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「新子先生ー、うまく行ってるみたいですね。」
「そうなんですよ!新城くんが思ったより出来る子でねー!」
とご機嫌で遠藤先生と話す。
「でも、これからですね!」
「えっ!これからはこれからですけど、、」
「高校一年生の男の子でですよ。あの、水着に耐えれますかねー」
とニヤニヤしながらこちらをみてくる。
「しまった!そうだった!経験のあるオレでも刺激的だった水着に新城くんが耐えれるのか!」
昨日は新城くんにビーチバレーであることを隠す為、体育館で練習したが今日はビーチバレーの事を説明するつもりでいた。
「えへへー、何かあったら相談のりますよー」
何を楽しんでんだ、この人は
放課後、
校舎裏のビーチバレーコートにみんな集まって、ランニング、ストレッチと準備を勧めていく。
どうやって新城くんに説明するか考えたがホントのことをぶっちゃけるしか浮かばなかった。
新城くんはジャージの下とTシャツという格好だった。
「先生、コート砂地なんですね。珍しいですね」
「そうなんだ、実はバレーの大会はビーチでやるんだ!」
「あぁビーチバレーですね。だから二人で。大体そうかなと思ってましたよ。この辺盛んですもんね」
とあっさり受け入れる。少し拍子抜けした。
「とりあえず、また今日も一本練習試合を始めようか」
みんな集まってくれ!
今からゲームを始める!ペアは水野と新城、近藤と南で組んでくれ!
はい!と元気に返事するみんな。
水野は新城くんによろしくね!っと握手をする。
新城くんは少し顔を赤らめて緊張しているようだった。
「じゃあ、」
女子三人はジャージに手をかけた。
えっ!っと固まる新城くん。
一気にズボンとジャケットを脱ぎ、いつものように水着になる三人。
ふぇ、ぇぇ、おかしな声を出し始める新城くん。
異変に気づいたのか、水野が近寄って声をかける。
発達した胸を揺らしながら
「みんな水着でやるんですか、か、?」
「そうだよ、ビーチバレーだもん」
と当たり前のように答える。
「大丈夫!?どうかしたの?具合悪くなった?」
「いいえ!全然大丈夫ですよ!ビーチバレーですもんね、さぁゲームしましょう!」
と水野を直視せず、空に向けて話し出す、新城くん。
「そう、何かあったら言ってね」
優しく後輩に気を使う水野、その異変の原因が自分だとも気付かず。
新城くんのあの反応はまずいな、女性への免疫無いみたいだ。
新城くんは顔を真っ赤にしながら、プレーをはじめようとしていた。
サーブは南からだった。
行くよー!と普通に山なりのボールをとばす!
サーブのボールは水野と新城くんの間に飛んでいく。
水野が素早く捕球体制にはいった。
慌てて周りの見えていない新城くんが水野に突進していく!
まずい!!
ドーン!きゃあ!と水野と新城くんが重なるように倒れる。
「いてー!先輩!すいません」
と新城くんが起き上がろうとすると。
水野におおいかぶさっていることに気付く。
「せっせんぱぃ!!」
目の前には水野の整った顔と、高校生らしからぬ発達した胸が2つ、目に飛び込んできた。
「あいたたたー、新城くんも大丈夫!?」
というと、新城くんは顔を真っ赤にして後ろに飛び上がり、尻もちをついた!
「大丈夫ー?」
近藤と、南も心配して近づいてきた。
南はしゃがみこみ新城くんを覗く。その格好は両胸を膝に押し付け強調するような姿勢になっていた。
「だいじょうぶ?すごい音したよ!」
と当たったであろう頭を優しくなでる。
ふぇふぇふぇ!奇音を発して新城くんはあとずさりする。するとドンと何かにぶつかった。
ふと見上げると
すると後ろには近藤が立っており、股間を真下から覗き込むようなきわどい角度だった。
うぐーとうめき声を上げ、新城くんは前屈みにうずくまる。
みんなが心配し新城くんを囲い込み、背中をさすったり大丈夫ーと、声をかけたりしている。
新城くんがいじめられている亀みたいになっている。
(まっマズイ、このままじゃ新城くんが終わってしまう!)
オレはジャージを持ち新城くんを助けに向った。
「みんな離れてと、新城くん!大丈夫か!」
と声をかけてもぐぅぅとしか言わない。
あんなに爽やかな青年だったのに。
亀のように、まるまっている。
周りをみんなが遠巻きに心配している。
「みんな、悪いけど三人で練習を続けててくれ!
