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マッサージ
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「お母さん、相談が有るんだけど」
「はいはい、どしたん?」
ある日、娘がいたく真面目な顔で相談が有ると言って来た。
珍しい事も有る物だと思いながら軽く頷く。
私は愛娘のお願いを断るようには出来ていないのだ。
娘の為なら内臓もさし出せるよ私は!
「前にお母さん、ローションでマッサージできるって言ってたじゃない」
「うん、できるよ。っていうか、実際ここにマッサージ用の物があるよ」
いつも使っている机の棚から、マッサージ用のローションを取り出す。
疲れて帰ってくる旦那様の為にと思って購入してやっていこう、予想以上に喜ばれたので常備している。
蕩けて「あ~~~」と声を出す彼がとても可愛い。
逆にして貰った事も有るけどね!
滑るって偉大なんだなって思ったよ。
別に滑らないマッサージが悪いってわけじゃないけど、やりたい事が違うって感じだ。
いやほんと、きもちいーのよ。
ってのを以前明ちゃんに話した覚えがある。
それが一体どうしたんだろう。
「少しやり方教えて欲しいんだけど」
「・・・やり方、やり方、ねぇ?」
私も別にプロの免許持ってるわけじゃないし、たーくんの反応見て良さそうな所やってるだけだからなぁ。
後は全身くまなく、彼の事を想って、全力でやってるだけで。
教えろと言われても、ママ実はちょっと困っちゃう。
そもそもなんでそんな事を改めて教えて欲しいんだろうか。
なんて疑問に思ったけど、一瞬で答えには辿り着いた。
絶対春くんが絡んでる。ていうか、春くんの為にじゃないんだろうか。
気が付いてしまうと、献身的な愛娘に顔がにやける。
「なに、その厭らしい笑いかた」
「うーうん、なんでもないよー?」
娘は気に食わなそうに咎めるが、それすら可愛らしい。
この子はこういう所の可愛らしさを理解していないんだろうなー。
まあいいか、娘の頼みであれば、私としては叶えることは吝かじゃないですよー?
あ、でもひとつ確かめとかなきゃ。
「教える前にいっこ聞いて良いかな、明ちゃん」
「何?」
「エロい事有り? 無し?」
「無し」
なーんだ詰まんない。
てっきりそのままの流れでエロい事にとか、エロい事があってのその流れかと思ったのに。
まあいいか、それならそれで真面目にお教えいたしましょう。
「んじゃま、ちゃんとこっちで汚れていい下着用意しておいた方が良いだろうねぇ」
「・・・そうだよね」
「明ちゃん、何か今返事に間が無かった?」
「ないよ」
しまった。言わなかったらもっと面白い事になっていた予感がする。失敗した。
まあ言っちゃったものはしょうがない。諦めよう。
しかし明ちゃん、冷静なように見えて完全に思考が飛んでるな。楽しいから良いけど。
「まあママ教えるって言ってもプロじゃないし、口頭じゃ難しいから実際に明ちゃんにやって良いかな」
「そうか、その方が良いか」
別に他にもやりようがあるけど、今の頭茹ってる明ちゃんにはこれが通用してしまう。
本当に可愛いわこの子。春くんと付き合う様になって一番楽しいのはこういうとこなのよね。
以前の明ちゃんなら黙って冷たい目を向けてきたと思うんだけどね。
「お母さん、お願いして良いかな」
「任された! じゃあマット用意してくるから、駄目になっても良い下着に着替えてね! いくらママ相手でも裸は嫌でしょ?」
「別にお母さん相手なら平気だけど」
「あらそ? じゃあ裸でやろうか」
「ん」
明ちゃんは微妙に私に騙されていると理解しないまま、私の好意として受け取った。
ふふふ、楽しいなぁ。よーし、明ちゃんの可愛い声沢山聞いてやろーっと。
ああ、勿論、ちゃんとマッサージしかしないからね☆
「はいはい、どしたん?」
ある日、娘がいたく真面目な顔で相談が有ると言って来た。
珍しい事も有る物だと思いながら軽く頷く。
私は愛娘のお願いを断るようには出来ていないのだ。
娘の為なら内臓もさし出せるよ私は!
「前にお母さん、ローションでマッサージできるって言ってたじゃない」
「うん、できるよ。っていうか、実際ここにマッサージ用の物があるよ」
いつも使っている机の棚から、マッサージ用のローションを取り出す。
疲れて帰ってくる旦那様の為にと思って購入してやっていこう、予想以上に喜ばれたので常備している。
蕩けて「あ~~~」と声を出す彼がとても可愛い。
逆にして貰った事も有るけどね!
滑るって偉大なんだなって思ったよ。
別に滑らないマッサージが悪いってわけじゃないけど、やりたい事が違うって感じだ。
いやほんと、きもちいーのよ。
ってのを以前明ちゃんに話した覚えがある。
それが一体どうしたんだろう。
「少しやり方教えて欲しいんだけど」
「・・・やり方、やり方、ねぇ?」
私も別にプロの免許持ってるわけじゃないし、たーくんの反応見て良さそうな所やってるだけだからなぁ。
後は全身くまなく、彼の事を想って、全力でやってるだけで。
教えろと言われても、ママ実はちょっと困っちゃう。
そもそもなんでそんな事を改めて教えて欲しいんだろうか。
なんて疑問に思ったけど、一瞬で答えには辿り着いた。
絶対春くんが絡んでる。ていうか、春くんの為にじゃないんだろうか。
気が付いてしまうと、献身的な愛娘に顔がにやける。
「なに、その厭らしい笑いかた」
「うーうん、なんでもないよー?」
娘は気に食わなそうに咎めるが、それすら可愛らしい。
この子はこういう所の可愛らしさを理解していないんだろうなー。
まあいいか、娘の頼みであれば、私としては叶えることは吝かじゃないですよー?
あ、でもひとつ確かめとかなきゃ。
「教える前にいっこ聞いて良いかな、明ちゃん」
「何?」
「エロい事有り? 無し?」
「無し」
なーんだ詰まんない。
てっきりそのままの流れでエロい事にとか、エロい事があってのその流れかと思ったのに。
まあいいか、それならそれで真面目にお教えいたしましょう。
「んじゃま、ちゃんとこっちで汚れていい下着用意しておいた方が良いだろうねぇ」
「・・・そうだよね」
「明ちゃん、何か今返事に間が無かった?」
「ないよ」
しまった。言わなかったらもっと面白い事になっていた予感がする。失敗した。
まあ言っちゃったものはしょうがない。諦めよう。
しかし明ちゃん、冷静なように見えて完全に思考が飛んでるな。楽しいから良いけど。
「まあママ教えるって言ってもプロじゃないし、口頭じゃ難しいから実際に明ちゃんにやって良いかな」
「そうか、その方が良いか」
別に他にもやりようがあるけど、今の頭茹ってる明ちゃんにはこれが通用してしまう。
本当に可愛いわこの子。春くんと付き合う様になって一番楽しいのはこういうとこなのよね。
以前の明ちゃんなら黙って冷たい目を向けてきたと思うんだけどね。
「お母さん、お願いして良いかな」
「任された! じゃあマット用意してくるから、駄目になっても良い下着に着替えてね! いくらママ相手でも裸は嫌でしょ?」
「別にお母さん相手なら平気だけど」
「あらそ? じゃあ裸でやろうか」
「ん」
明ちゃんは微妙に私に騙されていると理解しないまま、私の好意として受け取った。
ふふふ、楽しいなぁ。よーし、明ちゃんの可愛い声沢山聞いてやろーっと。
ああ、勿論、ちゃんとマッサージしかしないからね☆
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