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三章
しおりを挟む「うううぅ、うんッ……」
何とも言えない寝苦しさを感じ、僕はベッドの中で呻き声を上げた。
「ええッ、何なの⁉︎」
しばらく夢うつつの境をさまよっていたが、とうとうたまらず叫び声が洩れた。
「ふふふ、目が覚めたかい♡」
「……あッ! カスケ⁉︎」
気づくと部屋の中には煌々と明かりがつき、カスケが笑みを浮かべて僕を覗き込んでいる。
「ど、どうして、ここに……」
慌てて跳ね起きようとしたが、身体が何かに固定されていて身動きできない。
身動きできなかったのは当たり前で、僕は両手首を一括りにされ頭上で縛られ、下肢は「人」の字形に大きく割りひろげられている。
おまけに下半身に穿いていたパジャマは剥ぎ取られ、下着に覆われただけの下腹部が剥き出しだった。
「イッ、イヤぁぁ~ッ!!!」
カスケは左手を伸ばし、大きく開けた僕の口を塞いだ。力強いカスケの掌に阻まれ、僕はモガモガと、空気の抜けたような呻き声しか出せなくなった。
「ほ、ほうひて……」
眼に涙をいっぱい浮かべた僕はカスケを見上げて言った。
「今度こそアキラは、ぼくだけのモノだよ♡ まさか、あの日の約束を忘れたとは言わないだろ?」
カスケも覚えていたことに驚愕した僕は両眼を大きく見開く。
「その様子だと、アキラも覚えてたみたいだね♡ 今日屋敷に来てくれたのも本当は、ぼくのことを誘惑しに来たんじゃないのかな?」
カスケは、あどけないと言えるくらいに楽しそうな顔で笑う。
「アキラの気持ちはよ~く分かってるよ。ぼくに愛してほしくてたまらないんだろ?……大丈夫、優しくするから♡」
カスケはそう言いながら、空いている右手を下着に包まれた下腹部に伸ばす。
「うううッ……」
パンツの上から大事な部分を撫でまわされた僕は、縛られた身体をがくがく揺さぶって身悶えする。全身が火照って、汗と一緒に動物めいた体臭が湧き上がってくる。
「さっそく感じているんだね。やっぱりアキラは、ぼくのことが好きなんだなぁ~♡」
せわしなく指を往復させながら、カスケが僕の耳元に囁く。パンツの下で股間が熱を持ち出し、脚の付け根の肉が柔らかくほぐれていくのが分かる。
「アキラに結婚を申し込まれたあの日から、ぼくの人生は始まったんだ。家族がいなくなってからも、アキラがいたから頑張ってこれた。ホントに好きだよ、アキラのこと♡ 今までも、これからも……」
カスケは愛撫を強めていく。口を抑えていた手を離したと思ったら、代わりに尖らせた唇が僕の口に貼り付き、舌の根ごと激しく吸いたてられていた。
「ううむッ、ううッ……」
唇をあっさり奪われ、頭の芯が凄まじい勢いで痺れていく。
カスケの舌が僕の唇の間に潜り込み、あらゆる部分を嘗めまわしてきた。舌と舌が絡み合い、強く吸われ、そのままカスケの口中に吸い上げられていく。
震える舌先を唇で挟まれ、軽く嚙まれ、揉みくちゃにされているうち、僕はもう何も考えられなくなっていく。
「はううッ!」
その瞬間、高圧電流に似た痺れが下半身を襲い、僕はカスケの口を振りもぎ獣のように吼えていた。
唇についた僕の唾を舌で舐め上げ、カスケは余裕の笑みを浮かべて見下ろしてくる。
僕は懸命に唇を嚙み、口中に湧き出した唾を呑み込んだ。
焦点の定まらない眼でぼんやり天井を見上げる僕の姿を見て、カスケは手早くズボンとブリーフを一緒に脱ぎ捨てる。
「いくよ、アキラ♡」
「ダメだよ! 隣にリョウがいるんだから……」
しかしカスケが真上から体重を掛けてのしかかると、きつく閉じていたアナルは緩み、野太いペニスを受け入れていく。
