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21.手に入れる 2 ※
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俺は、お互いの体液を混ぜ合わせるように男性器を動かした。
くちゅくちゅとささやかな水音が聞こえるのを確認してから、力を込め、少しずつ中へと押し込めていく。
「あ……あ……」
苦しいのだろうか。レスリーははくはくと酸素を求めるように喘いだ。
「大丈夫。ちゃんと上手に咥えこんでるよ」
声をかけると、再びレスリーの視線が結合部に向いた。
そこは、とんでもなく卑猥だった。
ついさっきまで幼い子供のように慎ましく閉じていたレスリーの女の部分は、俺の男根によって押し広げられ、みっちりと咥えこんでいる。
まだ根元は遠いのに、濡れた肉襞によってぎちぎちと締め付けられ、とんでもなく気持ちよかった。
気を抜けば暴発しそうだ。俺はぐっと射精感を堪える。
亀頭の先端部に引っ掛かりを感じた。
レスリーの処女の徴だ。
指では入らない部分、そこに初めての証を感じて、俺はうっそりと笑った。
今から、この俺がレスリーを女にするのだ。
ぐ、と強く押し入ると、レスリーは顔を顰めた。
「ごめん、痛いよね。初めてはどうしても痛むと思う」
「へいき、ですっ……がまん、できます……」
いじらしい言葉に心が締め付けられた。
俺には治癒魔法が使える。本当は痛みを与えることなく貫く事も出来たが、どうしても破瓜の痛みはレスリーに感じて欲しかった。
俺がレスリーの初めての男である事を、痛みと共に刻みつけたかった。
そうすれば、レスリーをより深く独占できるような気がした。
「う……っく……」
辛そうなレスリーの気を逸らすため、俺はクリトリスに触れた。
「あっ……」
レスリーの気がそれて、そこがわずかに弛緩した。
俺はその隙をついて、一気に腰を進めた。
ずちゅん!
濡れた音と共に、俺は一気に根元までレスリーを貫いた。
「かはっ……」
痛いのだろう。レスリーの目尻から涙が零れた。
やった。誰も触れたことの無い新雪に足跡を付けた気分だった。
レスリーの体の一番深い部分、ここに一番最初に触れたのは俺だ。そしてこの先も、俺だけに許された場所になるように。
「ごめん。でもこの痛みは覚えておいて欲しかったから」
強く押し込みながら俺は謝り、レスリーのお腹の上に手の平を当てた。
体内の魔力を手の平に集め、『力ある言葉』と共に解放する。
「《治癒》」
その言葉と共に、俺の手の平が淡く光った。
「うそ、魔法……?」
レスリーは表情を和らげると共に大きく目を見開いた。
「少しだけね。大っぴらにすると爵位が継げなくなるから秘密だよ」
俺はレスリーに囁いた。
魔法は、特別な才能を持ったものだけが扱える能力。
才能持ちは国に管理され、魔術師となるための英才教育を受けるため、俗世との縁を切らなければならない。
だから俺が才能持ちである事を知るのは、一部の者だけだ。両親と魔術の師と、そして今そこにレスリーが加わった。
と言っても、俺の魔力はそんなに強くないから、習得できた魔法は限られている。
そのうちのもう一つを、俺はレスリーに引き続き行使した。
「《知覚過敏》」
これは、元々拷問用に覚えた魔法だ。
触覚を過敏にする魔法。痛覚を上げれば耐え難い苦痛を与えることが出来る。
「ホントはこんな魔法、使いたくないんだけど、ごめんね」
俺がレスリーに対して鋭敏にしたのは快感を感じる機能だ。だってこうでもしないと、初めてのレスリーは中では感じられないだろうから。
徹底的に俺のもので、快感を与えて、俺でなければ満足出来ない体に作り替えてやりたい。
「そろそろ動くよ」
宣言してから俺はゆっくりとレスリーの中から自身を引き抜いた。
もう少しで全部抜ける、というギリギリで止める。
俺の性器には、レスリーの破瓜の血がまとわりついていた。
処女を奪った証を目の当たりにし、歓喜が込み上げてくる。
ゆるゆるともう一度レスリーの中に入る。まだ狭い内襞を掻き分ける際に生じる摩擦が、たまらない快感を伝えてくる。
最奥に到達した。複雑に折り重なった肉襞が、ぎゅうぎゅうと俺を締め付けてくる。
