彼福私鬼 〜あちらが福ならこちらは鬼で〜

日内凛

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第二章

第62話/海の日、図書館

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  2023年7月17日(月) 15:00



海の日だ。
だからといって海水浴に出かけたことなど、唯の記憶にはない。
関東内陸の宝月町から海までは車で2時間はかかるし、そこまでして外遊びを楽しむ習慣のない茜川家である。
第一、今日は雨だった。
唯の住む関東地方でも梅雨明けのひとつの目安にもなるこの日、この雨季で最も梅雨らしく、柔らかな雨粒がしとしとと地面に降り注いでいた。


唯は朝から図書館に入り、本を読んでいた。
いつも座るのは、全面ガラスの窓に面したカウンターテーブルと決まっている。
レースカーテン越しに、霧とも蒸気ともつかない、ぼんやりした煙にまかれた宝月の町を望むと、町が巨大な水槽に入っているようにも見える。
町のあらゆる音は水の煙幕に閉じ込められているのだろうか、館内はいつも以上に静謐な空間となっていた。


唯は読み終えた本を閉じ、軽く伸びをする。
大団円を迎えたひとつの物語。それを最終的に締めくくるのは唯の「本を閉じる」という物理的な動作だ。それによって物語はまた眠りにつき、再び開き解かれる日を待つ。

唯は、本を初めて開くときと同じくらいにこの「閉じる」瞬間が好きだった。
達成感と物語の余韻、そして次なる別の物語世界への期待。
それらを味わいながら、時にしおり代わりに酷使したカバージャケットの折り返しを元のように伸ばし、ねぎらう。

折り返しについた柔らかな折り癖は、唯がその本を読破した足跡そのものだった。
ブックカバーも付けずバッグの中に放り込み持ち歩いていた本の角はいくらか丸くなり、唯の柔らかな手のひらに馴染む。当然汚れや傷も付いている本は、古書で売ろうにも二束三文にもなるまい。無論、手に入れた本を手放す発想のない唯にとっては大した問題ではないし、むしろ本文用紙の折り目も書き込みも、カバージャケットの汚れさえも唯とその本との交流も記録であり記憶だった。
唯は、そんな本のありようを見ては、この300ページ程度の世界が自分の中に染み込んだことを実感するのだった。

唯が図書館に持ち込んだ読みさしの本はまだあるが、今日という日にちなんで何か海にまつわる本を読むというのといいかもしれない、と思った。
例えば、島。
島で思い出すのは、昔読んだあの小説。
遠い異国の──自然豊かなある島を舞台にした、一人の少女の物語。
その本が収められてあるであろう棚を見ると、全9冊あるそのシリーズのうち前半がごっそりと貸し出されていた。
仕方がないので何か別の本を探そうかというとき、唯は自分の名を呼ぶ、か細い声を聞く。
振り返るとそこには朱華エリーが立っていた。
両手には赤色の背表紙の文庫本数冊が抱えられている。

「エリーくん……こんにちは」
「こんにちは。わたしは、ユイにあえて、うれしいです」
エリーは翻訳してきたような文句を丁寧に紡ぐ。そして彼は、その言葉通りの表情をしていた。
「……図書館、ライブラリー、使うの?」
「さいきん。わたしはにほんご、おぼえたい。そのためにここはべんりです」
そう言って手に持った本の表紙を唯に向ける。
「あっ」
それこそが唯が読もうとしていた本──村岡花子訳の『赤毛のアン』だった。
「プリンスエドワード島」
唯が思わず口にしたのは、物語の舞台であり、またエリーの故郷でもある島の名前だった。
「ユイ、しっているますか⁉︎」
驚き目を見開いたエリーが大きな声を上げる。
唯は慌てて口元に指を当て、しーっと強い息を吹き出して見せるとエリーも両手で口を覆った。咄嗟だったが世界共通のジェスチャーなのだろうか。
そのまま目をぱちぱちさせて固まっているエリーが不憫になり、唯は頬を緩めた。
「ちょっと……話そっか。……筆談でね」


席に戻った唯は隣の椅子にエリーを座らせ、バッグから12インチのタブレットを取り出す。
翻訳アプリを立ち上げ、手早く、しかしなるべく翻訳に障りがない文章になるよう注意しながら文字を打ち込んだ。

〈私は赤毛のアンを子どもの頃に読みました。とてもきれいで素敵なところで、いつか行ってみたいとなと思ってるよ〉

すると翻訳アプリから直ちに英文が出力され、それを読みながらエリーは短い文章の中で何度も頷く。その様子から、唯は自分の思いが多少なりとも伝えられたのだろうかと安心する。

