音喜多勇吾の異世界転生

高橋

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2章 リファレン

魔法学院

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結界のすごさを知った俺は、屋敷に組み込んでもらおうと思って電話をかけたが、すでに組み込まれていることを知った。
さて、ジャルラックに合うために地下へと続くエレベーターに乗り込んだ俺だが、気になることが一つあった。シェルパとジャルラックはどちらが強いのだろうかという事だ。今から聞いてみるか。
地下へ入ったので、扉のロックを外す。中に入り、ジャルラックに話しかけた。
「そういえばさー、ジャルラックとシェルパとはどちらが強いの?」
「それは戦ってみないことには分からない。威力が高ければ良いというわけでもないからな。だが、基本ステータスはわれのほうが2倍ほど高いが、精度は向こうのほうが上だ」
2倍って、強すぎだろジャルラック。
話が変わるが、魔法学院について紹介したいと思う。
まず、トップの学院が「カファロンシ王国立魔法学院王都本院」この学院は、学校というより、研究施設となっている。
次の組織は、学院ではなく各方面の「統括委員会」東西南北の学校を、各自が指揮統率している。
そして、「カファロンシ王国立魔法学院○○支院」各方面に5院まで設置される大規模な学院で、統括委員会でも、大きな発言力を持つらしい。
さらに、俺が通っている区分の「カファロンシ王国立魔法学院○○分院」となっている。
また、研究開発する組織もあり、欧と付属の研究開発組織が3つある。
「カファロンシ王国立魔法学院王都本院付属魔法研究局」
「カファロンシ王国立魔法学院王都本院付属近接戦闘研究センター」
「カファロンシ王国立魔法学院王都本院付属技術開発庁」
となっており、毎年莫大な予算と人員によって、日々新しい技術を開発している。
町立の学院や、私立の学院もあるのだが、一部を除き規模は小さい。
もっとも大きい私立学院は「ヴィラルン私立魔法学園」で、名前の通りヴィラルン伯爵が運営している。
最後に、学院ではないが、最も大きな魔法関連施設を紹介する。
国の年間予算の3割を費やして建てられた施設で、いくつかの施設が連立して、一つの都市を形成している。
「先進魔法研究特区」と「先進近接戦闘総合戦術研究庁」と「先進魔法技術開発局」が合併した「先進魔法関連技術研究開発都市リファレン」だ。
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