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第九章〜剣士は遥かなる頂の最中に〜
36.天道
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こっちは全員で八人に対して相手はたった一人。しかしそれでも、戦況は相手が有利と言わざるをえない。
この長期戦において、俺達は魔力を消費しているし、何より誰も死なないように神経を張り巡らせ続けている。極限の集中状態がずっと続いているのだ。
この均衡は、奈落の上の綱渡りに等しかった。
「あぐっ!」
決壊は訪れた。
カラディラが遂に鎖に足を掴まれ、そのまま地面に落とされた。腕に抱かれていたヒカリは地面に転がっていく。
「カラディラさん!」
「カラディラ!」
前者はヒカリの声、後者はオラキュリアの声だった。
オラキュリアは弾き出されたかのように、カラディラの方へと駆ける。
「行かせると思うのか?」
オラキュリアの進行方向にいくつもの額縁が立ち塞がる。しかしそれは他の物と違って、様々な魔物の絵が飾られていた。
光を発して多種多様な魔物の群れが、オラキュリアの目の前に立ち塞がる。
「舐めるなァ!」
その魔物達を魔力の爪で、一気に蹴散らす。しかしそこで数秒は足止めを喰らってしまう。
「『絶――」
「人の事に気を遣ってる暇なんてあるのかよ!」
カラディラの足の鎖を断ち切ろうとしたフランに、さっきの倍量の鎖が向かう。
フランはカラディラを助けに行けない。
「『雷皇の一撃』」
だから俺が出る。雷と炎を纏いて、上空からウォーハンマーで鎖を叩きつける。
しかし、鎖を砕いた感触はない。代わりと言わんばかりに、額縁の木片がそこらに転がっていた。
威力を殺された。そう気付いてももう遅い。
「まずは一人、確実に殺していこう。」
カラディラは瞬く間にカリティに引き寄せられ、無数の鎖がカラディラへと向けられる。
「ただの人間風情が、俺の娘に触るんじゃねえ!」
喉が焼けるような叫び声、無理矢理にでも魔物を突破してオラキュリアはカリティへと迫った。
その時にカリティが、ニヤリと笑った気がした。
「竜と言っても、所詮は親か。」
鎖の矛先は切り替わる。その全てがオラキュリアに向く。通常なら防げるはずの攻撃も、カラディラを助けるために無理に来たので体勢が悪かった。
まずは鎖で縛られる事によって魔力の使用を封じられ、そして次の一瞬に――
「お父さん!」
オラキュリアは体全体を鎖で貫かれた。
「プッ、ハハハハハ! 美しい命だったけど、やっぱり頭が悪い。いや、子供が関わるとってやつか。こんな簡単な罠に引っかかるなんて!」
神経を逆撫でするような笑い声だ。今直ぐにでも助けに行きたいが、こんな状況でも絶え間なく鎖がやってくる。近付く余裕はない。
いや、むしろ怒りで魔法が雑になるのを感じる。
冷静になれ。怒りを抑えろ。確実にあいつは倒す。だからこそ、思考を冷徹に魔法を使い続けなくてはならない。
「調子に――」
「な、まだ動けるのか!?」
オラキュリアは自分の体に刺さる鎖を掴む。出血量から考えて、どう考えても動けるはずもないのに。
「乗るなァ!」
魔力が封じられているのにも関わらず、鎖を引き千切った。
そして間髪入れずに、口元へ魔法陣を描き、そこに魔力が一瞬で収束する。
「『息吹』」
一瞬の閃光、その後に爆風と爆音がやってきた。そこらにあった鎖はそのブレスで焼け落ちていく。
開幕のそれより範囲が狭い分、威力は高かった。
「……すまん、我はしばし戦えん。」
後方から声が聞こえた。
カラディラを右手で抱きかかえるオラキュリアが、こっちへと気付けば戻ってきていた。
あの爆風と一緒に飛んできたのだろう。本当に出鱈目な速度をしている。
「お父さん、大丈夫!?」
腕から逃れ、傷だらけのオラキュリアにカラディラは声をかけた。
