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26 城のお祭りに行ってみます
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ヤヨイをテイムしたところから始まって、女の子をテイムしてきて、みんな元の能力より高い力が発揮できるようになってきた。
それだけじゃなく、拠点として豪邸が建てられたりと不思議なことはたくさんあった。
それに加えてだ。
あまり意識してなかったけど、俺は防御力が高まっているみたいだ……
そういえばフラン達をテイムするとき、ドラゴンに火の息をかけられたけど、あの時も普通の人なら死んでもおかしくない攻撃が、手を負傷するだけで済んだ。
今回のフランの魔法は威力だけならあのドラゴンの比じゃないくらいのものだったけど、俺は無傷で済んだ。
俺がテイムしたり、絆を深めていくことで俺のジョブの能力として防御が上がっていってるのかもしれないな。
俺のこの防御力はきっと仲間を守るためのものなんだ、もっとジョブレベルが上がっていくとさらに俺の防御力は上がっていくのかもしれない。
「何難しい顔をしてるんだ?」
「はっ!?」
つい考え込んでいた……
バーベキューの途中で考え込んでしまったらしい……
「「ロジカおにぃちゃん、どうしたの?」」
「ははは、ボーッとしてた……」
「ロジカさん、いつも私達に連れまわされてて、疲れてるんですよ」
ありがとうナイナ……確かに疲れてるのかもしれないな……
「じゃあ、ロジカおにいちゃんを休ませてあげなきゃ!」
「おにぃちゃん、ゆっくり休んで!」
「ロジカ、休憩だって大切なんだぞ」
お前ら、今朝俺に乗っかって、魔法食らわせて、斬ろうとしてたろ……
「仲良いなぁ、お前ら」
クリーナが俺らのやりとりを眺めて笑っている。
「いつも、色々やってて大変だろ? たまには休みに城遊びこないか?」
たまにナイナの買物に付き合うことはあるけど、城下町止まりで城なんて行くことないなぁ……
「城なんて行ったって退屈なだけだろ」
ほら、ヤヨイはこんなスタンスだし、みんな個性が強いからみんなで楽しめる場所なんてないだろうし、返って疲れちゃうと思うんだよな。
「へぇ、お城いってみたいな」
「私も、私も!」
フランの言葉にセリルも乗ってきた。
「そろそろ城のお祭りの時期ですしね」
「へぇ、城で祭とかあるんだな」
さすがナイナは城にいただけあってそういうのは詳しい。
「でも祭じゃゆっくりできないだろ、せっかく休もっていってるのに、結局休むなら家でゆっくりお茶が一番だ」
「お祭りって言っても慌ただしいだけのものじゃなくて、コンサートや絵画展とかもやってるんで、落ち着いて楽しむことも出来るようにはなってますよ」
なんだか結構楽しそうだな。
「他にも一番人気の大剣士練劇会っていう剣士の大会があって面白いぞ、ヤヨイも楽しめるんじゃないか」
「ほぉ、剣士の大会か」
クリーナの言うことにヤヨイが反応した。
みんな興味持ってきたみたいだし、悪くないのかもな。
「その城の祭ってヤツはいつから始まるんだ?」
「確か1週間後くらいからだ、興味あるなら行ってみろよ、その時は私の店にも来てくれな!」
そうだな、1週間後まだみんなが興味ありそうなら行ってみるか。
◆◇◆
待ちに待った祭の日が来た!
