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物語的行動理論
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「あの炎が俺の力なら、俺も魔法を使えるってことだよね?」
「魔法は誰でも使えます」
以前同じこと言ってたな。
俺が"魔法のない世界から来た"と説明しないで、どう話せばいいか分からない。
「イヴはどんな魔法が得意?」
「わかりません」
会話が詰む。でも二度と誰かを──イヴを──傷つけたりしたくないから、ちゃんと聞かなきゃいけない。
「もう暴発したくないんだ」
そう言うしかない。
「魔法は直感とイメージで、あらゆることを具現化します」
「直感とイメージ?」
「はい」
いやわからん。だって俺あの時炎出すイメージなんて持ってなかったし。かと言ってどう聞けばいいかもわからん。
要領を得ない会話をしたあと、俺はリハビリもかねて、小屋の周りをぶらぶらしてた。
イヴが外套を着て小屋から出てくる。
「イヴ?」
俺が呼びかけると振り向いた。
「森へ行ってきます」
「え?今から?」
「はい」
そんなに急いでる風でもなかったけど、呼び止める間もなくイヴは森に入って行ってしまった。
"側にいる"って言ってたし、俺は疑ってない。だからすぐ戻ってくるだろう。
でも夜になってもイヴは帰ってこなかった。
俺は、テーブルに乗ってた果物で軽く夕食を摂り、ベッドへ入った。
女の子一人で森に行かせて、危ないんじゃないかって思うけど、ずっとこの森で暮らしてきたイヴを追いかけて、完全素人サバイバーの俺が、夜の森に探しに行く方が確実にやばいだろ。前例もあるし。
ここは大人しく待つのが合理的。俺はバカじゃない。
一応、まだ怪我人だし。
翌朝、差し込む日差しで目が覚める。
カーテンなんて洒落たものは、この小屋にあるわけもなく太陽の日差しが天然の目覚ましだ。
地球にいた頃には、想像も出来なかった、日の出と共にの目覚め。太陽がまぶしいなんて久しく忘れてたな。
家から電車に乗って、会社のオフィスでデスクに向かうルーチン。どこを見ても、壁や天井がある場所ばかりにいた。
太陽を見ることなんて、全然なかったんだな。
この世界の自然は、地球によく似てる。太陽も一つだし、正確には知る術はないけど、24時間周期で一日が巡ってると思う。
おそらく四季や地域での寒暖差も、似たようなものだろう。
女神が言っていた「地球に似た環境」という言葉は嘘じゃなかったな。
当たり前だけど、ガルナに転生してから初めて経験することばかりだ。日が落ちたあとはすぐ眠ってたけど、今夜は夜空を見上げてみよう。
きっと見たこともない星空を楽しめるはずだ。
「イヴ?」
ドアを開けながら声を掛ける。
リビング扱いになっている部屋を見回すが、イヴの姿はなかった。寝室のドアをノックしてもう一度声を掛けるが返事はない。
テーブルの上に果物が乗っていた。昨夜俺が食べてから補充されたようだ。ということは、イヴは一度は帰ってきたらしい。
新鮮な果物をかじりながら周りを確認したが、やっぱり姿はなく、また森へ行ったんだろう。
小屋の外を徘徊してて気づいたんだけど、窓に嵌められてるのはガラスじゃなかった。触ると容易くたわむ。感触は厚手の布だ。ゴムやシリコンよりも柔らかい。
嘘だろ。透明な布ってありえないだろ。
でも"水鏡"を思い出す。水の透過性を失くして鏡に出来るなら、布の透過性を上げることも可能なのか?光の屈折を変えられる魔法があると知っても、今更あまり驚かない自信がある。
イヴに聞きたいことがまた一つ増えたな。
様々な人たちと出会ってきた俺から見ても、イヴは重度のコミュ障だ。それでも、俺の食事に気を配ってくれるくらいの思いやりはある。5歳児ほったらかしで出かけるのは、どうかと思うけどね。
俺が5歳児らしくなさすぎるのか?しっかりしすぎてるのかな?いやでも35歳が子供のフリって、結構無理あるぞ。
助けられてから、だいたいいつもイヴといたから、この静かな小屋で一人でいるのがきつい。TVやラジオとまでいかなくても、せめて本の数冊くらい娯楽があればマシなのに、ここには何もない。
しばらく椅子に腰かけ果物をちびちびと齧っていた。
