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第一章
<十一> 一体になる
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ぼくの中に湧いた疑問があった。
カッちゃんはみんなの前で、「赤目に来ると、自由な気持ちになれるんさ」と話した。
それは、この赤目の自由な雰囲気から来ているのかも知れない。
でもぼくは思った。社会に目を向ければ、多くの人が生き辛さを感じているのかも知れない。そうだとしたら、人はどうすれば自由に生きられるんだろうか?
ぼくが山荘の外から広間に戻ると、今日ぼくと同じようにはじめて参加された方が手を挙げて、ある言葉について質問を始めた。
それは、川口さんの本に書かれていた言葉だった。
「朗読の中で出て来た言葉、『個々別々にして一体の境地』がわからなくて。そしてその境地を体得している時は自由って出てきましたが、どういう意味でしょう……?」
そうそう、ぼくも「個々別々にして一体」という難しい言葉が気になってたんだった。
「川口さんはよく、大根を例に説明されますよ」
中村さんがそう切り出した。
「えっ? 大根!?」
思わず口に出てしまった。どうして大根が「個々別々にして一体」の例えになるんだろうか……?
中村さんが説明をつづける。
「お台所で大根をトントンとテンポよく切ってるとき、大根と包丁とまな板がまるで一つになったような感覚になるんですね。また、お台所でお母さん役の人も、他の人も、みんなが別々の作業をしていながら、みんなが一体になる。それを川口さんは、別々なのに一体と説明されるんです」
「うーん、そんなことがあるんやろか? どうして大根と包丁とまな板が一つになるんやろう? そしてどうして別々の人が一体になるんやろう?」
ぼくは半信半疑だった。
そのとき、ショウさんが手を挙げられた。
「個々別々、それでいて一体、難しいよね。ぼくはまた違った説明をしてみるね」
そう言うと、ショウさんは別の例をあげて話しはじめた。
「今日のお姉さん役が生けられたお花、きれいだよね。特に隣の部屋の、青もみじと桜の花、見事だね。ほんと見入っちゃった」
「へぇ、お花を飾り付ける人はお姉さん役って言うんか。お母さん役にお姉さん役か、面白いな…」
そう思いながら、さっき食事の前に、ショウさんと一緒に桜や椿の花に見とれていたのを思い出した。
ショウさんはつづけて話した。
「青もみじと桜の花、そしてそれらをきれいだなあと思う自分はもちろん別々なんだけど、美しいなあと思うとき、そのものと自分はまるで一体になったように感じるんだ。そしてそういう境地を体得して、つまり、自分のものにして、生きる。そのことを、川口さんは絶対界に立っている、と表現されてるんだ」
とそこに、川上さんが手を挙げて話し始めた。
「ぼくも写真撮るとき、一体になる感覚があるなあ。桜もそやし、鹿もそやし、自分が美しいなと思うもんを撮るときは自分と相手が一体になるっていうか。そういうたらさっき乾杯で美味しい日本酒飲んだときもお酒と一体になった気ぃしたな。あ、それは酔っぱろうただけかも」
くすくす、と笑いが起きた。
「そうか、なんとなくわかってきた…」
だいぶとイメージが湧いてきた。
ぼくもさっき外で半月に見とれていた。ということは、ぼくは月と一体になっていたのだろうか……
ふと時計を見ると時間は夜の十一時を回っていた。
「いつの間にかこんな時間や。でもやっぱりまだわからないことがある…」
ぼくは意を決して手を挙げた。
「あの、個々別々にして一体っていうのはなんとなくわかったんです。でも、個々別々にして一体の境地だとどうして『自由』なんでしょう……?」
すると、真野さんが手を挙げて答えてくれた。
「先ほど中村さんは大根の話をされましたね。今日もお台所にたくさんの人が来てくれて、楽しく料理できました」
真野さんの話を聞きながら、さっき台所を覗いたとき、お母さん役の真野さんを中心にみんな楽しそうに料理していたのを思い出した。
「野菜を切る人がいて、お茶を沸かす人がいて、炒める人がいて、みんなそれぞれの役割をはっきりと自覚してお台所に立っている。それでいて、みんな今日はどれだけの料理を作るのかもわかっている。だから、全員が一体になって一つの完成に向けて進んでいけるんです」
なるほど、みんなそれぞれが、全体が見えていて、それでいて自分の役割を果たしていく、ということか。
「大根と包丁とまな板も同じように言えますよ。それぞれ別で、それぞれ役割があって、どれがなくても大根は切れない。そしてその人が大根を見事に切っているときは、大根と包丁とまな板が、大根を切るという目的に向かって、一体になってるんです」
そうか、大根を見事に切る、そういう境地だと一体になるのか……。
でもまだわからない。どうしてそのとき自由なのか……。
真野さんがさらに話をつづける。
「みんなと一緒になって一つのことをしていると、温もりを感じます。喜びを感じます。そのとき、心は平和なんです。そして心は自由なんです。でも、もう一つ大事なことがあります。それは一人ひとりが自立する、ということです」
たぶん今、真野さんはすごいことを言っている。
心が平和になり、心が自由になる。そんな境地って素敵だな……
でも、もう一つ大事なことがあるって?