ねじくれた話だ。
カナダ文学を邦訳されたものを読み、日本語の感想を英語に変換し、現地の人に伝える。この度重なる伝達ゲームの過程で何かしらのエラーなり欠落なりが生じていたりはしないのだろうか。
きっとあるのだろうが、そうしたズレが何かしらのセレンディピティを生む素地やきっかけにもなるかもしれない、と思うようになっている自分に唯は驚く。誤解の効能というやつだ。

〈ぜひ来て欲しいです。とても涼しくて、美しい水と花と鳥を楽しめます〉

目に浮かぶようだった。それはまさしく唯が幼心ながら思い描いた作品の世界。いつかこの目で、耳で肌でその風景の答え合わせをすることができるだろうか。
そのときは、ぜひあの花の香りも。

「メイフラワー」

唯はひと単語、口頭で述べた。
劇中に登場する、ある意味作品を象徴する花の名前だ。
以前、気になって調べたことがある。日本ではサンザシと呼ばれ、白く少し丸みがかった5枚の花弁からなる花をつける。爽やかで甘い香りがするらしい。

〈私は5月生まれです。とても親しみを持っている花です〉

エリーはタブレットの画面を見せながら、心から嬉しそうな笑みを浮かべていた。
唯も同じだった。物語のキーとなる重要な花によって、現地の彼と遠い日本に住む自分とが時間も空間も超えて通じ合えるというのは少なからぬ感動がある。

〈ユイはどんな花が好きですか?〉

そう訊ねられ、唯は文字を打とうとした指を唇の下に当てる。
花。そういえばこれまであまり意識したことがなかった。
エリーに倣うなら自分の誕生日は3月だが、誕生花を知らなければ、その頃にどんな花が咲いているのかもよく知らない。だからといって安直にサクラなどと言うのも憚られる。

そこで唯は小説に出てくる花を思い浮かべてみる。
自分の好きな夏目漱石の作品に登場する花といえば、作品名にもなっている虞美人草がまず浮かぶが、まず虞美人草とやらを実際に見たことがない。
ほか、漱石の作品のうち、花が印象的に使われているのは──『それから』だろうか。
赤い花と白い花。
物語冒頭に登場するツバキの花は不吉で生々しい描写から、あまり良い印象を持っていない。
他方、後半に出てくる白ユリの花は物語にセンチメンタルかつロマンティックな芳香を添える重要なモチーフだ。単純に色味としても、真っ赤な花弁よりは白い花の方が好ましい。

〈ユリの花とか、私は好きかも?〉

唯が打ち込んだ文章を翻訳にかけると画面に Lily と表示される。ユリは英語で Lily だ。日本語の音だけでいえばリリーとエリーは似ている。
唯は続けて文章を打ち込み、翻訳にかける。

〈ところで、エリーの名前には、どんな意味が込められているの?〉

唯はタブレットを渡しながら後悔した。
深く考えなかったが、まだそこまで親しくないのに名前の意味を訊ねるのは失礼だったかもしれない。自分のように名前にコンプレックスを持っている可能性だってある。
しかしエリーがタブレットを受け取るやすぐに文章を打ち込み、澱みなく行を重ねているのを見て唯は安堵した。それはそうだろう。人の名前にはそれぞれにちゃんとした背景、由来があるはずなのだ。通常は。

〈私の母が日本人ということもあり、カナダでも日本でも馴染みやすい名前にしたそうです。英語ではもともと“光”という意味がある名前みたいです。日本語ではどういう意味があるのまでかは分かりません〉

翻訳された文章を読みながら唯はほうほうと頷く。
“エリー”という音の響きと、“光”のイメージが唯の中で無理なく重なった。
何となくだが、確かに外に開かれているというか──明るい印象の音だ。
そもそも、名前に意味を込める考え方というものが漢字文化圏とラテン文字文化圏とでは異なるかもしれない。一方で、エリーの母が日本人ということなら“えりい”の漢字表記も実は存在していたりして。

〈ユイという名前にはどういう意味があるのですか?〉

タブレットの画面を見た唯は、当然そうなるな、と頭を抱える。
“唯”という字面だけなら、苗字含めバランスが取りやすい造形で悪くないと思う。しかし、漢字そのものが含有する意味となると、悲惨である。“唯”という自分の名前を漢字のまま翻訳機に突っ込む勇気が持てない。
唯は苦笑いを浮かべ、口頭で答える。
「オンリー……? ロンリー……?」
続けてグローリーとでも言いたくなるがそんなことは決してない。
名前を直訳してビューティフルムーンだのセイバーウッドだの言える人たちがなんと羨ましいことか。

「Yui。なまえ。……きれい」
エリーは目を合わせず、照れくさそうに言った。
「ありがと。エリーもね」
唯は知らず知らずエリーを呼び捨てていた。
欧米圏では同年代の友人同士で日本のように複雑怪奇な敬称をつけて呼び合う文化はないとは思うが、特にそれを意識したわけではない。
自然と、しっくりきたからだ。

