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After Story
不本意ながら……
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「まずは足跡を追う魔法の構造の資料を配ろうかの」
回ってきた資料を見て第1に思ったのは結構荒い構造だなぁ、ということ。あまり上手く作られてない気がする。あまり使わないから初期のまま構造が変えられることがなかったのかも。
「ユキ、どう思う?」
え、プロじゃなくてまず僕に聞くの。聞かれたら答えるけども……
「荒いかなぁ。もっと細かくできると思う」
「ふむ……ならば構造を細かくしてからかのぉ。魔法具も作らねばならぬし……どんな設計にするかを考える者と魔法を書き換える者に分かれるか。ちょうど机も2つあるしの。ほれ、適当に分かれよ。ユキはもちろん魔法の方についてもらうぞ」
「はぁい」
魔法好きだから何も文句ないよ。楽しいもん。
他のメンバーは迷いながらも比較的素早く分かれ、それぞれで研究開始です。魔法の方が人数少ないかも。魔法具は材料を何にするかとか予算が何とかも考えなくちゃならないから少し多めです。
「さて、ユキはどこを細かくしたらいいと思うんじゃ?」
「うーん、この世界の算学の範囲内でだよね?」
「まずはそうじゃなぁ。それで無理じゃったらユキの知識を注ぎ込んで試すようにしよう」
「わかった」
えーと、数学Ⅱ・Bの知識はとりあえず封印して、Ⅰ・Aまでで、だね……
作ったばかりのポシェットから紙とペンを取り出し、まずは前みたいにメモ書き。
「ここはここをこの式に変えた方がいいと思うんだ。あとこっちはここと僅かにだけど矛盾を生み出してるからいっそこんな風に変えちゃおう」
「ふむふむ……流石じゃのぉ……たしかにユキの物の方がいい構造になっていることがわかる。私でもこんなさらそらとは書けぬよ、ユキや」
ヴォイド爺ならいくらでも書けそうな気がするけどそんなこともないのかなぁ? やっぱり数学の慣れなのかな。数学Ⅰ・Aは進学校だった僕の行ってた高校では文系理系関係なく出来て当たり前のもので、僕達理系生にとっては基礎中の基礎だったのです。受験対策で時間制限つけて何問も何問も解かされたからⅠ・AとⅡ・Bはさらさらできるよ。Ⅲはまだ全部はやってなかったしちょっと怪しいかも……?
「理系学生だったもん。もっと難しいの見たかったらいくらでも書くよ?」
「うぅむ……この件が落ち着いたら算学を教えてもらおうかのぉ。いっそここで講義をやるなんてどうじゃ? 給料も出すぞ?」
お給料……!! でもなぁ……
「僕元の世界じゃまだまだ学生の年齢だよ? ヴォイド爺だけならまだしも大人数相手にいい説明が出来るかどうか……」
「ユキ様なら大丈夫だと思いますがねぇ。ですが今はこちらの件に集中いたしましょう。算学の件は後ほど考えましょう」
「そうじゃな。さて、ユキが書き出してくれたものを纏めようかのぉ」
「どうぞー」
ヴォイド爺にメモ書きを渡すとなぜか僕の頭を撫でながら紙をじっくりと確認し始めた。手の動きはゆっくりなんだけど、結構大きく動かされるから髪の毛がどんどんぐっちゃぐちゃになっていきます。
一回解かないとどうしようもできないなぁ、と諦めて結んでいたリボンを解けばリディアが手を出して受け取ってくれた。あとで綺麗に結んでもらおう。
「紙はどこに置いたかのぉ……」
「使う?」
「おお、すまぬな」
ポシェットからもう1枚取り出してヴォイド爺に渡せば取り出したペンでズバババッと書き始めたヴォイド爺。あ、あのペンは僕が初めて街に行ったお土産で渡したものでは……!? 使ってくれてるんだ、嬉しいなぁ……ブローチもつけてくれてるし本当にヴォイド爺は優しいお爺ちゃんって感じがする。大好きです。
あ、ちなみにヴォイド爺の手が離れたのでリディアがすかさず僕の後ろに移動してきて髪を整えだしましたよ。さっさっとブラシで梳かしてからお気に入りの銀色のリボンできゅっと1つに。銀色のリボンはよく使うから何本もストックがあるのです。ダグに貰ったリボンは特別な時にしかつけないよ! リボンは髪飾りと違ってよれたりほつれたりしちゃうからより気を使っているのです。
「よし、こんなものかのぉ……じゃが細かさがどうかはまだわからぬな」