サーブレシーブとスパイク練習な!」
「オレは新城くんを保健室につれていく!」
はいっ!とみんなが返事をする。
オレはジャージを渡し、前屈みのままの新城くんを支えるように保健室へ向った。
「そうなんですよ!新城くんが思ったより出来る子でねー!」
とご機嫌で遠藤先生と話す。
「でも、これからですね!」
「えっ!これからはこれからですけど、、」
「高校一年生の男の子でですよ。あの、水着に耐えれますかねー」
とニヤニヤしながらこちらをみてくる。
「しまった!そうだった!経験のあるオレでも刺激的だった水着に新城くんが耐えれるのか!」
昨日は新城くんにビーチバレーであることを隠す為、体育館で練習したが今日はビーチバレーの事を説明するつもりでいた。
「えへへー、何かあったら相談のりますよー」
何を楽しんでんだ、この人は
放課後、
校舎裏のビーチバレーコートにみんな集まって、ランニング、ストレッチと準備を勧めていく。
どうやって新城くんに説明するか考えたがホントのことをぶっちゃけるしか浮かばなかった。
新城くんはジャージの下とTシャツという格好だった。
「先生、コート砂地なんですね。珍しいですね」
「そうなんだ、実はバレーの大会はビーチでやるんだ!」
「あぁビーチバレーですね。だから二人で。大体そうかなと思ってましたよ。この辺盛んですもんね」
とあっさり受け入れる。少し拍子抜けした。
「とりあえず、また今日も一本練習試合を始めようか」
みんな集まってくれ!
今からゲームを始める!ペアは水野と新城、近藤と南で組んでくれ!
はい!と元気に返事するみんな。
水野は新城くんによろしくね!っと握手をする。
新城くんは少し顔を赤らめて緊張しているようだった。
「じゃあ、」
女子三人はジャージに手をかけた。
えっ!っと固まる新城くん。
一気にズボンとジャケットを脱ぎ、いつものように水着になる三人。
ふぇ、ぇぇ、おかしな声を出し始める新城くん。
異変に気づいたのか、水野が近寄って声をかける。
発達した胸を揺らしながら
「みんな水着でやるんですか、か、?」
「そうだよ、ビーチバレーだもん」
と当たり前のように答える。
「大丈夫!?どうかしたの?具合悪くなった?」
「いいえ!全然大丈夫ですよ!ビーチバレーですもんね、さぁゲームしましょう!」
と水野を直視せず、空に向けて話し出す、新城くん。
「そう、何かあったら言ってね」
優しく後輩に気を使う水野、その異変の原因が自分だとも気付かず。
新城くんのあの反応はまずいな、女性への免疫無いみたいだ。
新城くんは顔を真っ赤にしながら、プレーをはじめようとしていた。
サーブは南からだった。
行くよー!と普通に山なりのボールをとばす!
サーブのボールは水野と新城くんの間に飛んでいく。
水野が素早く捕球体制にはいった。
慌てて周りの見えていない新城くんが水野に突進していく!
まずい!!
ドーン!きゃあ!と水野と新城くんが重なるように倒れる。
「いてー!先輩!すいません」
と新城くんが起き上がろうとすると。
水野におおいかぶさっていることに気付く。
「せっせんぱぃ!!」
目の前には水野の整った顔と、高校生らしからぬ発達した胸が2つ、目に飛び込んできた。
「あいたたたー、新城くんも大丈夫!?」
というと、新城くんは顔を真っ赤にして後ろに飛び上がり、尻もちをついた!
「大丈夫ー?」
近藤と、南も心配して近づいてきた。
南はしゃがみこみ新城くんを覗く。その格好は両胸を膝に押し付け強調するような姿勢になっていた。
「だいじょうぶ?すごい音したよ!」
と当たったであろう頭を優しくなでる。
ふぇふぇふぇ!奇音を発して新城くんはあとずさりする。するとドンと何かにぶつかった。
ふと見上げると
すると後ろには近藤が立っており、股間を真下から覗き込むようなきわどい角度だった。
うぐーとうめき声を上げ、新城くんは前屈みにうずくまる。
みんなが心配し新城くんを囲い込み、背中をさすったり大丈夫ーと、声をかけたりしている。
新城くんがいじめられている亀みたいになっている。
(まっマズイ、このままじゃ新城くんが終わってしまう!)
オレはジャージを持ち新城くんを助けに向った。
「みんな離れてと、新城くん!大丈夫か!」
と声をかけてもぐぅぅとしか言わない。
あんなに爽やかな青年だったのに。
亀のように、まるまっている。
周りをみんなが遠巻きに心配している。
「みんな、悪いけど三人で練習を続けててくれ!
サーブレシーブとスパイク練習な!」
「オレは新城くんを保健室につれていく!」
はいっ!とみんなが返事をする。
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