ズズズズ……。
「ひッ、ひろげないでぇぇ~!」
「力を入れないで、もっと力を抜いてごらん♡」
「だ、だって……カスケのが前より大きくなってるから!」
「そうでしょ、そうでしょ♡ まだ、ぼくも成長期みたいでね。チンポだけじゃなくて背も伸びたんだ。そのうち全てにおいてリョウよりもビッグになってみせるよ」
カスケは上体を僕の身体にぴたりと密着させ、腰の力だけでずんぐりしたペニスを押し込んでいく。はじめは弾き返すように抵抗していたアナルも、やがて力負けしたようにフッと圧力が弱まり、カスケはその隙を捕らえ先端を一気に奥まで届かせた。
「アヒイイッ……深いッ!」
「安心して、アキラ。結婚したら、毎日してあげるから♡」
「いや、アキラと結婚するのはこの俺様だ」
ふと現れたリョウは怪しげなクリームをカスケの尻穴の中にたっぷりと塗り篭めていく。
「か、痒いッ!!!」
カスケに猛烈な痛痒感が襲った。
「お尻が痒いッ! 痒いよぉぉぉッ!!!」
カスケの瞳がまん丸に見開かれ、慌てて自分の身体を見下ろした。
「リョウッ! ぼくのお尻に何をしたんだ⁉︎」
「うへへ、ちょっとした塗り薬を使っただけだぜ。沁み込むと、その部分が猛烈に痒くなるのさ。……さっそく効いてきたか?」
リョウが嘲笑うような顔で見つめている前で、痒くてたまらないお尻の穴を掻き毟るなんて、カスケには恥ずかしくてとてもできない。
カスケは気が狂いそうなほどの淫靡な痒みを、両眼を吊り上げた凄惨な顔つきになって堪え抜こうとする。
「かッ、痒いッ、痒いッ、痒い~ッ!!! お尻の穴が痒い~ッ!……ぼくもうッ、気がおかしくなっちゃう~ッ!」
まるで、大声で喚きたてればそれだけ強く我慢できるとでも言うかのように、カスケは普段とは別人のあられもない声を出す。
カスケは、痒い痒いと露骨に喚きながら、赤く色づいた尻たぼを持ち上げくなくなと左右に揺さぶって見せる。痒みに耐えかねた無意識の仕草なのか、それともわざとリョウに見せつけようとしているのか、すぐには判断がつきかねた。
リョウは目の前で繰り広げられるカスケの美尻の舞いに、背筋どろかペニスの先まで蕩けそうになっていた。
「2人とも、なんて色っぽい尻をしてやがるんだ~♡」
リョウは美味しそうに涎を垂らす。
カスケは尻たぼの中心にある皺穴を、妖しい生き物のようにヒクヒクと蠢かせているのだ。
「カスケ、俺の暴れん棒でお前の痒いところを掻いてやるぜ」
異様な尻穴の痒みはカスケを責め苛み、逃げ場のない崖っぷちへと追い詰めていくのだ。
そしてついにカスケは屈服した。
「ああッ、もう駄目! ぼく、もう耐えられないッ! リョウ、お願いだッ! ぼくのお尻ッ、なんとかして!……リョウの逞しいそれで、思い切り掻いてぇぇ~ッ!!!」
いい終わったカスケは全身を火照らせ、下半身をわさわさと揺さぶって悶えまくる。
「待ってろ、カスケ。今、入れてやる」
カスケのヒクヒクする穴の中心に先っぽをあてがい、リョウは力を篭めた。
ぐぐぐッ、メリメリメリ……。
「ヒイイィ~ッ! お尻、裂けちゃうッ!」
押し返そうとする圧力に抗い、渾身の力でリョウはペニスの先をこじ入れていく。
はじめは抵抗していたアナルの肉も、最後はリョウの執念に負けたかのように圧力を緩めた。
「ま、待ってッ! そんなにお尻擦られると、ぼくもうッ! あああ~ッ!!!」
いまだ大きな苦痛の陰に隠れてはいるものの、それは明らかに悦びの萌芽だった。
そしてその小さな悦楽の種は、逞しい怒張が痒くてたまらない肉襞を擦りたてていくたび、ずんずんと大きくなっていくのだった。
「あああッ、ぼくのお尻ッ!……い、痛いのに、なぜか気持ちいいッ! いい~ッ♡」
