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1-2、少女のこれから。
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「怯えきってんじゃねえか。何してんだよ・・・」
「少々気を張り過ぎたかもしれませんね」
「お前さぁ・・・」
少女はここまでの道程で女に怯えきっており、挙動不審にも程が有る状態になっていた。
因みに今は一通り屋敷を案内された後、食事だと言われて食堂に通された所だ。
そこで少女は見た事の無い光景に、どうすれば良いのかと更に困って挙動不審さが増している。
少女は今まで格子生活だった。それも物心ついた時からの格子生活。
そのせいでテーブルや椅子、といった物も良く解っていない気配が有る。
食事と言われて連れて来られても、何時もと違う光景にどうすれば良いのか解らなかったのだ。
「座らしてやって。困ってるっぽいし」
「そうですね、どうやら本格的に何も知らないようですね」
既に席についていた男に指示され、女は少女を抱えて椅子まで移動し始めた。
持ち上げた際にビクッとした少女だが、その固まった体制のまま椅子に座らされる。
座らせられた少女は不安気に周囲をキョロキョロ見回した後、目の前の物を観察し始めた。
テーブルの食事は見た事が無い豪華な物で、そもそも食べ物なのかも少女には良く解らない。
少女が今まで食べてきた食事は、記憶にある限りもっと粗雑な物だ。
どうしたら良いのだろうと困っていると、女が少女の手を取りフォークとナイフを持たせる。
そしてそのまま少女の手に手を添えて動かさせ、料理を小分けに切って見せた。
少女はびくびくしながらも、こうしろと教えられている事は理解した様子だ。
そんな少女を、男に飼われている犬が横から心配そうに見つめていた。
だが少女はその犬にも少し怯えているので逆効果な様だ。大型犬なのも理由かもしれない。
「食べて良いよ?」
料理を切り分けて女が手を離すと、少女はフォークに刺さった食べ物をただじっと見ていた。
だが男の言葉を聞いて、二人の顔色を窺いながら慣れない手つきで恐る恐る口に含む。
食事を口に含んだ瞬間、少女は解り易い反応を見せた。
今まで食べた事のない味に驚きで目を見開いて固まっている。
こんなに美味しい物があったのかと。こんなに色んな味のする物が有ったのかと。
長年奴隷であった少女には、余りにも衝撃的な美味しさだった。
そして少女は暫くしてから再起動すると、やはり慣れない手つきで食事を再開する。
気が付くと少女の顔は自然と笑顔になっていた。その光景を見て苦笑しつつ男も食事を始める。
少女はもっきゅもっきゅと美味しそうに食べ、終わるまで隣にいる犬の存在すら忘れていた。
犬は少し寂しそうだった。
食事が終わると寝所に案内すると言われ、少女は屋敷の一室につれて行かれる。
そこには奴隷商人の所に居た時では考えられない豪華な部屋。
ベッドなんて、少女にとってはその存在を見た事自体が初めてだ。
「今後はここがお前の寝所だ。今日はもうゆっくり寝ろ。朝食の時間になったら起こしに来る。流石に解ると思うが、ここで寝るんだぞ。この上で、この布団と毛布を掛けて寝ろ」
ここまでの少女の無知さを踏まえ、女はベッドでの寝方を説明する。
そして言いたい事を告げ終わると、少女の返事を聞かずに去っていった。
少女はどうしたら良いのか分からずオロオロするが、とりあえずとベットに転がってみる。
転がるとふかふかで気持ちいい事に、少女は今更ながら自分の状況が解らなくなってきていた。
暖かいお風呂。美味しい食事。ふかふかの布団。
奴隷として買われたはずなのに、それらしい事はまだ何もしていない。
いやそもそも一番の問題点は、少女自身が先ず奴隷が何なのか良く理解していない事なのだが。
ともあれ朝までは全く考えなかった事態に、少女はなんだか落ち着かずに目を瞑るのだった。
