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第5章 鳥籠の少女
22、明智秀頼は両親を知る
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俺、明智秀頼の両親について知っていること。
・多分人間。
以上。
「俺に親とか居たんだな……」
「そりゃあいるでしょ!まぁ、君が物心を付いた時には姉貴夫婦に引き取られた後だったか。」
マスターが考えている口調で語っている。
多分両親2人と認識のある人なんだろうと思う。
「君が父親の親戚、妹が母親の親戚に引き取られたんだったね」
「え?俺に妹いるの?」
「まったく知らないんだね、君」
「俺の妹とか、世界一可愛いんじゃないか?」
「うわー、妹いるって知ったとたんシスコンに覚醒してるよ」
とは言っても、実際は明智秀頼の妹なんてやべー奴なんでしょ?
という気持ちが抜けない。
『悲しみの連鎖を断ち切り』シリーズには、秀頼の妹とかいう面白そうな設定なかったしな……。
普通に一人っ子だとばかり思っていた。
ゲームしかり、今の生活しかり。
ビジュアルファンブックも隅々まで読み明かした俺は、ゲームのヒロインや登場人物の家族構成まで頭に入っている。
絵美と永遠ちゃんは一人っ子。
津軽には妹(ゲーム未登場)。
聞かなくても、原作キャラの兄妹事情は頭に入れている。
だからこそ、明智秀頼に妹の存在が示唆されなかったことが違和感に残る。
おかしい、絶対におかしい。
ゲームの設定が反映される世界において、なぜ明智秀頼の妹の存在なんてものが後付けされている?
わからないけど、別にどうでも良いか。
妹と会うことなんかないだろうし。
「話を戻すけど、君の本物の父さんは、姉貴の旦那以上のクズだ」
「ひでぇ評価だ……」
原作の明智秀頼があんなんだからな。
遺伝なことが嫌でも伝わる。
「そして、悪魔みたいなギフトを所有していたよ」
「悪魔みたいな?」
中二手前の年齢である現在。
厨二表現大好き年齢が反応するなというのが無理だ。
「『相手を自殺させる』ギフト。日常生活ではなんの役にも立たないし、常識を持っているならばまず使うことのないゴミギフト。でも、君のお父さんは、自分の妻や『ギフト管理局』の者ら含めて3人を殺害に使う悪魔みたいな奴だったよ。彼にとっては妻、僕にとっては友人、君にとっては母親だった彼女を殺害したギフトを僕は許すことができないね」
ギフト管理局といえば、ギフトの研究や、ギフト所用者専用の警察機関みたいな存在、ギフト犯罪者の裁判などギフト関連のものは大体この組織に行く。
普通に原作の俺がやっている行為は、ほぼ全部犯罪だ。
ギフト管理局に捕まる案件ばかりだ(まぁ、秀頼が捕まるルートなんて優しいものはなく、毎回なんやかんや死ぬ)。
原作でもルートによって関わったりする時もある。
それはひとまず置いておいて、自分の両親についてのバックボーンが色々見えた。
その上で言うなれば…………。
……原作の明智秀頼の方が10倍以上やばい。
「だからさ、僕の心境として秀頼君の存在は複雑なんだよね」
「そうなん?」
「『友人』と、『軽蔑するほどに嫌いな人殺し』の間にできた子供だよ?大事にするべきか、冷たくあしらうべきかと色々な感情が混ざり合うよね」
「大事にしろ、大事にしろ」
「そして、喫茶店にはじめて君が訪れた時、あまりにも、人殺しをした男そっくりの目したガキがやって来てすぐに察したね。僕は『こいつに冷たくしたろ』って思った」
「なんでそうなるんだよ!」
「『姉貴め、余計なことしやがって』って思いながら秀頼君を接客してた」
「腹黒いなあんた……」
「秀頼君は目元が父親似だけど、全体的なパーツは母親似だね」
実際、『姉の紹介だから売上協力はしないけど店のものもらうよ!』みたいな子供、俺もごめんである。
マスター目線なら至極当然な話だ。
そこに関して、マスターを軽蔑はしない。