ふと、唯は腕のあたりに向けられる熱い視線を感じる。
「ユイ、おはだ、きれい。にほんじん、おはだウーパールーパー」
「それ、英語じゃないでしょ」
唯は失笑した。
日本独自の造語のはずのウーパールーパーがいかにも英語めいた発音だったのが可笑しかったのと、肌についてはズルをしているという少しの後ろめたさがあったからだ。
エリーと比較的交流のある自分と美月は人外なのだから、日本人の基準になるものではない。
しかし、欧米人からは幼く見えるであろう東アジア人の、その中でも幼形成熟の極みと言える自分をつかまえてウーパールーパーは言い得て妙だ。

〈私はユイの目も好きです。ユイの目を見ると心が安らぎます〉

口頭ではニュアンスを伝えきれないと思ったのかエリーは翻訳をかけたタブレットを唯の方に渡し、そしてすぐに顔を反対側に逸らした。

唯が想像するに、エリーは母が日本人とはいえ、日本国民の多くはステレオタイプ的な切れ長のツリ目をしていると思っているのかもしれない。傾向としてあり得るかもしれないが、実際には個人差が大きすぎて一括りにできるものではない。
エリーも垂れ目がちではあるが、東洋人である自分の方がさらに垂れている。鏡を見るたびに左右の目を間違えた福笑いにしか見えない顔だが、美月と黒葛が好きだと言ってくれるこの目が今では気に入っている。
唯はおどけて、タヌキみたいな顔でしょ、と打ちかけて、そもそもカナダにタヌキはいないのではないかと思い直し、やめた。
代わりに、学校は慣れた? と問う。

〈言葉の壁は大変ですが、みなさんとても優しいです。私はがんばります〉

唯の胸が痛む。
エリーから向けられた微笑みはぎこちなく、不器用に作られたものであることは明らかだった。
まぶたを引き上げた不自然な笑みは目の下のクマを強調し、目尻に細かなシワを作る。無理な力の入った唇はこの季節にあって痛く割れた跡がある。

エリーにとって壁は、言葉だけではないのだ。
これまで住み慣れた土地とは文化、習俗、気候、ありとあらゆるものが異なる。
両親の離婚で日本に来たというが、アイデンティティに直結する国籍はどうなっているのだろうか。ある日突然それまで馴染みのある姓を捨て、代わりに朱華という日本の姓を与えられて、受け入れられるものなのだろうか。

そして、性別。
先日、クラスメイトがふざけて作ったエリーの性転換画像。
本人の目には触れられていないとは思うが、もしそれを知ったとき彼はどう思うだろうか。
自分のことを誰も知らぬ異国の地に移り住むにあたり、彼が“その選択”をするまでには相当の葛藤があったことは想像に難くない。

唯は場合は性自認を女としているが、おそらくは同性にのみ性的指向を持つ。
黒葛に関しては同化という超常的な現象を経て好き合った例外中の例外で、そもそも男性として意識していない可能性すらある。
黒葛のその骨張った肩も、太い筋張った首から突き出る喉仏も、広く平らな背中も、腕から浮き出る血管もそのどれもが唯は好きだ。しかし、その特徴を持つほかの男子に惹かれるかというと全くそんなことはない。
美月に抱かれても、黒葛に抱かれても等しく安らぎ、愛おしさで胸は張り裂けそうになり、身体は熱を帯びる。唯自身、理由は分からない。無意識的な認知によるものなのだろう。

一方、そもそも自らの性について、身体と心で一致していないというのはどういうことなのだろう。
本当に性別というものは、男と女という単純な二元論によるものなのだろうか。
この数ヶ月で様々な経験を経た唯には確証が持てなかった。

性別は、生まれた時に医師により診断され、役所に届け出される。
唯の場合も、意識が芽生える前から女として扱われて、物心がつく頃には女の子向けのおもちゃに囲まれ、妹の妊娠がわかった瞬間、“お姉ちゃん”になった。
なぜ自らを純朴に疑いようもなく女だと思えるのだろうか。その根拠とは何だろうか。
染色体? 生殖器? 本当に?
自分の名前を自分で決められないのと同じく、気付いたときには唯は唯で、女だから女だった。

それ以前に自分は今、人間なのだろうか。
あるいは先日、翠羽の娘に看破されたように妖怪なのだろうか。
自認としては人間のつもりだが、性質としては人間のそれから大きく逸脱してしまっている。
妖怪というものを実際に見たことはないが、今の自分はフィクションで描かれるそれ何が違うというのだろう。

