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After Story
side.ダグラス
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夜、夕飯を食べ終えて少ししたらマサヒトさん達が帰り、俺とユキは2人でゆっくり風呂に入ることにした。身体を洗ったあと、ユキを俺の膝の上に横向きに座らせた状態で湯に浸かれば、ユキは恥ずかしそうにしながらもそっと寄りかかってきた。堪らなく可愛い。だがまだユキが楽しそうに話しているうちはベッドに連れ込むべきではないとグッと堪える。
「リディアがくれた入浴剤、いい香りだね。それになんだかしっとりしてる感じ」
「ああ、出た後も肌がしっとりとしそうだな」
「うん、乾燥せずにすみそう」
そう言ってユキは湯から腕を出して興味深そうに眺めるが、そんなユキの細く白い腕に……堪えろ、まだだ。まだはやい。
「流石リディア、すっごく肌に良さそう。……ふふ、ダグの肌もすべすべだ」
……いつもならこのまま襲っているところだが、今日はユキの誕生日だ。誕生日くらい紳士的に接してユキには微塵も嫌な思いをさせたくない。
「ユキは元から綺麗な肌だがより吸い付くようだな」
「ほんと? こういう肌好き?」
「ああ、好きだな。触れていて気持ちがいい」
「そっか……こういう入浴剤もっと使うようにしようかな」
それは俺のためにだと思っていいのか? ユキは元々は髪や肌を気にするタイプではなかったのに、俺が褒めるたびに自分でも気を使うようになって元々綺麗だったのに日に日に綺麗になっていく。リディアが取り寄せたカタログで香油や肌に塗るクリームのページをじっくり見ているのも知っている。俺に綺麗に見られようと努力しているところがいじらしくて可愛いんだ。
「別に使わなくともユキは綺麗だが、入浴剤は身体を温めたりといい効果があるからな。単純に香りがいいというのもあるが。日常的に使うのも悪くないだろう」
「じゃあこれからはなるべく使うようにしようかな。入浴剤って特別な日とか疲れた日のリラックスに使うものって今までは思ってたけど、身体にいいなら使うことにしよっと」
「ああ、そうするといい。なんなら商人を呼んでもいいぞ。好きな香りや効果で作って貰えばいい」
別にカタログに掲載されていてユキが気になったものを全て取り寄せる方法でもいいが、それだとユキの肌に合うかや香りが好みかなど実際に届くまでわからないからな。商人にユキに合うものを作らせた方が速いだろう。
「お金持ちぃ……でもちょっと気になるかも」
「なら今度俺が休みの日にでも呼んでおこう」
「うん! 楽しみだなぁ」
まだユキの対人恐怖症が完全になくなったわけではないが、最近ではそうそう怖がることはなくなったから商人に不用意に近付かないように言い聞かせておけば問題はないだろう。もちろんユキが怖がりそうな商人を呼ぶつもりもないし俺も側にいれば特に問題は起こらないはずだ。ユキが楽しんで買い物ができるようにしっかり人選して呼ばないとな。
「あ、そうだ、今日のダグすっごくかっこよかった! 予想通りダグは着物が似合うね」
「ユキも綺麗だったぞ。凛とした美しさがあって惚れ直した」
「ふふ、嬉しい。……ね、ダグ」
恥ずかしそうにうつむきがちに俺の顔を覗き込むユキの様子に、ユキが何を望んでるか、俺がわからないわけがない。珍しいユキからの誘いに正直理性が焼き切れそうになったがあくまでも紳士的にユキを抱き上げて湯から上がり、2人の身体を拭いて髪も魔法で乾かすとそのままベッドまでユキを連れて行った。
「ユキ、したくなったのか?」
「……ん。昼間のダグ、かっこよくて……思い出したら、その……」
「そうか、可愛いな。今日は誕生日だしゆっくりユキを気持ちよくさせてやろう」