「そこは少しずつ調整しないとだろうね」
「指紋がよくつくガラスの板を用意しておきましたよ。試してみてはどうです?」
「うむ、そうじゃな。やってみようではないか」
メンバーの神官さんが用意してくれた板にペトっとヴォイド爺が指をつけてから魔法を構築して発動させる。それを紙に写し取ると……
「ちゃんと指紋には見えるのぉ……じゃが、もう少し精度が欲しいかも知れんの。あとは指紋をデータとして記録する魔法も欲しいかの。流石に肉眼で同じ指紋が確かめるなど正気の沙汰ではないわい」
そうだねぇ。たしかに現場に残ってる指紋をスキャンする魔法と、容疑者の指紋をスキャンして現場のものと比べる魔法がいるよね。
「ではさらに班を分けましょう。神殿長とユキ様は別に分かれていただいて、それぞれの班を率いていただくとよろしいかと」
「えっ、僕素人なのに……」
神官さんがリーダーになるべきだと思います……
「我々の算学の知識ではユキ様に到底及びません。最終的にユキ様に精度を上げ、纏めていただく形がよろしいかと」
「リーダーらしいことが出来るかはわかりませんが……」
「大丈夫です、ユキ様が何らかの責任を負うような事態にはなりませんしさせません」
それな、ら……? いや、僕が言い出しっぺな以上、責任は取るべきなんだろうけども……ちょっと怖いです。もう結構大ごとになってるからね。こんな大ごとの責任を取ることになったら……うぅ、僕にはまだ無理です……! もう少し小さいものから慣れていきたい……! ヘタレでごめんなさい。
「私もサポートしますからやってみましょう、ユキ様」
「うぅ、わかった……」
リディアもいるなら……!
「ユキはやるとしたらどちらがいいかの? これの精度を上げる方と新しく魔法を考える方、好きな方に行って良いぞ」
「どっちでもいいよ?」
「なら新しいものを考えてみるかの? 私も精度を満足いくまで上げられたらそっちに加わろう」
「うん、わかった」
新しい魔法!! 魔法鞄を作ったから魔法の組み直しはついこの間に経験済みだけど、1から魔法を作ったことは1度もない。なんだかガッツリ研究! って感じでワクワクします。もちろん真面目にやるけどしっかり楽しみます!
大体半分ずつになるように分かれ、机も半分ずつ使うように両端に分かれる。ヴォイド爺に紙を何枚か渡しておいて僕も反対側へ移動する。
「あ、魔法具を考えてくれる方に言っておかなくちゃ」
「言っておきましたよ」
「ありがとリディア! 流石仕事が早いねぇ」
「恐れ入ります」
僕リディアみたいにサクサク仕事できる人になりたいな! でも性格は似ないでくれってダグに言われてるから性格は真似しちゃダメなんだよね。僕女王様気質はちょっとできないと思うからいいんだけど、リディアにダグがそんなこと言ってたよって言ったら凄いことになりそう。ダグが大変な目に合うと思うのでしっかりと口を閉じます。
それはまぁ置いといて、効率良く、なおかつ先を考えて行動できる人って社会に出ても活躍できるタイプだよね。憧れます。僕も頑張ろ!!
「何からやりましょうか……」
僕初めてだから何からやったらいいのかいまいち?
「まず名前を決めましょう!」
「名前? 魔法のですか?」
たしかに先に考えておくと楽かも。
「この班のです!」
え、あ、班の名前……? いるの、かな……?
「特別な名前があるとモチベーションが上がります!」
あ、そうなの……? じゃあ、考えよう、かな? なんだか班のメンバー全員が期待した目を向けてくるからね……みんな名前欲しいんだ……
「え、と……どんな名前がいいとかありますか?」
「“ユキ様の叡智班”はどうでしょう!」
「いや、いっそ“麗しのユキ様班”がいいと思う」
「いやいや、“ユキ様を愛でる会”でしょう!」
えっ、と……?
「却下してもいいです……?」
「「「何故ですか!?」」」
逆になんで!? 僕やだよ!? 最後に関してはもう研究班ではないよね!! 2つ目もあやしいけど! 1番マシでも僕の叡智……嫌だなぁ……
「僕の名前から離れてください……」
「ユキ様のお名前を入れないなど……! それは譲れません!」
嘘でしょ……全員頷いてるし……僕の名前使用NG出したい……
結局班の名前は1番マシだった“ユキ様の叡智班”、通称叡智班に決定いたしました……うぅ、辛いよ……! 僕はもう叡智班としか呼ばないからね……!!
