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【第1部】遥かなる空へのダイエット始動!
【第2話】理事長
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『完全無料!! 短期集中!! 楽しく♪ 楽して痩せれる♪ 空前絶後のダイエット合宿!! モニター塾生 大募集中~♪』
その何とも胡散臭い誇大広告に、半信半疑ながらも合宿への参加を決意するOLの横綱良子【よこづな・よしこ】。
そして、その合宿所への送迎バスに乗り、目的地へと向かう彼女。
しかし!! その送迎バスは、まるであの『となりのト〇ロ』に登場した、猫バスならぬ『豚バス』マシンだったのだ!!
そして、彼女を乗せたその豚バスは空中を走りながら東京湾上空を抜け、一気に南に向かって飛んでゆく!!
「ブヒィ~~~~~~~~~~~~~~ン!!!! 安全運転で走るからご安心下さいブヒ~~~~~ン♪」
だが!その豚バスは安全運転どころか、暴走を止めることのできない闘牛や暴れ馬、ロデオ牛のごとく縦横無尽に空中を駆け巡る!!
その暴走運転で乗車中の彼女の巨体は、車内をまるでトランポリンをするかのごとく縦横無尽に跳ね飛び回る!!
そして、同乗していた手下の子ブタ軍団30頭も、お互いの体をぶつけながら宙を暴れ回る!!
「ひい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ぃ!!!? 助けてぇ~~~~~~~~~~~~~っ!!!! (◦△☆)~~!!!」
「ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ~~~ッ!」
そして、それからもその暴走豚バスは勢いを止めず、目的地に向かって更に乱暴な運転で加速していった…
私の名前は横綱良子【よこづな・よしこ】。
身長165cm、体重185kg、バスト114cm、ウエスト135cm、ヒップ150cm…
自慢じゃないけど、私は生まれた時からずっと太っている。
生まれた瞬間にすでに体重12,000gを超え、超度級の肥満児としてギネスブックにも登録され、この世に生を受けたのである。
そして、それからの25年間という私のこの人生の中で、一度も痩せたことがないっ!!
『ボンッ! キュッ! ボンッ!!』 ならぬ、『ボボンッ! ボボボンッ!! ボボボボボボボボボボ~~~~ンッ!!!』
という、それはそれはものの見事な体型になってしまったのだ…
そんな私を周りの人は口を揃えて、ある人気のお笑い女性タレントに激似だという。
そうです。今、バラエティー界を一世風靡している他でもないあの渡辺〇美さんだ。
そして、更に彼女から3倍は太ってしまった破壊力バツグンの体型で、一部の人間からは陰で『3倍豚王拳(とんおうけん)』とも言われている。
そんな究極ボディを手中に収めているこの私… 仕事先の会社ではいつもこう呼ばれている…
『理事長』…
何だ、その呼び方は? (  ̄_________ ̄ ;)
『理事長』って…
太っている人のあだ名といったら、普通『親方』でしょう…
つまりは『親方』を遥かに通り越して、相撲界役職の最上位である『理事長』ちゅうことかいっ!!!
「…って、そんなことはどうでもよい!!
揺れが激しくて体がキツイ… 吐きそう… ハァ~、ハァ~、ハァ~、 おぇ~~~!」
しかし!? 息が上がって倒れそうになっている彼女はある異変に気が付いていた。
なんと、彼女を乗せた豚バスがすでにその目的地である合宿所に到着していたのだった。
「ハァ~、ハァ~、ハァ~、ハァ~、ハァ~、 あ、あれ!? も、もう着いたの? あ"~、死ぬかと思った…」
「目的地に到着~~~♪♪♪ ここはダイエッ島~♪ ダイエッ島~♪」
ふらふらヨレヨレになりながら、豚バスから降りる彼女…
しかし… その彼女の前にはある驚愕の光景が広がっていた!?
横綱良子の目に飛び込んできた、その驚くべき光景とは!!?
つづく…
その何とも胡散臭い誇大広告に、半信半疑ながらも合宿への参加を決意するOLの横綱良子【よこづな・よしこ】。
そして、その合宿所への送迎バスに乗り、目的地へと向かう彼女。
しかし!! その送迎バスは、まるであの『となりのト〇ロ』に登場した、猫バスならぬ『豚バス』マシンだったのだ!!
そして、彼女を乗せたその豚バスは空中を走りながら東京湾上空を抜け、一気に南に向かって飛んでゆく!!
「ブヒィ~~~~~~~~~~~~~~ン!!!! 安全運転で走るからご安心下さいブヒ~~~~~ン♪」
だが!その豚バスは安全運転どころか、暴走を止めることのできない闘牛や暴れ馬、ロデオ牛のごとく縦横無尽に空中を駆け巡る!!
その暴走運転で乗車中の彼女の巨体は、車内をまるでトランポリンをするかのごとく縦横無尽に跳ね飛び回る!!
そして、同乗していた手下の子ブタ軍団30頭も、お互いの体をぶつけながら宙を暴れ回る!!
「ひい~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ぃ!!!? 助けてぇ~~~~~~~~~~~~~っ!!!! (◦△☆)~~!!!」
「ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ!ブヒ~~~ッ!」
そして、それからもその暴走豚バスは勢いを止めず、目的地に向かって更に乱暴な運転で加速していった…
私の名前は横綱良子【よこづな・よしこ】。
身長165cm、体重185kg、バスト114cm、ウエスト135cm、ヒップ150cm…
自慢じゃないけど、私は生まれた時からずっと太っている。
生まれた瞬間にすでに体重12,000gを超え、超度級の肥満児としてギネスブックにも登録され、この世に生を受けたのである。
そして、それからの25年間という私のこの人生の中で、一度も痩せたことがないっ!!
『ボンッ! キュッ! ボンッ!!』 ならぬ、『ボボンッ! ボボボンッ!! ボボボボボボボボボボ~~~~ンッ!!!』
という、それはそれはものの見事な体型になってしまったのだ…
そんな私を周りの人は口を揃えて、ある人気のお笑い女性タレントに激似だという。
そうです。今、バラエティー界を一世風靡している他でもないあの渡辺〇美さんだ。
そして、更に彼女から3倍は太ってしまった破壊力バツグンの体型で、一部の人間からは陰で『3倍豚王拳(とんおうけん)』とも言われている。
そんな究極ボディを手中に収めているこの私… 仕事先の会社ではいつもこう呼ばれている…
『理事長』…
何だ、その呼び方は? (  ̄_________ ̄ ;)
『理事長』って…
太っている人のあだ名といったら、普通『親方』でしょう…
つまりは『親方』を遥かに通り越して、相撲界役職の最上位である『理事長』ちゅうことかいっ!!!
「…って、そんなことはどうでもよい!!
揺れが激しくて体がキツイ… 吐きそう… ハァ~、ハァ~、ハァ~、 おぇ~~~!」
しかし!? 息が上がって倒れそうになっている彼女はある異変に気が付いていた。
なんと、彼女を乗せた豚バスがすでにその目的地である合宿所に到着していたのだった。
「ハァ~、ハァ~、ハァ~、ハァ~、ハァ~、 あ、あれ!? も、もう着いたの? あ"~、死ぬかと思った…」
「目的地に到着~~~♪♪♪ ここはダイエッ島~♪ ダイエッ島~♪」
ふらふらヨレヨレになりながら、豚バスから降りる彼女…
しかし… その彼女の前にはある驚愕の光景が広がっていた!?
横綱良子の目に飛び込んできた、その驚くべき光景とは!!?
つづく…
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