そんなカスケの変化を、リョウは敏感に嗅ぎとっていた。
それまでは緊張して強張っていた全身の筋肉がいつしか柔らかくほぐれ、肌の表面にしっとりした汗まで浮かべ始めている。苦痛を訴えるだけだった甲高い声音も、いつしか熱い喘ぎ声を交えるまでになっていた。
「ふううッ、どうしたカスケ?……オケツ掘られて、もうよがってるのか~?」
笑い声の混じったその意地悪い囁きに、カスケは手足の先まで真っ赤に染め上げた。
リョウが腰を引くと、内臓まで一緒に引きずり出されるような感覚にカスケは震える。全身を駆け巡るその異様な感触に、カスケは全身を振り絞って、ただ啜り啼いた。
「リョウッ、痛いけど気持ちいい~♡……ど、どうしてこんな?……ぼくもう、頭がおかしくなっちゃう~ッ!!!」
狭い部分を無理矢理こじられる痛みと、痒いところを激しく擦られる異常な快感。2つの感覚が入り混じって、カスケを底無しの無限地獄へと落とし込んでいく。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……。ぼく、もう、らめぇぇぇぇぇッ!!!」
太い怒張を呑み込んだアナルがいきなり爆発したかと思うほど燃え上がり、カスケはその感覚の大波にあっという間に全身をさらわれていった。
とうとうカスケは全身を一つの性器と化し、淫らきわまりない声で叫んだ。
「ぼく、もうイクッ! お、お尻でイっちゃうッ!……お尻の穴、気持ちいい~ッ!!!」
怒張全体を締め上げられ、とうとうたまらずリョウも己を放つ。カスケはたて続けのアクメに狂ったように全身を痙攣させる。
カスケのペニスを挿入されっぱなしだった僕も、ほぼ同時に己を解き放った。勢いのついた白濁液のシャワーがベッドの上に派手にばら撒かれる。
僕たちは疲弊困憊して起き上がることもできないほど朝まで3人で淫靡な狂宴を続けたのであった。
何とも言えない寝苦しさを感じ、僕はベッドの中で呻き声を上げた。
「ええッ、何なの⁉︎」
しばらく夢うつつの境をさまよっていたが、とうとうたまらず叫び声が洩れた。
「ふふふ、目が覚めたかい♡」
「……あッ! カスケ⁉︎」
気づくと部屋の中には煌々と明かりがつき、カスケが笑みを浮かべて僕を覗き込んでいる。
「ど、どうして、ここに……」
慌てて跳ね起きようとしたが、身体が何かに固定されていて身動きできない。
身動きできなかったのは当たり前で、僕は両手首を一括りにされ頭上で縛られ、下肢は「人」の字形に大きく割りひろげられている。
おまけに下半身に穿いていたパジャマは剥ぎ取られ、下着に覆われただけの下腹部が剥き出しだった。
「イッ、イヤぁぁ~ッ!!!」
カスケは左手を伸ばし、大きく開けた僕の口を塞いだ。力強いカスケの掌に阻まれ、僕はモガモガと、空気の抜けたような呻き声しか出せなくなった。
「ほ、ほうひて……」
眼に涙をいっぱい浮かべた僕はカスケを見上げて言った。
「今度こそアキラは、ぼくだけのモノだよ♡ まさか、あの日の約束を忘れたとは言わないだろ?」
カスケも覚えていたことに驚愕した僕は両眼を大きく見開く。
「その様子だと、アキラも覚えてたみたいだね♡ 今日屋敷に来てくれたのも本当は、ぼくのことを誘惑しに来たんじゃないのかな?」
カスケは、あどけないと言えるくらいに楽しそうな顔で笑う。
「アキラの気持ちはよ~く分かってるよ。ぼくに愛してほしくてたまらないんだろ?……大丈夫、優しくするから♡」
カスケはそう言いながら、空いている右手を下着に包まれた下腹部に伸ばす。
「うううッ……」
パンツの上から大事な部分を撫でまわされた僕は、縛られた身体をがくがく揺さぶって身悶えする。全身が火照って、汗と一緒に動物めいた体臭が湧き上がってくる。
