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第四章〜狂いし令嬢と動き始める歯車〜
7.聖人
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色々と話していたが、約束の時間になってもデメテルさんは来ない。
少しなら、と思って待っていたのだが、未だ来る気配はない。
「なあヘルメス、何か知らないのか?」
「うーん、約束に遅れる性格じゃないしな。じゃあいつもの発作だろうね。」
ヘルメスはやっと食べ終えた焼串の串を燃やし、そして大きく背伸びした。
「じゃ、行こうか。」
「心当たりがあるのですか?」
お嬢様が直ぐにそう問いかける。
どこにいるか分からないから俺達はこうやって待っていたわけだから、疑問に思うのも当然であろう。
「まあ、なくはない。ちょっと待っててくれ。」
ヘルメスはそう言って左手で左の目を抑えた。
一瞬中二病か何なのかと思ったが、異世界なのでそれは無いだろうと切り捨てる。
「……よし、見つけた。二人はここで待っていてくれ。僕とアルスでデメテルを回収してくる。」
「私はついていかなくても?」
「大丈夫さ、リラーティナ嬢。雑務は男がこなす事だからね。」
そう言ってヘルメスはギルドを背に歩き始め、俺はその後ろをついていく。
言っている事は素晴らしいのだが、その後ろに『モテるため』という不純な動機が見えるせいか、凄く薄っぺらい言葉に聞こえる。
「それで、デメテルさんはどこにいるんだ?」
「近くの噴水だよ。これで教会とかに行かれていたら大変だけど、近くて良かったね。」
知っている魔力なら見えたら追えるが、俺はデメテルさんに会ったことがないから分からなかった。
だが、確かに噴水の周りに人が集まってはいるが、肝心なデメテルさんらしき魔力が見当たらない。
回復魔法の使い手であれば魔力量も中々のものだろうし、見つからないはずがないだろうから、恐らくは魔力を隠しているのだ。
「ヘルメス、お前魔眼持ってるのか?」
「まあ、確かにちょっと特殊な眼は持っているよ。」
やはりそうか。
恐らくは遠視の魔眼。遠距離まで自分の視界を飛ばせる魔眼だから、それで街中を探したのであろう。
ヘルメスは一切迷うことなく道を進んでいき、開けた広場に出た。その広場の中心に噴水があることからここで間違いないだろう。
「なんか、やたら人が集まってないか?」
その広場の中心、噴水の近くに明らかに普通でない量の人だかりができていた。今が昼間だから仕事をしている時間帯であるだろうに、それでもここまで集まっているという事が更に違和感を加速させる。
そして、ここにデメテルさんがいるのなら、それはもう一か所しかないわけで。
「デメテルはね、怪我人を見ると治さずにはいられない病気にかかってるんだ。」
「……? 別にいい事だろ。」
「問題なのは例え何があってもそれを優先させることなんだよ。その結果、自分もと思って人が集まってくる。」
なるほど、あの人だかりは怪我人が集まっていたのか。
よくよく見てみれば全員ちょっとした傷がある。放っておけば治るような傷だがな。
ヘルメスは小さくため息を吐いて、人だかりに近付いていく。当然の事だが一般人がヘルメスを止める事などできるはずもなく、その人だかりの中心にいる人物を無理矢理引っ張り出した。
「なんだお前! 次は俺が診てもらう予定だったんだぞ!」
「横入りするんじゃねえ!」
「おいおい、ナンパは一人でするもんだぜ。それでもお前ら男か?」
明らかに的外れな一言。挑発するために言ったのは明らかであり、事実ヘルメスはいつも通り飄々と笑っている。
ヘルメスは引きずり出した女性の腕を掴んで自分の後ろに回しているが、女性は何も言わないで無機質にヘルメスを見ている。