1週間、フランとセリルは祭の話ばかりしていた。
はじめて行く城と祭に興味が尽きなかったみたいで2人は想像する、城の景色や祭にある出し物を想像してキャッキャッと楽しそうにしていた。
2人のワクワクしている姿にヤヨイとナイナも気になってきたのか、気付いたらみんな祭が待ち遠しくなってきていた。
「うわぁ、1ヶ月とちょっと離れてただけなのにすごく久しぶりに感じます」
ナイナは見慣れているはずの城の景色を嬉しそう眺めている。
城はレンガ造りの歴史を感じる厳かな雰囲気な場所だが、今日はあちこちで、歓声や、音楽が響き陽気で楽しい空気になっている。
普段は出ていない、出店もそこら中に出ていて、フランもセリルは興味深そうにひとつひとつをじっくりと観察しながら歩いている。
「どれもおいしそう! 人も城下町よりもいっぱいでたのしいね!」
俺は逆にこんなに人がいると疲れちゃうけどなぁ……
まぁ楽しそうで何よりだ、後で静かな絵画展でも行ってみようかな。
「ほぅ、お茶っ葉も売ってるのか」
ヤヨイはお茶の露店を食い入るように見つめていた。
「な、なんだ……?」
あまりの形相に店員が身を引いている。
城自体が、いくつかの建物に分かれているが、そのどこにもこんな感じで露店が出ているから、城の室内でやってる演奏会や絵画展などに行くまでもなく、時間が過ぎていってしまいそうだ。
突然、周りがどっとざわめいた。
「王国騎士団だ、騎士団が通るぞ!」
城にいる誰かの声がした。
人混みの中、自然に人が避けていき、騎士団の通る道ができ50人くらいの騎士団員が颯爽と城の中の俺達の前を通っていく。
全員がまっすぐと前を向き、青地の服に白を基調とした鎧を身につけた騎士達は全員強そうだ。
「やっぱりかっこいいなら、城自慢の騎士団は」
「今回な騎士団のエース、ディスティーが練劇会に出るらしいぞ」
クリーナが言ってた一番人気の練劇会ってのに、騎士団も参加するのか、国の騎士までイベントに参加するなんてすごい力の入れようだな。
あれ、みんな居なくなってる……
やっぱりみんな見たいものが沢山あるから
て行動なんてできなかったんだ……
大丈夫かな、みんな揉め事を起こさなきゃいいんだけど。
特に心配なのは、ヤヨイだ……
さっき騎士団参加するっていう練劇会って奴に興味持ってたよな、嫌な予感しかしないぞ……
案外近いところで練劇会の会場が見つかった。
一番人気のイベントだけあってすごい人の数だ。
城の大庭を会場にして、円状の試合場が作られている。
それを観客が囲んで試合を見る形式になっているみたいだ。
一般観覧用の立ち見用のスペースとは別に座席が設けられ、落ち着いて座って観れる用な場所もある、あれはきっと貴族や国賓達が観覧するの場所だろうな。
ここのどこかでヤヨイも見学してるはずだ、揉め事を起こす前にさっさと見つけておいた方がいいな……試合始まってまり上がってきたら今より見つけるの大変だ。
試合場に城の神官があらわれ、紙を広げた。
紙には今回の試合の対戦表が張り出されている。
トーナメントになっているみたいだ。
表の一番左にはさっきの騎士、ディスティーの名前が入っている、シードで一回戦は飛ばされるらしい。
しかし、観客もすごいけど、参加者の数もすごいな、何十人参加するんだ。
「あっ!」
そんなバカな……
対戦表の中に、信じられないものを見つけてしまった。
『ヤヨイ』
見ないと思ったら……
アイツ、なんで参加してるんだよ……
それだけじゃなく、拠点として豪邸が建てられたりと不思議なことはたくさんあった。
それに加えてだ。
あまり意識してなかったけど、俺は防御力が高まっているみたいだ……
そういえばフラン達をテイムするとき、ドラゴンに火の息をかけられたけど、あの時も普通の人なら死んでもおかしくない攻撃が、手を負傷するだけで済んだ。
今回のフランの魔法は威力だけならあのドラゴンの比じゃないくらいのものだったけど、俺は無傷で済んだ。
俺がテイムしたり、絆を深めていくことで俺のジョブの能力として防御が上がっていってるのかもしれないな。
俺のこの防御力はきっと仲間を守るためのものなんだ、もっとジョブレベルが上がっていくとさらに俺の防御力は上がっていくのかもしれない。
「何難しい顔をしてるんだ?」
「はっ!?」
つい考え込んでいた……
バーベキューの途中で考え込んでしまったらしい……
「「ロジカおにぃちゃん、どうしたの?」」
「ははは、ボーッとしてた……」
「ロジカさん、いつも私達に連れまわされてて、疲れてるんですよ」
ありがとうナイナ……確かに疲れてるのかもしれないな……
「じゃあ、ロジカおにいちゃんを休ませてあげなきゃ!」
「おにぃちゃん、ゆっくり休んで!」
「ロジカ、休憩だって大切なんだぞ」
お前ら、今朝俺に乗っかって、魔法食らわせて、斬ろうとしてたろ……
「仲良いなぁ、お前ら」
クリーナが俺らのやりとりを眺めて笑っている。
「いつも、色々やってて大変だろ? たまには休みに城遊びこないか?」
たまにナイナの買物に付き合うことはあるけど、城下町止まりで城なんて行くことないなぁ……
「城なんて行ったって退屈なだけだろ」
ほら、ヤヨイはこんなスタンスだし、みんな個性が強いからみんなで楽しめる場所なんてないだろうし、返って疲れちゃうと思うんだよな。
「へぇ、お城いってみたいな」
「私も、私も!」
フランの言葉にセリルも乗ってきた。
「そろそろ城のお祭りの時期ですしね」
「へぇ、城で祭とかあるんだな」
さすがナイナは城にいただけあってそういうのは詳しい。
「でも祭じゃゆっくりできないだろ、せっかく休もっていってるのに、結局休むなら家でゆっくりお茶が一番だ」
「お祭りって言っても慌ただしいだけのものじゃなくて、コンサートや絵画展とかもやってるんで、落ち着いて楽しむことも出来るようにはなってますよ」
なんだか結構楽しそうだな。
「他にも一番人気の大剣士練劇会っていう剣士の大会があって面白いぞ、ヤヨイも楽しめるんじゃないか」
「ほぉ、剣士の大会か」
クリーナの言うことにヤヨイが反応した。
みんな興味持ってきたみたいだし、悪くないのかもな。
「その城の祭ってヤツはいつから始まるんだ?」
「確か1週間後くらいからだ、興味あるなら行ってみろよ、その時は私の店にも来てくれな!」
そうだな、1週間後まだみんなが興味ありそうなら行ってみるか。
◆◇◆
待ちに待った祭の日が来た!
1週間、フランとセリルは祭の話ばかりしていた。
はじめて行く城と祭に興味が尽きなかったみたいで2人は想像する、城の景色や祭にある出し物を想像してキャッキャッと楽しそうにしていた。
2人のワクワクしている姿にヤヨイとナイナも気になってきたのか、気付いたらみんな祭が待ち遠しくなってきていた。
「うわぁ、1ヶ月とちょっと離れてただけなのにすごく久しぶりに感じます」
ナイナは見慣れているはずの城の景色を嬉しそう眺めている。
城はレンガ造りの歴史を感じる厳かな雰囲気な場所だが、今日はあちこちで、歓声や、音楽が響き陽気で楽しい空気になっている。
普段は出ていない、出店もそこら中に出ていて、フランもセリルは興味深そうにひとつひとつをじっくりと観察しながら歩いている。
「どれもおいしそう! 人も城下町よりもいっぱいでたのしいね!」
俺は逆にこんなに人がいると疲れちゃうけどなぁ……
まぁ楽しそうで何よりだ、後で静かな絵画展でも行ってみようかな。
「ほぅ、お茶っ葉も売ってるのか」
ヤヨイはお茶の露店を食い入るように見つめていた。
「な、なんだ……?」
あまりの形相に店員が身を引いている。
城自体が、いくつかの建物に分かれているが、そのどこにもこんな感じで露店が出ているから、城の室内でやってる演奏会や絵画展などに行くまでもなく、時間が過ぎていってしまいそうだ。
突然、周りがどっとざわめいた。
「王国騎士団だ、騎士団が通るぞ!」
城にいる誰かの声がした。
人混みの中、自然に人が避けていき、騎士団の通る道ができ50人くらいの騎士団員が颯爽と城の中の俺達の前を通っていく。
全員がまっすぐと前を向き、青地の服に白を基調とした鎧を身につけた騎士達は全員強そうだ。
「やっぱりかっこいいなら、城自慢の騎士団は」
「今回な騎士団のエース、ディスティーが練劇会に出るらしいぞ」
クリーナが言ってた一番人気の練劇会ってのに、騎士団も参加するのか、国の騎士までイベントに参加するなんてすごい力の入れようだな。
あれ、みんな居なくなってる……
やっぱりみんな見たいものが沢山あるから
て行動なんてできなかったんだ……
大丈夫かな、みんな揉め事を起こさなきゃいいんだけど。
特に心配なのは、ヤヨイだ……
さっき騎士団参加するっていう練劇会って奴に興味持ってたよな、嫌な予感しかしないぞ……
案外近いところで練劇会の会場が見つかった。
一番人気のイベントだけあってすごい人の数だ。
城の大庭を会場にして、円状の試合場が作られている。
それを観客が囲んで試合を見る形式になっているみたいだ。
一般観覧用の立ち見用のスペースとは別に座席が設けられ、落ち着いて座って観れる用な場所もある、あれはきっと貴族や国賓達が観覧するの場所だろうな。
ここのどこかでヤヨイも見学してるはずだ、揉め事を起こす前にさっさと見つけておいた方がいいな……試合始まってまり上がってきたら今より見つけるの大変だ。
試合場に城の神官があらわれ、紙を広げた。
紙には今回の試合の対戦表が張り出されている。
トーナメントになっているみたいだ。
表の一番左にはさっきの騎士、ディスティーの名前が入っている、シードで一回戦は飛ばされるらしい。
しかし、観客もすごいけど、参加者の数もすごいな、何十人参加するんだ。
「あっ!」
そんなバカな……
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