「さっそく感じているんだね。やっぱりアキラは、ぼくのことが好きなんだなぁ~♡」
せわしなく指を往復させながら、カスケが僕の耳元に囁く。パンツの下で股間が熱を持ち出し、脚の付け根の肉が柔らかくほぐれていくのが分かる。
「アキラに結婚を申し込まれたあの日から、ぼくの人生は始まったんだ。家族がいなくなってからも、アキラがいたから頑張ってこれた。ホントに好きだよ、アキラのこと♡ 今までも、これからも……」
カスケは愛撫を強めていく。口を抑えていた手を離したと思ったら、代わりに尖らせた唇が僕の口に貼り付き、舌の根ごと激しく吸いたてられていた。
「ううむッ、ううッ……」
唇をあっさり奪われ、頭の芯が凄まじい勢いで痺れていく。
カスケの舌が僕の唇の間に潜り込み、あらゆる部分を嘗めまわしてきた。舌と舌が絡み合い、強く吸われ、そのままカスケの口中に吸い上げられていく。
震える舌先を唇で挟まれ、軽く嚙まれ、揉みくちゃにされているうち、僕はもう何も考えられなくなっていく。
「はううッ!」
その瞬間、高圧電流に似た痺れが下半身を襲い、僕はカスケの口を振りもぎ獣のように吼えていた。
唇についた僕の唾を舌で舐め上げ、カスケは余裕の笑みを浮かべて見下ろしてくる。
僕は懸命に唇を嚙み、口中に湧き出した唾を呑み込んだ。
焦点の定まらない眼でぼんやり天井を見上げる僕の姿を見て、カスケは手早くズボンとブリーフを一緒に脱ぎ捨てる。
「いくよ、アキラ♡」
「ダメだよ! 隣にリョウがいるんだから……」
しかしカスケが真上から体重を掛けてのしかかると、きつく閉じていたアナルは緩み、野太いペニスを受け入れていく。
ズズズズ……。
「ひッ、ひろげないでぇぇ~!」
「力を入れないで、もっと力を抜いてごらん♡」
「だ、だって……カスケのが前より大きくなってるから!」
「そうでしょ、そうでしょ♡ まだ、ぼくも成長期みたいでね。チンポだけじゃなくて背も伸びたんだ。そのうち全てにおいてリョウよりもビッグになってみせるよ」
カスケは上体を僕の身体にぴたりと密着させ、腰の力だけでずんぐりしたペニスを押し込んでいく。はじめは弾き返すように抵抗していたアナルも、やがて力負けしたようにフッと圧力が弱まり、カスケはその隙を捕らえ先端を一気に奥まで届かせた。
「アヒイイッ……深いッ!」
「安心して、アキラ。結婚したら、毎日してあげるから♡」
「いや、アキラと結婚するのはこの俺様だ」
ふと現れたリョウは怪しげなクリームをカスケの尻穴の中にたっぷりと塗り篭めていく。
「か、痒いッ!!!」
カスケに猛烈な痛痒感が襲った。
「お尻が痒いッ! 痒いよぉぉぉッ!!!」
カスケの瞳がまん丸に見開かれ、慌てて自分の身体を見下ろした。
「リョウッ! ぼくのお尻に何をしたんだ⁉︎」
「うへへ、ちょっとした塗り薬を使っただけだぜ。沁み込むと、その部分が猛烈に痒くなるのさ。……さっそく効いてきたか?」
リョウが嘲笑うような顔で見つめている前で、痒くてたまらないお尻の穴を掻き毟るなんて、カスケには恥ずかしくてとてもできない。
カスケは気が狂いそうなほどの淫靡な痒みを、両眼を吊り上げた凄惨な顔つきになって堪え抜こうとする。
「かッ、痒いッ、痒いッ、痒い~ッ!!! お尻の穴が痒い~ッ!……ぼくもうッ、気がおかしくなっちゃう~ッ!」
まるで、大声で喚きたてればそれだけ強く我慢できるとでも言うかのように、カスケは普段とは別人のあられもない声を出す。
カスケは、痒い痒いと露骨に喚きながら、赤く色づいた尻たぼを持ち上げくなくなと左右に揺さぶって見せる。痒みに耐えかねた無意識の仕草なのか、それともわざとリョウに見せつけようとしているのか、すぐには判断がつきかねた。
リョウは目の前で繰り広げられるカスケの美尻の舞いに、背筋どろかペニスの先まで蕩けそうになっていた。
「2人とも、なんて色っぽい尻をしてやがるんだ~♡」
リョウは美味しそうに涎を垂らす。
カスケは尻たぼの中心にある皺穴を、妖しい生き物のようにヒクヒクと蠢かせているのだ。
「カスケ、俺の暴れん棒でお前の痒いところを掻いてやるぜ」
異様な尻穴の痒みはカスケを責め苛み、逃げ場のない崖っぷちへと追い詰めていくのだ。
そしてついにカスケは屈服した。
「ああッ、もう駄目! ぼく、もう耐えられないッ! リョウ、お願いだッ! ぼくのお尻ッ、なんとかして!……リョウの逞しいそれで、思い切り掻いてぇぇ~ッ!!!」
いい終わったカスケは全身を火照らせ、下半身をわさわさと揺さぶって悶えまくる。
「待ってろ、カスケ。今、入れてやる」
カスケのヒクヒクする穴の中心に先っぽをあてがい、リョウは力を篭めた。
ぐぐぐッ、メリメリメリ……。
「ヒイイィ~ッ! お尻、裂けちゃうッ!」
押し返そうとする圧力に抗い、渾身の力でリョウはペニスの先をこじ入れていく。
はじめは抵抗していたアナルの肉も、最後はリョウの執念に負けたかのように圧力を緩めた。
「ま、待ってッ! そんなにお尻擦られると、ぼくもうッ! あああ~ッ!!!」
いまだ大きな苦痛の陰に隠れてはいるものの、それは明らかに悦びの萌芽だった。
そしてその小さな悦楽の種は、逞しい怒張が痒くてたまらない肉襞を擦りたてていくたび、ずんずんと大きくなっていくのだった。
「あああッ、ぼくのお尻ッ!……い、痛いのに、なぜか気持ちいいッ! いい~ッ♡」
そんなカスケの変化を、リョウは敏感に嗅ぎとっていた。
それまでは緊張して強張っていた全身の筋肉がいつしか柔らかくほぐれ、肌の表面にしっとりした汗まで浮かべ始めている。苦痛を訴えるだけだった甲高い声音も、いつしか熱い喘ぎ声を交えるまでになっていた。
「ふううッ、どうしたカスケ?……オケツ掘られて、もうよがってるのか~?」
笑い声の混じったその意地悪い囁きに、カスケは手足の先まで真っ赤に染め上げた。
リョウが腰を引くと、内臓まで一緒に引きずり出されるような感覚にカスケは震える。全身を駆け巡るその異様な感触に、カスケは全身を振り絞って、ただ啜り啼いた。
「リョウッ、痛いけど気持ちいい~♡……ど、どうしてこんな?……ぼくもう、頭がおかしくなっちゃう~ッ!!!」
狭い部分を無理矢理こじられる痛みと、痒いところを激しく擦られる異常な快感。2つの感覚が入り混じって、カスケを底無しの無限地獄へと落とし込んでいく。
「ハアッ、ハアッ、ハアッ……。ぼく、もう、らめぇぇぇぇぇッ!!!」
太い怒張を呑み込んだアナルがいきなり爆発したかと思うほど燃え上がり、カスケはその感覚の大波にあっという間に全身をさらわれていった。
とうとうカスケは全身を一つの性器と化し、淫らきわまりない声で叫んだ。
「ぼく、もうイクッ! お、お尻でイっちゃうッ!……お尻の穴、気持ちいい~ッ!!!」
怒張全体を締め上げられ、とうとうたまらずリョウも己を放つ。カスケはたて続けのアクメに狂ったように全身を痙攣させる。
カスケのペニスを挿入されっぱなしだった僕も、ほぼ同時に己を解き放った。勢いのついた白濁液のシャワーがベッドの上に派手にばら撒かれる。
僕たちは疲弊困憊して起き上がることもできないほど朝まで3人で淫靡な狂宴を続けたのであった。
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