翌日の朝、少女の寝所に入ってくる人物が居た。部屋に入ってきた人物は男と女。
女はこれからも毎朝起こしに来る予定だが、男にそのつもりは無い。
ただ昨日の少女を見て、初日くらいはと様子を見に起に来た様だ。
だが二人が部屋に入ってベッドを見ると、少女の姿が何処にもなかった。
一瞬焦る二人だったが、おかしな事にすぐ気が付く。
ベッドの上に掛布団の類が無い。そして静かにしていると確かに寝息は聞こえて来る。
そこでふと女が視線を床に下げると、掛け布団の布が見えた。
そのまま辿って行くと、ベットと壁の隙間に挟まる様にしながら寝ている少女を見つける。
「旦那様、こちらに。隙間に居ました。それも足元側に」
「・・・器用な所で寝てるな。落ちたのか?」
「いえ、布団のかけ方から、おそらく最初から床で寝ていたのでしょう」
「確かに包まって寝てるな」
そこで二人が見たものは、布団には包まっているものの床で寝ている少女の姿だった。
今までずっと床で寝ていたので、余りに気持ちの良い布団がなんだか落ち着かなかった為だ。
一応頑張って寝ようとはしたのだけど、全然寝れなくてこうなったらしい。
「せめてもっと広い所で寝れば良いだろうに・・・」
「狭い所の方が落ち着いたのかもしれませんね」
「ハムスターかよ・・・ま、そのうち慣れるか」
男は少女の寝顔を見て、優しく微笑みながらそう口にする。
その目はとても優しく、奴隷商で少女を見ていた時とはまるで違うものだった。
「何無駄に格好つけてるんですか。旦那様、そういうのは男前な方にしか許されないんですよ。旦那様の様な方がやっても気持ち悪いだけです。鏡を見た事は有りますか?」
「年増さんは人に突っかかってくるのが好きだな。更年期障害の薬、ちゃんと飲んでるか?」
「申し訳ありませんが私はまだまだ若く健康ですので、薬に頼る様な生活は一切しておりません。薬が必要なのは旦那様では。そろそろ糖尿病が恐ろしい歳でしょう」
「ご心配ありがとう。でも前回の健康診断では完全問題無しだから。むしろお前の場合薬を一切使ってないって逆におかしいだろ。薬が無いと辛い日とか・・・あっ、ごめんなぁ」
女はそんな男に無表情で言い放ち、男は笑顔のまま女に嫌味を言う。
暫く表情も変えず無言の二人だったが、お互いに見つめ合うと一瞬で眉間に皺を寄せる。
「「あ゛?」」
男と女が同じ様な顔で見つめ合い、唸るような声を発したのを合図に拳が交差する。
部屋に響く打撃音。少女はその音に驚いて目を覚ました。最悪な目覚ましである。
起きた少女の目に飛び込んできた物は、崩れ落ちた男と、それを見下しガッツポーズをとる女。
男は床に伏し、何処からか取り出したペンで年増と書いていた。結構余裕そうだ。
「さ、朝だぞ。着替え・・・そういえば寝間着を忘れていたな。今度は用意してやる。取り敢えず今日はそのままでいい。朝食に行くぞ」
状況が理解不能で若干パニックになってオロオロしている少女を連れ、至極普通に部屋から出て食堂に向かう女。
床に倒れる男はそのままで良いのかと、少女は進行方向と男に視線をキョロキョロさせていたが、女は完全放置で歩みを進める。
後にこの屋敷では何時もの事で、特に珍しい光景では無いと少女は知る事になる。
因みに何時もの事というのは「殴り合いが始まって男が倒れる迄」が何時もの事だ。
基本敵に男は毎回敗北している。
「あー・・・くっそ、膝に来て立てねえ、あの野郎、今日は何時もより力籠ってやがったぞ」
二人が去って行くのを見送りながら、男は地べたに転がり回復を待つ。
その姿は誰が見ても屋敷の主人とは思わないだろう。
暫くして小鹿の様に足を震わせながら立ち上がり、若干よろけながら食堂に向かう男。
他の使用人達が通りすがったが、そんな主人を見ても笑うかスルーする人間しかいない。
この屋敷は女以外の使用人も、少々癖の強い人間が多い様だ。
一応単純に何時もの事だからと慣れているだけの者も居ない訳では無いが。
屋敷での日々がどう転ぶのか、どこか変な主人と使用人達の下で、少女の生活が始まる。
「少々気を張り過ぎたかもしれませんね」
「お前さぁ・・・」
少女はここまでの道程で女に怯えきっており、挙動不審にも程が有る状態になっていた。
因みに今は一通り屋敷を案内された後、食事だと言われて食堂に通された所だ。
そこで少女は見た事の無い光景に、どうすれば良いのかと更に困って挙動不審さが増している。
少女は今まで格子生活だった。それも物心ついた時からの格子生活。
そのせいでテーブルや椅子、といった物も良く解っていない気配が有る。
食事と言われて連れて来られても、何時もと違う光景にどうすれば良いのか解らなかったのだ。
「座らしてやって。困ってるっぽいし」
「そうですね、どうやら本格的に何も知らないようですね」
既に席についていた男に指示され、女は少女を抱えて椅子まで移動し始めた。
持ち上げた際にビクッとした少女だが、その固まった体制のまま椅子に座らされる。
座らせられた少女は不安気に周囲をキョロキョロ見回した後、目の前の物を観察し始めた。
テーブルの食事は見た事が無い豪華な物で、そもそも食べ物なのかも少女には良く解らない。
少女が今まで食べてきた食事は、記憶にある限りもっと粗雑な物だ。
どうしたら良いのだろうと困っていると、女が少女の手を取りフォークとナイフを持たせる。
そしてそのまま少女の手に手を添えて動かさせ、料理を小分けに切って見せた。
少女はびくびくしながらも、こうしろと教えられている事は理解した様子だ。
そんな少女を、男に飼われている犬が横から心配そうに見つめていた。
だが少女はその犬にも少し怯えているので逆効果な様だ。大型犬なのも理由かもしれない。
「食べて良いよ?」
料理を切り分けて女が手を離すと、少女はフォークに刺さった食べ物をただじっと見ていた。
だが男の言葉を聞いて、二人の顔色を窺いながら慣れない手つきで恐る恐る口に含む。
食事を口に含んだ瞬間、少女は解り易い反応を見せた。
今まで食べた事のない味に驚きで目を見開いて固まっている。
こんなに美味しい物があったのかと。こんなに色んな味のする物が有ったのかと。
長年奴隷であった少女には、余りにも衝撃的な美味しさだった。
そして少女は暫くしてから再起動すると、やはり慣れない手つきで食事を再開する。
気が付くと少女の顔は自然と笑顔になっていた。その光景を見て苦笑しつつ男も食事を始める。
少女はもっきゅもっきゅと美味しそうに食べ、終わるまで隣にいる犬の存在すら忘れていた。
犬は少し寂しそうだった。
食事が終わると寝所に案内すると言われ、少女は屋敷の一室につれて行かれる。
そこには奴隷商人の所に居た時では考えられない豪華な部屋。
ベッドなんて、少女にとってはその存在を見た事自体が初めてだ。
「今後はここがお前の寝所だ。今日はもうゆっくり寝ろ。朝食の時間になったら起こしに来る。流石に解ると思うが、ここで寝るんだぞ。この上で、この布団と毛布を掛けて寝ろ」
ここまでの少女の無知さを踏まえ、女はベッドでの寝方を説明する。
そして言いたい事を告げ終わると、少女の返事を聞かずに去っていった。
少女はどうしたら良いのか分からずオロオロするが、とりあえずとベットに転がってみる。
転がるとふかふかで気持ちいい事に、少女は今更ながら自分の状況が解らなくなってきていた。
暖かいお風呂。美味しい食事。ふかふかの布団。
奴隷として買われたはずなのに、それらしい事はまだ何もしていない。
いやそもそも一番の問題点は、少女自身が先ず奴隷が何なのか良く理解していない事なのだが。
ともあれ朝までは全く考えなかった事態に、少女はなんだか落ち着かずに目を瞑るのだった。
翌日の朝、少女の寝所に入ってくる人物が居た。部屋に入ってきた人物は男と女。
女はこれからも毎朝起こしに来る予定だが、男にそのつもりは無い。