「それに元々約束があるんだ、散った散った。それとも万能者と呼ばれる僕と喧嘩したいなら話は別だけど?」
ヘルメスのその一言で流石に勝てないと悟ったのか、集まっていた人達はばらけていなくなっていく。
「……ヘルメス、私はまだ医療中だったのですが。」
「前から言ってるだろう。中途半端な傷に聖人である君が治療なんてするな。」
「ですが、怪我人がいるのですよ?」
「ならせめて約束は守れよ、デメテル。集合時間はとっくに過ぎてるぜ?」
「おや、もうそんな時間でしたか、申し訳ありません。次から善処しましょう。」
「それをもう何回聞いたか……」
その人、デメテルさんは街中だというのに白衣を着ていた。
短く切られたその薄赤色の髪はより清潔感を感じ取らせ、その伸び切った背筋と鋭い目付きはまるで軍医のようにも感じる。
「その前に、そちらの方のお名前を。」
「ああ、アルスだよ。アルス・ウァクラート。前に言ったろう?」
「……なるほど。あなたがアルス・ウァクラートですか。」
デメテルさんはしゃがんで、俺まで目線を下げる。
「初めまして、デメテルです。不相応ではありますが、当代最高位の癒し手である『聖人』の称号を担っております。」
「こちらこそ初めまして。」
「別に敬語など必要ありません。気軽にお呼びください。あなたの御父上にはお世話になったので。」
「親父に?」
ああ、なるほど。当代最高の癒し手である『聖人』の称号を賜った人、それが賢神に至っていないはずがない。
そして賢神であるなら、賢神の中でも有名だったらしい親父と知り合いでもおかしくないってわけだ。
「私がまだ幼い頃、教皇様とラウロ様には色々と教えて頂きましたから。それに冒険者は敬語を使わないものですよ。それこそ貴族であろうが、王族であろうが冒険者は敬語を使わなくていい権利があります。」
「なら、何故デメテルさんは敬語を?」
「私の場合は教会でも勤務しておりますので。」
そう言ってデメテルさんは苦笑いをする。
回復魔法は難しいから、その使い手の殆どは教会に所属してるし、そうじゃなくても教会に関わりがある場合が多い。
ティルーナが毎週欠かさず教会に回復魔法の練習に行くぐらいには、そこでしか得られない経験があるのだ。
「他に何か質問はありますか?」
そう問われて、俺は少し考える。
単純に質問が思いつかなかったというのもあるが、これを聞こうか一瞬迷ったのだ。
「なら、親父は、どんな人だったんだ?」
かつて曾祖母である学園長、オーディン・ウァクラートにしたのと同じ質問。
前世において、肉親がただ一人としていなかった俺にとって、父親とは未知にして興味の対象なのだ。
「ラウロ様、ですか。私が一口で語れるほど軽い人間ではありませんし、他の人から聞いた方が良いかと思いますが。」
「デメテルさんの意見が聞きたいんだ。」
「……そうですね。」
デメテルさんは少し悩むような様子を見せ、そして口を開く。
「ラウロ様は素晴らしい魔法使いでした。誰よりも人のためを思い、それに足る力を持ち、努力する人の味方に立とうとしました。愉快な人でみんな中心に立つような人間だったと思います。」
それは半ば想像通りの褒め言葉であり、近しい事は他の人からもう既に聞いていた。
俺は少し拍子抜けするのと同時に、落胆してしまった。
「お答えがお気に召しませんでしたか?」
「ああ、いや、ちょっと嫌な事を思い出しただけだ。気にしないでくれ。」
「……そろそろ行くよ。女の子を待たせるわけにはいかない。」
デメテルさんは不思議そうに俺を見たが、ヘルメスが歩き始めたのに合わせてそのまま付いて行った。
「言えるわけ、ねえよな。」
俺が思った事は本当に見苦しく、愚かしい事だ。
ありとあらゆる人間が親父を褒め称え、素晴らしいと口々に言う。それは確かに正しいのだろう、間違っていないのだろう。