あくまでも優しく、ユキがただただ気持ちよくなれるように、と思っていると、ユキがもじもじと何かを言いたそうにしていることに気がついた。
「どうした?」
「えと、その……何言っても引かない?」
少し不安そうなユキを安心させるように微笑みながら促すと、ユキはかなり小さな声で恥ずかしそうにこう言った。
「…………ちょっと、意地悪なのがいい……だめ?」
「……駄目なわけがないだろう?」
ユキは俺の理性を焼ききる天才だとつくづく思う。ユキの前では紳士的でありたかったがユキが可愛すぎて俺の理性はまともに仕事をしてくれない。まぁ今日はユキ本人の希望ということで少し理性を手放してもいいだろう。ユキが満足できるように精一杯頑張ろうじゃないか。
「んあっ……ふぁ、も、そこやぁっ……」
「ここ好きだろう? ほら、こうして摘まみながら爪の先で引っ掻かれるの気持ちいいな」
可愛くツンと尖った胸の先を中指と親指でつまみながら人差し指でカリカリと引っ掻けばユキの表情はとろりと溶けて身体が跳ねて甘い声が漏れる。
「やぁ、んっんっんっ、っあ、きもち、あぅ、あっ、くる、きちゃっ、あ、あ、あ、──────ッッ!」
ビクビク震えてイったユキが可愛くて、快感を長引かせるためにすっかり赤く色づいたそこを舌で抉るようにすれば、ユキの震える手が俺の肩に置かれてユキは啜り泣くように喘ぎながら髪を振り乱した。俺が綺麗で可愛いユキをここまで乱しているのだと思うと酷く興奮して、つい強く吸いつつ軽く歯を立てればまたイったユキはガクンと大きく跳ねてからぐったりと力が抜けた。蕩けた顔で粗く息を吐く様子はいやらしくも美しくて脳が沸騰しそうだ。
「そろそろこっちも触るぞ」
「ひあ、ん、やぁ……」
脚を大きく開かせてからたっぷりと香油をつけた指で可愛い窄まりをマッサージするように揉み込む。ユキはこんなところまで綺麗で、香油でテラテラと光っている様があまりにもいやらしくてつい喉が鳴ってしまった。
「っや、みな、いでっ」
「なんでだ? 綺麗だぞ。早く中に入れて欲しそうにヒクヒク動いていて……いやらしいな」
「やだっ、いわ、な、いでっ……んっあ、っも、なか、ほし、よぉっ」
我慢できなくなったのか腰を揺らし始めたユキに、ゾクゾクと込み上げるものを感じながら一気に中指を奥まで突き入れると、ただそれだけで焦らされたユキはギュウギュウと俺の指を締め付けて何も出さずにイった。限界まで勃ち上がったままビクビクと震えるだけのそれが可哀想だが今日はそこには触れてやらない。
「───、っあ、や、あ……? っは、は、ぁ……」
何もわかってない様子のユキが呆然と見上げてくるのに俺の嗜虐心が煽られる。もっと訳がわからなくなるくらいにイかせてやりたい。何も考えられないくらい快感に溺れさせたい。俺がいなければ生きていけなくなるほどに、俺が与える快感をユキの身体に教え込みたい。
……悪いな、ユキ。どうやら優しくできそうにない。だが、意地悪くされたいと言ったのはユキだもんな? 俺の手で乱れるユキをもっと見せてくれ。
「ほら、もっとイっていいんだぞ」
「あ"ぁあっ!? や、あっあっあっあっ、ん~~~っっ!」
*****************
翌日、昼過ぎに目を覚ましたユキはまだ艶っぽい雰囲気を残しつつ俺の腕の中に収まった。身体は辛くともこうしていると安心するらしい。あまりにも可愛い。いくらでも抱きしめていてやりたいし望むことがあれば何だってしてやりたい。全裸で踊り狂えと言われたってやる自信があるぞ。それくらいに今の俺は酷く満足していて、ユキを甘やかしたくてしょうがないんだ。
「何かして欲しいことはないか?」
そう聞けば緩く首を振って、ただただ俺の服を力の入っていない手で掴む。どうやらこのままでいろということらしい。可愛すぎて、愛しすぎて、叫び出さなかった俺を褒めてやりたい。愛しい相手に甘えるように縋られて何も感じない男などいないだろう?
