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 ギシッギシッとベッドが軋む度に、腹の中に入ったレスターの熱く硬い肉棒がディーのイイ所をゴリゴリと抉る。

「うぁッ♡ ん、ん、ンッ‼︎♡♡♡」

 脚を限界まで開かされ、尻の孔に太く勃起したペニスを咥え込まされているというのに、全身が快楽に悦んでしまう。

 激しいピストンに潤滑液が泡立ち、ぐちゅぐちゅという淫猥な水音が響いた。

「や、またいぐッ・・・・・・‼︎♡ も、いくのこわいぃッ♡♡♡」

 レスターの身体にしがみつき、背中に爪を立てながら泣きじゃくるディー。

 しかし、レスターは攻める手を緩めるどころか、あられもない喘ぎ声を漏らすその唇を深く奪いながら、ディーの陰茎を握り激しく扱いてきて。

「ぁああッ、や、いっしょにしちゃッ♡」

 前も後ろも同時に刺激される、その強烈な快感にディーは白目を剥きかけてしまった。

「あぁ・・・・・・ディー、ディーの中、すごく気持ちいい・・・・・・♡ 好き、可愛い、ディー♡」

 うっとりとしたレスターの囁き声が、熱い吐息と共に耳にかかる。

 好き、好きと言われる度に、脳が快感に痺れて目の前にチカチカと星が舞った。

「お、おれなんかが、かわいいわけッ・・・・・・♡」

 震える声で反発するディー。しかしレスターは、ゆさゆさと腰を揺らしながら幸せそうに微笑む。

「ディーは可愛いよ・・・・・・世界で一番。でも僕が独り占めしたいから、ディーの可愛さは僕だけが知ってればいいん、だっ♡」

「・・・・・・んぐッ⁉︎♡♡♡」

 レスターが一際強く腰を打ちつけた、その時ーーディーの最奥を、彼の肉棒が思いっきり突き上げた。

「んぉッ♡ ひッ、おぐ、だめッ・・・・・・ひんんぅぅうッ‼︎♡♡♡」

 刹那、もう何度目かわからない絶頂に達するディー。ぷしゃあっと潮を噴きながら弓形に背を反らし、ガクガク震えてイキ狂うその細い身体を、レスターは深く抱く。

 絶頂中のきゅんきゅん締まる中を容赦なくピストンして擦り、トントンとしこりのあたりを突いたかと思えば、最奥にぎゅうう、と先端を押し込まれて。

(もぅだめ♡ もうイケない、死ぬ、死ぬッ♡♡♡)

 必死でレスターにしがみついていると、耳朶をかぷ、と噛まれ、熱っぽい吐息を吹きかけられた。

「ディー、ディー・・・・・・中に、出してもいい?」

「ッ~~♡♡♡」

 甘えるような、ねだるような声音で言うレスター。彼が小さな頃から、ディーはレスターのおねだりにどうしようもなく弱いのだ。

「ディー、お願い・・・・・・♡ ディーの中に出したい、種付けしたい♡」

 最奥をコンコンとノックされながら必死におねだりされて、ディーは快感の最中で胸が激しくときめくのを抑えられなかった。

「・・・・・・好きに、しろよッ・・・・・・‼︎♡♡♡」

 ーーディーがそう言ったのとほぼ同時に、レスターがディーの唇に思い切り口付ける。

 そのまま、最奥に熱を放たれて・・・・・・ディーは、押し上げられるように再び絶頂してしまった。

「あ、ぁ、ぅ・・・・・・ッ‼︎♡♡♡」

「ディー、ディー・・・・・・ッ♡♡♡」

 ぐりぐりと奥に押し付けられた先端から熱い子種を注がれる快感に、溢れるくらいの幸福感が胸いっぱいに広がる。

 愛されて、身体を重ねて・・・・・・その幸せを知ったディーは、もうただの義父に戻ることなどできない。

「れ、レスター・・・・・・♡」

 恋人に甘えるようなとろけた声で名を呼ぶディー。

 抱かれる前と後では、レスターのことがまるで違って見えた。

 可愛い息子だと思っていたのに、今目の前にいるのは・・・・・・少し子供っぽいところが愛おしくて、しかしディーが今までに出会った誰よりも男前な、若く格好のいい恋人なのだ。

(俺の、恋人、か・・・・・・)

 幸せそうにふにゃりと微笑み、くたっとベッドに沈むディーのその細い身体から、しかしレスターは己のモノをなかなか抜こうとしなかった。

 うずうずと何かを訴えるような目つきで、ディーをじっと見つめるレスター。

「・・・・・・レスター?」

 怪訝な顔をしてレスターを見上げるディー。その腹の中で、レスターの肉棒が再びむくむくと大きく硬く勃起したのを感じると、ディーはかっと顔を赤くして目を見開いた。

「お、お願い・・・・・・ディー、僕、もう一回したい・・・・・・♡」

「なっ、お、お前ッ・・・・・・」

 甘えた声で、しかし瞳は雄らしくギラギラとさせたまま、レスターにもう一度、もう一度とねだられる。

(に、肉食獣の体力、舐めてたかもしれねぇ・・・・・・)

 ただでさえ日頃から運動を怠っているディーの、もうすぐ三十歳になる身体はすでに悲鳴をあげている。

 しかし、目を潤ませて甘えた声で“お願い”されると、どんなにレスターが大きく育っても彼を愛らしく思うディーは、そのおねだりに弱く、断ることができなかった。

「ーー分かったよ、好きなだけ抱けばいい、付き合ってやる」

 年上の余裕を見せつけようと格好つけて吐いたその科白を、ディーは翌朝激しく後悔することになる。

 身体中痛々しいほどにキスマークと噛み痕で埋め尽くされ、腰が立たなくなったディーは、翌日一日中レスターに介抱されながら、加減を知らない彼を説教したのだった。
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