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4.超過勤務
6<side 樋口>
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それはあの待機の夜の実力行使よりもたちの悪いものだった。
海藤の特徴、単純莫迦、論理より行動が先という、本能のままに攻めてきた。
まさか自分の感情を真正面から見据えて、素直に気持ちを吐いてくるとは。
普通はここで考えるものだろう?
世間体とか、相手の気持ちとか。
こんな明確な意志を何も包むことなく、ダイレクトにぶつけてくるなんて普通はしない。躊躇する。
海藤が本気であることは目と態度と声音で十分にわかる。
正直、海藤の告白には驚かされたが、それが顔に出ることはなかった。実際、海藤の突拍子もない言動にいちいち反応していたら、こちらの精神が持たない。
すっきりしたといわんばかりに盛大に煙草を吸い続ける海藤の横で、反比例するかのようにゆっくりとコーヒーを口にしていた。
本気は本気なんだよな。
ただ、それに付随するもろもろのことをこいつは本当に理解しているのだろうか。
「──海藤って、ゲイ?」
「はぁ? 俺がぁ? そりゃもー俺の理想は、こぅ、ぼっきゅんぼんだぜ?」
先ほどの真剣な表情はどこへやら。完全にいつもの海藤に戻っていた。
「俺は『ぼっきゅんぼん』じゃない」
「んなのわかってるよ。俺の視力、脅威の2.0な」
いやそんなことは聞いていない。
が、海藤は自分で自分の言葉にけらけらと笑い出していた。
徹夜明けでアドレナリンでまくっているんじゃないのか、こいつ。
ひとしきり笑って、それから実に真面目に説明してきた。
「多分、お前以外の男にそういう感情を持つことはねぇよ。うん。多分、じゃないな。絶対」
予想通りの答えに俺は押し黙った。
そう。そんなことは俺もわかってはいる。
海藤はゲイじゃない。
こいつの嗜好は男には向いていない。実際今までそんな目で男を見たことはなかったはずだ。そういう人間には独特の視線やら雰囲気があるし、見分けることに関しても自信はある。
海藤の好みなんて実に単純でわかりやすいものだった。まさに『ぼっきゅんぼん』な女が好きなんだろう。
身体はもちろん、性格的にも。
海藤が好むのは、明朗快活で、感情表現の豊かな女性だった。
どう考えても俺とは正反対な性質の持ち主だ。
だからこそ、何故俺なのか、ということがわからなかった。
「その自信は何なんだ。そもそも何で俺なんだ」
詰問するでもなく、投げやりでもなく、まるで何故リンゴは落ちるんですかと疑問を口にするかのように俺は聞いた。
そして海藤は実に簡単に答える。
「さぁ、なんでだろ。つか、俺も考えたんだけどさ、よくわからない」
「また、『わからない』、か」
「仕方がないだろ。樋口を見ていると自然とそういう気持ちがわいてくるんだから」
わからないで流してしまっては前回と同じ。
そんなふうに思っていたが、海藤はそうではなかったらしい。前回とは違う。
「たださ、お前のことはもっと知りたいって思ってる。俺の、いや、誰も見たことのない樋口を独占したいと思う」
「土下座している俺とか?」
確かにあれは初めての経験だった。
冗談めいたつぶやきだった。そのはずだった。
でも海藤はいたって真剣だった。
「まぁ。あの潔さには見惚れた。でもそれより先ほどの顔が」
さっきの顔?
海藤のさすそれが何なのか俺には全く理解できなかったが、海藤はなんともいえない表情をした。
それはひどく甘い視線で、到底同性の同僚に見せる類のものではなかった。
まずい。
そらすタイミングを失った。
海藤のかもし出す空気が檻となり、逃げ場をなくす。
どちらとも声を発することなく、視線をそらすことなくそのまま固まっていた。
空が、オレンジ色に染まる。
冴えた空気が温まり始める。
その真っ只中。
「えーっと。樋口、キスしちゃ駄目?」
あまりに唐突な疑問に、俺は眉を寄せる。
唐突すぎるだろう?
