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After Story
お義父さんお義母さんごめんなさい
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ガゼボの中にあるテーブルセットは、2人掛けのカウチが一脚にローテーブルだけ。完全に僕とダグの為だけの空間です。なんだかドキドキしちゃうね。僕の部屋だともっとカウチあるから結構な人数で座れるし。
「なんでそんなに離れてるんだ」
「ふぇ?! な、なんでもないよ!?」
「もっとこっちへ来い」
ぐいっと引き寄せられて僕の顔は真っ赤。なんで今更こんなに照れてるのか自分でもわかりません!!
「なんでそんなに照れているんだ」
「わ、わからな……」
「ああ……2人だけの世界、みたいだな?」
「ひぅ……」
耳元で囁かれてビクリと身体が跳ねる。どこか甘い響きを持った低い囁きは僕の腰へズクリ、と重いものを残していった。
「そ、それは忘れてよぅ……」
耳を抑えながらダグを睨めば、ダグはどこか楽しそうに笑うだけ。
「忘れるわけないだろう。ユキの初めてを貰えた時のことなんだからな。ユキに言われても忘れられないさ」
うぅ……
「今回の舞踏会は踊れなかったのが残念だ。またお誘いを貰えるかと思っていたんだがな」
「ばかばかばか。ダンスどころじゃなかったでしょ。僕が先に飲んでいたら、って何度思ったか……」
僕なら口に入れた瞬間に気付いて吐き出せたし、飲み込んでも効くことはなかった。ダグが苦しむことはなかった。
「それこそ馬鹿だな。ユキの口にまた毒など……ありえん。俺は俺で良かったと思っている」
「だってダグが死んじゃうかと……っ!」
頭が真っ白になってリディアに言われるまで何も出来なかったんだ。怖くてたまらなくて、ひどい絶望を味わった。
「悪かった。俺が迂闊だったな……ユキのお陰でこうして生きているから泣き止んでくれ。ユキの涙を見るのは辛い」
「ばか……もうあんなのは嫌だよ……」
「ああ、俺もだ。初めて死を怖いと感じた。ユキを残して逝くことに恐怖を覚えた。ユキを残して死ぬようなことなどもうしない」
「絶対だよ……」
「ああ」
ダグが僕の前からいなくなってしまわないように強い祈りを込めながら必死にしがみつく僕を優しく抱きしめるダグの腕に、僕は相変わらず安心するのだった。
どうか、この腕の暖かさがいつまでも続きますように……
「ユキ、そろそろ顔を見せてくれないか?」
「……キスしてくれたらいーよ」
「キスだけでいいのか?」
「っばか! こんなとこで……」
初めて使う温室で何をする気なのさ……ダグのばかばかばか。
「やっと顔が見れた」
「あ、う……」
しまった、顔を上げてしまった。キスしてもらってないのに……
「ユキの顔が見れた嬉しさでついキスをしてしまうな」
「んっ……」
どんな理由さ……でもキスは嬉しい。気持ちいいし……
最初は初めて来た場所で初めてするキスに恥ずかしさを覚え、遠慮がちに絡めていた舌も甘く走る痺れに気分が乗っていき、次第に積極的にダグの舌へ絡めていった。
ダグの舌と僕の舌が深く触れ合えば触れ合うほど、2人の魔力が心地よく混ざり合って気持ちいい。ただでさえダグと触れるのは気持ちがいいというのに、そこに相性の良すぎる魔力の影響が重なればかなりの快感が襲ってくることになる。
零れ落ちるどちらのともつかない唾液も厭わずに夢中でダグの甘い舌を味わっていると、ダグの唇がゆっくりと離れていってしまった。
「ふ、ぁ……なんで……? もっ、と……」
「このままじゃまたキスだけでイくんじゃないか? 続けてもいいのか?」
「……ん。キスしたい……」
キスだけでっていうのはやっぱり恥ずかしいけれど、今はキスをしたくてたまらない。
「なら下は脱いでおけ。着替えは持ってきてないからな」
「んや、恥ずかし……」
「汚れてもいいのか?」
う……それはやだけど……
「ほら、誰もいないから」
「ん……」
結局ダグに下を完全に脱がされ、その上に上の服まで前を開けられた。僕だけ異様にはだけた格好が恥ずかしくて仕方ない。
「ん……ダグも……」
恥ずかしさを紛らわしたくてダグの上の服のボタンも開けさせると、抱き寄せられてまたキスをされた。
「んっ……! ふ、ん……っは、ぁ……」
どうしよう、さっきより気持ちいい……!
ダグの服をはだけさせたことによって僕とダグの肌が直接触れ合うことになり、混じり合う体温まで気持ちよく感じてしまう。
あまりの気持ちよさに、次第に蜜を垂らしだした僕のものでダグを汚したくなくて少し腰を浮かせると、それを咎めるかのようにぐっと引き寄せられた。それによって僕のものがダグのお腹と僕のお腹で挟まれることになり言い知れぬ快感が僕を襲う。
や、あ、そんな引き寄せちゃ……! だめ、揺らさないで……っ!
「ん─っ、んっ、ゃ、ん、んん────ッッ!!」
ついには果ててしまい、吐き出した欲が僕とダグのお腹をベットリと汚した。
「ふ、ぁ、はっ、は……は、ぅ……ごめ、なさ……よごしちゃった……」
「ふ、問題ない。気持ちよかったか?」
「ん……きもちよかった……や、そんなのなめちゃだめ……!」
ダグが僕のだしたものを指で掬ってぺろっと……それは舐めるものじゃない!
「いいじゃないか。ユキだって俺のを飲んでくれるしな」
「う……」
「それに今初めて口にしたわけじゃないだろう」
確かに初めて僕の後ろを慣らした日も僕の出したやつをダグは飲んでたけど……それ以降も何回も飲まれてるけど……やっぱり目の前でされると恥ずかしい!
「ここまで飛んでるな」
「や、ぁ……ん、だめ……」
僕のお腹から胸元にも少し飛んでいたものを直で舐められた。そっと這うダグの熱い舌が小さな快感を齎す。
「んぁっ……そこ、ついてな……!」
そこにはついていなかったのに胸の先までダグの舌が伸び、チロチロと舌先で擽られると甘い痺れに腰が震えてしまう。視覚的な刺激が強いこともあり、ジクジクとした熱はどんどんと腰へと溜まっていく。
「は、んぁっ……や、だめ、ぇっ……んんっ」
こんな、とこで……っ……
あ、どうしよ、また、あ、あ、……っ……
「んぅ~っっ! んっ、ぁ、あっ……」
いっちゃった……
「ふ、また汚れたな?」
誰のせいだと……!
ってダグラスさん? とても男らしくズボンを押し上げておられますが……
えっえっまさかそんな……な、なんで僕の出したものを指に絡めてその指を僕の後ろへ……ぬるぬる塗りつけてるのはなんででしょう?!!
まさかまさかまさか……いやまさかそんな……こんなところで……!
「誰もいないし、いいよな?」
うわぁあん!! まさかだった!!!
僕のズボンも下着も脱がせたのはこの為か!! 前を緩めるだけでもいいと思ったんだよ……! なんで止めなかったんだ僕のバカ!
ダグが取り出したのは大きなタオルとなんだか見覚えのある瓶。港町で買った香油だ……うぅ、なんで持ち歩いてるのさぁ……
香油を手に出して香りを楽しむように指で遊んでいるダグを恨めしげに見たら少し香油が纏わり付いた指を顔の近くに持ってこられた。
「ほら、いい香りだぞ」
「ん……ほんとだ……って騙されないからね……! うぅ、せっかくもらった温室なのに……」
初使用でえっちとか本当に申し訳無さすぎる……!
「まぁいいじゃないか。たまにはこういうのも興奮しないか?」
う……それ、は……正直ちょっと興奮してます、はい。申し訳無さも勿論あるんだけども……こういうところで、っていうのが逆になんか……いけないことしてるって思えてちょっと興奮してしまい、ます……
「朝だし1回だけな」
僕もうすでに2回も出してますけどね……! 僕にとっては次は実質3回目……!
ニヤリと笑ったダグにこれからまたぐちゃぐちゃにされるのであろうことを悟った僕でした。
「なんでそんなに離れてるんだ」
「ふぇ?! な、なんでもないよ!?」
「もっとこっちへ来い」
ぐいっと引き寄せられて僕の顔は真っ赤。なんで今更こんなに照れてるのか自分でもわかりません!!
「なんでそんなに照れているんだ」
「わ、わからな……」
「ああ……2人だけの世界、みたいだな?」
「ひぅ……」
耳元で囁かれてビクリと身体が跳ねる。どこか甘い響きを持った低い囁きは僕の腰へズクリ、と重いものを残していった。
「そ、それは忘れてよぅ……」
耳を抑えながらダグを睨めば、ダグはどこか楽しそうに笑うだけ。
「忘れるわけないだろう。ユキの初めてを貰えた時のことなんだからな。ユキに言われても忘れられないさ」
うぅ……
「今回の舞踏会は踊れなかったのが残念だ。またお誘いを貰えるかと思っていたんだがな」
「ばかばかばか。ダンスどころじゃなかったでしょ。僕が先に飲んでいたら、って何度思ったか……」
僕なら口に入れた瞬間に気付いて吐き出せたし、飲み込んでも効くことはなかった。ダグが苦しむことはなかった。
「それこそ馬鹿だな。ユキの口にまた毒など……ありえん。俺は俺で良かったと思っている」
「だってダグが死んじゃうかと……っ!」
頭が真っ白になってリディアに言われるまで何も出来なかったんだ。怖くてたまらなくて、ひどい絶望を味わった。
「悪かった。俺が迂闊だったな……ユキのお陰でこうして生きているから泣き止んでくれ。ユキの涙を見るのは辛い」
「ばか……もうあんなのは嫌だよ……」
「ああ、俺もだ。初めて死を怖いと感じた。ユキを残して逝くことに恐怖を覚えた。ユキを残して死ぬようなことなどもうしない」
「絶対だよ……」
「ああ」
ダグが僕の前からいなくなってしまわないように強い祈りを込めながら必死にしがみつく僕を優しく抱きしめるダグの腕に、僕は相変わらず安心するのだった。
どうか、この腕の暖かさがいつまでも続きますように……
「ユキ、そろそろ顔を見せてくれないか?」
「……キスしてくれたらいーよ」
「キスだけでいいのか?」
「っばか! こんなとこで……」
初めて使う温室で何をする気なのさ……ダグのばかばかばか。
「やっと顔が見れた」
「あ、う……」
しまった、顔を上げてしまった。キスしてもらってないのに……
「ユキの顔が見れた嬉しさでついキスをしてしまうな」
「んっ……」
どんな理由さ……でもキスは嬉しい。気持ちいいし……
最初は初めて来た場所で初めてするキスに恥ずかしさを覚え、遠慮がちに絡めていた舌も甘く走る痺れに気分が乗っていき、次第に積極的にダグの舌へ絡めていった。
ダグの舌と僕の舌が深く触れ合えば触れ合うほど、2人の魔力が心地よく混ざり合って気持ちいい。ただでさえダグと触れるのは気持ちがいいというのに、そこに相性の良すぎる魔力の影響が重なればかなりの快感が襲ってくることになる。
零れ落ちるどちらのともつかない唾液も厭わずに夢中でダグの甘い舌を味わっていると、ダグの唇がゆっくりと離れていってしまった。
「ふ、ぁ……なんで……? もっ、と……」
「このままじゃまたキスだけでイくんじゃないか? 続けてもいいのか?」
「……ん。キスしたい……」
キスだけでっていうのはやっぱり恥ずかしいけれど、今はキスをしたくてたまらない。
「なら下は脱いでおけ。着替えは持ってきてないからな」
「んや、恥ずかし……」
「汚れてもいいのか?」
う……それはやだけど……
「ほら、誰もいないから」
「ん……」
結局ダグに下を完全に脱がされ、その上に上の服まで前を開けられた。僕だけ異様にはだけた格好が恥ずかしくて仕方ない。
「ん……ダグも……」
恥ずかしさを紛らわしたくてダグの上の服のボタンも開けさせると、抱き寄せられてまたキスをされた。
「んっ……! ふ、ん……っは、ぁ……」
どうしよう、さっきより気持ちいい……!
