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私が初めてマッチングアプリで出会った男
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私がマッチングアプリを始めたのは今から5.6年前である。確か当時は、タッ◯ルとT◯nderをインストールしていた。
私は女子大に通っていて出会いをさがしていたので、彼氏をつくるという目的もあったけれど、就活も終わり暇になったのでとりあえずダウンロードしてみたのがきっかけだった。
画面に表示される人を自分の好みで判断してスワイプしてメッセージでやりとりをする。
へぇ~これがマッチングアプリかー。
初めは新鮮で「初めまして!こんにちは!」と明るくメッセージを送っていたが、だんだんとめんどくさくなる。何歳で何してる人でどこに住んでて、と同じようなやりとりをいろんな人とするからだ。
そしてついに初めて会ってみることになった。
T◯nderで出会った同い年の彼。
晩ごはんを食べに行くことになった。
全く知らない人と初めましてでご飯に行くなんて経験なかったから私はド緊張していた。手汗と脇汗がすごかった。緊張で本当に吐きそうだった。えやっぱり辞めようかな、帰りたい、変な人だったらどうしよう。
いろんな思いを抱えながら待ち合わせの場所に向かった。そしてこの時思った。え、会ったことないのにどうやって相手のことを見つけるの?
アプリのメッセージでお互いにお互いの服装を言って、やっとそれらしき人を見つけた。
「えそうだよね、、?初めまして」
写真通りの、いや、写真よりも顔が整った人が来た。
わ~良かった~と内心安心しつつも私の緊張はとまらない。この状態で向かい合ってご飯を食べるのか??ご飯は喉を通るだろうか?
緊張を隠すために私は無理やり喋っていた。
「えー!ほんまに会えるんやー!やばいね!!!」
このセリフを5回は言っていた気がする。
アプリで誰かと会うのが初めてじゃない彼からすると、なんだこいつ。大袈裟だな、という感じだっただろう。彼が予約してくれていたお店に向かう。(私の希望で肉寿司のお店を予約してくれた)
緊張しながらも無事ご飯を終え、その後スタバを買ってベンチで座って話をして解散した。
もうかなり前の話なのであまり鮮明には覚えていないが、彼とは後日もう1度ご飯に行った。この時は確かご飯だけ食べて解散した。
その後もずっとLINEで連絡をとっていて私は満更でもなかった。
クリスマスが近づき、彼からクリスマス会わないかと誘われた。うおおおきたあああと思いながらも、私は彼の誘いを曖昧にした。バイトなんていれてなかったし、なんの予定もなかったけど、バイト入れちゃってて、店長に休んでいいか聞いてみるねー!と返した。
ヤリモクかもしれないし、彼のことを誠実な人だと判断するにはまだ材料が少なくて、それに他にいい人がいたらそっちに行こうと思っていたからだ。
結論からいうと、彼にはクリスマス直前でLINEをブロックされ、私はひとりでクリスマスを過ごすことになる。なんでええええ
並行してた他の女の子の方に行ったんだ。
その後彼のLINEのトプ画が彼女との2ショになり、LINEの一言も彼女の名前に変わっていた。一途というか、こういうタイプの人だったんだ。
自業自得である。恋愛はタイミングというけれど、
あの時コンスタントに連絡をとり、彼に対して素直であれば違う結末になっていたかもしれない。
以上が私が初めてマッチングアプリで出会った男の話である。私はこの後いろんな男と出会い、いろんな想いをすることになる。
私は女子大に通っていて出会いをさがしていたので、彼氏をつくるという目的もあったけれど、就活も終わり暇になったのでとりあえずダウンロードしてみたのがきっかけだった。
画面に表示される人を自分の好みで判断してスワイプしてメッセージでやりとりをする。
へぇ~これがマッチングアプリかー。
初めは新鮮で「初めまして!こんにちは!」と明るくメッセージを送っていたが、だんだんとめんどくさくなる。何歳で何してる人でどこに住んでて、と同じようなやりとりをいろんな人とするからだ。
そしてついに初めて会ってみることになった。
T◯nderで出会った同い年の彼。
晩ごはんを食べに行くことになった。
全く知らない人と初めましてでご飯に行くなんて経験なかったから私はド緊張していた。手汗と脇汗がすごかった。緊張で本当に吐きそうだった。えやっぱり辞めようかな、帰りたい、変な人だったらどうしよう。
いろんな思いを抱えながら待ち合わせの場所に向かった。そしてこの時思った。え、会ったことないのにどうやって相手のことを見つけるの?
アプリのメッセージでお互いにお互いの服装を言って、やっとそれらしき人を見つけた。
「えそうだよね、、?初めまして」
写真通りの、いや、写真よりも顔が整った人が来た。
わ~良かった~と内心安心しつつも私の緊張はとまらない。この状態で向かい合ってご飯を食べるのか??ご飯は喉を通るだろうか?
緊張を隠すために私は無理やり喋っていた。
「えー!ほんまに会えるんやー!やばいね!!!」
このセリフを5回は言っていた気がする。
アプリで誰かと会うのが初めてじゃない彼からすると、なんだこいつ。大袈裟だな、という感じだっただろう。彼が予約してくれていたお店に向かう。(私の希望で肉寿司のお店を予約してくれた)
緊張しながらも無事ご飯を終え、その後スタバを買ってベンチで座って話をして解散した。
もうかなり前の話なのであまり鮮明には覚えていないが、彼とは後日もう1度ご飯に行った。この時は確かご飯だけ食べて解散した。
その後もずっとLINEで連絡をとっていて私は満更でもなかった。
クリスマスが近づき、彼からクリスマス会わないかと誘われた。うおおおきたあああと思いながらも、私は彼の誘いを曖昧にした。バイトなんていれてなかったし、なんの予定もなかったけど、バイト入れちゃってて、店長に休んでいいか聞いてみるねー!と返した。
ヤリモクかもしれないし、彼のことを誠実な人だと判断するにはまだ材料が少なくて、それに他にいい人がいたらそっちに行こうと思っていたからだ。
結論からいうと、彼にはクリスマス直前でLINEをブロックされ、私はひとりでクリスマスを過ごすことになる。なんでええええ
並行してた他の女の子の方に行ったんだ。
その後彼のLINEのトプ画が彼女との2ショになり、LINEの一言も彼女の名前に変わっていた。一途というか、こういうタイプの人だったんだ。
自業自得である。恋愛はタイミングというけれど、
あの時コンスタントに連絡をとり、彼に対して素直であれば違う結末になっていたかもしれない。
以上が私が初めてマッチングアプリで出会った男の話である。私はこの後いろんな男と出会い、いろんな想いをすることになる。
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