「実際、あんた子供の俺に対して接客態度悪かったよなー。…………よく考えると今も変わらねーな」
「そんな態度取る子に優しくなんかするかい。……ただ、咲夜があんなに楽しそうに君とじゃれ合うのを見て、君を信頼しはじめた。まさか、あんなに成長した娘が見られるなんて思わなかったよ。親が悪人だからと子供を色眼鏡で見るのはダメだなって、君を見て思い直した」
マスターは照れくさそうに微笑む。
「実際、僕は君のことを息子みたいな目で見ているんだ。ギフトを持っていようが関係ない。善人は善人だと君を見て思った。まだまだ店に通って僕と咲夜に顔を見せに来て欲しいな」
「店に来て良いなら、別に何回でもコーヒーを飲みにくるぞ」
とりあえず良かった……。
『ギフト持ちなら店に入れない』とか言われたら俺の憩いの場が消えるところだった。
「因みに俺は、マスターのことは父親として見てねーから」
「今はそうでも20歳くらいになったら『お義父さん』って呼んで欲しいな」
「なぜ……?てか、俺はマスターは親じゃなくて、兄貴って感じで接してる。なんでも言い合えるしな」
「へー、良いねぇ。かなり年下で娘と同い年の弟とか面白いね。咲夜の次に僕の大事な人として君をランクインさせておくよ」
満更でもなさそうにマスターは言ってのけた。
本当にこの人は、この世界において1番頼りになる大人って感じがする。
「ところで、秀頼君のギフトを考察すると、姉貴の旦那のメンタルを治したり、咲夜の風邪を治したりなど『人の病気を完治させる』ギフトとかになるのかい?」
「そんな平和的なギフトではない。さらに言うなら『相手を自殺させる』ギフトより危険なギフト能力だよ」
「は……?」
正直、俺のギフトではどっちも出来てしまうからな……。
霞んでしまい、脅威に感じなくなっている。
「『人の病気を完治させる』ギフト、『相手を自殺させる』ギフト。この2つは俺のギフトの前では完全下位互換といったら、やばい?」
「…………やばいで済む話じゃないんだけど」
「だよなぁ……。でもマスターがここまで踏み込んだ話をしてくれたんだから俺も踏み込んだ話をしようか」
「え……?」
こんな話、頭おかしいと思われたらそれまで。
でも、俺はこの人になら話せると思った。
「ギフトにも関わる話なんだ。……あんたがマスターだから、俺はこの話をする」
「な、なんだい急に?びびるなぁ……」
「……マスターはさ、前世って信じる?」
……それに津軽以外のこの世界における協力者が欲しかったところだ。
原作に登場せず、ゲームの影響をウケることがないであろう人物。
まさに、マスターに相談するにはピッタリな話題であった。
・多分人間。
以上。
「俺に親とか居たんだな……」
「そりゃあいるでしょ!まぁ、君が物心を付いた時には姉貴夫婦に引き取られた後だったか。」
マスターが考えている口調で語っている。
多分両親2人と認識のある人なんだろうと思う。
「君が父親の親戚、妹が母親の親戚に引き取られたんだったね」
「え?俺に妹いるの?」
「まったく知らないんだね、君」
「俺の妹とか、世界一可愛いんじゃないか?」
「うわー、妹いるって知ったとたんシスコンに覚醒してるよ」
とは言っても、実際は明智秀頼の妹なんてやべー奴なんでしょ?
という気持ちが抜けない。
『悲しみの連鎖を断ち切り』シリーズには、秀頼の妹とかいう面白そうな設定なかったしな……。
普通に一人っ子だとばかり思っていた。
ゲームしかり、今の生活しかり。
ビジュアルファンブックも隅々まで読み明かした俺は、ゲームのヒロインや登場人物の家族構成まで頭に入っている。
絵美と永遠ちゃんは一人っ子。
津軽には妹(ゲーム未登場)。
聞かなくても、原作キャラの兄妹事情は頭に入れている。
だからこそ、明智秀頼に妹の存在が示唆されなかったことが違和感に残る。
おかしい、絶対におかしい。
ゲームの設定が反映される世界において、なぜ明智秀頼の妹の存在なんてものが後付けされている?
わからないけど、別にどうでも良いか。
妹と会うことなんかないだろうし。
「話を戻すけど、君の本物の父さんは、姉貴の旦那以上のクズだ」
「ひでぇ評価だ……」
原作の明智秀頼があんなんだからな。
遺伝なことが嫌でも伝わる。
「そして、悪魔みたいなギフトを所有していたよ」
「悪魔みたいな?」
中二手前の年齢である現在。
厨二表現大好き年齢が反応するなというのが無理だ。
「『相手を自殺させる』ギフト。日常生活ではなんの役にも立たないし、常識を持っているならばまず使うことのないゴミギフト。でも、君のお父さんは、自分の妻や『ギフト管理局』の者ら含めて3人を殺害に使う悪魔みたいな奴だったよ。彼にとっては妻、僕にとっては友人、君にとっては母親だった彼女を殺害したギフトを僕は許すことができないね」
ギフト管理局といえば、ギフトの研究や、ギフト所用者専用の警察機関みたいな存在、ギフト犯罪者の裁判などギフト関連のものは大体この組織に行く。
普通に原作の俺がやっている行為は、ほぼ全部犯罪だ。
ギフト管理局に捕まる案件ばかりだ(まぁ、秀頼が捕まるルートなんて優しいものはなく、毎回なんやかんや死ぬ)。
原作でもルートによって関わったりする時もある。
それはひとまず置いておいて、自分の両親についてのバックボーンが色々見えた。
その上で言うなれば…………。
……原作の明智秀頼の方が10倍以上やばい。
「だからさ、僕の心境として秀頼君の存在は複雑なんだよね」
「そうなん?」
「『友人』と、『軽蔑するほどに嫌いな人殺し』の間にできた子供だよ?大事にするべきか、冷たくあしらうべきかと色々な感情が混ざり合うよね」
「大事にしろ、大事にしろ」
「そして、喫茶店にはじめて君が訪れた時、あまりにも、人殺しをした男そっくりの目したガキがやって来てすぐに察したね。僕は『こいつに冷たくしたろ』って思った」
「なんでそうなるんだよ!」
「『姉貴め、余計なことしやがって』って思いながら秀頼君を接客してた」
「腹黒いなあんた……」
「秀頼君は目元が父親似だけど、全体的なパーツは母親似だね」
実際、『姉の紹介だから売上協力はしないけど店のものもらうよ!』みたいな子供、俺もごめんである。
マスター目線なら至極当然な話だ。
そこに関して、マスターを軽蔑はしない。
「実際、あんた子供の俺に対して接客態度悪かったよなー。…………よく考えると今も変わらねーな」
「そんな態度取る子に優しくなんかするかい。……ただ、咲夜があんなに楽しそうに君とじゃれ合うのを見て、君を信頼しはじめた。まさか、あんなに成長した娘が見られるなんて思わなかったよ。親が悪人だからと子供を色眼鏡で見るのはダメだなって、君を見て思い直した」
マスターは照れくさそうに微笑む。
「実際、僕は君のことを息子みたいな目で見ているんだ。ギフトを持っていようが関係ない。善人は善人だと君を見て思った。まだまだ店に通って僕と咲夜に顔を見せに来て欲しいな」
「店に来て良いなら、別に何回でもコーヒーを飲みにくるぞ」
とりあえず良かった……。
『ギフト持ちなら店に入れない』とか言われたら俺の憩いの場が消えるところだった。
「因みに俺は、マスターのことは父親として見てねーから」
「今はそうでも20歳くらいになったら『お義父さん』って呼んで欲しいな」
「なぜ……?てか、俺はマスターは親じゃなくて、兄貴って感じで接してる。なんでも言い合えるしな」
「へー、良いねぇ。かなり年下で娘と同い年の弟とか面白いね。咲夜の次に僕の大事な人として君をランクインさせておくよ」
満更でもなさそうにマスターは言ってのけた。
本当にこの人は、この世界において1番頼りになる大人って感じがする。
「ところで、秀頼君のギフトを考察すると、姉貴の旦那のメンタルを治したり、咲夜の風邪を治したりなど『人の病気を完治させる』ギフトとかになるのかい?」
「そんな平和的なギフトではない。さらに言うなら『相手を自殺させる』ギフトより危険なギフト能力だよ」
「は……?」
正直、俺のギフトではどっちも出来てしまうからな……。
霞んでしまい、脅威に感じなくなっている。
「『人の病気を完治させる』ギフト、『相手を自殺させる』ギフト。この2つは俺のギフトの前では完全下位互換といったら、やばい?」
「…………やばいで済む話じゃないんだけど」
「だよなぁ……。でもマスターがここまで踏み込んだ話をしてくれたんだから俺も踏み込んだ話をしようか」
「え……?」
こんな話、頭おかしいと思われたらそれまで。
でも、俺はこの人になら話せると思った。
「ギフトにも関わる話なんだ。……あんたがマスターだから、俺はこの話をする」
「な、なんだい急に?びびるなぁ……」
「……マスターはさ、前世って信じる?」
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