51 / 51
エンカウント
しおりを挟む
旅の準備は、あっけないほど簡単だった。
だって飯は魔法で作れるし、燃料は魔力だ。そもそも持ってくものが多くない。
着替えとスーリ本人のたっての希望で、森の土を少し積み込んだ。
故郷の土を棺桶に敷いて旅する吸血鬼かよ。
イヴ曰く、子供は魔法食だけだと肉体が育たないらしくて、果物もいくらか積んだ。
行先の村が無人だった場合、いつ補充できるか分からないからな。
あとは水くらい。
いざとなったら不味さを我慢して魔法精製水飲めばいい。
それと内装も、ちゃんとこだわった。
備え付けたベッドとソファは、三人で寛ぐには充分だ。
ちょっと豪華なキャンピングカー然としてる。
どこもかしこも、ピカピカの新品。
惜しむらくは、新築とか新車特有の新鮮な匂いが無いことだ。
無臭。
----------------------------------------------------------------
俺たちは次の日、陽が昇り切らないうちに出発した。
俺やスーリはともかく、イヴは長年過ごした小屋に、さよならしたんだ。
もう木々の合間に見えなくなった小屋の方を、まだ見つめてる。
シャラハ様にも挨拶してから出発しようと思ったが、森に呼びかけても出てきてくれなかった。
イヴが言うには、人の前に姿を現すことは、滅多に無いらしい。
スーリは「また森を燃やせばいい」と物騒なことを言っていた。やるわけないだろ。
デコピンしといた。
ゴルディは例のごとく、直進オートパイロットで放置してある。
速度はマッハに届くかどうかって程度。
改良によって、Gもさほど気にならないし、気温も下がってない。
俺ってば有能すぎ。自分で自分を褒めるのは、俺の得意技。
「はやい!もっとはやくしろ!」
「充分早いんだよ」
スーリも絶好調だ。
これ以上早くすると、お前ネバネバし始めるだろ。
それに結界にも自信がない。
「ここ!開けろ!風がない!」
「他のお客様のご迷惑になるので、大人しく座ってやがれ下さい~」
叫ぶ幼女を諫めつつ、俺だってすごく楽しい。
全ての景色を置いていくこの爽快さに、楽しくならない奴っている?
まぁ試運転の時ほどじゃない。スピードもそこまで出てないし。
自分の手に目を落とすと、指輪が鈍く光ってる。
俺はアクセサリーをするタイプじゃなかった。なのにこの指輪が、しっくり指に馴染んでるのが驚きだ。
自分でも説明しにくいが、この指輪は"俺の物"って感じがする。まぁ実際俺に作ってくれたんだから俺のものなんだけど。
このガルナで何一つ持ってなかった俺が、初めて所有したものみたいな感覚。小学校入学の時のランドセルみたいな?
「オルーナビスだ」
スーリの言葉に、窓に目を向ける。
かなり遠くに点々と、コバエの群れみたいなのが見える。この距離なら、実際はクジラくらいのデカさだろうか。
万象を見て、大きさの解釈が大幅にバグってるが、クジラサイズが大量に群れてるってのも凄いな。
「オルーナビスって?」
「オルーナビスはオルーナビスだ。あいつら空で生きて空で死ぬから、スーリはちょっとしか食ったことない」
翻訳されないってことは、俺の知識でイメージに合う動物がいないんだろう。
「へぇ。お前めっちゃ目いいのな。俺には何か居るな程度しか分からん」
操縦してないと景色を楽しむ余裕がある。試運転の時、二人が外に釘付けだったのも頷ける。
スーリが時々指さす先に、色んな生物がいるらしいが、残念ながら近いと速すぎて見えないし、遠けりゃ遠いで見えないから、どれも形状がよく分からなかった。
きっと地球では想像出来ないような見た目のやつもいるんだろうな。
小屋に住んでた時は結界もあったし、あまり生き物がいない世界なのかと思ってたが、そうでもないらしい。
でも地球ではハンターですら、獲物を探すのに苦労すると言うし、自然環境で野生動物を目にする機会は多くはない。
ガルナの広さを考えると、きっとゴルディの速さで走ってるから、こんなに様々な生き物を見れたんだろう。
「グリフィンだ」
「どれだ!?」
知ってる名前が、やっと出てきた。
グリフィンって、あれだよな。鷲の頭に獅子の体の空想生物。それを見れるのか!
