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第二章
【番外編】第59話までの時系列/用語など
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●時間軸
西暦1700年以前(少なくとも)
・石搗神社が造営され、ほぼ同時期に“おいこさん”という地鎮の行事が生まれる。
・時期は不明ながら鬼が出現したとの言い伝えあり。
→第57話/石搗さん
1705年(宝永二年)
・現宝月町、宝月平和の森公園一帯にて局地的地震。大勢の命が失われる。
→第48話/鬼灯村
1947年
・地方自治法制定
・第一次ベビーブーム
・鬼灯村が隣接する自治体と合併、宝月町と名を改める。
→第48話/鬼灯村
1950年中頃
・高度経済成長期が始まる。
・ベッドタウンとして売り出した宝月町の人口が大幅に増える。
・“おいこさん”が復活。
→第57話/石搗さん
~~~
2006年4月14日
・宝月町にて桜永美月、誕生
2006年5月22日
・カナダプリンスエドワード島にて朱華エリー、誕生
2006年7月6日
・関東圏都市部にて黒葛祐樹、誕生
2007年3月19日
・宝月町にて茜川唯、誕生
2010年
・黒葛家、海沿いの街へ転居
→第26話/太陽のような月
2011年3月11日
・東日本大震災発生
2011年4月
・唯、幼稚園を転園し美月と出会う。
そして美月に一目惚れし恋に落ちる。
→第54話_3/誕生日(後)
2012年8月
・石搗神社の夏祭り【正史?】
唯と美月、美月の両親の4人で行った。
→第54話_3/誕生日(後)
・石搗神社の夏祭り【美月の記憶】
美月と両親の三人で行き、迷子の“ういちゃん”に出会う。
ういちゃんを長らく唯だと勘違いしていた。
→第24話/遠きあの日、夏祭り
2013年冬休み
・唯、自転車の練習中に美月の悪ふざけで両腕骨折。
しばらく本が読めなくなる。
→第14話/優しい幻覚
2013年4月
・黒葛、唯、美月、小学校入学
2015年
・美月、神社の木に登って怒られる。
・美月、近くの雑木林(現宝月平和の森公園)に
秘密基地造営。やはり怒られる。
2017年~
・宝月宅地開発。宝月平和の森公園(地蔵公園)ができる。
・町中の“おいこさん”が地蔵公園に移され、行事も途絶える。
2019年4月
・黒葛、唯、美月、中学校入学
2020年4月
・黒葛家、宝月町へ転居
・黒葛、引っ越しのタイミングで大規模な断捨離をし、
精神的に参ってしまう。
2022年2月
・美月、第一志望の高校への受験に失敗する。
2022年4月
・黒葛、唯、美月、葦原高等学校入学
2022年10月
・黒葛、体育祭にて唯に恋をする。
2023年4月
・黒葛、唯、美月、高校2年生へ。同じクラスになる。
【本編開始/以下2023年】
4月28日(金)
・宝月町東部で局地的地震発生。
一帯の住人消失、黒葛は両親を喪う。
翌日、罹災地域から唯一の生還者として黒葛発見。
→プロローグ:1、2
5月26日(金)
・黒葛、ひと月にわたる入院、検査や取り調べを終え
自宅へ帰宅。
・自死企図後、異能発現
→第18話/回想:黒葛祐樹
5月31日(水)
・黒葛登校再開
・唯、放課後に黒葛に同化される。
6月1日(木)
・唯、同化後初登校。視力を矯正し裸眼に。
→第7話/桜永美月:1
6月2日(金)
・美月、唯と黒葛に同化される。
・夜、黒葛、髪を切る。
6月3日(土)
・同化という現象についての情報交換会
→第38話/総括・同化
・午後、唯と美月は買い物デートへ
6月4日(日)
・三人でガラガラ公園へ行き、午後は黒葛宅掃除
6月5日(月)
・三人同化後初登校
6月6日(火)
・美月、水泳部へ退部届掲出
6月10日(土)
・三人で宝月平和の森公園へ。
敷地内の市営プール、図書館、地蔵公園へ行く。
→第47話~第49話
・この頃関東が梅雨入りする。
6月19日(月)
・期末試験準備期間がはじまる。
6月24日(土)
・唯、この頃妙な夢を見るようになる。
・唯と黒葛、勉強会。
・美月、水泳全国大会の地区予選へ応援に行く。
→第51話/真っ黒けっけの水
7月5日(水)
