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109、パン作り。
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「今日はパンを作ります」
複眼の宣言にはーいと元気よく手を上げて応える少女。
可愛いフリフリエプロンに身を包み、三角巾の類もつけている。
布の間から垂れる様に髪型を変えているので、また普段と違う様子が可愛らしい。
「材料は小麦粉、イースト、水、塩。粉は強力粉」
少女は説明をフンフンと聞きながら、案外材料が少ないんだという事に内心驚いている。
もっと生地の中に色々入っていると思っていた様だ。
「イーストが無くても作れない事は無いけど、ふっくらしたパンが食べたかったら必要」
イーストの入った器を少女に見せる様に持ちながら説明をする複眼
少女はほえーっと、ちょっと間の抜けた表情になりながらその器を見つめる。
何時もの事ではあるが、いちいち反応が可愛いせいで複眼も説明が楽しい様だ。
「お店のパンだとここにバター沢山入ってたり、蜂蜜が入っていたりするかな」
その言葉に少女は軽く首を傾げる。
今日は入れないの? という疑問の様だ。
複眼はそれを察して口を開く。
「今日のは取り敢えずシンプルに行くよ。初めてクッキー作った時も簡単な物にしたでしょ?」
少女はそれで初めてクッキーを作った時を思い出し、コクコクと素直に頷く。
最近はクッキーに色々混ぜて作る事もしているが、確かに最初は覚えるのが簡単な物だったと。
「因みにこの中で量に気を付けたいのは塩かな。入れないと生地がベタベタするんだけど、入れ過ぎると発酵が悪くなる。あ、発酵っていうのは生地が膨らむ事だと思えば良いよ」
気を付けたい物と言われ、真剣な様子で塩を見つめる少女。
むむむと強敵を見つめるような様子に、複眼はくすっと笑ってしまう。
「それじゃー、このボウルに小麦粉を入れて、塩を混ぜてね。最初はスケッパーでね」
今日も複眼は二人分の材料を用意しており、お手本を見せながらやらせる様だ。
カードの様な道具で混ぜながら少女に説明をし、同じ道具を少女に渡す。
少女は素直にフンフンと頷き、複眼を見ながら塩を混ぜていく。
「そして今度は水とイーストを入れて、粉気が無くなるまで切るように混ぜていく」
切るようにと言われ少女は少し力強く叩きつけてしまい、ボウルを刎ねさせてしまう。
あわわと慌てながらもはしっとボウルを掴み、何とか事なきを得た。
複眼はそんな様子に吹き出しそうにしながらも、冷静を装って続ける。
「ちみっこは力が強いから、もうちょっとゆっくりね」
そう言われ、慎重に混ぜる少女。
ただ少女の場合、力が強い上に若干不器用と言うのも原因な気がする。
そこは口に出さずに複眼も生地を混ぜ続ける。
「粉気が無くなったら今度は手でこねるよ」
言われるがままに少女は手でこね始め、その感触にちょっと楽しくなっている。
ムニムニと生地を握りながら、キャッキャッと楽し気にこねていく。
「今度は台に出して、こんな風に押し付ける様にこねてムラを無くしていく。ある程度纏まったらこうやって叩きつけて丸めたり、丸めて方向を変えてまた丸めてと、暫くこね続けるよ」
複眼の手により綺麗に伸びて縮んでを繰り返す生地に少し感動を覚えながら、少女も同じ様にこねていく。
ただ複眼の様に手際良くはいか無い様で、上手く生地が伸びていない。
それでも楽しげな様子は変わらず、笑顔で生地をこね続けている。
そうして20分ほどこね続けた所で複眼が生地を丸め、またボウルに入れてラップをする。
「こうやってしばらく置いておくと、倍ぐらいに膨らむからそれまで待つよ」
少女は膨らむ事にワクワクしながら同じ様にラップをし、置いたボウルを見つめる。