一人ひとりが自立する、って……?
ぼくは背筋を伸ばして真野さんの言葉に聞き耳を立てた。
「大事なことは、自分ひとりでもやろうと思えばできる、ということです。自分ひとりでも、時間はかかるかもしれないけれど、必ずできる。そういう自信を持つことが大切です。そして、そうやって自立した人が集まれば、共同作業でも、お台所でも、みんなと助け合いながら一つのことができるんです。みんなお互いが見えている、一体になっている。そういう境地が、自由、なんだと思います……」
会場が、しーん、と静まり返った。
そしてぼくの身体には、ジーンと熱いものが込み上げてきた。
ぼくは真野さんの言葉を頭の中で繰り返した。そしてショウさんや川上さんの言葉も思い返してつなげてみた。
つまり、自分ひとりでできる自信を持つこと、それでいてみんなで助け合うこと。
そして、美しいものに心動かされて一体となること。
それが、そういう境地が、自由、なんだと……
時間は十二時を回ろうとしていた。
真野さんにつづいて何人かの人が話されたあと、マイクはいつの間にか中村さんから司会の人に渡された。
明日の起床時間やスケジュールの案内があり、夜の学びは幕を閉じた。
――――そして、翌朝……
「うーちゃん、おはよう。昨日は寝れた?」
カッちゃんの声がした。
「昨日は疲れてたのに興奮しちゃって、ちょっと寝つきが悪かったかな。カッちゃんは?」
「ぼくも昨日の学びのこととか考えとったら、何度か目が覚めちゃったな…」
朝食はカッちゃんと同じテーブルに座った。
天然酵母のパン四種類とレーズンジャムに豆乳クリームチーズ、そしてチャイと紅茶が用意された。
パンを頬張りながら、話は自然と昨晩の夜の学びの内容になった。
「昨晩の真野さんの話はすごかったよなあ。自分ひとりでもやろうと思えばできて、それでいてみんなで助け合うって言ってたけど、簡単じゃないよね…」
とぼくが話すと、カッちゃんが応じてくれた。
「ぼくなんかまだまだやわ。できんことばっかやし」
えっ? カッちゃんもそんな風に思ってたんだ。
でもカッちゃんはつづけて言った。
「でもさ、ぼくにとってこの赤目が自由な場所だってのは変わらん。だからこれからも続けて来たいと思うんさ。そしていつの日か、川口さんの言うような境地がわかったらええなぁ…」
そうか、それでいいんだ。
いつか、自立したと、自由だと、言える日が、来れば良いな。
そう、思った。
朝食を終えてカッちゃんと一緒に山荘の外に出ると、椿の花が咲いていた。
「畳の広間の隣の部屋に飾ってあった椿はここの椿やったんやな、きれいやな」
赤とピンクの二色の花と濃い緑色の葉っぱのコントラストが美しい。
カッちゃんが何かに気づいたらしい。
「でもさ、地面にも椿の花がたくさん落ちとるなあ、なんでやろ?」
桜の花は花びらが1枚ずつヒラヒラと落ちる。でも椿は花が丸ごと地面に落ちていた。なぜだろうか……。
とそこへ、川上さんが通りかかった。
「それは、椿は合弁花と言うて、花びらがくっついてるからやで。それでまとまって落ちるんやわ。でもそれで縁起が悪い言われることがあるんやけど……。それはなんででしょ?」
カッちゃんがわかったようだ。
「えーと、首が落ちるみたいに見えるからちゃう?」
「正解! そやし、椿の花は正月とか縁起のええときは飾らへんねんで」
さすが川上さん、物知りだな。
ぼくらが椿の周りで楽しく話していると、今度はショウさんが通りかかった。
「お、椿が咲き誇っててきれいやね。ところで今日はお米の種降ろしやし、張り切っていこうね!」
そうだった、今日はこれからお米の苗床作りだ。楽しみだな。
え? 今ショウさんは、種降ろしって言ったけど、種降ろしって……?
そんなことを思いながら、みんな順々に、自然農塾の田畑に向けて出発した。
こうして、自然農塾の仲間が増えていく。
そしてぼくらの冒険は、さらに賑やかに、盛り上がっていく……
□次話公開予定…10/15(火)
カッちゃんはみんなの前で、「赤目に来ると、自由な気持ちになれるんさ」と話した。
それは、この赤目の自由な雰囲気から来ているのかも知れない。
でもぼくは思った。社会に目を向ければ、多くの人が生き辛さを感じているのかも知れない。そうだとしたら、人はどうすれば自由に生きられるんだろうか?
ぼくが山荘の外から広間に戻ると、今日ぼくと同じようにはじめて参加された方が手を挙げて、ある言葉について質問を始めた。
それは、川口さんの本に書かれていた言葉だった。
「朗読の中で出て来た言葉、『個々別々にして一体の境地』がわからなくて。そしてその境地を体得している時は自由って出てきましたが、どういう意味でしょう……?」
そうそう、ぼくも「個々別々にして一体」という難しい言葉が気になってたんだった。
「川口さんはよく、大根を例に説明されますよ」
中村さんがそう切り出した。
「えっ? 大根!?」
思わず口に出てしまった。どうして大根が「個々別々にして一体」の例えになるんだろうか……?
中村さんが説明をつづける。
「お台所で大根をトントンとテンポよく切ってるとき、大根と包丁とまな板がまるで一つになったような感覚になるんですね。また、お台所でお母さん役の人も、他の人も、みんなが別々の作業をしていながら、みんなが一体になる。それを川口さんは、別々なのに一体と説明されるんです」
「うーん、そんなことがあるんやろか? どうして大根と包丁とまな板が一つになるんやろう? そしてどうして別々の人が一体になるんやろう?」
ぼくは半信半疑だった。
そのとき、ショウさんが手を挙げられた。
「個々別々、それでいて一体、難しいよね。ぼくはまた違った説明をしてみるね」
そう言うと、ショウさんは別の例をあげて話しはじめた。
「今日のお姉さん役が生けられたお花、きれいだよね。特に隣の部屋の、青もみじと桜の花、見事だね。ほんと見入っちゃった」
「へぇ、お花を飾り付ける人はお姉さん役って言うんか。お母さん役にお姉さん役か、面白いな…」
そう思いながら、さっき食事の前に、ショウさんと一緒に桜や椿の花に見とれていたのを思い出した。
ショウさんはつづけて話した。
「青もみじと桜の花、そしてそれらをきれいだなあと思う自分はもちろん別々なんだけど、美しいなあと思うとき、そのものと自分はまるで一体になったように感じるんだ。そしてそういう境地を体得して、つまり、自分のものにして、生きる。そのことを、川口さんは絶対界に立っている、と表現されてるんだ」
とそこに、川上さんが手を挙げて話し始めた。
「ぼくも写真撮るとき、一体になる感覚があるなあ。桜もそやし、鹿もそやし、自分が美しいなと思うもんを撮るときは自分と相手が一体になるっていうか。そういうたらさっき乾杯で美味しい日本酒飲んだときもお酒と一体になった気ぃしたな。あ、それは酔っぱろうただけかも」
くすくす、と笑いが起きた。
「そうか、なんとなくわかってきた…」
だいぶとイメージが湧いてきた。
ぼくもさっき外で半月に見とれていた。ということは、ぼくは月と一体になっていたのだろうか……
ふと時計を見ると時間は夜の十一時を回っていた。
「いつの間にかこんな時間や。でもやっぱりまだわからないことがある…」
ぼくは意を決して手を挙げた。
「あの、個々別々にして一体っていうのはなんとなくわかったんです。でも、個々別々にして一体の境地だとどうして『自由』なんでしょう……?」
すると、真野さんが手を挙げて答えてくれた。
「先ほど中村さんは大根の話をされましたね。今日もお台所にたくさんの人が来てくれて、楽しく料理できました」
真野さんの話を聞きながら、さっき台所を覗いたとき、お母さん役の真野さんを中心にみんな楽しそうに料理していたのを思い出した。
「野菜を切る人がいて、お茶を沸かす人がいて、炒める人がいて、みんなそれぞれの役割をはっきりと自覚してお台所に立っている。それでいて、みんな今日はどれだけの料理を作るのかもわかっている。だから、全員が一体になって一つの完成に向けて進んでいけるんです」
なるほど、みんなそれぞれが、全体が見えていて、それでいて自分の役割を果たしていく、ということか。
「大根と包丁とまな板も同じように言えますよ。それぞれ別で、それぞれ役割があって、どれがなくても大根は切れない。そしてその人が大根を見事に切っているときは、大根と包丁とまな板が、大根を切るという目的に向かって、一体になってるんです」
そうか、大根を見事に切る、そういう境地だと一体になるのか……。
でもまだわからない。どうしてそのとき自由なのか……。
真野さんがさらに話をつづける。
「みんなと一緒になって一つのことをしていると、温もりを感じます。喜びを感じます。そのとき、心は平和なんです。そして心は自由なんです。でも、もう一つ大事なことがあります。それは一人ひとりが自立する、ということです」
たぶん今、真野さんはすごいことを言っている。
心が平和になり、心が自由になる。そんな境地って素敵だな……
でも、もう一つ大事なことがあるって?