しかしどう見たって大丈夫ではない。出血も多いし、体にいくつも穴があいている。
これで生きているのは竜だからだろう。
「私が、治療を行います。」
「……任せたわ。頼むわよ。」
ティルーナの申し出に、少し躊躇いながらもカラディラは了承する。
「大丈夫なのかい。一番の戦力であった竜を失って、しかも庇って、それで俺に勝てるつもりなのかい?」
カリティは平静を取り戻していた。きっとオラキュリアを倒せたのがそれほど爽快だったのだろう。
戦い始めと同じような煽りセリフをスラスラと吐き続ける。
「だから言ったんだ。あの時に全員で逃げていればこうはならなかった。俺だってこんなに美しい命を摘む必要もなかった。俺も悲しいんだよ。」
それを、黙って聞くことしかできない。
こうやって話してくれている内に、オラキュリアの傷をできるだけ治して欲しかったし、何よりただ攻めても勝てないのは分かっていた。
だからこそ、この挑発に乗ってはいけない。これ以上、怪我人を増やせば勝機は本当になくなってしまう。
「今なら見逃してやってもいいから、その女を置いて帰ってくれ。」
そう言ってカリティは、オラキュリアの治療をするティルーナを指差した。
「俺も仕事じゃなきゃ人を殺す気は――」
「黙れ!」
その声を否定したのは、怒りに震えていたカラディラではなかった。いや、カラディラが言うほんの少し前に聞こえた。
輝く聖剣を持ち、『勇者』のスキルを持つヒカリが、どの時よりも大きな声で叫ぶ。
「どこまで人の命を弄べば気が済む! どこまで人を侮辱すれば気が済む! あなたに何の権利がある!」
「権利ならあるだろ。これは、正当防衛だ。」
ヒカリは俺達の前まで歩き、その足を止める。
俺はそれを止めようとしたが、ヒカリの聖剣がいつもより光り輝くのを見て、それよりも飛んでくる鎖へと注意を向ける。
スキルにはいくつか種類があるが、一部のスキルは所有者の想いに呼応すると聞く。つまりヒカリは、それ程までに怒っているのだ。
「大きな力を持つ者には責任が伴う。先輩やフランさん、オラキュリアさんのように。それを持たないのなら、あなたは獣と一緒だ!」
「獣、だと?」
この世界においても、ヒカリの価値観は変わらない。ただ強く正義を望み、平和を求める。
どこまでも普通の思想でありながら、それを貫き通せるのは最早個性に近い。
そして幸運にも、スキルはヒカリに応えてくれる。
「この世で最も美しい俺を、獣だと? 撤回しろ。しないなら殺す。」
「撤回なんかしない。人の命を自分の為に、食い潰すなんて獣以下だ!」
ヒカリの答えには、言葉より先に鎖が飛んだ。
俺は魔力を込めて、フランは剣を握る手を強くするが、それは徒労に終わることとなる。
鎖はある一定の地点で光の壁にぶつかり、そして弾け飛んで消滅したのだ。
「もう二度と、目の前で人を傷つけさせはしない。」
『スキル『勇者』の第一封印を解除します。』
ここにいる全員の脳内に、直接声が響く。それは無機質な女性の声だった。
世界の声だ。ヒカリの『勇者』は、今この場にて、ヒカリの覚悟に呼応することで本来の力の一つを取り戻した。
「聖剣『如意輪』」
聖剣は形を変える。片刃の剣で、刀身の根本の峰には綺麗な珠が一つついていた。
「私がみんなを、守ってみせる。」
その剣先は、カリティへと向けられた。
「は、あ?」
カリティは困惑していた。そしてキレていた。
青筋を立て、癇癪をする子供のように何度も鎖を光の障壁を叩きつける。しかし、結果は同じである。
「ふざけるなよ! そんな力があったのに隠していたのか! 俺を騙したのか! 嘲っていたのか!」
「――ちゃうやろ。頭悪いな、お前。」
空が赤く光る。燃え盛る炎の塊が、天より降り立つ。
「『天下無双』」
火はカリティを飲み込み、そして中から飛び出る大剣が真正面からカリティを斬る。
油断をしていたカリティは、それに抗えず後ろによろめいて下がる。
「待たせたな、フラン!」