「今日のところはそろそろ終わりにするかのぉ。明日また同じ時間に集まろうではないか。それぞれ片付けをしたらそのまま解散じゃ」
……名前を決めるだけで叡智班の活動1日目は終了いたしました。
回ってきた資料を見て第1に思ったのは結構荒い構造だなぁ、ということ。あまり上手く作られてない気がする。あまり使わないから初期のまま構造が変えられることがなかったのかも。
「ユキ、どう思う?」
え、プロじゃなくてまず僕に聞くの。聞かれたら答えるけども……
「荒いかなぁ。もっと細かくできると思う」
「ふむ……ならば構造を細かくしてからかのぉ。魔法具も作らねばならぬし……どんな設計にするかを考える者と魔法を書き換える者に分かれるか。ちょうど机も2つあるしの。ほれ、適当に分かれよ。ユキはもちろん魔法の方についてもらうぞ」
「はぁい」
魔法好きだから何も文句ないよ。楽しいもん。
他のメンバーは迷いながらも比較的素早く分かれ、それぞれで研究開始です。魔法の方が人数少ないかも。魔法具は材料を何にするかとか予算が何とかも考えなくちゃならないから少し多めです。
「さて、ユキはどこを細かくしたらいいと思うんじゃ?」
「うーん、この世界の算学の範囲内でだよね?」
「まずはそうじゃなぁ。それで無理じゃったらユキの知識を注ぎ込んで試すようにしよう」
「わかった」
えーと、数学Ⅱ・Bの知識はとりあえず封印して、Ⅰ・Aまでで、だね……
作ったばかりのポシェットから紙とペンを取り出し、まずは前みたいにメモ書き。
「ここはここをこの式に変えた方がいいと思うんだ。あとこっちはここと僅かにだけど矛盾を生み出してるからいっそこんな風に変えちゃおう」
「ふむふむ……流石じゃのぉ……たしかにユキの物の方がいい構造になっていることがわかる。私でもこんなさらそらとは書けぬよ、ユキや」
ヴォイド爺ならいくらでも書けそうな気がするけどそんなこともないのかなぁ? やっぱり数学の慣れなのかな。数学Ⅰ・Aは進学校だった僕の行ってた高校では文系理系関係なく出来て当たり前のもので、僕達理系生にとっては基礎中の基礎だったのです。受験対策で時間制限つけて何問も何問も解かされたからⅠ・AとⅡ・Bはさらさらできるよ。Ⅲはまだ全部はやってなかったしちょっと怪しいかも……?
「理系学生だったもん。もっと難しいの見たかったらいくらでも書くよ?」
「うぅむ……この件が落ち着いたら算学を教えてもらおうかのぉ。いっそここで講義をやるなんてどうじゃ? 給料も出すぞ?」
お給料……!! でもなぁ……
「僕元の世界じゃまだまだ学生の年齢だよ? ヴォイド爺だけならまだしも大人数相手にいい説明が出来るかどうか……」
「ユキ様なら大丈夫だと思いますがねぇ。ですが今はこちらの件に集中いたしましょう。算学の件は後ほど考えましょう」
「そうじゃな。さて、ユキが書き出してくれたものを纏めようかのぉ」
「どうぞー」
ヴォイド爺にメモ書きを渡すとなぜか僕の頭を撫でながら紙をじっくりと確認し始めた。手の動きはゆっくりなんだけど、結構大きく動かされるから髪の毛がどんどんぐっちゃぐちゃになっていきます。
一回解かないとどうしようもできないなぁ、と諦めて結んでいたリボンを解けばリディアが手を出して受け取ってくれた。あとで綺麗に結んでもらおう。
「紙はどこに置いたかのぉ……」
「使う?」
「おお、すまぬな」
ポシェットからもう1枚取り出してヴォイド爺に渡せば取り出したペンでズバババッと書き始めたヴォイド爺。あ、あのペンは僕が初めて街に行ったお土産で渡したものでは……!? 使ってくれてるんだ、嬉しいなぁ……ブローチもつけてくれてるし本当にヴォイド爺は優しいお爺ちゃんって感じがする。大好きです。
あ、ちなみにヴォイド爺の手が離れたのでリディアがすかさず僕の後ろに移動してきて髪を整えだしましたよ。さっさっとブラシで梳かしてからお気に入りの銀色のリボンできゅっと1つに。銀色のリボンはよく使うから何本もストックがあるのです。ダグに貰ったリボンは特別な時にしかつけないよ! リボンは髪飾りと違ってよれたりほつれたりしちゃうからより気を使っているのです。
「よし、こんなものかのぉ……じゃが細かさがどうかはまだわからぬな」
「そこは少しずつ調整しないとだろうね」
「指紋がよくつくガラスの板を用意しておきましたよ。試してみてはどうです?」
「うむ、そうじゃな。やってみようではないか」