昨日はかなり酷くしてしまった自覚があるが、今のユキの様子からしてユキは満足しているらしい。意地悪くされたい、というのは本当だったらしい。
……可愛くていやらしい妻に俺の方が夢中だ。ユキがいないと生きていけないのは俺の方だな。
「リディアがくれた入浴剤、いい香りだね。それになんだかしっとりしてる感じ」
「ああ、出た後も肌がしっとりとしそうだな」
「うん、乾燥せずにすみそう」
そう言ってユキは湯から腕を出して興味深そうに眺めるが、そんなユキの細く白い腕に……堪えろ、まだだ。まだはやい。
「流石リディア、すっごく肌に良さそう。……ふふ、ダグの肌もすべすべだ」
……いつもならこのまま襲っているところだが、今日はユキの誕生日だ。誕生日くらい紳士的に接してユキには微塵も嫌な思いをさせたくない。
「ユキは元から綺麗な肌だがより吸い付くようだな」
「ほんと? こういう肌好き?」
「ああ、好きだな。触れていて気持ちがいい」
「そっか……こういう入浴剤もっと使うようにしようかな」
それは俺のためにだと思っていいのか? ユキは元々は髪や肌を気にするタイプではなかったのに、俺が褒めるたびに自分でも気を使うようになって元々綺麗だったのに日に日に綺麗になっていく。リディアが取り寄せたカタログで香油や肌に塗るクリームのページをじっくり見ているのも知っている。俺に綺麗に見られようと努力しているところがいじらしくて可愛いんだ。
「別に使わなくともユキは綺麗だが、入浴剤は身体を温めたりといい効果があるからな。単純に香りがいいというのもあるが。日常的に使うのも悪くないだろう」
「じゃあこれからはなるべく使うようにしようかな。入浴剤って特別な日とか疲れた日のリラックスに使うものって今までは思ってたけど、身体にいいなら使うことにしよっと」
「ああ、そうするといい。なんなら商人を呼んでもいいぞ。好きな香りや効果で作って貰えばいい」
別にカタログに掲載されていてユキが気になったものを全て取り寄せる方法でもいいが、それだとユキの肌に合うかや香りが好みかなど実際に届くまでわからないからな。商人にユキに合うものを作らせた方が速いだろう。
「お金持ちぃ……でもちょっと気になるかも」
「なら今度俺が休みの日にでも呼んでおこう」
「うん! 楽しみだなぁ」
まだユキの対人恐怖症が完全になくなったわけではないが、最近ではそうそう怖がることはなくなったから商人に不用意に近付かないように言い聞かせておけば問題はないだろう。もちろんユキが怖がりそうな商人を呼ぶつもりもないし俺も側にいれば特に問題は起こらないはずだ。ユキが楽しんで買い物ができるようにしっかり人選して呼ばないとな。
「あ、そうだ、今日のダグすっごくかっこよかった! 予想通りダグは着物が似合うね」
「ユキも綺麗だったぞ。凛とした美しさがあって惚れ直した」
「ふふ、嬉しい。……ね、ダグ」
恥ずかしそうにうつむきがちに俺の顔を覗き込むユキの様子に、ユキが何を望んでるか、俺がわからないわけがない。珍しいユキからの誘いに正直理性が焼き切れそうになったがあくまでも紳士的にユキを抱き上げて湯から上がり、2人の身体を拭いて髪も魔法で乾かすとそのままベッドまでユキを連れて行った。
「ユキ、したくなったのか?」
「……ん。昼間のダグ、かっこよくて……思い出したら、その……」
「そうか、可愛いな。今日は誕生日だしゆっくりユキを気持ちよくさせてやろう」
あくまでも優しく、ユキがただただ気持ちよくなれるように、と思っていると、ユキがもじもじと何かを言いたそうにしていることに気がついた。
「どうした?」
「えと、その……何言っても引かない?」
少し不安そうなユキを安心させるように微笑みながら促すと、ユキはかなり小さな声で恥ずかしそうにこう言った。
「…………ちょっと、意地悪なのがいい……だめ?」
「……駄目なわけがないだろう?」