ただ昨日の少女を見て、初日くらいはと様子を見に起に来た様だ。
だが二人が部屋に入ってベッドを見ると、少女の姿が何処にもなかった。
一瞬焦る二人だったが、おかしな事にすぐ気が付く。
ベッドの上に掛布団の類が無い。そして静かにしていると確かに寝息は聞こえて来る。
そこでふと女が視線を床に下げると、掛け布団の布が見えた。
そのまま辿って行くと、ベットと壁の隙間に挟まる様にしながら寝ている少女を見つける。
「旦那様、こちらに。隙間に居ました。それも足元側に」
「・・・器用な所で寝てるな。落ちたのか?」
「いえ、布団のかけ方から、おそらく最初から床で寝ていたのでしょう」
「確かに包まって寝てるな」
そこで二人が見たものは、布団には包まっているものの床で寝ている少女の姿だった。
今までずっと床で寝ていたので、余りに気持ちの良い布団がなんだか落ち着かなかった為だ。
一応頑張って寝ようとはしたのだけど、全然寝れなくてこうなったらしい。
「せめてもっと広い所で寝れば良いだろうに・・・」
「狭い所の方が落ち着いたのかもしれませんね」
「ハムスターかよ・・・ま、そのうち慣れるか」
男は少女の寝顔を見て、優しく微笑みながらそう口にする。
その目はとても優しく、奴隷商で少女を見ていた時とはまるで違うものだった。
「何無駄に格好つけてるんですか。旦那様、そういうのは男前な方にしか許されないんですよ。旦那様の様な方がやっても気持ち悪いだけです。鏡を見た事は有りますか?」
「年増さんは人に突っかかってくるのが好きだな。更年期障害の薬、ちゃんと飲んでるか?」
「申し訳ありませんが私はまだまだ若く健康ですので、薬に頼る様な生活は一切しておりません。薬が必要なのは旦那様では。そろそろ糖尿病が恐ろしい歳でしょう」
「ご心配ありがとう。でも前回の健康診断では完全問題無しだから。むしろお前の場合薬を一切使ってないって逆におかしいだろ。薬が無いと辛い日とか・・・あっ、ごめんなぁ」
女はそんな男に無表情で言い放ち、男は笑顔のまま女に嫌味を言う。
暫く表情も変えず無言の二人だったが、お互いに見つめ合うと一瞬で眉間に皺を寄せる。
「「あ゛?」」
男と女が同じ様な顔で見つめ合い、唸るような声を発したのを合図に拳が交差する。
部屋に響く打撃音。少女はその音に驚いて目を覚ました。最悪な目覚ましである。
起きた少女の目に飛び込んできた物は、崩れ落ちた男と、それを見下しガッツポーズをとる女。
男は床に伏し、何処からか取り出したペンで年増と書いていた。結構余裕そうだ。
「さ、朝だぞ。着替え・・・そういえば寝間着を忘れていたな。今度は用意してやる。取り敢えず今日はそのままでいい。朝食に行くぞ」
状況が理解不能で若干パニックになってオロオロしている少女を連れ、至極普通に部屋から出て食堂に向かう女。
床に倒れる男はそのままで良いのかと、少女は進行方向と男に視線をキョロキョロさせていたが、女は完全放置で歩みを進める。
後にこの屋敷では何時もの事で、特に珍しい光景では無いと少女は知る事になる。
因みに何時もの事というのは「殴り合いが始まって男が倒れる迄」が何時もの事だ。
基本敵に男は毎回敗北している。
「あー・・・くっそ、膝に来て立てねえ、あの野郎、今日は何時もより力籠ってやがったぞ」
二人が去って行くのを見送りながら、男は地べたに転がり回復を待つ。
その姿は誰が見ても屋敷の主人とは思わないだろう。
暫くして小鹿の様に足を震わせながら立ち上がり、若干よろけながら食堂に向かう男。
他の使用人達が通りすがったが、そんな主人を見ても笑うかスルーする人間しかいない。
この屋敷は女以外の使用人も、少々癖の強い人間が多い様だ。
一応単純に何時もの事だからと慣れているだけの者も居ない訳では無いが。
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