メンバーの神官さんが用意してくれた板にペトっとヴォイド爺が指をつけてから魔法を構築して発動させる。それを紙に写し取ると……
「ちゃんと指紋には見えるのぉ……じゃが、もう少し精度が欲しいかも知れんの。あとは指紋をデータとして記録する魔法も欲しいかの。流石に肉眼で同じ指紋が確かめるなど正気の沙汰ではないわい」
そうだねぇ。たしかに現場に残ってる指紋をスキャンする魔法と、容疑者の指紋をスキャンして現場のものと比べる魔法がいるよね。
「ではさらに班を分けましょう。神殿長とユキ様は別に分かれていただいて、それぞれの班を率いていただくとよろしいかと」
「えっ、僕素人なのに……」
神官さんがリーダーになるべきだと思います……
「我々の算学の知識ではユキ様に到底及びません。最終的にユキ様に精度を上げ、纏めていただく形がよろしいかと」
「リーダーらしいことが出来るかはわかりませんが……」
「大丈夫です、ユキ様が何らかの責任を負うような事態にはなりませんしさせません」
それな、ら……? いや、僕が言い出しっぺな以上、責任は取るべきなんだろうけども……ちょっと怖いです。もう結構大ごとになってるからね。こんな大ごとの責任を取ることになったら……うぅ、僕にはまだ無理です……! もう少し小さいものから慣れていきたい……! ヘタレでごめんなさい。
「私もサポートしますからやってみましょう、ユキ様」
「うぅ、わかった……」
リディアもいるなら……!
「ユキはやるとしたらどちらがいいかの? これの精度を上げる方と新しく魔法を考える方、好きな方に行って良いぞ」
「どっちでもいいよ?」
「なら新しいものを考えてみるかの? 私も精度を満足いくまで上げられたらそっちに加わろう」
「うん、わかった」
新しい魔法!! 魔法鞄を作ったから魔法の組み直しはついこの間に経験済みだけど、1から魔法を作ったことは1度もない。なんだかガッツリ研究! って感じでワクワクします。もちろん真面目にやるけどしっかり楽しみます!
大体半分ずつになるように分かれ、机も半分ずつ使うように両端に分かれる。ヴォイド爺に紙を何枚か渡しておいて僕も反対側へ移動する。
「あ、魔法具を考えてくれる方に言っておかなくちゃ」
「言っておきましたよ」
「ありがとリディア! 流石仕事が早いねぇ」
「恐れ入ります」
僕リディアみたいにサクサク仕事できる人になりたいな! でも性格は似ないでくれってダグに言われてるから性格は真似しちゃダメなんだよね。僕女王様気質はちょっとできないと思うからいいんだけど、リディアにダグがそんなこと言ってたよって言ったら凄いことになりそう。ダグが大変な目に合うと思うのでしっかりと口を閉じます。
それはまぁ置いといて、効率良く、なおかつ先を考えて行動できる人って社会に出ても活躍できるタイプだよね。憧れます。僕も頑張ろ!!
「何からやりましょうか……」
僕初めてだから何からやったらいいのかいまいち?
「まず名前を決めましょう!」
「名前? 魔法のですか?」
たしかに先に考えておくと楽かも。
「この班のです!」
え、あ、班の名前……? いるの、かな……?
「特別な名前があるとモチベーションが上がります!」
あ、そうなの……? じゃあ、考えよう、かな? なんだか班のメンバー全員が期待した目を向けてくるからね……みんな名前欲しいんだ……
「え、と……どんな名前がいいとかありますか?」
「“ユキ様の叡智班”はどうでしょう!」
「いや、いっそ“麗しのユキ様班”がいいと思う」
「いやいや、“ユキ様を愛でる会”でしょう!」
えっ、と……?
「却下してもいいです……?」
「「「何故ですか!?」」」
逆になんで!? 僕やだよ!? 最後に関してはもう研究班ではないよね!! 2つ目もあやしいけど! 1番マシでも僕の叡智……嫌だなぁ……
「僕の名前から離れてください……」
「ユキ様のお名前を入れないなど……! それは譲れません!」
嘘でしょ……全員頷いてるし……僕の名前使用NG出したい……
結局班の名前は1番マシだった“ユキ様の叡智班”、通称叡智班に決定いたしました……うぅ、辛いよ……! 僕はもう叡智班としか呼ばないからね……!!
「今日のところはそろそろ終わりにするかのぉ。明日また同じ時間に集まろうではないか。それぞれ片付けをしたらそのまま解散じゃ」
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