・金曜日まで3日間、期末試験
7月8日(土)
・唯と美月、黒葛の誕生日プレゼントを買いに
ショッピングモールへ行く。
→第53話/朔
7月9日(日)
・3日遅れの黒葛の誕生日会。
・唯と美月は自身の内面と改めて向き合うことで
妖怪態の姿に変身する力を身につける。
7月10日(月)
・カナダからの転校生、朱華エリーがクラスに編入。
・放課後黒葛たち三人は石搗神社に行き、宮司から話を聞く。
●用語
【石搗神社】
江戸時代の頃から存在していた神社。
土地の鎮めを務めとする。
毎年お盆の時期に境内で夏祭りを開催する。
現在宮司は山茶家が務めている。
【おいこさん】
江戸時代の頃から宝月町で執り行われていた地鎮の行事。
また、宝月町内一円に存在していた石像の名でもある。
囃子歌を歌いながら、専用の祭具で地面を叩き突くというもの。
関東では珍しいが、西日本各地には類似する行事が多く存在する。
【同化】
一度死亡した黒葛が人の身でなくなった上で生還し身につけた異能。
身体の全部または一部を溶解させ、他者に溶けるというもの。
同化された人間同士で一部記憶の共有や感情の混線等が行われ、存在レベルでの深い繋がりを感じるようになる。
また、同化された人間は体質に変化が起こり、ある程度意図に沿って身体を操作することが可能になり、その応用で黒葛と同様に他者を同化することができるようになる。
【謎の局地的地震】
4月に黒葛を襲った原因不明の地震。
直径300メートルの円範囲のみが揺れに見舞われ、その範囲内にいた生命体群は一瞬のうちに消失した。
黒葛もこの時に死亡をしたが、どういうわけか生還することができた。
江戸時代の文献によると過去にも宝月の土地で同様の災害が発生していたらしい。
【宝月町】
関東内陸部、S県Y市東部に位置する。
唯、美月の生まれ育った町。
かつては『鬼灯村』という名前だったが、戦後間もなく全国的に市町村の再編が行われるなかで現在の名前に変わった。
【唯さまをひたすら愛でる会】
黒葛と唯、美月の三人のグループチャット名。
グループを作成した黒葛が勝手に「スリーアミーゴス」という名前にしたところ、美月の顰蹙を買い現在の名前に変えられた経緯がある。
西暦1700年以前(少なくとも)
・石搗神社が造営され、ほぼ同時期に“おいこさん”という地鎮の行事が生まれる。
・時期は不明ながら鬼が出現したとの言い伝えあり。
→第57話/石搗さん
1705年(宝永二年)
・現宝月町、宝月平和の森公園一帯にて局地的地震。大勢の命が失われる。
→第48話/鬼灯村
1947年
・地方自治法制定
・第一次ベビーブーム
・鬼灯村が隣接する自治体と合併、宝月町と名を改める。
→第48話/鬼灯村
1950年中頃
・高度経済成長期が始まる。
・ベッドタウンとして売り出した宝月町の人口が大幅に増える。
・“おいこさん”が復活。
→第57話/石搗さん
~~~
2006年4月14日
・宝月町にて桜永美月、誕生
2006年5月22日
・カナダプリンスエドワード島にて朱華エリー、誕生
2006年7月6日
・関東圏都市部にて黒葛祐樹、誕生
2007年3月19日
・宝月町にて茜川唯、誕生
2010年
・黒葛家、海沿いの街へ転居
→第26話/太陽のような月
2011年3月11日
・東日本大震災発生
2011年4月
・唯、幼稚園を転園し美月と出会う。
そして美月に一目惚れし恋に落ちる。
→第54話_3/誕生日(後)
2012年8月
・石搗神社の夏祭り【正史?】
唯と美月、美月の両親の4人で行った。
→第54話_3/誕生日(後)
・石搗神社の夏祭り【美月の記憶】
美月と両親の三人で行き、迷子の“ういちゃん”に出会う。
ういちゃんを長らく唯だと勘違いしていた。
→第24話/遠きあの日、夏祭り
2013年冬休み
・唯、自転車の練習中に美月の悪ふざけで両腕骨折。
しばらく本が読めなくなる。
→第14話/優しい幻覚
2013年4月
・黒葛、唯、美月、小学校入学
2015年
・美月、神社の木に登って怒られる。
・美月、近くの雑木林(現宝月平和の森公園)に
秘密基地造営。やはり怒られる。
2017年~
・宝月宅地開発。宝月平和の森公園(地蔵公園)ができる。
・町中の“おいこさん”が地蔵公園に移され、行事も途絶える。
2019年4月
・黒葛、唯、美月、中学校入学
2020年4月
・黒葛家、宝月町へ転居
・黒葛、引っ越しのタイミングで大規模な断捨離をし、
精神的に参ってしまう。
2022年2月
・美月、第一志望の高校への受験に失敗する。
2022年4月
・黒葛、唯、美月、葦原高等学校入学
2022年10月
・黒葛、体育祭にて唯に恋をする。
2023年4月
・黒葛、唯、美月、高校2年生へ。同じクラスになる。
【本編開始/以下2023年】
4月28日(金)
・宝月町東部で局地的地震発生。
一帯の住人消失、黒葛は両親を喪う。
翌日、罹災地域から唯一の生還者として黒葛発見。
→プロローグ:1、2
5月26日(金)
・黒葛、ひと月にわたる入院、検査や取り調べを終え
自宅へ帰宅。
・自死企図後、異能発現
→第18話/回想:黒葛祐樹
5月31日(水)
・黒葛登校再開
・唯、放課後に黒葛に同化される。
6月1日(木)
・唯、同化後初登校。視力を矯正し裸眼に。
→第7話/桜永美月:1
6月2日(金)
・美月、唯と黒葛に同化される。
・夜、黒葛、髪を切る。
6月3日(土)
・同化という現象についての情報交換会
→第38話/総括・同化
・午後、唯と美月は買い物デートへ
6月4日(日)
・三人でガラガラ公園へ行き、午後は黒葛宅掃除
6月5日(月)
・三人同化後初登校
6月6日(火)
・美月、水泳部へ退部届掲出
6月10日(土)
・三人で宝月平和の森公園へ。
敷地内の市営プール、図書館、地蔵公園へ行く。
→第47話~第49話
・この頃関東が梅雨入りする。
6月19日(月)
・期末試験準備期間がはじまる。
6月24日(土)
・唯、この頃妙な夢を見るようになる。
・唯と黒葛、勉強会。
・美月、水泳全国大会の地区予選へ応援に行く。
→第51話/真っ黒けっけの水
7月5日(水)
・金曜日まで3日間、期末試験
7月8日(土)
・唯と美月、黒葛の誕生日プレゼントを買いに
ショッピングモールへ行く。
→第53話/朔
7月9日(日)
・3日遅れの黒葛の誕生日会。
・唯と美月は自身の内面と改めて向き合うことで
妖怪態の姿に変身する力を身につける。
7月10日(月)
・カナダからの転校生、朱華エリーがクラスに編入。
・放課後黒葛たち三人は石搗神社に行き、宮司から話を聞く。
●用語
【石搗神社】
江戸時代の頃から存在していた神社。
土地の鎮めを務めとする。
毎年お盆の時期に境内で夏祭りを開催する。
現在宮司は山茶家が務めている。
【おいこさん】
江戸時代の頃から宝月町で執り行われていた地鎮の行事。
また、宝月町内一円に存在していた石像の名でもある。
囃子歌を歌いながら、専用の祭具で地面を叩き突くというもの。
関東では珍しいが、西日本各地には類似する行事が多く存在する。
【同化】
一度死亡した黒葛が人の身でなくなった上で生還し身につけた異能。
身体の全部または一部を溶解させ、他者に溶けるというもの。
同化された人間同士で一部記憶の共有や感情の混線等が行われ、存在レベルでの深い繋がりを感じるようになる。
また、同化された人間は体質に変化が起こり、ある程度意図に沿って身体を操作することが可能になり、その応用で黒葛と同様に他者を同化することができるようになる。
【謎の局地的地震】
4月に黒葛を襲った原因不明の地震。
直径300メートルの円範囲のみが揺れに見舞われ、その範囲内にいた生命体群は一瞬のうちに消失した。
黒葛もこの時に死亡をしたが、どういうわけか生還することができた。
江戸時代の文献によると過去にも宝月の土地で同様の災害が発生していたらしい。
【宝月町】
関東内陸部、S県Y市東部に位置する。
唯、美月の生まれ育った町。
かつては『鬼灯村』という名前だったが、戦後間もなく全国的に市町村の再編が行われるなかで現在の名前に変わった。
【唯さまをひたすら愛でる会】
黒葛と唯、美月の三人のグループチャット名。
グループを作成した黒葛が勝手に「スリーアミーゴス」という名前にしたところ、美月の顰蹙を買い現在の名前に変えられた経緯がある。
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