犯しているのは俺なのに、食べられているような錯覚を覚える。
根元まで押し込んだ事で、白金と茶色の陰毛同士が触れ合うの光景がたまらなく卑猥だった。
抜いて、また入れて。
襞とカリが擦れ合う感触が気持ちいい。
奥に到達すると、レスリーの中は俺を歓迎するかのように咥え込む。
指で探ったレスリーの気持ちいいところ。俺は意識してそこを抉りながら貫くように腰を動かした。
「あっ、はぁっ、ふっ……」
魔法の効果が出ているのか、レスリーの瞳は蕩けていた。微かな喘ぎ声を上げながら、身をくねらせる様子が扇情的で美しい。
「きつ……レスリーのここ、凄い」
きつく締め付けられて、気を抜くと持って行かれそうだ。
まだだ。まだイキたくない。イクのはもっと彼女を感じさせてからだ。俺は男のプライドで射精を堪えながら、前後に動かすだけでなく、時に回転させたり、浅い所を狙ったり、攻め方を変えて彼女を少しずつ追い詰めていく。
「あっ、ネイト様っ、さっきのまほうっ、なん、ですかっ?」
流石におかしい事に気付いたか。喘ぎながらの質問に、俺も荒い息を付きながら答える。
「感度を高める魔法、だよっ」
答えながら、ぐり、と最奥に先端を押し付けた。
こりこりとした感触を感じる。恐らく子宮口だ。
今もとめどなく流れているだろう先走りを、そこに擦り付けてマーキングした。
「初めてでも、感じて、欲しいからね。俺ので、ぐちゃぐちゃにして、俺のしか、欲しくならないようにっ」
俺はレスリーの足を持つと、大きく広げ、より深い部分まで性器をねじ込んだ。
女に種付けをする為の体勢だ。
「締めすぎっ、初めてのくせに」
「っ、ネイト様のっ、まほうのせいっ……」
涙目の反論が可愛くて仕方がない。
くすりと笑うと俺は執拗に最奥を攻め立てた。
「んっ、あっ、ああっ! やだっ、やあっ!」
レスリーが絶頂したのがわかった。
魔法の助けを借りたとはいえ、処女をイカせた。
その事実に例えようもない達成感を覚える。
「くっ……搾り取られるっ」
ぎゅんぎゅんと締め付けてくる膣壁に、再び射精感が訪れるが、俺は最奥に性器を捩じ込んだまま必死に堪えた。
「わかる? レスリー。俺のを、ぎゅうぎゅう締め付けて、歓迎してるの」
静止しているのに絶頂中のレスリーの中はうねり、俺に絡みついてくる。
彼女ははくはくと酸素を求め、喘鳴した。その息が整うのを待ってから、俺は律動を再開した。
今回は、子宮口を特に丹念に苛めてやる。
「あっ、あっ、やぁ……んああっ……」
感じる顔が可愛くて、じっと観察してたら腕で顔を隠されてしまった。
それが面白くなくて、腕を上げたことによってより目に付くようになったおっぱいを指先で弄ってやった。
「やだ、一緒、だめぇっ……!」
絶頂が近いのかレスリーは激しく体をくねらせた。
内襞がうねり、俺の男根に媚びてくる。
「イけ、レスリー、俺ので、胸と一緒に弄られて、ほら、イけよ」
ずん、と奥に押し付けると、レスリーの体が大きく痙攣した。
二回目の絶頂は負担が大きかったらしく、痙攣が収まるとレスリーの体はだらりと弛緩した。
俺は一旦レスリーの中から大きく性器を引き抜く。
竿に絡みつく泡立った愛液が交合の激しさを物語っており、卑猥だった。
俺は唇を舐めると、一気に奥まで突き立てた。
予想外だったのか、レスリーは驚きの表情でこちらを見てきた。
「まだ俺はイッてないよ」
うっそりと微笑みかけ、抜き差しを開始する。
「ネイト様、も、やだぁ、イくの、やっ」
過ぎた快感が辛いのか、レスリーは身を捩らせて啼いた。手を突っ張り、抵抗しようとするので俺は強引に腕を掴み、ベッドに縫い止めた。
「酷いなレスリー。こんなにっ、自分ばっかり、イキまくって、はぁ、俺にはイくなって?」
「あっ、は、はやく、だ、出してくださっ、んあっ……!」
「うん、どこに出そうか」
ぐり、と奥を刺激してやった。
「中に出していい? レスリーのここに」
ぐりぐり、ぐりぐり。俺は最奥を何度も小突く。
「あ、出して、なか、わたしのなかにっ」
言質は取った。
「希望通り、出してあげる」
俺は囁くと、強く一突きした。
それが引き金だった。
俺の理性が焼ききれる。
