頭も筋トレで鍛えられりゃいいのにな」
キョウドウの動きが止まり、トドロキを睨みつけた
「怒らないと目も合わせられない奴に言われたくない!」
2人の間に不穏な空気が流れた
「お前、本当に殺っちまうぞ……」
トドロキが右手握りしめてゆっくりと頭上に持ち上げた
そのとき、キョウドウとトドロキの体が浮かび上がった
「いい加減にしろ……」
カミウマがつぶやいた
何かをしたのだろうが椅子に座ったままだ
ため息をつきながら携帯をとりだす
「お前らのせいで、連絡に気付かなかっただろ、サンゲンがターゲットを見つけたらしいぞ」
カミウマが立ち上がった
【フナバシステム】
22時、社員はほとんど帰宅していた
電灯も使用している一部以外は消灯され、静けさが漂っている
そんな中でデスクに大量の書類を置きカクミはパソコンに向かっていた
今日の出来事の反省として仕事を押し付けられたのだった
係の雑用も含めて色々押し付けられて、今日一日かけてもとても終わりそうもない量だ
さすがに帰るわけにはいかない……
無理だとは分かっていてもカクミは帰るわけにはいかずに作業をしていた
ブーブー
携帯がなった
カナからだ!
カクミの心拍数が上がった
はじめてきたカナからの電話に一瞬で色々な妄想をしていた
「もしもし!」
できる限り平静を装った声をだしたつもりだったが、うわずった
『カクミさん!』
!
泣いてるのか? カナはすごい取り乱したような声だった
『カクミさん…アズが…』
アズに何があったのか?
カクミはアズのオーラを探索してみた
見つけた、一瞬でアズの位置はつかむことができた
2つの別のオーラと一緒に行動している
「えっと、アズさんは今2人の人と一緒にいると思うよ」
『えっ、なんでわかったんですか? そうなんです
アズと一緒に帰ろうとしてたら突然男の人達が来て、ほとんど何も話さなかったのにアズがその人達について行っちゃったんです』
言われてみればアズのオーラが少し乱れているような気がする
ただ隣にいる男達にアズに何かしようとするような気配は感じなかった
『アズが心配なんです、助けてください』
「場所はラビットタワーあたりかな、アズさん大丈夫だと思うよ」
そっけなく答えてしまった
ラビットタワーは複合の商業施設でゲームセンターやスパもあるところだから、カナちゃんの知らない知り合いでもいたんだろう
そんなに遠い場所でもないし…
『……そうですか……すいませんでした』
……
電話を切られてしまった
カクミはオーラを感じるのが得意なようだ
戦闘などで大きなオーラをまとう時、離れていても察することができる能力者は少なくないが平常時のオーラの場合、他の者では直接見て感じるのが精一杯だ
だがカクミは離れていてもオーラの動きでその者が何をしているか大まかに感じ取ることができる
カナにはカクミの言った意味が分からなかったようだ
(相手の人たちから悪意は感じないし大丈夫だ、明日には帰ってくるだろう)
今は仕事を終わらせよう
……
……
1時間くらいたったか?
作業を続けながら、少し気になっていた
カナちゃんは変な事やってないよな……
オーラを探ってみた
やはりアズはラビットタワーあたりで間違いなさそうだ
そしてカナはラビットタワーの近くに来ていた
(まさか、ひとりで行ったのか?)
カナの近くにもオーラを感じた
「えっ?」
思わず声がでた
ツガマだ、カナは電車事故現場でアズとカナを襲ってきたツガマと一緒にラビットタワーに向かっているようだ
嫌な予感がしてきた…
24歳
父は刑事をしていたが、物心つく前に殉職したため、父のことを知らない、だがキョウドウは父を尊敬していた
どんな人物だったかはわからないが『正義』これだけは間違いないと信じ、それを受け継ぎ『正義』の信念の元、行動をしていた
失敗することは考えない、俺は俺らしく!