ダグの服をはだけさせたことによって僕とダグの肌が直接触れ合うことになり、混じり合う体温まで気持ちよく感じてしまう。
あまりの気持ちよさに、次第に蜜を垂らしだした僕のものでダグを汚したくなくて少し腰を浮かせると、それを咎めるかのようにぐっと引き寄せられた。それによって僕のものがダグのお腹と僕のお腹で挟まれることになり言い知れぬ快感が僕を襲う。
や、あ、そんな引き寄せちゃ……! だめ、揺らさないで……っ!
「ん─っ、んっ、ゃ、ん、んん────ッッ!!」
ついには果ててしまい、吐き出した欲が僕とダグのお腹をベットリと汚した。
「ふ、ぁ、はっ、は……は、ぅ……ごめ、なさ……よごしちゃった……」
「ふ、問題ない。気持ちよかったか?」
「ん……きもちよかった……や、そんなのなめちゃだめ……!」
ダグが僕のだしたものを指で掬ってぺろっと……それは舐めるものじゃない!
「いいじゃないか。ユキだって俺のを飲んでくれるしな」
「う……」
「それに今初めて口にしたわけじゃないだろう」
確かに初めて僕の後ろを慣らした日も僕の出したやつをダグは飲んでたけど……それ以降も何回も飲まれてるけど……やっぱり目の前でされると恥ずかしい!
「ここまで飛んでるな」
「や、ぁ……ん、だめ……」
僕のお腹から胸元にも少し飛んでいたものを直で舐められた。そっと這うダグの熱い舌が小さな快感を齎す。
「んぁっ……そこ、ついてな……!」
そこにはついていなかったのに胸の先までダグの舌が伸び、チロチロと舌先で擽られると甘い痺れに腰が震えてしまう。視覚的な刺激が強いこともあり、ジクジクとした熱はどんどんと腰へと溜まっていく。
「は、んぁっ……や、だめ、ぇっ……んんっ」
こんな、とこで……っ……
あ、どうしよ、また、あ、あ、……っ……
「んぅ~っっ! んっ、ぁ、あっ……」
いっちゃった……
「ふ、また汚れたな?」
誰のせいだと……!
ってダグラスさん? とても男らしくズボンを押し上げておられますが……
えっえっまさかそんな……な、なんで僕の出したものを指に絡めてその指を僕の後ろへ……ぬるぬる塗りつけてるのはなんででしょう?!!
まさかまさかまさか……いやまさかそんな……こんなところで……!
「誰もいないし、いいよな?」
うわぁあん!! まさかだった!!!
僕のズボンも下着も脱がせたのはこの為か!! 前を緩めるだけでもいいと思ったんだよ……! なんで止めなかったんだ僕のバカ!
ダグが取り出したのは大きなタオルとなんだか見覚えのある瓶。港町で買った香油だ……うぅ、なんで持ち歩いてるのさぁ……
香油を手に出して香りを楽しむように指で遊んでいるダグを恨めしげに見たら少し香油が纏わり付いた指を顔の近くに持ってこられた。
「ほら、いい香りだぞ」
「ん……ほんとだ……って騙されないからね……! うぅ、せっかくもらった温室なのに……」
初使用でえっちとか本当に申し訳無さすぎる……!
「まぁいいじゃないか。たまにはこういうのも興奮しないか?」
う……それ、は……正直ちょっと興奮してます、はい。申し訳無さも勿論あるんだけども……こういうところで、っていうのが逆になんか……いけないことしてるって思えてちょっと興奮してしまい、ます……
「朝だし1回だけな」
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