「あれだ」
うん……。はるか遠くの樹上にアリンコみたいなのが見えたわ。かろうじて生き物っぽく感じるシルエット。
ちゃんと見たかったなぁ。
四肢以外に翼を持つっていう地球の生物の構造では、ありえない姿。
六肢だぞ、六肢。昆虫から進化でもしたのかよ。
巨大な蛇が空飛ぶ世界で、進化に疑問を持つのも変な話か。
早く行動したいからゴルディを作ったけど、じっくり旅するとしても、この世界なら退屈しないだろう。
ゴルディの速度が落ちてきた気がするから、コクピットに戻る。
魔力を送って加速しようとしたら──…
巨大な真ん丸な目が、外から俺を見ていることに気付いた。
「!?」
巨大な生物が、ゴルディと並行して飛んでる。
速度が落ちたとはいえ、600キロはまだ出てるはずなのに、だ。周囲を見ると他にも5.6匹見えた。
体格は細長いが、目には瞼があって哺乳類を感じさせる顔つき。胴の大きさだけでも、ゴルディと並ぶデカさだ。
「な、なんか外にいるんだけど!」
後部の二人に叫ぶ。
「ヨーリドがきた」
「ゴルディの風で遊んでいます」
イヴの落ち着きぶりに、俺も冷静になる。
危ないものじゃないらしい。
その言葉通り、ヨーリドと云うその生き物は、ゴルディが生み出す風に触れて、クルクルと回り、遊んでいるようだ。
ボートにじゃれるイルカに、そっくりな行動。
よく見ると、なかなか可愛い顔してる。キツネみたいな鼻の高い顔が毛に覆われて、細長い体には透明な三対の羽。
それは虹色に光って、まるでステンドグラスだ。
なんだかツギハギっぽく感じるその容姿に現実感が薄れるが、俺を見つめるその目には意思を感じるし、羽を巧みに操って風に乗る動きは、明らかに動物だ。
確か最速のトンボの大きさを人間に置き換えると、2000キロ近い速さと聞いたことがある。
重力を無視出来るガルナで、この巨大さなら、どれだけのスピードが出るんだろう。
こいつらとゴルディを競わせてみたくなる。
「ヨーリド!ヨーリド!」
動物園のガラスを叩く幼児そのものの体で、スーリがわめく。
騒ぐ幼女に興味を引かれたのか、スーリが叩いている窓側にヨーリド達が集まって、代わるがわる覗き込んできている。
ガラス越しに動物と交流しているかのような、その姿は微笑ましい。
突然、ぐわっとヨーリド達が口を開けた。
開かれた顎にびっしりと並んでいる牙は、やっぱり獣だな。
大きく口を開いたまま、彼らはゴルディと並走し、何故かどんどん大きくなってきた。
「なに?なんかデカくなってない?」
「風を飲んでいます」
風を飲むってのも分からないが、大きくなるってどういうこと?コイノボリみたいになってるけど?
イヴの実況は無駄がなさすぎる。
イルカがジャンプするみたいなパフォーマンスを、やってくれてんのかな?ずいぶん人懐っこい連中だ。
「おそらく襲ってきます」
イヴの言葉と同時くらいに、空の獣たちが機体に体当たりしてきた。
同時に爆音と衝撃を全身に感じる。
ただでさえ高速走行中だったゴルディは、まるでコマのように、スピンして吹っ飛んだ。
「そういうことは!!!早く言ってくれよ!!!」
遠心力とGを全身に受けながら、俺はそう叫んだ。
だって飯は魔法で作れるし、燃料は魔力だ。そもそも持ってくものが多くない。
着替えとスーリ本人のたっての希望で、森の土を少し積み込んだ。
故郷の土を棺桶に敷いて旅する吸血鬼かよ。
イヴ曰く、子供は魔法食だけだと肉体が育たないらしくて、果物もいくらか積んだ。
行先の村が無人だった場合、いつ補充できるか分からないからな。
あとは水くらい。
いざとなったら不味さを我慢して魔法精製水飲めばいい。
それと内装も、ちゃんとこだわった。
備え付けたベッドとソファは、三人で寛ぐには充分だ。
ちょっと豪華なキャンピングカー然としてる。
どこもかしこも、ピカピカの新品。
惜しむらくは、新築とか新車特有の新鮮な匂いが無いことだ。
無臭。
----------------------------------------------------------------
俺たちは次の日、陽が昇り切らないうちに出発した。
俺やスーリはともかく、イヴは長年過ごした小屋に、さよならしたんだ。
もう木々の合間に見えなくなった小屋の方を、まだ見つめてる。
シャラハ様にも挨拶してから出発しようと思ったが、森に呼びかけても出てきてくれなかった。
イヴが言うには、人の前に姿を現すことは、滅多に無いらしい。
スーリは「また森を燃やせばいい」と物騒なことを言っていた。やるわけないだろ。
デコピンしといた。
ゴルディは例のごとく、直進オートパイロットで放置してある。
速度はマッハに届くかどうかって程度。
改良によって、Gもさほど気にならないし、気温も下がってない。
俺ってば有能すぎ。自分で自分を褒めるのは、俺の得意技。
「はやい!もっとはやくしろ!」
「充分早いんだよ」
スーリも絶好調だ。
これ以上早くすると、お前ネバネバし始めるだろ。
それに結界にも自信がない。
「ここ!開けろ!風がない!」
「他のお客様のご迷惑になるので、大人しく座ってやがれ下さい~」
叫ぶ幼女を諫めつつ、俺だってすごく楽しい。
全ての景色を置いていくこの爽快さに、楽しくならない奴っている?