そんなにすぐに膨らむはずが無いのだが、それでも足をパタパタさせながらじっと見つめて動かない少女。
その様子に優しい笑みを見せながら、複眼はひと休憩とお茶を入れる。
少女の分もそっと用意し、だが生地を見つめる少女の事はそのまま好きにさせるのだった。
「よし、うまく膨らんだね」
複眼の言葉に嬉しそうにコクコクと頷く少女。その顔はとても輝いている。
結局膨らむまでずっと見つめていた少女であった。
膨らんだ生地を見て複眼はボウルを手に取り、ゆっくりと台に生地を出す。
「これをある程度の数に切り分けてと」
スケッパーで手際よく生地を分けていく複眼。
少女もそれを見ながらよいしょ、よいしょ、と生地を切り分けていく。
ただその最中に生地の感触が楽しくて、少しばかりモニモニ触って遊んでいた。
複眼は少女の作業が終わるのを待ってから切り分けた生地を手に取る。
「こうやって叩いて、気泡とか潰して、それから丸めていく。余り力は入れなくて良いからね。後はこうやって掌に滑らせる様にすると、綺麗に丸まっていくよ」
コクコクト頷きながら素直にペシペシと叩き、平べったくなった生地を丸めていく少女。
ただし丸める作業は上手く行かず、何度か手のひらから生地を落としてぺしゃっと潰していた。
だが少女は諦めず、フンっと気合いを入れて作業を続ける。
「これが終わったら少し休ませておく」
少女はまた置いておくのかーと思いながら、じーっと見つめながら待つ。
複眼は待ち時間の間に色々と他の事もしているが、少女はこうやって待つ時間も楽しいらしく、生地を見つめて動かない。
そうして15分ほど休ませた生地をまた同じ様に複眼は丸め、少女も同じ様に丸める。
「今度はオーブン皿に等間隔に置いて、また発酵させるよ。倍ぐらいになったら焼くからねー」
また膨らむと聞いて、少女はその様子をワクワクしながら見つめる。
一時間ほどかけて膨らむ様子を、最後までニコニコしながら見つめ続けるのであった。
そして倍に膨らんだ生地を見てぱあっと顔を輝かせ、膨らんだよと複眼に笑顔向ける。
「あはは、はいはい、ちょっと待ってね、今行くから」
複眼はその間に今日の夕食の下ごしらえなどをしており、出来た物を冷蔵庫に入れてから少女の下へ戻る。
そして生地の膨らみ具合を確認してから、そのままオーブンに皿を入れた。
「後は焼くだけっと」
オーブンに火を入れる複眼の言葉を聞きつつ、じっと生地を見つめる少女。
段々と色が変わっていく生地にニマニマしながら見つめ、焼き上がりを今か今かと待つ事暫く。
焼き上がりオーブンから皿が出され、出来立てのパンに少女は満面の笑みを見せた。
なんだかとても嬉しくて、腕と足が無駄にチマチマ動いている。
「ん、まあまあ上手く出来てるかな」
そのうち一つを取り、半分に割って中を確認して呟く複眼。
そして片方をを少女に渡し、もう片方を食べる。少女も同じ様にモグモグとパンを口にした。
作りも材料もシンプルなれど、出来立てで自分で作った、という調味料によりとても美味しく感じ、満足そうな笑みでニマーっとする少女。
「あっ、何それ美味しそう。角っ子ちゃんが作ったの?」
「わー、上手に出来たねぇ、おチビちゃん。私もいっこちょーだいっ」
「匂いにつられてやって来たな・・・」
少女がモムモムと咀嚼している所に彼女と単眼がやって来て、複眼は冷たい目を二人に向ける。
だが少女は二人の言葉に嬉しそうに応え、口をモムモムさせたままパンを二人に渡す。
二人はその様子にくすくすと笑いながら礼を言って受け取る。
「うん、美味しい美味しい」
「おチビちゃんはドンドン料理上手になっていくねー」
そんな風に褒めながら美味しそうに食べる二人に、少女は満足そうな笑顔を見せるのだった。
そして勿論、今回焼けたパンの大半は男と女に届けられる。
後は少年にも、最近ちょっと避けていたお詫びにと手渡され、少年は何とも表現しがたい気持ちでパンを口にするのであった。