だってもし魔法が使えるなら魔法の練習とかしたいけど、また暴発とかしたら困るし。
--------------------------------------------------
イヴは、まだ帰ってこない。
「流石に心配になってきた」
陽が高くなったから、そろそろイヴと丸一日顔を合わせてないことになる。
出て行った時の様子も気になるし、俺は意を決して、小屋を出た。
俺の行動は軽率だということは、分かってるつもりだ。
昔っから思ってるんだけど、"物語の登場人物"って基本的にアホな行動多くね?やっちゃダメって言われたことやったり、明らかに非合理的な行動したり、感情に任せて動いたり。
うん、まさに今の俺だね。
世界またいで別世界に来て、死の間際に美女に助けられてっていう駒はそろってんだから、物語の主人公ぶってもいいだろ。
それに行動することによって物語は動くもんだ。必要な行動理論とも言える。
自分でも支離滅裂な理屈をこねて、木漏れ日が差す森の中を、イヴを探して進む。
あれだけ恐ろしいと感じた森は、昼だと幻想的で穏やかに見える。もうパニックは起こさないだろう。何事にも冷静に対処出来るとは言わないけど、この世界に来てから随分気持ち的にも落ち着いたし。
それに小屋の周辺は安全だとイヴは言ってた。だから離れすぎないように慎重に行く。
「イヴ見つけて無事そうだったら、そのまま帰ろう」
なんとなく燃やしてしまった場所の方に向かった。
イヴがそこにいなかったとしても、残り火から火事になったりしたら寝覚めが悪いから、確認はしておきたい。
記憶をたどって15分ほど歩き進んだところで、焦げた匂いが鼻をついた。まだ距離はあるはずだけど、火事のあとの匂いは消えにくい。
その匂いのせいか、虫や鳥たちも見かけない。不思議なことに前より体が疲れない。ハードすぎる日々で鍛えられたせいだろうか。こんな短期間で?
思い当たることと言えば、イヴの治療魔法だ。食事すら不要になるほどの"魔力"とやらを、他人から与えられたら、俺自身も強化されるとか?
更に歩き続けると、突然日差しが一気に増す。木々が覆っていたであろう空が開けている。俺が燃やした場所は、僅かな煤と土の盛り上がりを残して開けた広場のようになっていた。
その広さに、あの暴発がどれだけの威力だったのか改めて思い知る。軽く学校のグラウンドほどの地面がむき出しになっていた。
「…ひどいな…」
地面にはところどころ煤が残っている。でも不思議なことに、燃え残った木がなかった。
不毛の地面と森の木々の境目が、はっきりしてる。いくら燃えたとはいえ、切り株っていうか根元くらいは残ってそうだけどな‥‥‥。
ゆるいすり鉢状になったその地面から察するに、岩をも燃やして大地を均したらしい。どんだけだよ。
炭化した木々もあったはずだけどそれもない。まるであの時の炎が夢だったかのように。
よく見ると、いくつか焦げて丸まっている葉を見つけたがそれだけだ。
広場の向こうの端に、イヴを見つけた。
無事でよかった。当初の予定ではイヴの無事を確認したら、そのまま戻るつもりだったけど、そんなことも忘れて声を掛けてしまった。
「イヴ」
「はい」
振り向きもせず返事がきた。唐突に声掛けたのに、驚きもしない。
コミュ障っていうより感情自体が欠けてんじゃないかこの子。
何か作業をしているのか、こっちに背を向けたままだ。回り込んでイヴの手元を見ると、その手は煤で真っ黒になっていた。
目を閉じてその真っ黒な手を、半ば焦げた木の幹に当てている。
「何してるの?」
「少し待っていてください」
言われた通り待つ。そしてイヴより向こう側に目をやると、焦げた木々が数本立っていた。
やっぱりあの炎は、この森に傷跡を残していたんだな。でも他の燃えた木はどうなったんだろ。
ピシッ‥‥‥パキッ‥‥‥
何かがはじけるような小さな音がしているのに気づいた。イヴに視線を戻すと、真っ黒な手で木をゆっくりと撫でていた。
そして焦げた木肌にイヴの手が滑ると、少しずつではあったが確実に茶色くゴツゴツとした木肌に変化しているのが分かった。
はっとして、その木の枝葉を見上げる。
これもまたゆっくりと、煤けて折れた枝の根元から新しい枝が伸び、そこから若芽が生え、青々と茂っていった。
弾けるような音は、枝が伸び葉を芽吹かせる音だったのか。
まさか、木を治してる?
「魔法は誰でも使えます」
以前同じこと言ってたな。
俺が"魔法のない世界から来た"と説明しないで、どう話せばいいか分からない。
「イヴはどんな魔法が得意?」
「わかりません」
会話が詰む。でも二度と誰かを──イヴを──傷つけたりしたくないから、ちゃんと聞かなきゃいけない。
「もう暴発したくないんだ」
そう言うしかない。
「魔法は直感とイメージで、あらゆることを具現化します」
「直感とイメージ?」
「はい」
いやわからん。だって俺あの時炎出すイメージなんて持ってなかったし。かと言ってどう聞けばいいかもわからん。
要領を得ない会話をしたあと、俺はリハビリもかねて、小屋の周りをぶらぶらしてた。
イヴが外套を着て小屋から出てくる。
「イヴ?」
俺が呼びかけると振り向いた。
「森へ行ってきます」
「え?今から?」
「はい」
そんなに急いでる風でもなかったけど、呼び止める間もなくイヴは森に入って行ってしまった。
"側にいる"って言ってたし、俺は疑ってない。だからすぐ戻ってくるだろう。
でも夜になってもイヴは帰ってこなかった。
俺は、テーブルに乗ってた果物で軽く夕食を摂り、ベッドへ入った。
女の子一人で森に行かせて、危ないんじゃないかって思うけど、ずっとこの森で暮らしてきたイヴを追いかけて、完全素人サバイバーの俺が、夜の森に探しに行く方が確実にやばいだろ。前例もあるし。
ここは大人しく待つのが合理的。俺はバカじゃない。
一応、まだ怪我人だし。
翌朝、差し込む日差しで目が覚める。
カーテンなんて洒落たものは、この小屋にあるわけもなく太陽の日差しが天然の目覚ましだ。
地球にいた頃には、想像も出来なかった、日の出と共にの目覚め。太陽がまぶしいなんて久しく忘れてたな。
家から電車に乗って、会社のオフィスでデスクに向かうルーチン。どこを見ても、壁や天井がある場所ばかりにいた。
太陽を見ることなんて、全然なかったんだな。
この世界の自然は、地球によく似てる。太陽も一つだし、正確には知る術はないけど、24時間周期で一日が巡ってると思う。
おそらく四季や地域での寒暖差も、似たようなものだろう。
女神が言っていた「地球に似た環境」という言葉は嘘じゃなかったな。
当たり前だけど、ガルナに転生してから初めて経験することばかりだ。日が落ちたあとはすぐ眠ってたけど、今夜は夜空を見上げてみよう。
きっと見たこともない星空を楽しめるはずだ。
「イヴ?」
ドアを開けながら声を掛ける。
リビング扱いになっている部屋を見回すが、イヴの姿はなかった。寝室のドアをノックしてもう一度声を掛けるが返事はない。
テーブルの上に果物が乗っていた。昨夜俺が食べてから補充されたようだ。ということは、イヴは一度は帰ってきたらしい。
新鮮な果物をかじりながら周りを確認したが、やっぱり姿はなく、また森へ行ったんだろう。
小屋の外を徘徊してて気づいたんだけど、窓に嵌められてるのはガラスじゃなかった。触ると容易くたわむ。感触は厚手の布だ。ゴムやシリコンよりも柔らかい。
嘘だろ。透明な布ってありえないだろ。
でも"水鏡"を思い出す。水の透過性を失くして鏡に出来るなら、布の透過性を上げることも可能なのか?光の屈折を変えられる魔法があると知っても、今更あまり驚かない自信がある。
イヴに聞きたいことがまた一つ増えたな。
様々な人たちと出会ってきた俺から見ても、イヴは重度のコミュ障だ。それでも、俺の食事に気を配ってくれるくらいの思いやりはある。5歳児ほったらかしで出かけるのは、どうかと思うけどね。
俺が5歳児らしくなさすぎるのか?しっかりしすぎてるのかな?いやでも35歳が子供のフリって、結構無理あるぞ。
助けられてから、だいたいいつもイヴといたから、この静かな小屋で一人でいるのがきつい。TVやラジオとまでいかなくても、せめて本の数冊くらい娯楽があればマシなのに、ここには何もない。
しばらく椅子に腰かけ果物をちびちびと齧っていた。
だってもし魔法が使えるなら魔法の練習とかしたいけど、また暴発とかしたら困るし。
--------------------------------------------------
イヴは、まだ帰ってこない。
「流石に心配になってきた」
陽が高くなったから、そろそろイヴと丸一日顔を合わせてないことになる。
出て行った時の様子も気になるし、俺は意を決して、小屋を出た。
俺の行動は軽率だということは、分かってるつもりだ。
昔っから思ってるんだけど、"物語の登場人物"って基本的にアホな行動多くね?やっちゃダメって言われたことやったり、明らかに非合理的な行動したり、感情に任せて動いたり。
うん、まさに今の俺だね。
世界またいで別世界に来て、死の間際に美女に助けられてっていう駒はそろってんだから、物語の主人公ぶってもいいだろ。
それに行動することによって物語は動くもんだ。必要な行動理論とも言える。
自分でも支離滅裂な理屈をこねて、木漏れ日が差す森の中を、イヴを探して進む。
あれだけ恐ろしいと感じた森は、昼だと幻想的で穏やかに見える。もうパニックは起こさないだろう。何事にも冷静に対処出来るとは言わないけど、この世界に来てから随分気持ち的にも落ち着いたし。
それに小屋の周辺は安全だとイヴは言ってた。だから離れすぎないように慎重に行く。
「イヴ見つけて無事そうだったら、そのまま帰ろう」
なんとなく燃やしてしまった場所の方に向かった。
イヴがそこにいなかったとしても、残り火から火事になったりしたら寝覚めが悪いから、確認はしておきたい。
記憶をたどって15分ほど歩き進んだところで、焦げた匂いが鼻をついた。まだ距離はあるはずだけど、火事のあとの匂いは消えにくい。
その匂いのせいか、虫や鳥たちも見かけない。不思議なことに前より体が疲れない。ハードすぎる日々で鍛えられたせいだろうか。こんな短期間で?
思い当たることと言えば、イヴの治療魔法だ。食事すら不要になるほどの"魔力"とやらを、他人から与えられたら、俺自身も強化されるとか?
更に歩き続けると、突然日差しが一気に増す。木々が覆っていたであろう空が開けている。俺が燃やした場所は、僅かな煤と土の盛り上がりを残して開けた広場のようになっていた。
その広さに、あの暴発がどれだけの威力だったのか改めて思い知る。軽く学校のグラウンドほどの地面がむき出しになっていた。
「…ひどいな…」
地面にはところどころ煤が残っている。でも不思議なことに、燃え残った木がなかった。
不毛の地面と森の木々の境目が、はっきりしてる。いくら燃えたとはいえ、切り株っていうか根元くらいは残ってそうだけどな‥‥‥。
ゆるいすり鉢状になったその地面から察するに、岩をも燃やして大地を均したらしい。どんだけだよ。
炭化した木々もあったはずだけどそれもない。まるであの時の炎が夢だったかのように。
よく見ると、いくつか焦げて丸まっている葉を見つけたがそれだけだ。
広場の向こうの端に、イヴを見つけた。
無事でよかった。当初の予定ではイヴの無事を確認したら、そのまま戻るつもりだったけど、そんなことも忘れて声を掛けてしまった。
「イヴ」
「はい」
振り向きもせず返事がきた。唐突に声掛けたのに、驚きもしない。
コミュ障っていうより感情自体が欠けてんじゃないかこの子。
何か作業をしているのか、こっちに背を向けたままだ。回り込んでイヴの手元を見ると、その手は煤で真っ黒になっていた。
目を閉じてその真っ黒な手を、半ば焦げた木の幹に当てている。
「何してるの?」
「少し待っていてください」
言われた通り待つ。そしてイヴより向こう側に目をやると、焦げた木々が数本立っていた。
やっぱりあの炎は、この森に傷跡を残していたんだな。でも他の燃えた木はどうなったんだろ。
ピシッ‥‥‥パキッ‥‥‥
何かがはじけるような小さな音がしているのに気づいた。イヴに視線を戻すと、真っ黒な手で木をゆっくりと撫でていた。
そして焦げた木肌にイヴの手が滑ると、少しずつではあったが確実に茶色くゴツゴツとした木肌に変化しているのが分かった。
はっとして、その木の枝葉を見上げる。
これもまたゆっくりと、煤けて折れた枝の根元から新しい枝が伸び、そこから若芽が生え、青々と茂っていった。
弾けるような音は、枝が伸び葉を芽吹かせる音だったのか。
まさか、木を治してる?
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