まぁ試運転の時ほどじゃない。スピードもそこまで出てないし。
自分の手に目を落とすと、指輪が鈍く光ってる。
俺はアクセサリーをするタイプじゃなかった。なのにこの指輪が、しっくり指に馴染んでるのが驚きだ。
自分でも説明しにくいが、この指輪は"俺の物"って感じがする。まぁ実際俺に作ってくれたんだから俺のものなんだけど。
このガルナで何一つ持ってなかった俺が、初めて所有したものみたいな感覚。小学校入学の時のランドセルみたいな?
「オルーナビスだ」
スーリの言葉に、窓に目を向ける。
かなり遠くに点々と、コバエの群れみたいなのが見える。この距離なら、実際はクジラくらいのデカさだろうか。
万象を見て、大きさの解釈が大幅にバグってるが、クジラサイズが大量に群れてるってのも凄いな。
「オルーナビスって?」
「オルーナビスはオルーナビスだ。あいつら空で生きて空で死ぬから、スーリはちょっとしか食ったことない」
翻訳されないってことは、俺の知識でイメージに合う動物がいないんだろう。
「へぇ。お前めっちゃ目いいのな。俺には何か居るな程度しか分からん」
操縦してないと景色を楽しむ余裕がある。試運転の時、二人が外に釘付けだったのも頷ける。
スーリが時々指さす先に、色んな生物がいるらしいが、残念ながら近いと速すぎて見えないし、遠けりゃ遠いで見えないから、どれも形状がよく分からなかった。
きっと地球では想像出来ないような見た目のやつもいるんだろうな。
小屋に住んでた時は結界もあったし、あまり生き物がいない世界なのかと思ってたが、そうでもないらしい。
でも地球ではハンターですら、獲物を探すのに苦労すると言うし、自然環境で野生動物を目にする機会は多くはない。
ガルナの広さを考えると、きっとゴルディの速さで走ってるから、こんなに様々な生き物を見れたんだろう。
「グリフィンだ」
「どれだ!?」
知ってる名前が、やっと出てきた。
グリフィンって、あれだよな。鷲の頭に獅子の体の空想生物。それを見れるのか!
「あれだ」
うん……。はるか遠くの樹上にアリンコみたいなのが見えたわ。かろうじて生き物っぽく感じるシルエット。
ちゃんと見たかったなぁ。
四肢以外に翼を持つっていう地球の生物の構造では、ありえない姿。
六肢だぞ、六肢。昆虫から進化でもしたのかよ。
巨大な蛇が空飛ぶ世界で、進化に疑問を持つのも変な話か。
早く行動したいからゴルディを作ったけど、じっくり旅するとしても、この世界なら退屈しないだろう。
ゴルディの速度が落ちてきた気がするから、コクピットに戻る。
魔力を送って加速しようとしたら──…
巨大な真ん丸な目が、外から俺を見ていることに気付いた。
「!?」
巨大な生物が、ゴルディと並行して飛んでる。
速度が落ちたとはいえ、600キロはまだ出てるはずなのに、だ。周囲を見ると他にも5.6匹見えた。
体格は細長いが、目には瞼があって哺乳類を感じさせる顔つき。胴の大きさだけでも、ゴルディと並ぶデカさだ。
「な、なんか外にいるんだけど!」
後部の二人に叫ぶ。
「ヨーリドがきた」
「ゴルディの風で遊んでいます」
イヴの落ち着きぶりに、俺も冷静になる。
危ないものじゃないらしい。
その言葉通り、ヨーリドと云うその生き物は、ゴルディが生み出す風に触れて、クルクルと回り、遊んでいるようだ。
ボートにじゃれるイルカに、そっくりな行動。
よく見ると、なかなか可愛い顔してる。キツネみたいな鼻の高い顔が毛に覆われて、細長い体には透明な三対の羽。
それは虹色に光って、まるでステンドグラスだ。
なんだかツギハギっぽく感じるその容姿に現実感が薄れるが、俺を見つめるその目には意思を感じるし、羽を巧みに操って風に乗る動きは、明らかに動物だ。
確か最速のトンボの大きさを人間に置き換えると、2000キロ近い速さと聞いたことがある。
重力を無視出来るガルナで、この巨大さなら、どれだけのスピードが出るんだろう。
こいつらとゴルディを競わせてみたくなる。
「ヨーリド!ヨーリド!」
動物園のガラスを叩く幼児そのものの体で、スーリがわめく。
騒ぐ幼女に興味を引かれたのか、スーリが叩いている窓側にヨーリド達が集まって、代わるがわる覗き込んできている。
ガラス越しに動物と交流しているかのような、その姿は微笑ましい。
突然、ぐわっとヨーリド達が口を開けた。
開かれた顎にびっしりと並んでいる牙は、やっぱり獣だな。
大きく口を開いたまま、彼らはゴルディと並走し、何故かどんどん大きくなってきた。
「なに?なんかデカくなってない?」
「風を飲んでいます」
風を飲むってのも分からないが、大きくなるってどういうこと?コイノボリみたいになってるけど?