それこそは皇国最強の剣闘士。『天下無双』という二つ名に負けぬ快男児。
「友として、オイラはここに来た!」
ジフェニルがそこにいた。
この長期戦において、俺達は魔力を消費しているし、何より誰も死なないように神経を張り巡らせ続けている。極限の集中状態がずっと続いているのだ。
この均衡は、奈落の上の綱渡りに等しかった。
「あぐっ!」
決壊は訪れた。
カラディラが遂に鎖に足を掴まれ、そのまま地面に落とされた。腕に抱かれていたヒカリは地面に転がっていく。
「カラディラさん!」
「カラディラ!」
前者はヒカリの声、後者はオラキュリアの声だった。
オラキュリアは弾き出されたかのように、カラディラの方へと駆ける。
「行かせると思うのか?」
オラキュリアの進行方向にいくつもの額縁が立ち塞がる。しかしそれは他の物と違って、様々な魔物の絵が飾られていた。
光を発して多種多様な魔物の群れが、オラキュリアの目の前に立ち塞がる。
「舐めるなァ!」
その魔物達を魔力の爪で、一気に蹴散らす。しかしそこで数秒は足止めを喰らってしまう。
「『絶――」
「人の事に気を遣ってる暇なんてあるのかよ!」
カラディラの足の鎖を断ち切ろうとしたフランに、さっきの倍量の鎖が向かう。
フランはカラディラを助けに行けない。
「『雷皇の一撃』」
だから俺が出る。雷と炎を纏いて、上空からウォーハンマーで鎖を叩きつける。
しかし、鎖を砕いた感触はない。代わりと言わんばかりに、額縁の木片がそこらに転がっていた。
威力を殺された。そう気付いてももう遅い。
「まずは一人、確実に殺していこう。」
カラディラは瞬く間にカリティに引き寄せられ、無数の鎖がカラディラへと向けられる。
「ただの人間風情が、俺の娘に触るんじゃねえ!」
喉が焼けるような叫び声、無理矢理にでも魔物を突破してオラキュリアはカリティへと迫った。
その時にカリティが、ニヤリと笑った気がした。
「竜と言っても、所詮は親か。」
鎖の矛先は切り替わる。その全てがオラキュリアに向く。通常なら防げるはずの攻撃も、カラディラを助けるために無理に来たので体勢が悪かった。
まずは鎖で縛られる事によって魔力の使用を封じられ、そして次の一瞬に――
「お父さん!」
オラキュリアは体全体を鎖で貫かれた。
「プッ、ハハハハハ! 美しい命だったけど、やっぱり頭が悪い。いや、子供が関わるとってやつか。こんな簡単な罠に引っかかるなんて!」
神経を逆撫でするような笑い声だ。今直ぐにでも助けに行きたいが、こんな状況でも絶え間なく鎖がやってくる。近付く余裕はない。
いや、むしろ怒りで魔法が雑になるのを感じる。
冷静になれ。怒りを抑えろ。確実にあいつは倒す。だからこそ、思考を冷徹に魔法を使い続けなくてはならない。
「調子に――」
「な、まだ動けるのか!?」
オラキュリアは自分の体に刺さる鎖を掴む。出血量から考えて、どう考えても動けるはずもないのに。
「乗るなァ!」
魔力が封じられているのにも関わらず、鎖を引き千切った。
そして間髪入れずに、口元へ魔法陣を描き、そこに魔力が一瞬で収束する。
「『息吹』」
一瞬の閃光、その後に爆風と爆音がやってきた。そこらにあった鎖はそのブレスで焼け落ちていく。
開幕のそれより範囲が狭い分、威力は高かった。
「……すまん、我はしばし戦えん。」
後方から声が聞こえた。
カラディラを右手で抱きかかえるオラキュリアが、こっちへと気付けば戻ってきていた。
あの爆風と一緒に飛んできたのだろう。本当に出鱈目な速度をしている。
「お父さん、大丈夫!?」
腕から逃れ、傷だらけのオラキュリアにカラディラは声をかけた。
しかしどう見たって大丈夫ではない。出血も多いし、体にいくつも穴があいている。
これで生きているのは竜だからだろう。
「私が、治療を行います。」
「……任せたわ。頼むわよ。」
ティルーナの申し出に、少し躊躇いながらもカラディラは了承する。
「大丈夫なのかい。一番の戦力であった竜を失って、しかも庇って、それで俺に勝てるつもりなのかい?」
カリティは平静を取り戻していた。きっとオラキュリアを倒せたのがそれほど爽快だったのだろう。
戦い始めと同じような煽りセリフをスラスラと吐き続ける。
「だから言ったんだ。あの時に全員で逃げていればこうはならなかった。俺だってこんなに美しい命を摘む必要もなかった。俺も悲しいんだよ。」
それを、黙って聞くことしかできない。
こうやって話してくれている内に、オラキュリアの傷をできるだけ治して欲しかったし、何よりただ攻めても勝てないのは分かっていた。
だからこそ、この挑発に乗ってはいけない。これ以上、怪我人を増やせば勝機は本当になくなってしまう。
「今なら見逃してやってもいいから、その女を置いて帰ってくれ。」
そう言ってカリティは、オラキュリアの治療をするティルーナを指差した。
「俺も仕事じゃなきゃ人を殺す気は――」
「黙れ!」
その声を否定したのは、怒りに震えていたカラディラではなかった。いや、カラディラが言うほんの少し前に聞こえた。
輝く聖剣を持ち、『勇者』のスキルを持つヒカリが、どの時よりも大きな声で叫ぶ。
「どこまで人の命を弄べば気が済む! どこまで人を侮辱すれば気が済む! あなたに何の権利がある!」
「権利ならあるだろ。これは、正当防衛だ。」
ヒカリは俺達の前まで歩き、その足を止める。
俺はそれを止めようとしたが、ヒカリの聖剣がいつもより光り輝くのを見て、それよりも飛んでくる鎖へと注意を向ける。
スキルにはいくつか種類があるが、一部のスキルは所有者の想いに呼応すると聞く。つまりヒカリは、それ程までに怒っているのだ。
「大きな力を持つ者には責任が伴う。先輩やフランさん、オラキュリアさんのように。それを持たないのなら、あなたは獣と一緒だ!」
「獣、だと?」
この世界においても、ヒカリの価値観は変わらない。ただ強く正義を望み、平和を求める。
どこまでも普通の思想でありながら、それを貫き通せるのは最早個性に近い。
そして幸運にも、スキルはヒカリに応えてくれる。
「この世で最も美しい俺を、獣だと? 撤回しろ。しないなら殺す。」
「撤回なんかしない。人の命を自分の為に、食い潰すなんて獣以下だ!」
ヒカリの答えには、言葉より先に鎖が飛んだ。
俺は魔力を込めて、フランは剣を握る手を強くするが、それは徒労に終わることとなる。
鎖はある一定の地点で光の壁にぶつかり、そして弾け飛んで消滅したのだ。
「もう二度と、目の前で人を傷つけさせはしない。」
『スキル『勇者』の第一封印を解除します。』
ここにいる全員の脳内に、直接声が響く。それは無機質な女性の声だった。
世界の声だ。ヒカリの『勇者』は、今この場にて、ヒカリの覚悟に呼応することで本来の力の一つを取り戻した。
「聖剣『如意輪』」
聖剣は形を変える。片刃の剣で、刀身の根本の峰には綺麗な珠が一つついていた。
「私がみんなを、守ってみせる。」
その剣先は、カリティへと向けられた。
「は、あ?」
カリティは困惑していた。そしてキレていた。
青筋を立て、癇癪をする子供のように何度も鎖を光の障壁を叩きつける。しかし、結果は同じである。
「ふざけるなよ! そんな力があったのに隠していたのか! 俺を騙したのか! 嘲っていたのか!」
「――ちゃうやろ。頭悪いな、お前。」
空が赤く光る。燃え盛る炎の塊が、天より降り立つ。
「『天下無双』」
火はカリティを飲み込み、そして中から飛び出る大剣が真正面からカリティを斬る。
油断をしていたカリティは、それに抗えず後ろによろめいて下がる。
「待たせたな、フラン!」
それこそは皇国最強の剣闘士。『天下無双』という二つ名に負けぬ快男児。
「友として、オイラはここに来た!」
ジフェニルがそこにいた。
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