羊角が後で自分だけ貰っていない事を知り、少々目が死んでいた事だけは少し可哀そうかもしれない。
複眼の宣言にはーいと元気よく手を上げて応える少女。
可愛いフリフリエプロンに身を包み、三角巾の類もつけている。
布の間から垂れる様に髪型を変えているので、また普段と違う様子が可愛らしい。
「材料は小麦粉、イースト、水、塩。粉は強力粉」
少女は説明をフンフンと聞きながら、案外材料が少ないんだという事に内心驚いている。
もっと生地の中に色々入っていると思っていた様だ。
「イーストが無くても作れない事は無いけど、ふっくらしたパンが食べたかったら必要」
イーストの入った器を少女に見せる様に持ちながら説明をする複眼
少女はほえーっと、ちょっと間の抜けた表情になりながらその器を見つめる。
何時もの事ではあるが、いちいち反応が可愛いせいで複眼も説明が楽しい様だ。
「お店のパンだとここにバター沢山入ってたり、蜂蜜が入っていたりするかな」
その言葉に少女は軽く首を傾げる。
今日は入れないの? という疑問の様だ。
複眼はそれを察して口を開く。
「今日のは取り敢えずシンプルに行くよ。初めてクッキー作った時も簡単な物にしたでしょ?」
少女はそれで初めてクッキーを作った時を思い出し、コクコクと素直に頷く。
最近はクッキーに色々混ぜて作る事もしているが、確かに最初は覚えるのが簡単な物だったと。
「因みにこの中で量に気を付けたいのは塩かな。入れないと生地がベタベタするんだけど、入れ過ぎると発酵が悪くなる。あ、発酵っていうのは生地が膨らむ事だと思えば良いよ」
気を付けたい物と言われ、真剣な様子で塩を見つめる少女。
むむむと強敵を見つめるような様子に、複眼はくすっと笑ってしまう。
「それじゃー、このボウルに小麦粉を入れて、塩を混ぜてね。最初はスケッパーでね」
今日も複眼は二人分の材料を用意しており、お手本を見せながらやらせる様だ。
カードの様な道具で混ぜながら少女に説明をし、同じ道具を少女に渡す。
少女は素直にフンフンと頷き、複眼を見ながら塩を混ぜていく。
「そして今度は水とイーストを入れて、粉気が無くなるまで切るように混ぜていく」
切るようにと言われ少女は少し力強く叩きつけてしまい、ボウルを刎ねさせてしまう。
あわわと慌てながらもはしっとボウルを掴み、何とか事なきを得た。
複眼はそんな様子に吹き出しそうにしながらも、冷静を装って続ける。
「ちみっこは力が強いから、もうちょっとゆっくりね」
そう言われ、慎重に混ぜる少女。
ただ少女の場合、力が強い上に若干不器用と言うのも原因な気がする。
そこは口に出さずに複眼も生地を混ぜ続ける。
「粉気が無くなったら今度は手でこねるよ」
言われるがままに少女は手でこね始め、その感触にちょっと楽しくなっている。
ムニムニと生地を握りながら、キャッキャッと楽し気にこねていく。
「今度は台に出して、こんな風に押し付ける様にこねてムラを無くしていく。ある程度纏まったらこうやって叩きつけて丸めたり、丸めて方向を変えてまた丸めてと、暫くこね続けるよ」
複眼の手により綺麗に伸びて縮んでを繰り返す生地に少し感動を覚えながら、少女も同じ様にこねていく。
ただ複眼の様に手際良くはいか無い様で、上手く生地が伸びていない。
それでも楽しげな様子は変わらず、笑顔で生地をこね続けている。
そうして20分ほどこね続けた所で複眼が生地を丸め、またボウルに入れてラップをする。
「こうやってしばらく置いておくと、倍ぐらいに膨らむからそれまで待つよ」
少女は膨らむ事にワクワクしながら同じ様にラップをし、置いたボウルを見つめる。
そんなにすぐに膨らむはずが無いのだが、それでも足をパタパタさせながらじっと見つめて動かない少女。
その様子に優しい笑みを見せながら、複眼はひと休憩とお茶を入れる。