レスリーを感じさせるものから、自分が達する為のものへ。
遠慮も配慮もなく、俺は激しくレスリーを蹂躙した。
「あっ、あっ、ふっ、はっ……」
絶え間なく嬌声を漏らし、レスリーは俺の欲を受け止める。
律動に合わせ、胸がふるふると揺れている。
「出るっ、あっ、出すよっ、レスリーっ!」
俺は極限まで我慢した欲を解放すべく、レスリーの腰を掴んだ。
ギリギリまで激しく突いた後――
先端を子宮口に強く押し付けた。
性器同士のディープキスの後、溜まりに溜まった欲望を解放する。
陰嚢から尿道を濃厚な白濁がせり上がってくる。ずっとギリギリで我慢し続けていたから、放出する量も大量だった。
びゅくり、びゅくり。
肉棒が震える度、粘ついた精子がレスリーの中を穢していく。
俺の子を孕め。
子宮口から子宮の奥へ到達するように。
願いながら俺はレスリーの最奥に先端をぐりぐりと押し付けた。
射精が終わってからも、まだ萎えないものを押し付け続ける。折角注いだものが零れないように。時折最奥をこねるように腰を動かし、粘ついた白濁をレスリーの中に塗りたくる。
子宮も、子宮口も、膣内も。
彼女の特別にしか許されない秘められた場所全てに俺の精液が浸透するように。
「あかちゃん、できちゃう……」
「うん、できるまでしようね」
レスリーの呟きに、俺はにっこりと微笑むと、性器を引き抜いた。
そしてレスリーの体をぐるりと反転させ、うつ伏せにすると、腰を掴んでお尻を上げる体勢を取らせた。
レスリーの性器から、どろりと精液が溢れてきた。
「ピンクになってる」
破瓜の血と交じり合ったそれは、レスリーの初めてを奪った今しか見られないもの。
そう思うととても神聖なものに思えた。
零すなんて勿体無い。掬い取って戻そうとするが、とめどなく垂れてくる。
ああ、じれったい。
俺は、硬度を保ったまま収まる気配のない欲を再びレスリーの中に埋めた。
「あ、あああっ」
レスリーはシーツを握り締めると悲鳴をあげた。
最初は緩やかに。中に注いだものを擦り付けるように抜き差しを繰り返し、俺はレスリーに尋ねる。
「気持ちいい?」
「やっ、これ、やですっ」
「どうして嫌? 気持ちよくない?」
「ちが、気持ちい、けど、ねいとさまの、かおっ、みえなっ……!」
ああ、可愛い。レスリーが可愛すぎて、頭がおかしくなる。
体位が反転した事で締め付けられ方が変わった。裏筋でレスリーのお腹側の気持ちいいところをごりごりと刺激しながら、最奥を苛めると、ぎゅんぎゅんと俺のものを食い締めてくるのが気持ちいい。
後背位は視覚的にもやばい。
レスリーのおまんこが俺のものを咥えこんでいるところも、お尻の穴も丸見えだ。
強く抽送を繰り返せば、柔らかな尻と俺の恥骨が当たってパンパンと音を立てた。ぐちゅぐちゅという互いの体液が立てる濡れた音と混ざり合って、興奮が煽られる。
「あっ、ふっ、んっ……んああっ……!」
二回目の交わりは、一度目より余裕があった。レスリーの感じるところを慎重に探り、高い嬌声を上げるところを集中的に探して攻め立てる。
レスリーは髪を振り乱し、ベッドに顔を埋めながら快楽に啼く。
「も、やだぁ……ゆるし、うっ、ふああっ……!」
「辛い? じゃあもう止める?」
尋ねるとふるふると首を振る。
「ネイト様の、好きに、あっ、おもうように、してくださっ」
快感に溶ける眼差しで、受け入れてくれるのが愛おしい。
獣のような姿勢で思う存分蹂躙し、最後は再び中で放った。
レスリーが辛そうだったので、今度はすぐに引き抜き、もう一度正常位に。
ぐったりと弛緩するレスリーの体をもう一度犯し、最後は外で放った。
レスリーの性器からお腹へ、びちゃびちゃと欲望の証を振りかけて、性器周辺の白濁を男根を使って中に押し込めるとようやく満足できた。
レスリーの意識は混濁しているのか、ぼんやりとこちらを見つめている。
「ごめんね」
およそ初めての女の子にする所業ではない。謝ると、レスリーはわずかに首を振り、すうっと意識を失った。
一瞬心臓が止まりそうになるが、規則正しい呼吸が聞こえてきて眠ったのだとわかった。
くちゅくちゅとささやかな水音が聞こえるのを確認してから、力を込め、少しずつ中へと押し込めていく。
「あ……あ……」
苦しいのだろうか。レスリーははくはくと酸素を求めるように喘いだ。
「大丈夫。ちゃんと上手に咥えこんでるよ」
声をかけると、再びレスリーの視線が結合部に向いた。
そこは、とんでもなく卑猥だった。
ついさっきまで幼い子供のように慎ましく閉じていたレスリーの女の部分は、俺の男根によって押し広げられ、みっちりと咥えこんでいる。
まだ根元は遠いのに、濡れた肉襞によってぎちぎちと締め付けられ、とんでもなく気持ちよかった。
気を抜けば暴発しそうだ。俺はぐっと射精感を堪える。
亀頭の先端部に引っ掛かりを感じた。
レスリーの処女の徴だ。
指では入らない部分、そこに初めての証を感じて、俺はうっそりと笑った。
今から、この俺がレスリーを女にするのだ。
ぐ、と強く押し入ると、レスリーは顔を顰めた。
「ごめん、痛いよね。初めてはどうしても痛むと思う」
「へいき、ですっ……がまん、できます……」
いじらしい言葉に心が締め付けられた。
俺には治癒魔法が使える。本当は痛みを与えることなく貫く事も出来たが、どうしても破瓜の痛みはレスリーに感じて欲しかった。
俺がレスリーの初めての男である事を、痛みと共に刻みつけたかった。
そうすれば、レスリーをより深く独占できるような気がした。
「う……っく……」
辛そうなレスリーの気を逸らすため、俺はクリトリスに触れた。
「あっ……」
レスリーの気がそれて、そこがわずかに弛緩した。
俺はその隙をついて、一気に腰を進めた。
ずちゅん!
濡れた音と共に、俺は一気に根元までレスリーを貫いた。
「かはっ……」
痛いのだろう。レスリーの目尻から涙が零れた。
やった。誰も触れたことの無い新雪に足跡を付けた気分だった。
レスリーの体の一番深い部分、ここに一番最初に触れたのは俺だ。そしてこの先も、俺だけに許された場所になるように。
「ごめん。でもこの痛みは覚えておいて欲しかったから」
強く押し込みながら俺は謝り、レスリーのお腹の上に手の平を当てた。
体内の魔力を手の平に集め、『力ある言葉』と共に解放する。
「《治癒》」
その言葉と共に、俺の手の平が淡く光った。
「うそ、魔法……?」
レスリーは表情を和らげると共に大きく目を見開いた。
「少しだけね。大っぴらにすると爵位が継げなくなるから秘密だよ」
俺はレスリーに囁いた。
魔法は、特別な才能を持ったものだけが扱える能力。
才能持ちは国に管理され、魔術師となるための英才教育を受けるため、俗世との縁を切らなければならない。
だから俺が才能持ちである事を知るのは、一部の者だけだ。両親と魔術の師と、そして今そこにレスリーが加わった。
と言っても、俺の魔力はそんなに強くないから、習得できた魔法は限られている。
そのうちのもう一つを、俺はレスリーに引き続き行使した。
「《知覚過敏》」
これは、元々拷問用に覚えた魔法だ。
触覚を過敏にする魔法。痛覚を上げれば耐え難い苦痛を与えることが出来る。
「ホントはこんな魔法、使いたくないんだけど、ごめんね」
俺がレスリーに対して鋭敏にしたのは快感を感じる機能だ。だってこうでもしないと、初めてのレスリーは中では感じられないだろうから。
徹底的に俺のもので、快感を与えて、俺でなければ満足出来ない体に作り替えてやりたい。
「そろそろ動くよ」
宣言してから俺はゆっくりとレスリーの中から自身を引き抜いた。
もう少しで全部抜ける、というギリギリで止める。
俺の性器には、レスリーの破瓜の血がまとわりついていた。
処女を奪った証を目の当たりにし、歓喜が込み上げてくる。
ゆるゆるともう一度レスリーの中に入る。まだ狭い内襞を掻き分ける際に生じる摩擦が、たまらない快感を伝えてくる。
最奥に到達した。複雑に折り重なった肉襞が、ぎゅうぎゅうと俺を締め付けてくる。
犯しているのは俺なのに、食べられているような錯覚を覚える。
根元まで押し込んだ事で、白金と茶色の陰毛同士が触れ合うの光景がたまらなく卑猥だった。
抜いて、また入れて。
襞とカリが擦れ合う感触が気持ちいい。
奥に到達すると、レスリーの中は俺を歓迎するかのように咥え込む。
指で探ったレスリーの気持ちいいところ。俺は意識してそこを抉りながら貫くように腰を動かした。
「あっ、はぁっ、ふっ……」
魔法の効果が出ているのか、レスリーの瞳は蕩けていた。微かな喘ぎ声を上げながら、身をくねらせる様子が扇情的で美しい。
「きつ……レスリーのここ、凄い」
きつく締め付けられて、気を抜くと持って行かれそうだ。
まだだ。まだイキたくない。イクのはもっと彼女を感じさせてからだ。俺は男のプライドで射精を堪えながら、前後に動かすだけでなく、時に回転させたり、浅い所を狙ったり、攻め方を変えて彼女を少しずつ追い詰めていく。
「あっ、ネイト様っ、さっきのまほうっ、なん、ですかっ?」
流石におかしい事に気付いたか。喘ぎながらの質問に、俺も荒い息を付きながら答える。
「感度を高める魔法、だよっ」
答えながら、ぐり、と最奥に先端を押し付けた。
こりこりとした感触を感じる。恐らく子宮口だ。
今もとめどなく流れているだろう先走りを、そこに擦り付けてマーキングした。
「初めてでも、感じて、欲しいからね。俺ので、ぐちゃぐちゃにして、俺のしか、欲しくならないようにっ」
俺はレスリーの足を持つと、大きく広げ、より深い部分まで性器をねじ込んだ。
女に種付けをする為の体勢だ。
「締めすぎっ、初めてのくせに」
「っ、ネイト様のっ、まほうのせいっ……」
涙目の反論が可愛くて仕方がない。
くすりと笑うと俺は執拗に最奥を攻め立てた。
「んっ、あっ、ああっ! やだっ、やあっ!」
レスリーが絶頂したのがわかった。
魔法の助けを借りたとはいえ、処女をイカせた。
その事実に例えようもない達成感を覚える。
「くっ……搾り取られるっ」
ぎゅんぎゅんと締め付けてくる膣壁に、再び射精感が訪れるが、俺は最奥に性器を捩じ込んだまま必死に堪えた。
「わかる? レスリー。俺のを、ぎゅうぎゅう締め付けて、歓迎してるの」
静止しているのに絶頂中のレスリーの中はうねり、俺に絡みついてくる。
彼女ははくはくと酸素を求め、喘鳴した。その息が整うのを待ってから、俺は律動を再開した。
今回は、子宮口を特に丹念に苛めてやる。
「あっ、あっ、やぁ……んああっ……」
感じる顔が可愛くて、じっと観察してたら腕で顔を隠されてしまった。
それが面白くなくて、腕を上げたことによってより目に付くようになったおっぱいを指先で弄ってやった。
「やだ、一緒、だめぇっ……!」
絶頂が近いのかレスリーは激しく体をくねらせた。
内襞がうねり、俺の男根に媚びてくる。
「イけ、レスリー、俺ので、胸と一緒に弄られて、ほら、イけよ」
ずん、と奥に押し付けると、レスリーの体が大きく痙攣した。
二回目の絶頂は負担が大きかったらしく、痙攣が収まるとレスリーの体はだらりと弛緩した。
俺は一旦レスリーの中から大きく性器を引き抜く。
竿に絡みつく泡立った愛液が交合の激しさを物語っており、卑猥だった。
俺は唇を舐めると、一気に奥まで突き立てた。
予想外だったのか、レスリーは驚きの表情でこちらを見てきた。
「まだ俺はイッてないよ」
うっそりと微笑みかけ、抜き差しを開始する。
「ネイト様、も、やだぁ、イくの、やっ」
過ぎた快感が辛いのか、レスリーは身を捩らせて啼いた。手を突っ張り、抵抗しようとするので俺は強引に腕を掴み、ベッドに縫い止めた。
「酷いなレスリー。こんなにっ、自分ばっかり、イキまくって、はぁ、俺にはイくなって?」
「あっ、は、はやく、だ、出してくださっ、んあっ……!」
「うん、どこに出そうか」
ぐり、と奥を刺激してやった。
「中に出していい? レスリーのここに」
ぐりぐり、ぐりぐり。俺は最奥を何度も小突く。
「あ、出して、なか、わたしのなかにっ」
言質は取った。
「希望通り、出してあげる」
俺は囁くと、強く一突きした。
それが引き金だった。
俺の理性が焼ききれる。
レスリーを感じさせるものから、自分が達する為のものへ。
遠慮も配慮もなく、俺は激しくレスリーを蹂躙した。
「あっ、あっ、ふっ、はっ……」
絶え間なく嬌声を漏らし、レスリーは俺の欲を受け止める。
律動に合わせ、胸がふるふると揺れている。
「出るっ、あっ、出すよっ、レスリーっ!」
俺は極限まで我慢した欲を解放すべく、レスリーの腰を掴んだ。
ギリギリまで激しく突いた後――
先端を子宮口に強く押し付けた。
性器同士のディープキスの後、溜まりに溜まった欲望を解放する。
陰嚢から尿道を濃厚な白濁がせり上がってくる。ずっとギリギリで我慢し続けていたから、放出する量も大量だった。
びゅくり、びゅくり。
肉棒が震える度、粘ついた精子がレスリーの中を穢していく。
俺の子を孕め。
子宮口から子宮の奥へ到達するように。
願いながら俺はレスリーの最奥に先端をぐりぐりと押し付けた。
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子宮も、子宮口も、膣内も。
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「あかちゃん、できちゃう……」
「うん、できるまでしようね」
レスリーの呟きに、俺はにっこりと微笑むと、性器を引き抜いた。
そしてレスリーの体をぐるりと反転させ、うつ伏せにすると、腰を掴んでお尻を上げる体勢を取らせた。
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「ピンクになってる」
破瓜の血と交じり合ったそれは、レスリーの初めてを奪った今しか見られないもの。
そう思うととても神聖なものに思えた。
零すなんて勿体無い。掬い取って戻そうとするが、とめどなく垂れてくる。
ああ、じれったい。
俺は、硬度を保ったまま収まる気配のない欲を再びレスリーの中に埋めた。
「あ、あああっ」
レスリーはシーツを握り締めると悲鳴をあげた。
最初は緩やかに。中に注いだものを擦り付けるように抜き差しを繰り返し、俺はレスリーに尋ねる。
「気持ちいい?」
「やっ、これ、やですっ」
「どうして嫌? 気持ちよくない?」
「ちが、気持ちい、けど、ねいとさまの、かおっ、みえなっ……!」
ああ、可愛い。レスリーが可愛すぎて、頭がおかしくなる。
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後背位は視覚的にもやばい。
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「あっ、ふっ、んっ……んああっ……!」
二回目の交わりは、一度目より余裕があった。レスリーの感じるところを慎重に探り、高い嬌声を上げるところを集中的に探して攻め立てる。
レスリーは髪を振り乱し、ベッドに顔を埋めながら快楽に啼く。
「も、やだぁ……ゆるし、うっ、ふああっ……!」
「辛い? じゃあもう止める?」
尋ねるとふるふると首を振る。
「ネイト様の、好きに、あっ、おもうように、してくださっ」
快感に溶ける眼差しで、受け入れてくれるのが愛おしい。
獣のような姿勢で思う存分蹂躙し、最後は再び中で放った。
レスリーが辛そうだったので、今度はすぐに引き抜き、もう一度正常位に。
ぐったりと弛緩するレスリーの体をもう一度犯し、最後は外で放った。
レスリーの性器からお腹へ、びちゃびちゃと欲望の証を振りかけて、性器周辺の白濁を男根を使って中に押し込めるとようやく満足できた。
レスリーの意識は混濁しているのか、ぼんやりとこちらを見つめている。
「ごめんね」
およそ初めての女の子にする所業ではない。謝ると、レスリーはわずかに首を振り、すうっと意識を失った。
一瞬心臓が止まりそうになるが、規則正しい呼吸が聞こえてきて眠ったのだとわかった。
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ヴァイオレットは、思い出した。ここは、ロマンス小説の世界で、ヴァイオレットは義兄の恋人をいじめたあげくにヤンデレな義兄に殺される悪役令嬢だと。
って、むりむりむり。死ぬとかむりですから!
せっかく転生したんだし、魔法とか気ままに楽しみたいよね。ということで、ずっと好きだった恋心は封印し、ブラコンをやめることに。
新たな恋のお相手は、公爵令嬢なんだし、王子様とかどうかなー!?なんてうきうきわくわくしていると。
なんだかお兄様の様子がおかしい……?
※小説になろうさまでも掲載しています
※以前連載していたやつの長編版です
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