いや、唐突ではなくても答えは決まっているが。
「そう聞かれてどうぞというと思うか?」
いや。ハイ。確かに無理ですねーそうですねー、などとつぶやいてうなだれる。
俺に視線を向けることが気まずいのか、そのまま頭を抱え込み、大きな溜息を一つついた。
「なぁ。もしお前の答えを聞かずにしようとしたら」
「一本背負いで地面と仲良くなっていたな」
即答。
「あ、やっぱり」
わかっているなら聞くな。
車のエンジンは既に温まっている。ここでこうしている必要はない。
「海藤、そろそろ帰るぞ。いい加減眠い」
そっけなくそういう俺の言葉に反応して、海藤はようやくこちらに視線を向けた。
頭を抱えた腕の間から、ちらりとこちらを見る目はまさに犬。
「あー。もうちょっと待って。落ち着くまで時間をくれ」
何が、と聞こうとしてやめた。
何が、かはすぐに理解した。
俺が理解したことを海藤自身も理解した。
「今なんでこの状況で、そういう状態になっているのか理解できない」
率直な感想を漏らすと海藤は屈託もなく笑う。
「深夜作業明けの大量アドレナリンのせい、と言いたいけど」
すっかり短くなった煙草を一気に吸い込んで、吐き出す。
海藤から煙草のにおいが流れてくる。
「樋口のちょっとした笑顔とか、少し空いている首元とか、缶を持つしなやかな指だとか。些細なことすべて、俺をそういう状態にさせる」
……それに対して俺は何と返せと?
対応に悩む俺に、さらに追い込む発言。
「多分俺、お前で十分イケる。つーかできたし」
悪びれもせずによく言う。
やたらと自信満々に宣言されて、俺はそれ以上の言葉を挟む努力を放棄した。
所詮は獣。犬。本能のまま我が道を行く、それが海藤。
俺は完全無視してさっさと助手席に乗り込んだ。
本当に、あの変わり身は一体何なんだ。
大抵のことは対処する自信はある。
それは仕事でもプライベートでも関係ない。
でも正直なところ、海藤への対応はどうしたらいいか戸惑う。
そもそも俺がうまく対処できたとして、あいつはどう返してくるのだろう。
……
…………。
車内の心地よい温かさと、なんとか事なきを得た安堵感が同時に襲ってきて、ゆっくりと意識が落ちていくのを感じていた。
海藤との一件は考えなきゃいけない。それこそどう対処するか。
だが、正直自分のキャパを超えている上に、貫徹の疲労がどっと押し寄せており、とりあえず今は眠りたい衝動でいっぱいだった。
軽く身体がドア側に倒れつつあるのを自覚していたが、それさえもどうでもいいと思えるほどには疲れていたらしい。
完全にもたれかかったところで、運転席側のドアが開く音がした。
しかしそれさえも、意識の遠いところでわずかに感じているだけだった。
「樋口? ……寝ちゃった?」
海藤の声がわずかに耳をかすめる。
返事を返すことも面倒で、そのまま意識が落ちていくのに任せていた。
車内には静寂が広がっている。
海藤の視線を感じてはいたが、正直どうでもいいやと思えるほどに俺は疲れていた。
そして、また質が悪いことに、その静寂が居心地の悪さを感じさせるものでなかった。
むしろ、さらなる眠気を誘うような、安堵感にあふれていた。
エンジンの規則正しい音だけが響く。
隣で深い溜息がした後、なにやらぶつぶつと呟いていたようだったが、その音がますます俺の意識を堕としていく。
低く響く海藤の声はやたらと心地よかった。
「……ひーぐち。……ちょっと危機感持てよな、お前。俺、告白したばっかなのになにこれ。俺、試されてんの?」
海藤の言葉は耳に届いていたが、それの意味するところを理解できる状態ではなくなっていた。
意識ははるか向こう。
運転席側から手が伸びて、しゅっと何かが引き出される音の後に金属がはまる音が響いた。
ああ、シートベルトの音かとぼんやり頭で理解しているところに、やたらと近距離で気配がして、のろのろと目を開ける。
瞳に映ったのは、やたらと扇情的な海藤の顔だった。
それは、同僚や友人に向ける類の顔ではなかった。
ああ。まずい。
──喰われる。
漠然とそんな意識を持ったというのに、ただ、見つめ返しただけだった。
俺の視線をどう受け止めたのだろうか。
そして、こいつは、どうするだろうか。
噛みつくような表情で、それでいて甘い視線を送ってくる海藤との距離は鼻先わずか十センチ。
海藤の唇がわずかに開き、それでも身動きしない俺に何を思ったのか、ふと笑ってその身体を引いた。
先ほどの喰らいつくような獰猛さでも、いつもの軽い調子でもない、何とも言えない海藤の表情に俺自身が戸惑う。
「俺は、お前のことが好きだよ。樋口が思っている以上に、そういう意味で。だから、覚悟してくれよな」
「覚悟」
反芻する俺に対して、先ほどの殊勝な様子が嘘のように、いつもの海藤が顔を出す。
「そう。覚悟。俺に惚れる覚悟」
それはまるで、仕事で挑んでくるのと同じような調子で、代わり身の速さについていけない。
しかもなんだ、その自信あふれる物言いは。
「まぁ、せいぜいがんばれ」
俺が堕ちるなど絶対にないだろうけど。
見てろよ樋口とやたらと気合を入れつつ、ようやく海藤は車を発進させた。
海藤の特徴、単純莫迦、論理より行動が先という、本能のままに攻めてきた。
まさか自分の感情を真正面から見据えて、素直に気持ちを吐いてくるとは。
普通はここで考えるものだろう?
世間体とか、相手の気持ちとか。
こんな明確な意志を何も包むことなく、ダイレクトにぶつけてくるなんて普通はしない。躊躇する。
海藤が本気であることは目と態度と声音で十分にわかる。
正直、海藤の告白には驚かされたが、それが顔に出ることはなかった。実際、海藤の突拍子もない言動にいちいち反応していたら、こちらの精神が持たない。
すっきりしたといわんばかりに盛大に煙草を吸い続ける海藤の横で、反比例するかのようにゆっくりとコーヒーを口にしていた。
本気は本気なんだよな。
ただ、それに付随するもろもろのことをこいつは本当に理解しているのだろうか。
「──海藤って、ゲイ?」
「はぁ? 俺がぁ? そりゃもー俺の理想は、こぅ、ぼっきゅんぼんだぜ?」
先ほどの真剣な表情はどこへやら。完全にいつもの海藤に戻っていた。
「俺は『ぼっきゅんぼん』じゃない」
「んなのわかってるよ。俺の視力、脅威の2.0な」
いやそんなことは聞いていない。
が、海藤は自分で自分の言葉にけらけらと笑い出していた。
徹夜明けでアドレナリンでまくっているんじゃないのか、こいつ。
ひとしきり笑って、それから実に真面目に説明してきた。
「多分、お前以外の男にそういう感情を持つことはねぇよ。うん。多分、じゃないな。絶対」
予想通りの答えに俺は押し黙った。
そう。そんなことは俺もわかってはいる。
海藤はゲイじゃない。
こいつの嗜好は男には向いていない。実際今までそんな目で男を見たことはなかったはずだ。そういう人間には独特の視線やら雰囲気があるし、見分けることに関しても自信はある。
海藤の好みなんて実に単純でわかりやすいものだった。まさに『ぼっきゅんぼん』な女が好きなんだろう。
身体はもちろん、性格的にも。
海藤が好むのは、明朗快活で、感情表現の豊かな女性だった。
どう考えても俺とは正反対な性質の持ち主だ。
だからこそ、何故俺なのか、ということがわからなかった。
「その自信は何なんだ。そもそも何で俺なんだ」
詰問するでもなく、投げやりでもなく、まるで何故リンゴは落ちるんですかと疑問を口にするかのように俺は聞いた。
そして海藤は実に簡単に答える。
「さぁ、なんでだろ。つか、俺も考えたんだけどさ、よくわからない」
「また、『わからない』、か」
「仕方がないだろ。樋口を見ていると自然とそういう気持ちがわいてくるんだから」
わからないで流してしまっては前回と同じ。
そんなふうに思っていたが、海藤はそうではなかったらしい。前回とは違う。
「たださ、お前のことはもっと知りたいって思ってる。俺の、いや、誰も見たことのない樋口を独占したいと思う」
「土下座している俺とか?」
確かにあれは初めての経験だった。
冗談めいたつぶやきだった。そのはずだった。
でも海藤はいたって真剣だった。
「まぁ。あの潔さには見惚れた。でもそれより先ほどの顔が」
さっきの顔?
海藤のさすそれが何なのか俺には全く理解できなかったが、海藤はなんともいえない表情をした。
それはひどく甘い視線で、到底同性の同僚に見せる類のものではなかった。
まずい。
そらすタイミングを失った。
海藤のかもし出す空気が檻となり、逃げ場をなくす。
どちらとも声を発することなく、視線をそらすことなくそのまま固まっていた。
空が、オレンジ色に染まる。
冴えた空気が温まり始める。
その真っ只中。
「えーっと。樋口、キスしちゃ駄目?」
あまりに唐突な疑問に、俺は眉を寄せる。
唐突すぎるだろう?
いや、唐突ではなくても答えは決まっているが。
「そう聞かれてどうぞというと思うか?」
いや。ハイ。確かに無理ですねーそうですねー、などとつぶやいてうなだれる。
俺に視線を向けることが気まずいのか、そのまま頭を抱え込み、大きな溜息を一つついた。
「なぁ。もしお前の答えを聞かずにしようとしたら」
「一本背負いで地面と仲良くなっていたな」
即答。
「あ、やっぱり」
わかっているなら聞くな。
車のエンジンは既に温まっている。ここでこうしている必要はない。
「海藤、そろそろ帰るぞ。いい加減眠い」
そっけなくそういう俺の言葉に反応して、海藤はようやくこちらに視線を向けた。
頭を抱えた腕の間から、ちらりとこちらを見る目はまさに犬。
「あー。もうちょっと待って。落ち着くまで時間をくれ」
何が、と聞こうとしてやめた。
何が、かはすぐに理解した。
俺が理解したことを海藤自身も理解した。
「今なんでこの状況で、そういう状態になっているのか理解できない」
率直な感想を漏らすと海藤は屈託もなく笑う。
「深夜作業明けの大量アドレナリンのせい、と言いたいけど」
すっかり短くなった煙草を一気に吸い込んで、吐き出す。
海藤から煙草のにおいが流れてくる。
「樋口のちょっとした笑顔とか、少し空いている首元とか、缶を持つしなやかな指だとか。些細なことすべて、俺をそういう状態にさせる」
……それに対して俺は何と返せと?
対応に悩む俺に、さらに追い込む発言。
「多分俺、お前で十分イケる。つーかできたし」
悪びれもせずによく言う。
やたらと自信満々に宣言されて、俺はそれ以上の言葉を挟む努力を放棄した。
所詮は獣。犬。本能のまま我が道を行く、それが海藤。
俺は完全無視してさっさと助手席に乗り込んだ。
本当に、あの変わり身は一体何なんだ。
大抵のことは対処する自信はある。
それは仕事でもプライベートでも関係ない。
でも正直なところ、海藤への対応はどうしたらいいか戸惑う。
そもそも俺がうまく対処できたとして、あいつはどう返してくるのだろう。
……
…………。
車内の心地よい温かさと、なんとか事なきを得た安堵感が同時に襲ってきて、ゆっくりと意識が落ちていくのを感じていた。
海藤との一件は考えなきゃいけない。それこそどう対処するか。
だが、正直自分のキャパを超えている上に、貫徹の疲労がどっと押し寄せており、とりあえず今は眠りたい衝動でいっぱいだった。
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完全にもたれかかったところで、運転席側のドアが開く音がした。
しかしそれさえも、意識の遠いところでわずかに感じているだけだった。
「樋口? ……寝ちゃった?」
海藤の声がわずかに耳をかすめる。
返事を返すことも面倒で、そのまま意識が落ちていくのに任せていた。
車内には静寂が広がっている。
海藤の視線を感じてはいたが、正直どうでもいいやと思えるほどに俺は疲れていた。
そして、また質が悪いことに、その静寂が居心地の悪さを感じさせるものでなかった。
むしろ、さらなる眠気を誘うような、安堵感にあふれていた。
エンジンの規則正しい音だけが響く。
隣で深い溜息がした後、なにやらぶつぶつと呟いていたようだったが、その音がますます俺の意識を堕としていく。
低く響く海藤の声はやたらと心地よかった。
「……ひーぐち。……ちょっと危機感持てよな、お前。俺、告白したばっかなのになにこれ。俺、試されてんの?」
海藤の言葉は耳に届いていたが、それの意味するところを理解できる状態ではなくなっていた。
意識ははるか向こう。
運転席側から手が伸びて、しゅっと何かが引き出される音の後に金属がはまる音が響いた。
ああ、シートベルトの音かとぼんやり頭で理解しているところに、やたらと近距離で気配がして、のろのろと目を開ける。
瞳に映ったのは、やたらと扇情的な海藤の顔だった。
それは、同僚や友人に向ける類の顔ではなかった。
ああ。まずい。
──喰われる。
漠然とそんな意識を持ったというのに、ただ、見つめ返しただけだった。
俺の視線をどう受け止めたのだろうか。
そして、こいつは、どうするだろうか。
噛みつくような表情で、それでいて甘い視線を送ってくる海藤との距離は鼻先わずか十センチ。
海藤の唇がわずかに開き、それでも身動きしない俺に何を思ったのか、ふと笑ってその身体を引いた。
先ほどの喰らいつくような獰猛さでも、いつもの軽い調子でもない、何とも言えない海藤の表情に俺自身が戸惑う。
「俺は、お前のことが好きだよ。樋口が思っている以上に、そういう意味で。だから、覚悟してくれよな」
「覚悟」
反芻する俺に対して、先ほどの殊勝な様子が嘘のように、いつもの海藤が顔を出す。
「そう。覚悟。俺に惚れる覚悟」
それはまるで、仕事で挑んでくるのと同じような調子で、代わり身の速さについていけない。
しかもなんだ、その自信あふれる物言いは。
「まぁ、せいぜいがんばれ」
俺が堕ちるなど絶対にないだろうけど。
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