サンゲンに言われた言葉を、キョウドウなりに解釈して、ずっと繰り返し唱えていた
「キョウドウはとりあえずで行動しすぎるところがあるんだよ、それがいいところなんだけど、まあ次は頑張れよ」
ボソボソ小さい声でトドロキに慰められた
「ああ、ありがとな!」
ニカっと笑顔を見せて返事をしたつもりだったが、トドロキは顔を合わせようとはしなかった
サンゲンとセタは2人でどこかに行ったみたいだ
カミウマは椅子に深くもたれて腕を組み、目を閉じていてる
嫌な空気だ…しょうがないやれることをやっておくか
「フッ…フッ…」
筋トレだ、今やれるのはそれしか無い!
腕立て
腹筋
スクワット
「フンっ! フンっ!」
筋トレに熱が入るに連れ声が大きくなってきた
「なぁ、目障りだし耳障りだ、外でやってくれよ」
トドロキはあいかわらず目を合わせようとしなかったが、顔はひきつっていた
汗だくになったキョウドウは着ていたTシャツを脱いでその場で絞り肩に掛けた
絞った汗で床に水溜りができた
「こんなところで絞るなよ……汚ねぇだろ」
トドロキの声色が変わった
汚いと言われ少し苛立ったがキョウドウは飲み込んだ
「悪い悪い、そうだな!」
静かな部屋とは場違いなデカイ声で返事をして、部屋を出た
辛気臭いのは苦手だ……
部屋の外なら大丈夫だろ!
部屋の中に残ったトドロキは苛立ちを抑えられずにいた
そこにバタンバタンと外から音が聞こえ、トドロキが舌打ちをした
怒りで震えだしていた
キョウドウはマイペースに筋トレから柔軟を含めてトレーニングを始めていた
よし、体も乗ってきた!
「うおおおおおお」
馬鹿でかい掛け声だった
「うるせえ!」
トドロキが部屋のドアを蹴り飛ばして出てきた
トドロキは目を見開いて、キョウドウを睨む
「さっきからうるせえって言ってるだろ!ちょっとは静かにしてろ!」
目が血走るほど怒っていた
「なんだよ、だから部屋から外に出ただろ」
「丸聞こえなんだよ! みんなお前に迷惑してるんだよ! 少しは周りのことを考えろ!」
キョウドウもカチンときた
「俺はまちがったことしているつもりはない!」
トレーニングを続けた
トドロキは蔑んだ目でキョウドウ見下した
「せいぜい無駄なトレーニングを続けてろ……俺らは幹部なんだぞ、頭も筋トレで鍛えられりゃいいのにな」
キョウドウの動きが止まり、トドロキを睨みつけた
「怒らないと目も合わせられない奴に言われたくない!」
2人の間に不穏な空気が流れた
「お前、本当に殺っちまうぞ……」
トドロキが右手握りしめてゆっくりと頭上に持ち上げた
そのとき、キョウドウとトドロキの体が浮かび上がった
「いい加減にしろ……」
カミウマがつぶやいた
何かをしたのだろうが椅子に座ったままだ
ため息をつきながら携帯をとりだす
「お前らのせいで、連絡に気付かなかっただろ、サンゲンがターゲットを見つけたらしいぞ」
カミウマが立ち上がった
【フナバシステム】
22時、社員はほとんど帰宅していた
電灯も使用している一部以外は消灯され、静けさが漂っている
そんな中でデスクに大量の書類を置きカクミはパソコンに向かっていた
今日の出来事の反省として仕事を押し付けられたのだった
係の雑用も含めて色々押し付けられて、今日一日かけてもとても終わりそうもない量だ
さすがに帰るわけにはいかない……
無理だとは分かっていてもカクミは帰るわけにはいかずに作業をしていた
ブーブー
携帯がなった
カナからだ!
カクミの心拍数が上がった
はじめてきたカナからの電話に一瞬で色々な妄想をしていた
「もしもし!」
できる限り平静を装った声をだしたつもりだったが、うわずった
『カクミさん!』
!
泣いてるのか? カナはすごい取り乱したような声だった
『カクミさん…アズが…』
アズに何があったのか?