少し俯いた唯の視界の端でキラリと光るものがあった。
雨雲が去り、少し傾いた太陽がカーテンの端から陽光の筋を机の上に伸ばしている。
分厚いガラス窓で分解されたその光の筋は、ある地点で虹色のスペクトルを作っていた。

唯は虹の帯の端を指でなぞってみる。
爪の先が小さなスクリーンとなって虹が投影され、赤から黄色、緑から青、そして紫と爪の色が変化する。厳密に言えば赤より前の赤外線、そして紫の外側の紫外線が反射した色も唯の目には見えている。

もしこの世に、色の名前が「青」と「赤」しかなかったら。
このカラフルな虹もその2色に分断されてしまうのだろう。緑色もオレンジ色も紫色も認識できない可能性がある。
翻って、虹を7色として認識できるのは、7つの色に対応するロゴスがあるからだ。
その7色ですら、色彩を専門に扱う職能の人からすれば噴飯ものだろう。自分たちがただ「緑」としか認識できない色幅の中に、さらに細かい色彩を刻むことは容易いはずだ。

この虹のグラデーションのようなものなのだろうか。
自分が人間かどうかが曖昧なのと同じく、性別というものも自分たちが思っているよりも複雑で、多元的で。
「男」と「女」というロゴスで乱暴に切り取られているが、実のところ曖昧なものなのかもしれない。
とすれば、エリーだけではない。自分も、美月も黒葛も、ふざけた画像を作ったクラスメイトもきっとだれもがこのグラデーションの中にいる、当事者なのだろう。自分は、“相対的に”女というだけだ。

唯が何かタブレットに文字を打とうかと考えたとき、エリーの首がカクン、と船を漕いだ。
慌てて姿勢を正し目をぱちぱちとさせるエリーだが、その表情には隠しきれない疲労の色が現れていた。やはり、あまりよく寝れていないのだろう。

唯は虹をなぞっていた人差し指をエリーに向けて立てる。
「見て」
唯はエリーの眠たそうな目が指先に吸い寄せられたのを見て、その顔の前で指をゆっくりと回し、トンボを捕まえるような動きでぐるぐると螺旋模様を描いた。
「がんばるのもいいけど……少し、休みな?」



館内のあちこちで椅子を引く音が響き、唯は間もなく閉館時間であることを知る。
ちょうどエリーから拝借した『赤毛のアン』の第一巻を読み終えたところだった。
そのエリーは唯の隣で机に突っ伏せて眠っている。
唯がその背中をつつくと、エリーは小さな唸り声とともに顔を上げ、窓の外を見て固まった。そしてスラングらしき何かを呟き、ため息とともに肩を落とす。

「疲れてたのかな。エリー、途中で眠っちゃったから」
白々しく嘯く犯人にエリーは「ご……ごめんなさい」と平に謝る。
「外、ちょっとは涼しくなったと思うし、帰ろっか」


図書館入り口の自動ドアが開くと、むわりとした熱風が吹き込んできた。
日中に降りしきった雨は、夕方までの陽光で蒸されて湿気となり、ぐったりと町の中に滞留しているようだった。体感温度で言うと日中の方がまだマシだったかもしれない。今夜は熱帯夜だろうか。

ぜえ、と口で呼吸するエリーにとって、今の外気はサウナ風呂と変わらないのかもしれない、と唯は思った。
よく寝られていないのは、ストレスに加え、気候のせいも多分にあるのだろう。
気候についてはエリーを自分と同じ存在にしてしまえば解決できるが、当然そんなことはできるはずもない。
しかし例えば、夜に自宅にこっそりお邪魔して眠りの質を良くしてあげることならできるかもしれない。

「エリーのおうちまで一緒に……送っていくよ」
唯が何となくのジェスチャーとともに平易な日本語で話すと、エリーは唇にキュッと力を込め、黙って頷いた。
この心優しき送りコウモリには送りオオカミのように狼藉に及ばんとする意図こそないが、エリーの自宅の場所を把握する必要があった。

唯は帰り道を往きながら、隣を歩くエリーの香りを静かに嗅ぐ。
匂いの具合で唯には分かってしまう。
エリーは、自分を好いている。性的に。
しかしそれは黒葛が自分を好いた時の状況に近いのだろう。転校初日の放課後、道に迷い頼れるものがなく不安な折、たまたま声をかけたのが自分だったというだけで、単なる刷り込みのようなものだ。
もう少し日本に、この町に馴染み、視界が開けていけばもっと魅力的なものは見えてくるはずだ。

それに──その気持ちは決して成就してはいけないものなのだ。
エリーは人間。自分はそうではないのだから。
唯はエリーともう少し言葉のやり取りができるようになったら、暗示によってその感情を取り去るべきだとも考えていた。
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