だけど、そんなに素晴らしい人間なら、何故お母さんを死なせたのだと、そう思ってしまったのだ。
こんな馬鹿らしいこと、言えるわけねえよ。
少しなら、と思って待っていたのだが、未だ来る気配はない。
「なあヘルメス、何か知らないのか?」
「うーん、約束に遅れる性格じゃないしな。じゃあいつもの発作だろうね。」
ヘルメスはやっと食べ終えた焼串の串を燃やし、そして大きく背伸びした。
「じゃ、行こうか。」
「心当たりがあるのですか?」
お嬢様が直ぐにそう問いかける。
どこにいるか分からないから俺達はこうやって待っていたわけだから、疑問に思うのも当然であろう。
「まあ、なくはない。ちょっと待っててくれ。」
ヘルメスはそう言って左手で左の目を抑えた。
一瞬中二病か何なのかと思ったが、異世界なのでそれは無いだろうと切り捨てる。
「……よし、見つけた。二人はここで待っていてくれ。僕とアルスでデメテルを回収してくる。」
「私はついていかなくても?」
「大丈夫さ、リラーティナ嬢。雑務は男がこなす事だからね。」
そう言ってヘルメスはギルドを背に歩き始め、俺はその後ろをついていく。
言っている事は素晴らしいのだが、その後ろに『モテるため』という不純な動機が見えるせいか、凄く薄っぺらい言葉に聞こえる。
「それで、デメテルさんはどこにいるんだ?」
「近くの噴水だよ。これで教会とかに行かれていたら大変だけど、近くて良かったね。」
知っている魔力なら見えたら追えるが、俺はデメテルさんに会ったことがないから分からなかった。
だが、確かに噴水の周りに人が集まってはいるが、肝心なデメテルさんらしき魔力が見当たらない。
回復魔法の使い手であれば魔力量も中々のものだろうし、見つからないはずがないだろうから、恐らくは魔力を隠しているのだ。
「ヘルメス、お前魔眼持ってるのか?」
「まあ、確かにちょっと特殊な眼は持っているよ。」
やはりそうか。
恐らくは遠視の魔眼。遠距離まで自分の視界を飛ばせる魔眼だから、それで街中を探したのであろう。
ヘルメスは一切迷うことなく道を進んでいき、開けた広場に出た。その広場の中心に噴水があることからここで間違いないだろう。
「なんか、やたら人が集まってないか?」
その広場の中心、噴水の近くに明らかに普通でない量の人だかりができていた。今が昼間だから仕事をしている時間帯であるだろうに、それでもここまで集まっているという事が更に違和感を加速させる。
そして、ここにデメテルさんがいるのなら、それはもう一か所しかないわけで。
「デメテルはね、怪我人を見ると治さずにはいられない病気にかかってるんだ。」
「……? 別にいい事だろ。」
「問題なのは例え何があってもそれを優先させることなんだよ。その結果、自分もと思って人が集まってくる。」
なるほど、あの人だかりは怪我人が集まっていたのか。
よくよく見てみれば全員ちょっとした傷がある。放っておけば治るような傷だがな。
ヘルメスは小さくため息を吐いて、人だかりに近付いていく。当然の事だが一般人がヘルメスを止める事などできるはずもなく、その人だかりの中心にいる人物を無理矢理引っ張り出した。
「なんだお前! 次は俺が診てもらう予定だったんだぞ!」
「横入りするんじゃねえ!」
「おいおい、ナンパは一人でするもんだぜ。それでもお前ら男か?」
明らかに的外れな一言。挑発するために言ったのは明らかであり、事実ヘルメスはいつも通り飄々と笑っている。
ヘルメスは引きずり出した女性の腕を掴んで自分の後ろに回しているが、女性は何も言わないで無機質にヘルメスを見ている。
「それに元々約束があるんだ、散った散った。それとも万能者と呼ばれる僕と喧嘩したいなら話は別だけど?」
ヘルメスのその一言で流石に勝てないと悟ったのか、集まっていた人達はばらけていなくなっていく。