カクミはアズのオーラを探索してみた
見つけた、一瞬でアズの位置はつかむことができた
2つの別のオーラと一緒に行動している
「えっと、アズさんは今2人の人と一緒にいると思うよ」
『えっ、なんでわかったんですか? そうなんです
アズと一緒に帰ろうとしてたら突然男の人達が来て、ほとんど何も話さなかったのにアズがその人達について行っちゃったんです』
言われてみればアズのオーラが少し乱れているような気がする
ただ隣にいる男達にアズに何かしようとするような気配は感じなかった
『アズが心配なんです、助けてください』
「場所はラビットタワーあたりかな、アズさん大丈夫だと思うよ」
そっけなく答えてしまった
ラビットタワーは複合の商業施設でゲームセンターやスパもあるところだから、カナちゃんの知らない知り合いでもいたんだろう
そんなに遠い場所でもないし…
『……そうですか……すいませんでした』
……
電話を切られてしまった
カクミはオーラを感じるのが得意なようだ
戦闘などで大きなオーラをまとう時、離れていても察することができる能力者は少なくないが平常時のオーラの場合、他の者では直接見て感じるのが精一杯だ
だがカクミは離れていてもオーラの動きでその者が何をしているか大まかに感じ取ることができる
カナにはカクミの言った意味が分からなかったようだ
(相手の人たちから悪意は感じないし大丈夫だ、明日には帰ってくるだろう)
今は仕事を終わらせよう
……
……
1時間くらいたったか?
作業を続けながら、少し気になっていた
カナちゃんは変な事やってないよな……
オーラを探ってみた
やはりアズはラビットタワーあたりで間違いなさそうだ
そしてカナはラビットタワーの近くに来ていた
(まさか、ひとりで行ったのか?)
カナの近くにもオーラを感じた
「えっ?」
思わず声がでた
ツガマだ、カナは電車事故現場でアズとカナを襲ってきたツガマと一緒にラビットタワーに向かっているようだ
嫌な予感がしてきた…
0
お気に入りに追加
62
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
人生を諦めた私へ、冷酷な産業医から最大級の溺愛を。
海月いおり
恋愛
昔からプログラミングが大好きだった黒磯由香里は、念願のプログラマーになった。しかし現実は厳しく、続く時間外勤務に翻弄される。ある日、チームメンバーの1人が鬱により退職したことによって、抱える仕事量が増えた。それが原因で今度は由香里の精神がどんどん壊れていく。
総務から産業医との面接を指示され始まる、冷酷な精神科医、日比野玲司との関わり。
日比野と関わることで、由香里は徐々に自分を取り戻す……。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
実力を隠し「例え長男でも無能に家は継がせん。他家に養子に出す」と親父殿に言われたところまでは計算通りだったが、まさかハーレム生活になるとは
竹井ゴールド
ライト文芸
日本国内トップ5に入る異能力者の名家、東条院。
その宗家本流の嫡子に生まれた東条院青夜は子供の頃に実母に「16歳までに東条院の家を出ないと命を落とす事になる」と予言され、無能を演じ続け、父親や後妻、異母弟や異母妹、親族や許嫁に馬鹿にされながらも、念願適って中学卒業の春休みに東条院家から田中家に養子に出された。
青夜は4月が誕生日なのでギリギリ16歳までに家を出た訳だが。
その後がよろしくない。
青夜を引き取った田中家の義父、一狼は53歳ながら若い妻を持ち、4人の娘の父親でもあったからだ。
妻、21歳、一狼の8人目の妻、愛。
長女、25歳、皇宮警察の異能力部隊所属、弥生。
次女、22歳、田中流空手道場の師範代、葉月。
三女、19歳、離婚したフランス系アメリカ人の3人目の妻が産んだハーフ、アンジェリカ。
四女、17歳、死別した4人目の妻が産んだ中国系ハーフ、シャンリー。
この5人とも青夜は家族となり、
・・・何これ? 少し想定外なんだけど。
【2023/3/23、24hポイント26万4600pt突破】
【2023/7/11、累計ポイント550万pt突破】
【2023/6/5、お気に入り数2130突破】
【アルファポリスのみの投稿です】
【第6回ライト文芸大賞、22万7046pt、2位】
【2023/6/30、メールが来て出版申請、8/1、慰めメール】
【未完】
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる