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【第1部】遥かなる空へのダイエット始動!
【第4話】謎のロケット館
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『完全無料!! 短期集中!! 楽しく♪ 楽して痩せれる♪ 空前絶後のダイエット合宿!! モニター塾生 大募集中~♪』
その合宿所があるダイエッ島へ降り立ち、塾生の入校式が行われるという『ロケット館』へと辿り着いた横綱良子。
それは、世界初の月面着陸を成し遂げたあのアポロ11号と全く同型、同サイズのオブジェだった…
しかし、その建物は各処で外装が朽ち果て、長年の腐食によってサビや汚れが目立つ不気味な雰囲気を漂わせていた。
「え~っ!ホントにここで入校式があるの? 超!怖いんだけど… (゜Д゜;)」
そして、恐る恐るその廃墟と化したロケット館へと入る彼女…
その内部はあのアポロ11号の数々の功績を展示する資料館となっていた。
アポロ11号の巨大な模型やロケットのメカニックや性能などの紹介記事。
実際に搭乗した宇宙飛行士の写真や人物紹介など、まさにアポロ11号のための博物館だった。
だが、やはりその内部でも荒廃が進み、朽ち果てた壁から入る外の光によって、何とか周りが見わたせる薄暗い空間となっていた。
おまけにそこには人間はおろか、虫一匹すら見当たらないという、恐ろしいほどの無音状態が永遠に続く空間だった…
チ~~ン!!
「お、おわぁ~~~~~!!!? ((((;゚Д゚)))))))」
突然、その静まり返った空間の背後から謎の音が鳴り響き、彼女の心臓を襲った!!?
「び、び、び、ビックリしたぁ~~~!! な、な、何ぃ~!? ((((;゚Д゚)))))))」
彼女がその謎の音が聞こえた方向へと振り返ると、そこには…
そこには2台並んである内の1台のエレベーターが扉の開いた状態で、その大きな口をこちらに向けていたのである。
どうやら、そのエレベーターが彼女のいる1Fフロアに到着した時に発せられた音のようだった。
「あ!? そうか! 入校式は確か【ロケット館の最上階展望フロア】で行うって、書いてたんだっけ…」
そして、恐る恐るそのエレベーターに乗り込む横綱良子。 だが…
「あ、あれっ!? 行き先階のボタンが1つもない! ど、どないせいちゅうねん… (´¬_¬)」
しかし、彼女が戸惑っていると突然そのドアが閉まり、エレベーターは彼女を乗せたままゆっくりと動き出した!
ウィ~ン…
「えっ!? なになに!? どこに行くのぉー!!? ((;゚Д゚))」
チ~~ン!!
しばらくして、エレベータはある階で止まった! ドアが開いてそのフロアを覗いてみる彼女。 すると…
「こ、これは、一体何どういうことなの!?」
自身の右目を引きつらせながらそう呟く彼女。 そして、エレベーターからある信じられない自動案内音声が鳴り響いた…
ロケットカン イッカイロビーデス… (ロケット館 1階ロビーです)
なんとそこは元いた1階ロビーで、彼女を乗せたエレベーターはすぐ隣にある左側のエレベーターの扉まで平行移動しただけだった…
「ハハハハ… ど、どないなっとんねん… (*¬_¬*)」
つづく…
その合宿所があるダイエッ島へ降り立ち、塾生の入校式が行われるという『ロケット館』へと辿り着いた横綱良子。
それは、世界初の月面着陸を成し遂げたあのアポロ11号と全く同型、同サイズのオブジェだった…
しかし、その建物は各処で外装が朽ち果て、長年の腐食によってサビや汚れが目立つ不気味な雰囲気を漂わせていた。
「え~っ!ホントにここで入校式があるの? 超!怖いんだけど… (゜Д゜;)」
そして、恐る恐るその廃墟と化したロケット館へと入る彼女…
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おまけにそこには人間はおろか、虫一匹すら見当たらないという、恐ろしいほどの無音状態が永遠に続く空間だった…
チ~~ン!!
「お、おわぁ~~~~~!!!? ((((;゚Д゚)))))))」
突然、その静まり返った空間の背後から謎の音が鳴り響き、彼女の心臓を襲った!!?
「び、び、び、ビックリしたぁ~~~!! な、な、何ぃ~!? ((((;゚Д゚)))))))」
彼女がその謎の音が聞こえた方向へと振り返ると、そこには…
そこには2台並んである内の1台のエレベーターが扉の開いた状態で、その大きな口をこちらに向けていたのである。
どうやら、そのエレベーターが彼女のいる1Fフロアに到着した時に発せられた音のようだった。
「あ!? そうか! 入校式は確か【ロケット館の最上階展望フロア】で行うって、書いてたんだっけ…」
そして、恐る恐るそのエレベーターに乗り込む横綱良子。 だが…
「あ、あれっ!? 行き先階のボタンが1つもない! ど、どないせいちゅうねん… (´¬_¬)」
しかし、彼女が戸惑っていると突然そのドアが閉まり、エレベーターは彼女を乗せたままゆっくりと動き出した!
ウィ~ン…
「えっ!? なになに!? どこに行くのぉー!!? ((;゚Д゚))」
チ~~ン!!
しばらくして、エレベータはある階で止まった! ドアが開いてそのフロアを覗いてみる彼女。 すると…
「こ、これは、一体何どういうことなの!?」
自身の右目を引きつらせながらそう呟く彼女。 そして、エレベーターからある信じられない自動案内音声が鳴り響いた…
ロケットカン イッカイロビーデス… (ロケット館 1階ロビーです)
なんとそこは元いた1階ロビーで、彼女を乗せたエレベーターはすぐ隣にある左側のエレベーターの扉まで平行移動しただけだった…
「ハハハハ… ど、どないなっとんねん… (*¬_¬*)」
つづく…
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