一人ひとりが自立する、って……?
ぼくは背筋を伸ばして真野さんの言葉に聞き耳を立てた。
「大事なことは、自分ひとりでもやろうと思えばできる、ということです。自分ひとりでも、時間はかかるかもしれないけれど、必ずできる。そういう自信を持つことが大切です。そして、そうやって自立した人が集まれば、共同作業でも、お台所でも、みんなと助け合いながら一つのことができるんです。みんなお互いが見えている、一体になっている。そういう境地が、自由、なんだと思います……」
会場が、しーん、と静まり返った。
そしてぼくの身体には、ジーンと熱いものが込み上げてきた。
ぼくは真野さんの言葉を頭の中で繰り返した。そしてショウさんや川上さんの言葉も思い返してつなげてみた。
つまり、自分ひとりでできる自信を持つこと、それでいてみんなで助け合うこと。
そして、美しいものに心動かされて一体となること。
それが、そういう境地が、自由、なんだと……
時間は十二時を回ろうとしていた。
真野さんにつづいて何人かの人が話されたあと、マイクはいつの間にか中村さんから司会の人に渡された。
明日の起床時間やスケジュールの案内があり、夜の学びは幕を閉じた。
――――そして、翌朝……
「うーちゃん、おはよう。昨日は寝れた?」
カッちゃんの声がした。
「昨日は疲れてたのに興奮しちゃって、ちょっと寝つきが悪かったかな。カッちゃんは?」
「ぼくも昨日の学びのこととか考えとったら、何度か目が覚めちゃったな…」
朝食はカッちゃんと同じテーブルに座った。
天然酵母のパン四種類とレーズンジャムに豆乳クリームチーズ、そしてチャイと紅茶が用意された。
パンを頬張りながら、話は自然と昨晩の夜の学びの内容になった。
「昨晩の真野さんの話はすごかったよなあ。自分ひとりでもやろうと思えばできて、それでいてみんなで助け合うって言ってたけど、簡単じゃないよね…」
とぼくが話すと、カッちゃんが応じてくれた。
「ぼくなんかまだまだやわ。できんことばっかやし」
えっ? カッちゃんもそんな風に思ってたんだ。
でもカッちゃんはつづけて言った。
「でもさ、ぼくにとってこの赤目が自由な場所だってのは変わらん。だからこれからも続けて来たいと思うんさ。そしていつの日か、川口さんの言うような境地がわかったらええなぁ…」
そうか、それでいいんだ。
いつか、自立したと、自由だと、言える日が、来れば良いな。
そう、思った。
朝食を終えてカッちゃんと一緒に山荘の外に出ると、椿の花が咲いていた。
「畳の広間の隣の部屋に飾ってあった椿はここの椿やったんやな、きれいやな」
赤とピンクの二色の花と濃い緑色の葉っぱのコントラストが美しい。
カッちゃんが何かに気づいたらしい。
「でもさ、地面にも椿の花がたくさん落ちとるなあ、なんでやろ?」
桜の花は花びらが1枚ずつヒラヒラと落ちる。でも椿は花が丸ごと地面に落ちていた。なぜだろうか……。
とそこへ、川上さんが通りかかった。
「それは、椿は合弁花と言うて、花びらがくっついてるからやで。それでまとまって落ちるんやわ。でもそれで縁起が悪い言われることがあるんやけど……。それはなんででしょ?」
カッちゃんがわかったようだ。
「えーと、首が落ちるみたいに見えるからちゃう?」
「正解! そやし、椿の花は正月とか縁起のええときは飾らへんねんで」
さすが川上さん、物知りだな。
ぼくらが椿の周りで楽しく話していると、今度はショウさんが通りかかった。
「お、椿が咲き誇っててきれいやね。ところで今日はお米の種降ろしやし、張り切っていこうね!」
そうだった、今日はこれからお米の苗床作りだ。楽しみだな。
え? 今ショウさんは、種降ろしって言ったけど、種降ろしって……?
そんなことを思いながら、みんな順々に、自然農塾の田畑に向けて出発した。
こうして、自然農塾の仲間が増えていく。
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