イヴの実況は無駄がなさすぎる。
イルカがジャンプするみたいなパフォーマンスを、やってくれてんのかな?ずいぶん人懐っこい連中だ。
「おそらく襲ってきます」
イヴの言葉と同時くらいに、空の獣たちが機体に体当たりしてきた。
同時に爆音と衝撃を全身に感じる。
ただでさえ高速走行中だったゴルディは、まるでコマのように、スピンして吹っ飛んだ。
「そういうことは!!!早く言ってくれよ!!!」
遠心力とGを全身に受けながら、俺はそう叫んだ。
0
お気に入りに追加
25
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
ナイナイづくしで始まった、傷物令嬢の異世界生活
天三津空らげ
ファンタジー
日本の田舎で平凡な会社員だった松田理奈は、不慮の事故で亡くなり10歳のマグダリーナに異世界転生した。転生先の子爵家は、どん底の貧乏。父は転生前の自分と同じ歳なのに仕事しない。二十五歳の青年におまるのお世話をされる最悪の日々。転生チートもないマグダリーナが、美しい魔法使いの少女に出会った時、失われた女神と幻の種族にふりまわされつつQOLが爆上がりすることになる――
【完結】転生7年!ぼっち脱出して王宮ライフ満喫してたら王国の動乱に巻き込まれた少女戦記 〜愛でたいアイカは救国の姫になる
三矢さくら
ファンタジー
【完結しました】異世界からの召喚に応じて6歳児に転生したアイカは、護ってくれる結界に逆に閉じ込められた結果、山奥でサバイバル生活を始める。
こんなはずじゃなかった!
異世界の山奥で過ごすこと7年。ようやく結界が解けて、山を下りたアイカは王都ヴィアナで【天衣無縫の無頼姫】の異名をとる第3王女リティアと出会う。
珍しい物好きの王女に気に入られたアイカは、なんと侍女に取り立てられて王宮に!
やっと始まった異世界生活は、美男美女ぞろいの王宮生活!
右を見ても左を見ても「愛でたい」美人に美少女! 美男子に美少年ばかり!
アイカとリティア、まだまだ幼い侍女と王女が数奇な運命をたどる異世界王宮ファンタジー戦記。

異世界でリサイクルショップ!俺の高価買取り!
理太郎
ファンタジー
坂木 新はリサイクルショップの店員だ。
ある日、買い取りで査定に不満を持った客に恨みを持たれてしまう。
仕事帰りに襲われて、気が付くと見知らぬ世界のベッドの上だった。

無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。

辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

転生幼女のチートな悠々自適生活〜伝統魔法を使い続けていたら気づけば賢者になっていた〜
犬社護
ファンタジー
ユミル(4歳)は気がついたら、崖下にある森の中にいた。
馬車が崖下に落下した影響で、前世の記憶を思い出す。周囲には散乱した荷物だけでなく、さっきまで会話していた家族が横たわっており、自分だけ助かっていることにショックを受ける。
大雨の中を泣き叫んでいる時、1体の小さな精霊カーバンクルが現れる。前世もふもふ好きだったユミルは、もふもふ精霊と会話することで悲しみも和らぎ、互いに打ち解けることに成功する。
精霊カーバンクルと仲良くなったことで、彼女は日本古来の伝統に関わる魔法を習得するのだが、チート魔法のせいで色々やらかしていく。まわりの精霊や街に住む平民や貴族達もそれに振り回されるものの、愛くるしく天真爛漫な彼女を見ることで、皆がほっこり心を癒されていく。
人々や精霊に愛されていくユミルは、伝統魔法で仲間たちと悠々自適な生活を目指します。

(完結)醜くなった花嫁の末路「どうぞ、お笑いください。元旦那様」
音爽(ネソウ)
ファンタジー
容姿が気に入らないと白い結婚を強いられた妻。
本邸から追い出されはしなかったが、夫は離れに愛人を囲い顔さえ見せない。
しかし、3年と待たず離縁が決定する事態に。そして元夫の家は……。
*6月18日HOTランキング入りしました、ありがとうございます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる