BL可哀想なΩを俺が喰ってしまいたい

羅美奈

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上司が恋愛対象です

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新しい会社に入ってしばらくすると、

上司は営業の延長として

取引先に俺の身体を売った。

「いや、やめろっ。やだっ。あっ。んん。
助けてっ。」

そう叫ぶけれど誰も助けてはくれない。

「あっ。っぁあ。やっ、め、ひぇっ。」

苦しい。痛い。怖い。

今まで、身体を売る仕事をしていても

はじめての経験だった。

一人を相手にするのではなく、多数を相手にすることは身体的にも精神的にも負担は大きい。

何度も何度も、身体を嬲られる。

店にいた時の俺はまだ、人として生きていた気がする。何か有れば、店に連絡出来たし、俺と言う商品は店によってある程度守られていた。

それなのに、、、今は

なんのために

生きているのか。

俺はαの性欲処理のただの道具だった。

そこにいるのは本能剥き出しの猛獣と変わらない

この世界でのカースト上位者達。

そんな彼らにどうやって抗うというのか。

感じたくないのに、垂れ落ちる感覚が

徐々に俺を壊していった。

「あぁ。アッ。そこ、、いい。ぃイイ。」

快楽だけが全身を駆け巡る。

必ず最後は壊れるように落ちていく。

頭はもうイク事しか考えられず

甘い声が、大きくなっていく。

「もう、、、いやっ、、、イキたいぃ。
お願い、イかせてぇ!」

いつも、あと少しのところで焦らされ、

パンパンで苦しくて、何もかも考えられなくなる

気づけば涙が淵をなぞってながれる。

こんな生活いつまで続くんだ、、、。
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