少女の分もそっと用意し、だが生地を見つめる少女の事はそのまま好きにさせるのだった。
「よし、うまく膨らんだね」
複眼の言葉に嬉しそうにコクコクと頷く少女。その顔はとても輝いている。
結局膨らむまでずっと見つめていた少女であった。
膨らんだ生地を見て複眼はボウルを手に取り、ゆっくりと台に生地を出す。
「これをある程度の数に切り分けてと」
スケッパーで手際よく生地を分けていく複眼。
少女もそれを見ながらよいしょ、よいしょ、と生地を切り分けていく。
ただその最中に生地の感触が楽しくて、少しばかりモニモニ触って遊んでいた。
複眼は少女の作業が終わるのを待ってから切り分けた生地を手に取る。
「こうやって叩いて、気泡とか潰して、それから丸めていく。余り力は入れなくて良いからね。後はこうやって掌に滑らせる様にすると、綺麗に丸まっていくよ」
コクコクト頷きながら素直にペシペシと叩き、平べったくなった生地を丸めていく少女。
ただし丸める作業は上手く行かず、何度か手のひらから生地を落としてぺしゃっと潰していた。
だが少女は諦めず、フンっと気合いを入れて作業を続ける。
「これが終わったら少し休ませておく」
少女はまた置いておくのかーと思いながら、じーっと見つめながら待つ。
複眼は待ち時間の間に色々と他の事もしているが、少女はこうやって待つ時間も楽しいらしく、生地を見つめて動かない。
そうして15分ほど休ませた生地をまた同じ様に複眼は丸め、少女も同じ様に丸める。
「今度はオーブン皿に等間隔に置いて、また発酵させるよ。倍ぐらいになったら焼くからねー」
また膨らむと聞いて、少女はその様子をワクワクしながら見つめる。
一時間ほどかけて膨らむ様子を、最後までニコニコしながら見つめ続けるのであった。
そして倍に膨らんだ生地を見てぱあっと顔を輝かせ、膨らんだよと複眼に笑顔向ける。
「あはは、はいはい、ちょっと待ってね、今行くから」
複眼はその間に今日の夕食の下ごしらえなどをしており、出来た物を冷蔵庫に入れてから少女の下へ戻る。
そして生地の膨らみ具合を確認してから、そのままオーブンに皿を入れた。
「後は焼くだけっと」
オーブンに火を入れる複眼の言葉を聞きつつ、じっと生地を見つめる少女。
段々と色が変わっていく生地にニマニマしながら見つめ、焼き上がりを今か今かと待つ事暫く。
焼き上がりオーブンから皿が出され、出来立てのパンに少女は満面の笑みを見せた。
なんだかとても嬉しくて、腕と足が無駄にチマチマ動いている。
「ん、まあまあ上手く出来てるかな」
そのうち一つを取り、半分に割って中を確認して呟く複眼。
そして片方をを少女に渡し、もう片方を食べる。少女も同じ様にモグモグとパンを口にした。
作りも材料もシンプルなれど、出来立てで自分で作った、という調味料によりとても美味しく感じ、満足そうな笑みでニマーっとする少女。
「あっ、何それ美味しそう。角っ子ちゃんが作ったの?」
「わー、上手に出来たねぇ、おチビちゃん。私もいっこちょーだいっ」
「匂いにつられてやって来たな・・・」
少女がモムモムと咀嚼している所に彼女と単眼がやって来て、複眼は冷たい目を二人に向ける。
だが少女は二人の言葉に嬉しそうに応え、口をモムモムさせたままパンを二人に渡す。
二人はその様子にくすくすと笑いながら礼を言って受け取る。
「うん、美味しい美味しい」
「おチビちゃんはドンドン料理上手になっていくねー」
そんな風に褒めながら美味しそうに食べる二人に、少女は満足そうな笑顔を見せるのだった。
そして勿論、今回焼けたパンの大半は男と女に届けられる。
後は少年にも、最近ちょっと避けていたお詫びにと手渡され、少年は何とも表現しがたい気持ちでパンを口にするのであった。
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