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5 大会後
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「うわーみんなきわどいねー。かわいい子もいるじゃん」
「うわっ胸に、ズームした!ねぇ狙ったの狙ったの?」
「ちょっと静かにしてくださいよ」
週末にあった試合のビデオを見直していた。
さすがにビーチバレーの試合を職員室のパソコンで見る勇気はなく、保健室のパソコンを借りていた。
しかし、失敗だったかもしれない。
遠藤先生が後ろからずっと覗きこんであーだこーだいってくる。
「ねぇ先生ほんと大丈夫だったの?興奮するでしょ普通」
となにか言っている。
「でどうだったの、優勝出来そうだった?」
遠藤先生はイスを持ってきて横に座りだした。
「いやーそれが厳しいです」
「おっぶっちゃけるね」とパソコン画面に釘付けの遠藤先生が言う。
「経験者が水野一人なんで、ペアが弱いとそっちばっかり狙うんで。当たり前ですけど」
「で、どうするの?対策でもあるの?」ぐいぐい聞いてくる遠藤先生。
「まだバレー経験者がいないか探してるんですけどねー。いても他の部活やってるか、ビーチバレーははずかしいとかで全然反応良くなくて、どうしよっかなーってなってるんですよ」
「ふーん、へー、あれ?」
「あっ男の子もいる!筋肉ムキムキじゃん!いやん!」とわざとらしく照れている。
「男女混合もあるんですよ。人数は少ないんですけどね」
「へーそうなんだー。ふーん」
と生返事を繰り返す。
「そっちの方がレベルも低くて勝ちやすそうなんですけどねぇ、男子がいるかどうか」
「そうなんだーあれ?」
遠藤先生が何か思い出したようだ。
「そういえば、一年の子で中学校の時に全国大会出た子がいたような。高校ではなぜかバレーやめてうちに来たんだよね」
「えっ?それほんとですか!?」
「一年ですね!わかりました!」
いいことを聞いた!急いで職員室で調べなければ。
「遠藤先生ありがとうございます!お邪魔しました!」
とパソコンからメモリーカードを抜き帰ろうとしたら。
「ちょっと待ちなさい!」
と遠藤先生似、手を掴まれた。
「な、なんですか?」
突然のことで、驚く、、、
「情報量よ」
「えっ、」
後ろへたじろぐ
「動画をパソコンにコピーしなさい」
「へっ?良いですけど、流出させないでくださいね」
「大丈夫!スタンドアローンをなめないで!」
とキメ顔で言われた。
「うわっ胸に、ズームした!ねぇ狙ったの狙ったの?」
「ちょっと静かにしてくださいよ」
週末にあった試合のビデオを見直していた。
さすがにビーチバレーの試合を職員室のパソコンで見る勇気はなく、保健室のパソコンを借りていた。
しかし、失敗だったかもしれない。
遠藤先生が後ろからずっと覗きこんであーだこーだいってくる。
「ねぇ先生ほんと大丈夫だったの?興奮するでしょ普通」
となにか言っている。
「でどうだったの、優勝出来そうだった?」
遠藤先生はイスを持ってきて横に座りだした。
「いやーそれが厳しいです」
「おっぶっちゃけるね」とパソコン画面に釘付けの遠藤先生が言う。
「経験者が水野一人なんで、ペアが弱いとそっちばっかり狙うんで。当たり前ですけど」
「で、どうするの?対策でもあるの?」ぐいぐい聞いてくる遠藤先生。
「まだバレー経験者がいないか探してるんですけどねー。いても他の部活やってるか、ビーチバレーははずかしいとかで全然反応良くなくて、どうしよっかなーってなってるんですよ」
「ふーん、へー、あれ?」
「あっ男の子もいる!筋肉ムキムキじゃん!いやん!」とわざとらしく照れている。
「男女混合もあるんですよ。人数は少ないんですけどね」
「へーそうなんだー。ふーん」
と生返事を繰り返す。
「そっちの方がレベルも低くて勝ちやすそうなんですけどねぇ、男子がいるかどうか」
「そうなんだーあれ?」
遠藤先生が何か思い出したようだ。
「そういえば、一年の子で中学校の時に全国大会出た子がいたような。高校ではなぜかバレーやめてうちに来たんだよね」
「えっ?それほんとですか!?」
「一年ですね!わかりました!」
いいことを聞いた!急いで職員室で調べなければ。
「遠藤先生ありがとうございます!お邪魔しました!」
とパソコンからメモリーカードを抜き帰ろうとしたら。
「ちょっと待ちなさい!」
と遠藤先生似、手を掴まれた。
「な、なんですか?」
突然のことで、驚く、、、
「情報量よ」
「えっ、」
後ろへたじろぐ
「動画をパソコンにコピーしなさい」
「へっ?良いですけど、流出させないでくださいね」
「大丈夫!スタンドアローンをなめないで!」
とキメ顔で言われた。
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