「……ヘルメス、私はまだ医療中だったのですが。」
「前から言ってるだろう。中途半端な傷に聖人である君が治療なんてするな。」
「ですが、怪我人がいるのですよ?」
「ならせめて約束は守れよ、デメテル。集合時間はとっくに過ぎてるぜ?」
「おや、もうそんな時間でしたか、申し訳ありません。次から善処しましょう。」
「それをもう何回聞いたか……」
その人、デメテルさんは街中だというのに白衣を着ていた。
短く切られたその薄赤色の髪はより清潔感を感じ取らせ、その伸び切った背筋と鋭い目付きはまるで軍医のようにも感じる。
「その前に、そちらの方のお名前を。」
「ああ、アルスだよ。アルス・ウァクラート。前に言ったろう?」
「……なるほど。あなたがアルス・ウァクラートですか。」
デメテルさんはしゃがんで、俺まで目線を下げる。
「初めまして、デメテルです。不相応ではありますが、当代最高位の癒し手である『聖人』の称号を担っております。」
「こちらこそ初めまして。」
「別に敬語など必要ありません。気軽にお呼びください。あなたの御父上にはお世話になったので。」
「親父に?」
ああ、なるほど。当代最高の癒し手である『聖人』の称号を賜った人、それが賢神に至っていないはずがない。
そして賢神であるなら、賢神の中でも有名だったらしい親父と知り合いでもおかしくないってわけだ。
「私がまだ幼い頃、教皇様とラウロ様には色々と教えて頂きましたから。それに冒険者は敬語を使わないものですよ。それこそ貴族であろうが、王族であろうが冒険者は敬語を使わなくていい権利があります。」
「なら、何故デメテルさんは敬語を?」
「私の場合は教会でも勤務しておりますので。」
そう言ってデメテルさんは苦笑いをする。
回復魔法は難しいから、その使い手の殆どは教会に所属してるし、そうじゃなくても教会に関わりがある場合が多い。
ティルーナが毎週欠かさず教会に回復魔法の練習に行くぐらいには、そこでしか得られない経験があるのだ。
「他に何か質問はありますか?」
そう問われて、俺は少し考える。
単純に質問が思いつかなかったというのもあるが、これを聞こうか一瞬迷ったのだ。
「なら、親父は、どんな人だったんだ?」
かつて曾祖母である学園長、オーディン・ウァクラートにしたのと同じ質問。
前世において、肉親がただ一人としていなかった俺にとって、父親とは未知にして興味の対象なのだ。
「ラウロ様、ですか。私が一口で語れるほど軽い人間ではありませんし、他の人から聞いた方が良いかと思いますが。」
「デメテルさんの意見が聞きたいんだ。」
「……そうですね。」
デメテルさんは少し悩むような様子を見せ、そして口を開く。
「ラウロ様は素晴らしい魔法使いでした。誰よりも人のためを思い、それに足る力を持ち、努力する人の味方に立とうとしました。愉快な人でみんな中心に立つような人間だったと思います。」
それは半ば想像通りの褒め言葉であり、近しい事は他の人からもう既に聞いていた。
俺は少し拍子抜けするのと同時に、落胆してしまった。
「お答えがお気に召しませんでしたか?」
「ああ、いや、ちょっと嫌な事を思い出しただけだ。気にしないでくれ。」
「……そろそろ行くよ。女の子を待たせるわけにはいかない。」
デメテルさんは不思議そうに俺を見たが、ヘルメスが歩き始めたのに合わせてそのまま付いて行った。
「言えるわけ、ねえよな。」
俺が思った事は本当に見苦しく、愚かしい事だ。
ありとあらゆる人間が親父を褒め称え、素晴らしいと口々に言う。それは確かに正しいのだろう、間違っていないのだろう。
だけど、そんなに素晴らしい人間なら、何故お母さんを死なせたのだと、そう思ってしまったのだ。
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