ユキは俺の理性を焼ききる天才だとつくづく思う。ユキの前では紳士的でありたかったがユキが可愛すぎて俺の理性はまともに仕事をしてくれない。まぁ今日はユキ本人の希望ということで少し理性を手放してもいいだろう。ユキが満足できるように精一杯頑張ろうじゃないか。
「んあっ……ふぁ、も、そこやぁっ……」
「ここ好きだろう? ほら、こうして摘まみながら爪の先で引っ掻かれるの気持ちいいな」
可愛くツンと尖った胸の先を中指と親指でつまみながら人差し指でカリカリと引っ掻けばユキの表情はとろりと溶けて身体が跳ねて甘い声が漏れる。
「やぁ、んっんっんっ、っあ、きもち、あぅ、あっ、くる、きちゃっ、あ、あ、あ、──────ッッ!」
ビクビク震えてイったユキが可愛くて、快感を長引かせるためにすっかり赤く色づいたそこを舌で抉るようにすれば、ユキの震える手が俺の肩に置かれてユキは啜り泣くように喘ぎながら髪を振り乱した。俺が綺麗で可愛いユキをここまで乱しているのだと思うと酷く興奮して、つい強く吸いつつ軽く歯を立てればまたイったユキはガクンと大きく跳ねてからぐったりと力が抜けた。蕩けた顔で粗く息を吐く様子はいやらしくも美しくて脳が沸騰しそうだ。
「そろそろこっちも触るぞ」
「ひあ、ん、やぁ……」
脚を大きく開かせてからたっぷりと香油をつけた指で可愛い窄まりをマッサージするように揉み込む。ユキはこんなところまで綺麗で、香油でテラテラと光っている様があまりにもいやらしくてつい喉が鳴ってしまった。
「っや、みな、いでっ」
「なんでだ? 綺麗だぞ。早く中に入れて欲しそうにヒクヒク動いていて……いやらしいな」
「やだっ、いわ、な、いでっ……んっあ、っも、なか、ほし、よぉっ」
我慢できなくなったのか腰を揺らし始めたユキに、ゾクゾクと込み上げるものを感じながら一気に中指を奥まで突き入れると、ただそれだけで焦らされたユキはギュウギュウと俺の指を締め付けて何も出さずにイった。限界まで勃ち上がったままビクビクと震えるだけのそれが可哀想だが今日はそこには触れてやらない。
「───、っあ、や、あ……? っは、は、ぁ……」
何もわかってない様子のユキが呆然と見上げてくるのに俺の嗜虐心が煽られる。もっと訳がわからなくなるくらいにイかせてやりたい。何も考えられないくらい快感に溺れさせたい。俺がいなければ生きていけなくなるほどに、俺が与える快感をユキの身体に教え込みたい。
……悪いな、ユキ。どうやら優しくできそうにない。だが、意地悪くされたいと言ったのはユキだもんな? 俺の手で乱れるユキをもっと見せてくれ。
「ほら、もっとイっていいんだぞ」
「あ"ぁあっ!? や、あっあっあっあっ、ん~~~っっ!」
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翌日、昼過ぎに目を覚ましたユキはまだ艶っぽい雰囲気を残しつつ俺の腕の中に収まった。身体は辛くともこうしていると安心するらしい。あまりにも可愛い。いくらでも抱きしめていてやりたいし望むことがあれば何だってしてやりたい。全裸で踊り狂えと言われたってやる自信があるぞ。それくらいに今の俺は酷く満足していて、ユキを甘やかしたくてしょうがないんだ。
「何かして欲しいことはないか?」
そう聞けば緩く首を振って、ただただ俺の服を力の入っていない手で掴む。どうやらこのままでいろということらしい。可愛すぎて、愛しすぎて、叫び出さなかった俺を褒めてやりたい。愛しい相手に甘えるように縋られて何も感じない男などいないだろう?
昨日はかなり酷くしてしまった自覚があるが、今のユキの様子からしてユキは満足しているらしい。意地悪くされたい、というのは本当だったらしい。
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